《if-04》

  • 《三十一日目》
    【魂1/力13/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『竜尾(力+5)』『鬼腕(力+5)』『巨躯(力+1/二回診断)』
    ◇名前の後半分を失くした ◇“喜”を失くした ◇[裏町][C病棟]

    →次回:[町]へ移動

  • 《三十二日目》
  • 譁�ュ怜喧縺

    [町]君をアスファルトへ押し付けて、自警団が掲げたのは大きな鉈だ。「首を切れば流石にしぬだろ?」《所持異形5つで失血死【魂-2/異形『浮首(力-2、探索+3)』入手】、異形4つ以下は見逃される【魂+1】》

  • 明星

    っ、やめろ!! 離せ!! はなっ── (空を切る音と共に振り下ろされる、鈍い音がして身体が跳ねた。はくはく、と口を動かして何かを訴えようとするが、音は疎か空気すらも出て来はしない)

  • 明星

    (間もなくして意識が闇に堕ちる。あぁ、目が覚めたらきっとまたあの黒板がそこにあるんだろうな、と──)

  • 《三十二日目》
    判定前【魂1/力13/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『竜尾(力+5)』『鬼腕(力+5)』『巨躯(力+1/二回診断)』
    ◇名前の後半分を失くした ◇“喜”を失くした ◇[裏町][C病棟]

    →失血死【魂-2/異形『浮首(力-2、探索+3)』入手】

  • ◆魂が失くなった

  • 《   》
  • 譁�ュ怜喧縺

    ──暗闇の中で目を覚ます。上も下も分からない空間でぼんやりとした意識だけがそこにある。

  • 譁�ュ怜喧縺

    いつまでたっても夢から覚める気配がない。ただ身体が重く、果てのない底無し沼に沈んでいくような、そんな気分だった。

  • 明星

    ──俺は、何がしたかったのだろう。
    何の為に生きて、何の為に死んで……

  • 明星

    死んで…………

  • 譁�ュ怜喧縺

    ふと、視界が開けていく。気が付くとその身は血に塗れており、誰の物かも分からない肉の片鱗がそこかしこに転がっている。

  • 明星

    ……そうだ、俺はもう、とっくに“怪物”に成り果てていたんだ。

  • 明星

    今更人間に戻れない事はもう、解っていた。

    帰る場所なんてない事は、初めから……

  • 明星

    それでも閉じ込められて“支配”されるのが嫌で抗い続けてきた。

    目に見えないものと戦って、勝てば何かを変えられると思っていた。

  • 明星

    だけど、もう──限界だ

  • 明星

    疲れたんだ……
    俺は……

  • 譁�ュ怜喧縺

    彼はゆっくりと目を閉じる、その身の内に渦巻く狂気に身を委ねるように意識を手放すと、

  • 譁�ュ怜喧縺

    ──“彼”という人格が目覚める事は、二度と無かった。

  • 《GAME OVER》

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