「ニューゲート、1ヶ月ほど船離れるね」
「あぁ、なんかあったのかぁ？」
「ファミリーに会いに行ってくる」
「あぁ、あいつらは表立って会えねぇからなぁ。分かった行ってこい」
「ふふ、ありがとうニューゲート」
「誰か連れていくか？」
「うん？大丈夫だよ。1人で行けるから」
「そうか、マルコには言って行け」
「ふふ、そうするわ。じゃ行ってきます」

ニューゲートに伝えマルコの部屋に向かいノックする
「マルコ話があるんだけど入っても大丈夫？」
「おふくろ、大丈夫だよい。でどうしたんだぃ？」
「ファミリーに会いに行ってくるから、皆のことよろしくね」
「はぁ？今からよい？急だねぃ」
「さっき連絡来てね。久しぶりに会いたいって。子供達に言われたら会いに行かないとね」
「分かったよい。いつ帰ってくる予定だぃ？」
「1ヶ月かな」
「分かった、気お付けて行ってきてくれよい。おふくろ」
「ふふ分かったよマルコ。皆んなによろしくね」
「あぁ、おふくろがいない間任せてくれよい。送るよい」
「ありがとうマルコ」

私はマルコと部屋を出て船内から外に向かい皆甲板で思い思いのことをして過ごしている息子達を眺めながら船尾へ向かう

「じゃ、行ってくるねマルコ」

そして船尾から一歩海に足を進め息子達に行ってきますの挨拶をする

「皆行ってきまーす。お土産楽しみにいい子で待っていてね」
「「「「「おふくろーーー？？！！」」」」」

皆元気だなーと思いながら海の上に立って皆んなに手を振り私は目的の場所に向かう

「「「「「いってらっしゃい、おふくろ」」」」」
「おふくろ！どこ行くんだ？俺も行く！！」
「待てエース」
「マルコ、でもおふくろが！」
「大丈夫だよい。1ヶ月ほど出かけてくるだけだよい」
「え？1ヶ月もおふくろに会えないのか」
「お土産楽しみに待ってろぃ、エース」
「てか、おふくろ海の上に立ってるんだけどスゲー」

不貞腐れた顔から一気にキラキラした顔になったエースに皆苦笑しながら1ヶ月おふくろがいないのかと寂しい息子達

「グララララ、本当にあいつはお前たちに愛されてるな」と笑うニューゲートに息子達も笑顔になる。いい家族がそこにいた