婆娑羅海賊団 トリップ編
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『ローグタウン』
East Blueに入って早半年が経った。この世界に来てから7ヶ月である。六ヶ月も何してたかって、それはまぁ、色々と回ってみてきました。何を見て回ったかはご想像にお任せします
さてとグランドライン前の最後の町ローグタウンに着きました。今まで婆娑羅武器を売って来なかったので12口の婆娑羅刀(婆娑羅武器)があります。まずどれくらいで売れるか分からないので1口50~100万ベリーで売ってみようと思います
「メイ様着きましたね始まりと終わりの町ローグタウンに!!」という左近に私は頷くと皆を甲板に集めた
「今から買い出しなどに皆行くと思うけどいつも通りツーマンセルで動くように」
「All right メイ!」
「分かり申したメイ殿」
「了解メイちゃん」
「ここに1週間滞在する予定なのであまり騒ぎを起こさないこと、海軍の駐屯がここにはあるからいつも以上に気をつけて」と言うと皆頷く
「じゃ、今回のペアを発表します」と発表しそれぞれのペアのもとに行き宜しくと挨拶をして私に向き直る
①三成、メイ
②鶴姫、慶次
③元親、元就
④吉継、秀吉
⑤かすが、小太郎
⑥政宗、家康
⑦小十郎、幸村
⑧左近、半兵衛
⑨孫市、佐助
「今回豊臣が固まったね。あみだくじめ。まぁいいや。好きに過ごしていいけど馬鹿なことはしないように、買い出しの予定がある者と組んだ物は買い出しが終わってから各自自由行動ということで、解散」と言うと豊臣以外のペアは船から降りローグタウンに入っていった
「あれ、行かないの?」
「今回は大きな町だからね。刀屋があると思ってね。二人で刀を12口持つのは辛いかなと思ってね」と言う半兵衛に皆頷く
「ありがとう皆」と言うと当たり前だという顔で皆頷いていた。豊臣軍は只今デレ期なんでしょうか
「さて、姉姫どうする?」
「まずは婆娑羅武器売りに行きましょう」
「そうよな」
「うむ」
「じゃ12口あるから一人2口づつね」
「姉上、姉上が持つ必要はございません。姉上の分は私が持ちます」
「え?それは悪いよ三成」
「大丈夫だよメイ君左近君が持ちたいって言ってるからね」
「そん」と左近が言う前に吉継によって口を塞がれ喋れなくなったところで
「うむ、左近なら大丈夫だメイ」
「そう、じゃお願いね」と私は黒いフードを顔を隠すように被った。顔と性別を分からなくするように、そうして私たちはローグタウンに入っていった。向かう先は刀屋。
無事刀を売ることに成功した。12口の内5口は100万ベリー、残りの7口は50万ベリー。計850万ベリーで売ることができた。半兵衛が大変怖かったが見なかったことにしよう。無名の刀工の刀が50万ベリーで売れたなら上々だ。
「婆娑羅君の打った刀がこんなに安いとは・・・」ともう少し吹っ掛ければよかったと顔に書いてあるが私的には満足な結果だった。それと皆には私のことを婆娑羅と呼んでもらっている
「しょうがないよ半兵衛。無名の刀工の作なんだから」
「刀工よ。全ての刀に婆娑羅が付加されていたようだが」と何故そのようなことをしたのかと聞いてくる吉継に私は答える
「そこがこの刀の強みであり、売りだからね」
「と、いうと」
「知らない人からしたら気になるでしょ。不思議な力だって、婆娑羅者以外でも使えるように改良したから、皆程婆娑羅は扱えないけどね」
「なるほど、未知なる力か」
「そ、そこから有名になっていけばいいかなって、それにここは海軍の駐屯もあるし不思議なものがあれば調べると思うしね」
「婆娑羅様、色々考えてるんっすね」
「・・・まぁね。さて皆好きにしていいよ。これからは自由行動だからね」
「うむ、では行くぞ左近」と言って我先に歩いていく秀吉に左近は慌てて付いて行く
「待ってください秀吉様」
「左近、秀吉様を頼むぞ」
「任せてください三成様!」と言って秀吉と左近は町に消えていった
「ふふ、秀吉は全く」と優しい声で言う半兵衛に
「ヒヒ、太閤もまだまだ子供よ」と言うのは吉継だ
「まぁ、気持ちはわかるけれどね。僕たちも行こうか吉継君」
「あい、分かり申したまいりましょう賢人殿」と言って半兵衛と吉継も町に消えていった
「どちらも子供みたい。さてとお金船に置きにいこうか三成」
「はい、婆娑羅殿」と言う三成は先ほどの売り上げを持ち私の隣を歩いて船に向かった
「婆娑羅殿」
「うん?どうかした三成」
「先程から」
「気にしなくていいよ。このまま町外れまでは、彼らも町外れまでは何もしてこないと思うしね」
「そうねですね」
「仕掛けてきたら倒していいよ三成。でもなるべく殺さないでね」
「婆娑羅殿に仇名す者をですか」
「お願いね三成」
「畏まりました」と言って町外れに入ったところで向こう側から仕掛けてきた陳腐なことを言いながら
「手に持っているものをこちらによこしな」と陳腐過ぎて笑いも出てこない
「婆娑羅殿おさがりください」と言いながら私を己の後ろに隠し
「これを少し預かっていてください」と言ってお金の入っている鞄を私に渡した
「俺たちとやろってのか兄ちゃんよ」と雑魚が言いそうなセリフを並べて言われ私は吹き出しそうになったがなんとか耐え、相手が三成に襲いかかって来たが、三成のいる場所に到着する前に三成によって倒された。
「流石だね三成」と三成にいうと
「滅相もございません」とさも当然というように返してくれる三成に安心しながら
「うん、殺してないね」
「無論です」と言って私から鞄を受け取りまた歩き出す。今度こそ船に向かった
船に着き私は隠し金庫にお金を入れ、三成と共にローグタウンに戻っていった。無論フードを被って
「婆娑羅殿先ほど何故殺すなと」
「うん?雑魚過ぎたね。もう少し彼らが強かったら婆娑羅使えたのにね」
「と言うと」
「婆娑羅刀の宣伝でもしてくれたらなと思ったんだけど・・・相手が弱すぎたね。ごめんね三成」
「ですが、」
「結びつかないかもね。でも悪魔の実でもない力、不思議な力と言うところは合ってるからね。少し成り関連性を考えてくれるかなと思ったんだけど・・・一瞬で終わちゃったからね」
「申し訳ありません」
「三成が悪い訳じゃないからね。気にしないで
、さてと私たちも楽しもうかローグタウンを」
「私に一緒に楽しむ許可を!」と嬉しそうに言う三成に許すよと言って私と三成はローグタウンに消えていった。何をしたかって、それは観光とお買い物ですよ
婆娑羅刀とローグタウン、さて次はグランドラインに向けて進みましょうか