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小咄

6月22日

2019/06/22 15:08
<江戸城>



白「相変わらず広いな」てくてく

粋「あのー。兄貴?さすがに勝手に入るのは不味いんじゃ」きょろっ

白「なんだお前 緊張してるのか?」
粋「そりゃ国のトップがいる所だもんよ!」




白「その国のトップ二人と今朝普通に会話しただろ。」

粋「Σ考えたら俺らの住んでる環境おかしくねえ!?」



白「今更今更、
だいたいお前 存在事態がおかしいだろ」
粋「いやそれ、兄貴もだから」※妖怪ハーフ



白「あれだな。類友だ」
粋「また何処で覚えたんすか

ん?
Σうわ!やべえっ警備の兵!」

白「ん?」







警備「これは お久しぶりに御座います!」びしっ

粋「Σ敬礼!?」




白「甘いな。 ここ顔パスなのはバカラスだけと思ったか」にやり

粋「え。えーと つまり
ひょっとして 兄貴が黄龍サマっての上の奴等は知ってるとか!?」おおおっ



白「いや。単に天海さんのとこの三男らしいぞ」

粋「なんで三男。」




白「ここの忍頭が長男
バカラス次男で 俺三男らしい」
粋「設定に無理がねえ?それ」

白「まっったく似てないのにな。
おかげで全員母親違うとか色々噂になってるって家康が言ってた」
粋「Σ絶対本人に言えねええ!!」




白「とか言ってたら 忍者めっけ。」

忍「Σ!?」

粋「忍んでんだから見つけてやんなよ」





忍「Σはっ!これはお頭の所のっ
チィーッス!!」お辞儀っ

粋「ああ 徳川忍軍元ヤンの集まりだっけか」なげやりっ





白「お前新人だろ
気配消すなら相手の動きはあんま気にするな
ビクビクしてると空気で解るぞ」

忍「アドバイスありゃがとやす!」びしっ

粋「あー、新人まだ敬語なれてねーんだな。」





白「て、こんな風に 顔知られまくってるから仮に塀乗り越えて侵入しても大丈夫だ。」えへん

粋「そもそも侵入する理由ないと思うんすけどねー」




白「ん?」ぴたり

粋「ん?」





白「迷った。」

粋「Σうっそ! うわっどっちから来たか見てなかった! 」おろおろ



白「俺一人じゃこうなるから連れてきたのに」ため息。
粋「Σなら言っといてくれよ!

うわああ! ヤバイ広い
さっきの忍者どこだ!?」あたふた







魄哉「君達何をしてるんですか?」

粋「助かったあああ!!」おおっ




白「凄いいいタイミングだな。」

魄哉「?
警備の人に息子さん来てますよと言われましたので

一体どうしたんですか?」



白「一二三がおにぎり作ったから昼に食えって。」

※本日 夏日。


魄哉「Σう。
あ、ありがとうございます・・」





粋「無理はすんなよ。」こそっ
魄哉「しかし 一二三ちゃんが作ってくれた物を粗末にはっ
少しくらいなら傷んでいてもいけるかも」

粋「いや。食いもんって知らねえからめちゃダラダラ歩いてたんだよ
少しどころか発酵してるって」

魄哉「Σぐ」





白「大丈夫だ。 発酵して三日くらいまでならいけるいける」

魄哉「Σ挑戦すらしちゃダメですって!」
粋「Σやたら具体的なんだけど!まさか体験談!?」ひいいっ





魄哉「くっ
包みを開けるのがおそろし」ぷるぷる

粋「やめろ!早まるなあああ!!」




挿音「お前らなにしてんだ」

白「お。また来たぞ」
挿音「あ?」

白「今度はさっきの忍者だな」うんうん
挿音「何か知らねえが 多分その忍者だな。

なんでも


お宅の弟さんが更にもう一人誰か連れてきてたんすけど 天海様何人妾はべらしてんすか?
やっぱお偉いさんはそっちもケタが違いますねーはっはー

とか言ってきてな


やっぱお前か」



粋「Σ待てこら本人居る居る!!」

挿音「あれ親父 何うずくまってんだ?」





魄哉「いいえ!何も!!!」がばっ

粋「Σうわああやけ食いやめろおおーっ!!」




挿音「?
握り飯は水無いとつっかえんぞ。」

白「ほんとに行くとか思わなかった」ぼそっ

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