-
ミチル
アニー!

-
珍しく声を荒げてミチルが二階に上がってきた。
アニーはダイニングでナイフの手入れをしていたところ。ミチルのやや怒っているような剣幕に、ビビリ散らかしていた。 -
アニーな、なに、ミチル?
マスクなんかして -
ミチル
一階の居酒屋部分、掃除してなさ過ぎ!
戸棚が埃だらけだったよ!
-
アニー(それで、そんなにボロボロに……)
-
アニー(頭に蜘蛛の巣までくっつけて……)
-
アニー(……カワイイ♡)
-
ミチル
聞いてるッ!?

-
アニーあららぁ、もしかしてミチルってば、掃除してくれたの?
-
ミチル
見るに見かねてだよ!

-
ミチル
売り物の酒瓶が埃まみれで真っ白じゃん!

-
ミチル
あんなのでお客に出せるワケないでしょ!

-
アニーうんうん
(カワイイ♡) -
ミチル
ていうか、いつ買ったお酒なの?

-
ミチル
まだ飲めるの?

-
ミチル
オレは飲めないんだから、アニーがちゃんとチェックしてよね!

-
アニーうんうん
(カワイイ♡) -
ミチル
アニー、ちゃんと聞いてる!?

-
アニーうんうん、怒るミチルもカワイイねえ♡
-
ミチル
ふあ……ッ!?

-
アニーそんなに一生懸命
俺のために怒ってくれるなんて、
ミチルの頭は俺で一杯ってコトでしょ -
アニー幸せだなあ♡
-
アニーは言いながらミチルに近づいて、パーカーをはたいてやる。それから頭についている蜘蛛の巣も払って、ミチルの赤くなりつつある顔を両手で包んで瞳を合わせた。
-
アニーありがと、ミチル
-
アニー愛してる
-
ミチル
にゃあ……ッ!

-
アニーほらほら、こんなマスクは外そうね
-
ミチル
ふにゃ……

-
アニー……可愛いお口にやっと会えた
-
アニー(親指でミチルの唇をふにふにしてから、
ちゅっちゅっちゅー♡) -
ミチル
ううぅ……

-
アニーミチル、座って
-
アニーあったかいハニーミルク、作ってあげるね
-
ミチル
むむう……

-
ミチル
(このままじゃ
うまく誤魔化されてしまう……)
-
アニー今夜はご褒美に
極上トロあま♡にしてあげるねえ -
ミチル
キャァア♡♡♡

タップで続きを読む