婆娑羅海賊団 トリップ編
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『リヴァース・マウンテン』
もうすぐリヴァース・マウンテンだ。
シャボンディを出て早半年長いような短いような期間私たちはEast Blueにいた。
ローグタウンを出たのが3日前だ。もうEast Blueともお別れだ
そういえばローグタウンを離れてから面白い記事があった
【始まりと終わりの町ローグタウンで世にも不思議な刀が売りに出されていくことが分かり専門家や収集屋の間で今話題の刀だ。刀工名は婆娑羅と言い、専門家の間でこの刀を婆娑羅刀と呼んでいる。無名の刀工のものだがその切れ味は最上大業物にも匹敵するらしい。婆娑羅刀がなぜ不思議なのかそれは、何か不思議な力が刀に宿っているという。それは炎、雷、氷など悪魔の実を思わせる物だが詳しくはまだ解明されていない。そのため売られた婆娑羅刀の半数は研究資料として海軍本部に送らたそうだ。また、刀工婆娑羅も謎に包まれている。婆娑羅刀を買った店主が言うには刀工は黒のフードを深く被っており顔が見えなかったと言っている。ただ刀工のお供の顔は覚えていると言う店主に対し海軍が似顔絵を作成、そこから刀工婆娑羅の行方を追っている。しかしながら明確な情報は未だにない。最終的には刀工婆娑羅にALIVE ONLYの賞金をかけるようだ。婆娑羅刀は現在12口中6口世に出ている。専門家が言うには婆娑羅刀の価値は安く見積もっても1口5000万ベリーは下らないという。この婆娑羅刀を打った婆娑羅とはどんな人物なのであろか?謎が深まるばかりである】
なんていう記事が新聞の隅のほうにだが確かに有り見つけたときはニヤけたものだ。婆娑羅刀1口5000万ベリーとはぼったくりもいいところだと思いながら次からはその値段で売ろうと考えている
「さて、皆もうすぐグランドラインの玄関リヴァース・マウンテンだ。ここで失敗したら海の藻屑になるから気を引き締めて行こうか」と言うと皆頷きリヴァース・マウンテンに備えた
リヴァース・マウンテンに入る際海流で流されてしまうため舵を取るのは秀吉だ。
「む」と声を出した秀吉
「どうしたんだい秀吉?」と半兵衛が言うと秀吉が答える
「舵が重くなった」
「そうか、リヴァース・マウンテンの海流に乗ったみたいだね」と納得しながら皆に半兵衛は伝令を出す
「帆をたたんでくれるかな」と皆に言いながら海を眺めていると見張り台の上に乗っていた小太郎が下に降りてきて私の前に膝を付き報告をする
「(レッドラインが見えました)」
「ありがとう、こた。引き続きお願いね」と言うと小太郎は元いた見張り台に戻った
私も半兵衛に伝えるべく半兵衛の元に向かった
「ここからが正念場だね竹ちゃん」
「僕を誰だと思っているんだいメイ君」
「私たちの航海士だよ」
「なら、安心して僕に任してくれたまえ」
「ヒヒ、姉姫我もいる。そして太閤が舵をとっておるゆえ安心してドーンとかまえておればよい」と言う半兵衛と吉継に私は笑った
「二人が航海士で本当に助かるよ。頼んだよ竹ちゃん、吉継、そして秀吉」と言って私は他の皆のもとに向かった
「姉上、あれがレッドラインですか?」と驚きの声を上げる三成とその他大勢の仲間に苦笑する
「メイ」
「何かすが?」
「この壁のどこに入口があるんだ?」
「今からそれを皆で探すよ。舵は秀に任せて、速く見つけることができたらそれだけ秀の負担が減るから、皆目を凝らして探し出して」と言うと皆が皆了解と言いながら頷き目の前のレットラインに目を凝らし始めた
「メイちゃんあった。俺様の目の前に」という佐助に私はすぐさま竹ちゃんに伝え竹ちゃんは秀吉に伝える
「本当に山に向って登って言っているでござると驚きの声を上げながらもその様子をずっと見ている幸村
「Ah~マジかよ!」とこちらも驚きの声を上げる。皆が皆驚きの声を上げながらも目の前の出来事を見つめていた
そして無事に運河に入ることができた私たちはグングンと上に上がっていく
リヴァース・マウンテンそれは不思議山