婆娑羅海賊団 グランドライン編
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『初注文』
只今グランドラインを航海中です。
婆娑羅海賊団は今日も和気藹々と生活しています。アラバスタを離れもう5日が経ちました。その間にまた面白い記事がありました。
【今度はアラバサスタに現る!刀工婆娑羅!
相変わらず黒いフードを深く被り婆娑羅刀を携えてアラバスタのとある刀屋に現れた婆娑羅は計10口の婆娑羅刀をおろして行ったそうだ。刀屋の主人はこれが噂の婆娑羅刀かと興奮状態だった。そこまで魅了する婆娑羅刀とは一体どのような刀なのか私も興味がある。
変わらず婆娑羅については詳しくは分かっていない。しかしながら海軍はローグタウンからアラバスタに現れたことから海賊である確率が上がったとしアラバスタ周辺の海賊をしらみ潰しに当たったところ一つの海賊団が上がった。なんとその名も婆娑羅海賊団。刀工婆娑羅と同じ名前だ。これが偶然であるはずもない。海軍は婆娑羅海賊団を検挙しようとしたが返り討ちにあった。しかしながら海軍は婆娑羅に近づいたことを証明した。刀工婆娑羅に付き従っていたお供と思わしき人物が婆娑羅海賊団の中にいたためだ。再度接触したようだがこれも失敗に終わったそうだ。しかしながら婆娑羅海賊団の団員と写真、名前を入手したとのこと現在手配書を作成中。また団員は婆娑羅刀を使いこなしており婆娑羅刀の猛威を海兵に振るったことから相当な賞金額になると予想される】
との記事が出ていた。その記事の1日後には皆の手配書が新聞に挟まれていました
【刀匠・婆娑羅 100,000,000ベリー】
【凶王・石田三成 70,000,000ベリー】
【独眼竜・伊達政宗 55,000,000ベリー】
【紅蓮の鬼・真田幸村 50,000,000ベリー】
【覇王・豊臣秀吉 45,000,000ベリー】
【竜の右目・片倉小十郎 30,000,000ベリー】
【勝負師・島左近 30,000,000ベリー】
【闇の使い・猿飛佐助 22,000,000ベリー】
【賢人・竹中半兵衛 20,000,000ベリー】
【不幸の導き手・大谷吉継 18,000,000ベリー】
計8名。
私がローグタウンとアラバスタで連れていた人物に賞金が着きました
SIDE ??
俺は親父に頼まれて刀工婆娑羅を探してグランドラインを逆走している。それと確かめたいことがあるからだ。この確かめたいことも親父に頼まれたことだが親父に頼み込んで俺が行く事になった
頼まれごとそれはメイの搜索だ。
約20年前いなくなったメイを探しにだ。
いなくなったでいいのか分からない、死んだものだと思っていた。メイのビブルカードが燃えてなくなってしまったからだ。しかし約一年ほど前に親父の手の中で復活したカードがあった。それがメイのビブルカードだった
メイは敵だった。ある海賊団の幹部だった。親父のライバルでもあったその船とは良くぶつかったものだった。若かった俺は彼女に憧れ、初恋の相手でもある。彼女は綺麗で可憐で強く優しく理想の女だった。どれほどの男が彼女を欲したのか分からないぐらい彼女は魅力的だった。まだ青臭い餓鬼だった俺は彼女の相手にすらならなかった。それが悔しかった記憶がある。そんな彼女が船長の処刑の後姿を消し、それから少ししてビブルカードが燃え消え去った。ああ、彼女は帰らぬ人となったのかと皆で泣いたことも覚えている。あの親父も彼女の死に涙した
彼女との思い出はこれくらいにして、探すとしますか。刀工婆娑羅はどうせシャボンディに行けば自ずと会える。それに彼らは思った以上にゆっくり進むのが好きらしい。彼女を探してからシャボンディに行ってもお釣りがくるぐらいになら先に彼女メイを探しますかとビブルカードの通りに進んだらなんとそこには婆娑羅海賊団が、そしてビブルカードは海賊船を指し示すかのように動いていた。そこにメイがいる。と思ったらいてもたってもいられなくなり俺は急降下して婆娑羅海賊団の甲板に降り立った。考えなしで降りたことに後悔しながら
SIDE END
急に船の上に降りてきた青い光に皆何事かと甲板に集まった。そこには両腕を青い羽に変えた男が立っていた
「不死鳥マルコ!」と言ったのは佐助だった
「戦う意思はない、刀工婆沙羅に注文しに・・っつ」と言う途中で政宗がマルコに攻撃を開始した
「関係ねぇ、無断でこの船に乗った奴は斬る。you see?」とマルコに向け刀をむける政宗に皆が戦闘体制に入る
「今年のルーキーは威勢がいいねい」
「はい、そこまでだよ政宗君」と皆を止める声がした。
「竹中止めるんじゃね」
「政宗君、今ここで戦ったらどうなるか分かってるよね」と笑みを絶やさず言う半兵衛に政宗は留まった。
「っち、仕方ねぇ」と言って政宗は刀を収めた
「不死鳥マルコさんであってるかな?」と聞く半兵衛にマルコはああと返した。
「それで、刀工に注文ということだけど」
「そうだよい」
「・・・まぁ、ここで話すのもなんだから中へどうぞ。刀工を呼んでくるよ。佐助君お茶を頼めるかい?小太郎君は刀工を呼んできてくれるかな」
「はいよっと」
「・・・コク」と二人はその場をすぐに去り各々の役割を果たしに向かった。
「コタどうした?」
「・・・」
「そう、マルコが・・・分かった。すぐに行く」
全員が持ち場を離れマルコのいる食堂に集まった。
そして最後に食堂に入ったのは刀工・婆娑羅すなわちメイだ。勿論黒いフードをかぶり体の体系を分からなくした服装だ。
「で、不死鳥マルコさん、刀の注文だとか?」
「ああ、気になってねぃ。メイ」
「やっぱり、私だと分かりましたか?マルコ」と言いながらメイはフードを外し素顔をマルコの前に出した。その瞬間マルコは少し驚いた顔をしたがすぐ元に戻した。
「お前を忘れる事なんかないよい」
「ふふ、そう、で、どの属性がいい?」
「刀より、いや、そうだねい。炎で頼むよい」
「分かったわ?後はエドワードさんにも作った方がいいかな?」
「出来れば頼むよい」
「分かったわ。出来たらモビーに届ければいいかな?」
「ああ頼む。」
「型とかは決まってる?今持ってる感じのでいいのかな?」
「ああ、それで構わないよい」
「エドワードさんのもそんな感じでいいかな?」
「ああ頼む。」
初注文それは不死鳥さんから
お得意様になってくれると助かるな・・・