-
《三十一日目》
【魂1/力13/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『竜尾(力+5)』『鬼腕(力+5)』『巨躯(力+1/二回診断)』
◇名前の後半分を失くした ◇“喜”を失くした ◇[裏町][C病棟]
→次回:[町]へ移動 -
《三十二日目》
-
譁�ュ怜喧縺
[町]君をアスファルトへ押し付けて、自警団が掲げたのは大きな鉈だ。「首を切れば流石にしぬだろ?」《所持異形5つで失血死【魂-2/異形『浮首(力-2、探索+3)』入手】、異形4つ以下は見逃される【魂+1】》
-
明星
っ、やめろ!! 離せ!! はなっ── (空を切る音と共に振り下ろされる、鈍い音がして身体が跳ねた。はくはく、と口を動かして何かを訴えようとするが、音は疎か空気すらも出て来はしない)
-
明星
(間もなくして意識が闇に堕ちる。あぁ、目が覚めたらきっとまたあの黒板がそこにあるんだろうな、と──)
-
《三十二日目》
判定前【魂1/力13/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『竜尾(力+5)』『鬼腕(力+5)』『巨躯(力+1/二回診断)』
◇名前の後半分を失くした ◇“喜”を失くした ◇[裏町][C病棟]
→失血死【魂-2/異形『浮首(力-2、探索+3)』入手】 -
◆魂が失くなった
-
《 》
-
譁�ュ怜喧縺
──暗闇の中で目を覚ます。上も下も分からない空間でぼんやりとした意識だけがそこにある。
-
譁�ュ怜喧縺
いつまでたっても夢から覚める気配がない。ただ身体が重く、果てのない底無し沼に沈んでいくような、そんな気分だった。
-
明星
──俺は、何がしたかったのだろう。
何の為に生きて、何の為に死んで…… -
明星
死んで…………
-
譁�ュ怜喧縺
ふと、視界が開けていく。気が付くとその身は血に塗れており、誰の物かも分からない肉の片鱗がそこかしこに転がっている。
-
明星
……そうだ、俺はもう、とっくに“怪物”に成り果てていたんだ。
-
明星
今更人間に戻れない事はもう、解っていた。
帰る場所なんてない事は、初めから…… -
明星
それでも閉じ込められて“支配”されるのが嫌で抗い続けてきた。
目に見えないものと戦って、勝てば何かを変えられると思っていた。 -
明星
だけど、もう──限界だ
-
明星
疲れたんだ……
俺は…… -
譁�ュ怜喧縺
彼はゆっくりと目を閉じる、その身の内に渦巻く狂気に身を委ねるように意識を手放すと、
-
譁�ュ怜喧縺
──“彼”という人格が目覚める事は、二度と無かった。
-
《GAME OVER》
タップで続きを読む