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《七日目》
【魂7/力2/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』
→死亡した為、次回ハンドアウトより再開 -
《八日目》
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譁�ュ怜喧縺
[ハンドアウト]スピーカーからチャイム音が流れ、君は意識を浮上させる。目の前の黒板には大きな文字で「うそつき」と書かれている。《開始地点[学校]http://shindanmaker.com/541542》
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明星
……見覚えがある。──巡り巡って一週間、振り出しに戻るってか。はは (黄昏色の教室で、乾いた笑いを吐き捨てた。彼の周りには青白い炎が舞っていた)
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譁�ュ怜喧縺
[町]大きな角を重そうに、男が座り込んでいる。「角が欲しいならやるがね、君が自分から刺さってくれよ?」《君が角に刺さるなら死亡【魂-1/異形『角(力+2)』を入手】、力1以上であれば男を戮せる【魂+1】》
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明星
角。……それは俺の“力”になるのか (険しい顔つきでそれを覗き込む) 力は、欲しい。この世界を生き抜く為の強い“力”が、俺には必要なんだ。だから──!
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明星
(助走をつけて、勢いよくそれに飛び込む。鋭利な角が彼の胸を突き破り、口から鮮血が溢れ出る) ぐっ……ぅ、クソ、早く死ね、死ねよ……!! (じたばたと踠く、その度に傷口が広がり足元に血溜まりを広げていく。やがて、彼の手足は動かなくなり──)
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《八日目》
判定前【魂7/力2/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』
→死亡【魂-1/異形『角(力+2)』を入手】
判定後【魂6/力4/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』
→次回:死亡した為[ハンドアウト]から再開 -
《九日目》
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譁�ュ怜喧縺
[ハンドアウト]スピーカーからチャイム音が流れ、君は意識を浮上させる。目の前の黒板には大きな文字で「うそつき」と書かれている。《開始地点[学校]http://shindanmaker.com/541542》
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明星
(目が覚めてまず、自分の頭に触れた。左側頭部に連なるように鋭利な『角』が生えている) ……ふ、ハハ、それでいい (彼は満足そうにくつくつと笑った、その眼には深い狂気の火が宿っている)
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明星
(……ふと、視線を上げる。見慣れた黒板をその目に映す) いい加減、飽きた (吐き捨てると『火玉』を飛ばして焼き払った、ガラガラと崩れ落ちる音を背に彼は教室を立ち去る)
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譁�ュ怜喧縺
[学校]校門は堅く閉ざされている。背後から迫る竜が、君ごと鉄柵を突き破る。《力6以上で竜に勝利【異形『竜尾(力+5)』を入手し[町/説明文参照]へ移動(診断は翌日から)】、力5以下は死亡【魂-2】》
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明星
──ッ!! (大きく吹き飛ばされるも受け身を取る。閉ざされていた校門は破壊されたが、あれを倒せなければどのみち死あるのみだ、と) ほんっと……よく会うよな、学校はドラゴンの巣窟かよ (口の中の血を吐き捨てて)
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明星
(『火玉』を飛ばしながら旋回し、徐々に距離を詰めていく。竜が尾を振り上げた瞬間に飛び込み──首筋に“喰らい”ついた) ぐぅ……っ、クソ、クソッ、喰いちぎれ!!! (腹部に大きく開いた『複口』をうねらせ歯を突き立てるが、硬い鱗に阻まれ思うように喰い千切る事ができない)
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明星
(『異形』酷使の負荷に嘔吐きながらも足掻こうとするが──目が眩んだ一瞬の隙、勢いよく振り落とされ巨大な尾で地に叩き付けられた。身体中の骨が砕ける音、続いて激痛が走り) ……、…… (ひゅぅ、と喉元を空気が通る、それを最後に彼の意識は潰えた)
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《九日目》
判定前【魂6/力4/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』
→死亡【魂-2】
判定後【魂4/力4/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』
→次回:死亡した為[ハンドアウト]から再開 -
《十日目》
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譁�ュ怜喧縺
[ハンドアウト]気が付くと、君は電話ボックスの中で座り込んでいる。ぶら下がった受話器からは、何の音も聞こえてこない。《開始地点[町]http://shindanmaker.com/541547》
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明星
(無音の受話器を取る。徐ろに幾つかの数字を押して、)
──なぁ、聞こえてるか?
“君”は今、どこに居る?
聞こえてるんだろう? -
明星
俺はもうダメかもしれない、なぁ、
返事をしてくれよ、聞こえてるんだろ、 -
明星
返事を、
誰か、 -
明星
(崩れ落ちるように公衆電話に凭れ掛かる)
──誰でもいい、俺の、名前を……── -
譁�ュ怜喧縺
[町]「異形の種類は死因に準じるみたいなんだよね」白衣の少年は、錆びた包丁と君を見比べた。「実験しよ?」《君が頷くなら刺されて死亡【魂-1/異形『棘(力+2)』を入手】、力1以上で少年を戮せる【魂+1】》
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明星
…………、 (殺してしまおう、と思った。こいつを殺せば失った《魂》を少しでも取り戻せると。しかし、) ──その実験に付き合えば、あの『竜』を殺せる力が手に入るのか?
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明星
(少年は、頷いた。「今のお兄さんの力と合わせれば丁度、足りるはずだ」と) …………、 (そして彼は、その身を少年に預け──)
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《十日目》
判定前【魂4/力4/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』
→死亡【魂-1/異形『棘(力+2)』を入手】
判定後【魂3/力6/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』『棘(力+2)』
→次回:死亡した為[ハンドアウト]から再開 -
《十一日目》
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譁�ュ怜喧縺
[ハンドアウト]血の味がして、君は目を覚ます。自分の指を噛んでいたようだ。《開始地点[町]http://shindanmaker.com/541547》
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明星
(ぶちぶち、と濁った音が滴る。それが“無意識”の間に行われたものなのか、それとも自分の意思だったのか、今の彼には分からなかった) …………、 (口を離すと、ぼたり、と赫色が地に落ちた。彼はそれを茫然と見つめていた)
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譁�ュ怜喧縺
[町]老婆がくれたパンには毒が盛られていたようだ。動けない君の首に、縄が…。《所持異形1つ以下なら助かる【魂+1】、異形2つ以上で吊死【魂-2/異形『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』を入手】》
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明星
(──何故、こんな得体の知れない奴が手渡したパンを口にしてしまったのか)
(朦朧とする意識と視界の中、ただ怨嗟の声ばかりが彼の頭の中を駆け巡る) -
明星
……し、て、やる
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明星
……殺してやる
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明星
……殺してやる殺してやる殺す殺す殺 す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺 す殺す殺す 殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺 す殺す殺す殺す殺す殺す殺 す殺してころすころ すころすころ し て
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《十一日目》
判定前【魂3/力6/探索2】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』『棘(力+2)』
→死亡【魂-2/異形『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』を入手】
判定後【魂1/力5/探索5】『複口』『火玉』『角』『棘』『虫羽』
→次回:死亡した為[ハンドアウト]から再開 -
《十二日目》
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譁�ュ怜喧縺
[ハンドアウト]気が付くと、君は病室の白い壁に鎖で繋がれている。《力5以上で【拘束解除】、力4以下で【拘束状態/死亡時解除】》《開始地点[病院]http://shindanmaker.com/541541》
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明星
(──頭が、ぼうっとする)
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明星
(もはや、自分がどんな姿だったかも思い出せない)
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明星
(その身に満ちるのは、強烈な殺意だけだった)
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明星
──ぁああアアアァ゛ア゛ァア!!!!!!
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明星
(身を蝕む狂気を吐き出すように雄叫びを上げ、拘束具を破壊し)
はぁっ、はー、ハーッ……は、あ……病院……? (そこが“何処”なのか認識した瞬間、彼は僅かに青ざめた) -
譁�ュ怜喧縺
[病院]鬼が来た。《拘束状態で力4以下は即死【魂-1】、拘束状態で力5は丁寧に潰されて死亡【魂-2】、拘束解除状態で力5以下は拷問にて死亡【魂-3】、前述以外のとき戦って死亡【異形『鬼腕(力+5)』を入手】》
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明星
(部屋を訪れた“それ”を見て、彼は乾いた笑いを零した) はは……やっぱりか (だが今は拘束されていない。以前と違って力もある、抗う術はあるはずだと、彼は抵抗しようとした──が)
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明星
は、何し、まて、離せ、いや、やめろ、やめろ!! おい、その手は──い゙ッ!!? やめ、あ゙、やめろッ、離せ!!! はな、あ゙がッ!!
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明星
い゙、やめ、ぐ、ぅっ、や……あ゙ッ……が、ぅぐ、ぎッい!! ひ、は……やめ、やめて……あ゙あ゙ぁ゙ぁ!!!!
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明星
ぅ、あ、やめ、もう、や……ひぐッ、う、ころし、殺してくれ、たの、ぎゃァッ!!!?? ぁ、ああ……あ
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明星
ころし て、 く れ
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《十二日目》
判定前【魂1/力5/探索5】『複口(力+2、探索+1)』『火玉(火耐性、探索+1)』『角(力+2)』『棘(力+2)』『虫羽(探索+3、力-1、水や火の判定で消失)』
→拷問にて死亡【魂-3】 -
◆魂が尽きた。彼は自我を失い《怪物》と成り果てた。
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譁�ュ怜喧縺
・・・
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譁�ュ怜喧縺
・・
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譁�ュ怜喧縺
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《あとがき/楽屋裏》
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明星
あーーーー!!!!!! クソ、クソッ!!! 直前であのババアにさえやられなければ!! 『虫羽』の「力-1」さえ無ければ!!! 俺は鬼を殺して『鬼腕』を手に入れて!!! 何もかも殺してやるつもりだったのに!!!!
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明星
はぁ、はぁ……はぁ……
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明星
えーと、アレだな……魂残り1のサドンデスからのピンポイントで引きが悪かったってのもあるけど、
「魂と引き換えに力を得る」イベントで両方とも殺しとけば結果は違ったのかもな…… -
明星
そうしたら病院でも即死(-1)で済んだし、仮に竜にまた遭遇してたとしても殺した分の回復値があるから凌げたんだな……
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明星
文字通り、力を求めすぎた故に狂気に身を堕としたわけだ、俺は……
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明星
……最後の死に様が拷問、ってのもエグいよなぁ
拷問は俺の得意分野なんだがなぁ…… -
譁�ュ怜喧縺
◇補足説明など
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明星
『愛用のナイフ』
プロローグに書いてある、道中でも一応使ったアレ。誕生日に親から貰った……みたいな特別な意味ある品ではなく、普通に通販で買ったもの。 -
明星
“こんなもの”を持ち歩いて振り回してる事から分かる通り、元々俺は希死念慮よりも破壊衝動の方が強いタチだった。本当なら腹立つ上司とか殺してやりたかったけど、心身共に弱っていたせいで希死念慮の方が僅かに上回ってしまったのがプロローグ。
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明星
ただ、この奇怪な町に来てから死んだり生き返ったりと色々あって、社会というストレスからの開放やら倫理観の欠如やらを経て、「殺してでも生き延びる」という俺本来の衝動を呼び起こした結果があの狂人ロール。
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明星
つまり、俺は初めから“狂人”だった。
それがちょっと疲れてなりを潜めていただけで、その気になればいつだって人を殺して生き延びてやろうと思っていた。ただそれだけだ。 -
明星
この後に、虫羽ババアを殺して魂+1判定にしてからの「ifルート」も続けているが、まあ、それは――別の話。
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譁�ュ怜喧縺
『ゲームは終わった』
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明星
この世界の『結末』は、他の奴が見れるといいな
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明星
……それはもしかしたら、〈因果を超えた俺〉かもしれないが。
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明星
――ご清聴ありがとうございました。
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