【本編10】Meets Extra 孤独なヴィランと黒い皇帝

  • ぼんぼろぼーん……

  • ミチル

    うう……

  • ぼんぼろぼんぼーん……

  • ミチル

    なに……?

  • ぼんぼろ、ぼん、ぼん、ぼーん……

  • ミチル

    ──ハッ!?

  • ミチル

    全てが真っ暗だ……

  • ミチル

    どういう空間?

  • チルクサンダー

    気がついたのだな、我が妻よ

  • ミチル

    うん?
    エリオット?

  • チルクサンダー

    違う

  • ミチル

    だ、誰ぇ!?

  • ミチル

    黒い装束、黒いマント、片方だけ……頭の左側に黒い角

  • ミチル

    クセのついた硬そうな髪質は黒光り

  • ミチル

    真紅の薔薇のような、瞳で……

  • ミチル

    イケメンんんっ!!

  • チルクサンダー

    我はチルクサンダー。オマエの伴侶である

  • ミチル

    ほへ?

  • ミチル

    ちっ、チルクサンダー!?

  • チルクサンダー

    然り。我が名はチルクサンダーである

  • ミチル

    あんた、魔教会の!?

  • チルクサンダー

    ああ……アレか……

  • チルクサンダー

    ……チッ

  • ミチル

    敵じゃん!

  • ミチル

    敵の親玉じゃん!

  • ミチル

    でも、すっごいイケメンじゃんっ!

  • チルクサンダー

    ……

  • ミチル

    第6のイケメンはヴィランじゃーん!!

  • ◇ ◇ ◇
  • ミチル

    坂之下ミチルです!

  • チルクサンダー

    我はカミの眷属
    チルクサンダー

  • ミチル

    せっかく世界を救う決意をしたってのに、オレはよくわかんない真っ黒異空間に呼び寄せられた!

  • チルクサンダー

    ふふふ
    我が呼んだのだ……

  • ミチル

    そこにいたのは、魔教会で崇められる存在にされているチルクサンダー!

  • チルクサンダー

    あんな教会は知らん
    好きにしろ

  • ミチル

    どうもこの空間はアーテル帝国のどこかっぽい!
    つまり、テン・イーのすぐ近くにオレは呼ばれてしまった!

  • チルクサンダー

    ミチルよ
    ああ、我の愛しき小さな存在……

  • ミチル

    チルクサンダーはオレを召し上げるとか言い出す始末!

  • チルクサンダー

    オマエはカリシムスなどには渡さぬ……

  • ミチル

    冗談じゃない!
    オレにはすでに未来を誓った♡五人がいるんだ!

  • チルクサンダー

    我もまた、オマエに運命を感じているのだ……

  • ミチル

    そう、それ!
    オレには五人の♡がいるのに、何故かチルクサンダーも気になっちゃう!

  • ミチル

    ていうか、同じようにうほうほしちゃう!

  • チルクサンダー

    ミチルよ
    ここから出て、オマエの言うカリシムス達と話をつけようぞ

  • ミチル

    オレは正式に六人のイケメンを六股するのか!?

  • チルクサンダー

    ふふふ……
    我のオスみをわからせてやる

  • ミチル

    ドキドキうほうほ空間を切り裂いてやってきったのは……!?

  • チルクサンダー

    テン・イー……ッ

  • ミチル

    一体オレはどうなっちゃうのー!?

  • ???

    プルケリマ……
    余のもとへ来い……

  • ミチル

    「異世界転移なんてしたくないのにくしゃみが止まらないっ!」

    第七章
    Meets Extra 孤独なヴィランと黒い皇帝

    イケメン以外がオレに触るなー!!

    是非読んでね!

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