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ぴょんぴょんは〜
グータラ店主のために〜
あるんやないんやで〜…… -
アニーミチールくん♡
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ミチル
(嫌な予感……)

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ミチル
なに……?

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アニープレゼントぉ♡
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ミチル
……

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アニーミチルに似合うと思ってえ♡
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ミチル
……

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ミチル
(黒いウサ耳カチューシャ
黒いカボチャパンツ)
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アニーうふふぅ♡
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ミチル
何だコレは!

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ミチル
まさかコレ着て接客しろとか言わねえよなあ!?

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アニーそんなことする訳ないじゃないか
ミチルがコレを着るのは俺の前だけだよ -
ミチル
そんなカッコイイ♡顔で言っても着ないからっ!!

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アニーえっ……!?
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ミチルの言葉に、アニーはまるでこの世の終わりのように青ざめた。
何故着てもらえると思ったのか、それが永遠の謎。 -
アニー頼むよぉ〜、着ておくれよぉ〜
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アニーミチルのカボチャパンツ♡姿がもう一度見たいんだよぉ〜!
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ミチル
カボチャパンツが見たいだけなら、
そっちのカチューシャはいらんだろうが!
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ミチル
(せめてウサ耳は回避したい……!)

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アニーいや、よく見て欲しい
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アニーそのカボチャパンツには素敵なモノが付いてるんだ
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ミチル
……

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ミチルはカボチャパンツの後ろ部分をひっくり返して、言葉を失った。
ぴこっと可愛いまあるいしっぽが付いている。おそらくふりふりするとぴこぴこ揺れる。どこを、とは言わないが。 -
アニーささ!
さあさあ、着替えて着替えて! -
ミチル
マージでぇえ……?

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ミチルは嫌々寝室に向かった。一回でも着てやらないと終われないと思ったからだ。
黒いカボチャパンツを穿く。黒くて、もふっとまるいしっぽがぴこぴこ揺れる。 -
アニーミチルー!
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アニーどお?
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ミチル
うぎゃあー!
まだ途中でしょおがああ!
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アニー……
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アニー(まだ上半身がすっぽんぽん!)
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アニー……!
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アニー(秒速でベッドの上に置かれたカチューシャを取ってミチルの頭にはめる)
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ミチル
だから、まだ……

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アニー(抱きついてそのままダイブ!)
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ミチル
きゃああぁぁあ!

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アニー(バニーボーイとの夜は終われない……)
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