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《三十五日目》
【魂5/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎1匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《三十六日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]ミラーハウスに映る幾千の君が、一斉に泣き顔ピエロに変わった。《泣面を非所持の時【兎を1匹消失/魂-2/異形『泣面(笑面とは入れ替え)』強制入手】、泣面所持の時【魂+1】》
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月守カナエ
――ッ、クソ、クソッ!!! またこれかよ!!! (震える声で泣き叫びながらミラーハウスを駆け抜けていく──)
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月守カナエ
はー、はーっ……あぁクソ!! 兎いなくなっちまったじゃねえか!! (彼は目に涙を浮かべながら所構わず当たり散らしている……)
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《三十六日目》
判定前【魂5/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎1匹
→【兎を1匹消失/魂-2/異形『泣面(笑面とは入れ替え)』強制入手】
→『笑面』を『泣面』に入れ替え -
判定後【魂3/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『泣面』
◇兎0匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《三十七日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]手回しオルガンの軋んだ音に、どうしても逆らえず君の足が向かう。真っ赤なピエロが手招きしている。聞いてはいけない。《探索4以上で死亡【兎1匹消失/魂-2】、それ以外は回避》
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月守カナエ
う……、なんだ、これは……、 (ふらふらと足が引き寄せられる、首を振って意識を呼び戻すと遠巻きに真っ赤な姿の何かが見える──)
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月守カナエ
(──しかし距離がある為か、その姿もオルガンの音も不鮮明で) ……うん、よく見えな……いや、“アレ”は見てはいけないヤツか。まるでSCPだな…… (怪訝な顔をしながらもその場から遠ざかった)
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《三十七日目》
判定前【魂3/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『泣面』
◇兎0匹
→判定回避(ステータス変動なし) -
判定後【魂3/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『泣面』
◇兎0匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《三十八日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]過剰な笑みのピエロの置物の目が、グルリと君へ向いた。《笑面を非所持の時【兎を1匹消失/魂-2/異形『笑面(泣面とは入れ替え)』強制入手】、笑面所持の時【魂+1】》
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月守カナエ
うわぁあ!!? あ……あぁ、 (情けない声を上げながらその場にへたり込む、目の前にはぎょろりとした笑顔を浮かべるピエロの置物が──)
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月守カナエ
ふ、ざけるなよ……もう、もうこんなのは…… (目を伏せ後退りしながらも、彼の手足と声は震えている)
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月守カナエ
いっそ殺せ……こんな思いをさせるくらいなら、いっそ殺せよ……!! (そうすればこの悪夢から逃げ出せた筈なのに、と彼の恐怖が反響する──)
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《三十八日目》
判定前【魂3/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『泣面』
◇兎0匹
→【兎を1匹消失/魂-2/異形『笑面(泣面とは入れ替え)』強制入手】
→『泣面』を『笑面』に入れ替え -
判定後【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎0匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《三十九日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]手回しオルガンの軋んだ音に、どうしても逆らえず君の足が向かう。真っ赤なピエロが手招きしている。聞いてはいけない。《探索4以上で死亡【兎1匹消失/魂-2】、それ以外は回避》
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月守カナエ
(遠巻きから、歪な音色が鳴り響く。思わず足を吸い寄せられる魔性のそれは、確かに先日聞いたものだ) …………、
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月守カナエ
或いは、もう少し耳が良かったなら、目が良かったなら、あの手招きする“何か”から逃れられなかったのかもしれないな…… (彼はその音色から遠ざかるようにその場を立ち去った)
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《三十九日目》
判定前【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎0匹
→判定回避(ステータス変動なし) -
判定後【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎0匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《四十日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]回転の止まらない、錆びたティーカップの遊具のどれかに、君は兎の耳を見かける。《探索3以上で【兎1匹入手】》
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月守カナエ
──うっ、兎! おい兎いたぞ!! (彼は慌てて柵を乗り越えると、回転し続けるアトラクションの上で蹴躓き、よたよたと歩きながら目的のカップへ辿り着く)
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月守カナエ
良かった……兎……あぁクソ、もうこんな所は懲り懲りだ…… (兎を抱きかかえ、またふらつきながらもアトラクションを脱出した)
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《四十日目》
判定前【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎0匹
→【兎1匹入手】 -
判定後【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』
◇兎1匹
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《四十一日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]突然照明の落ちた迷路小屋で、次に明かりがついた時、大勢のピエロの笑顔が君を囲んでいた。《笑面を非所持の時【兎を1匹消失/魂-2/異形『笑面(泣面とは入れ替え)』強制入手】、笑面所持の時【魂+1】》
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月守カナエ
(──照明が落ちた暗闇の中、彼は汗に濡れた手を硬く握り締める。次に驚かされた時、自分はもう正気を保っていられる自信が無い──)
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月守カナエ
(瞼の向こうに明かりが戻ったのを感じると、恐る恐る目を開けた) ──!! (一瞬、びくり、と肩を震わせるが、思った程の恐怖は無く──)
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月守カナエ
これは……、単純に俺が人形やピエロ嫌いなだけではなく、何らかの力が働いて恐怖“させられていた”、という事か……? (──その胸の内には、安堵すら覚えていた)
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《四十一日目》
判定前【魂1/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』(5/5)
◇兎1/6
→笑面所持【魂+1】 -
判定後【魂2/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』(5/5)
◇兎1/6
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
《四十二日目》
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譁�ュ怜喧縺
[遊園地]ジェットコースターの座席で兎を探していた君を乗せたまま、車両は動き出した。《『鬼腕』『長指』『蔦』『烏羽』所持の時【兎1匹入手】、それ以外は死亡【兎1匹消失/魂-1】》
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月守カナエ
あ゙ァ!? おい、待っ── (兎を抱き上げた瞬間足元が揺れる、チ、と舌打ちをしながら咄嗟に座席にしがみついた)
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月守カナエ
オイ、これ、セーフティ降りッ、クソ、壊れてンのか!!? (車両は豪速球でレールを走り続ける、彼は『鬼腕』の腕力でしがみついたままそれをやり過ごし──)
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月守カナエ
──ハァ……ハァ……ウッ……うえ…… (兎を小脇に抱えながら真っ青な顔でアトラクションを後にした)
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《四十二日目》
判定前【魂2/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』(5/5)
◇兎1/6
→『鬼腕』所持【兎1匹入手】 -
判定後【魂2/力10/探索3】『牙(力+2)』『蛇髪(力+2、探索+1)』『三ツ目(力+1、探索+2)』『鬼腕(力+5)』『笑面』(5/5)
◇兎2/6
→次回:引き続き[遊園地]を探索 -
◆《第七週》へ続く──
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