婆娑羅海賊団 トリップ編
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『メイの過去』
私は歩きながら能力を開放していた
「情報提示《インフォメーションサーチャー》」と言うと私の携帯末端に情報が流れ込んできた。よかったここはWSMSの影響する世界だ。ならここは私が過去来たことのある世界ということだ。なら行く場所は35番グローブだね。あれ?円にひっかっからない奴がいる?あれ?と思い私は後ろを振り返った。
「姉上?」
「・・・慶次がいない」
「え?本当かいメイ君」と半兵衛は周りを見渡すと本当に慶次だけがいなくなっていた
「はぁ」とため息をついて私は円を広げた。ああ、いた。疫病神か彼は!絡まれついるようだし
「竹ちゃん、秀引率お願い。慶次連れ戻してくる」
「すまぬメイ。我が友が」
「構わないよ秀、私の友でもあるから」
「竹ちゃん後で説教お願いね慶次に」
「勿論だよ。言われなくとも」
「あそこの木の陰にいて、直ぐに戻ってくるから」
「うん、分かったよ。気をつけて」と言われる前に私は姿を消した
「あ、姉う、え」
「見えなかったでござる」
「Oh~早いな」
「あれがメイ」と皆口々に行っているかメイが指した木の陰まで移動をした
「そんなに心配しなくても彼女なら直ぐに帰ってくるさ。慶次君を連れてね」と三成に安心するように言う半兵衛はこれからどうしようかと考えていた
「半兵衛殿はメイ殿と強い絆で結ばれているのだな」と何か納得したように頷きながら言う家康の言葉を借りてメイのことを説明することにした。これで彼女に対する疑心暗鬼も改善するだろうと思って
「絆ね。そうだね彼女とはもう何年らいの中だろうね。ね秀吉」
「うむ、メイは昔から変わらない。あの戦国の世から変わらない」
「姉上も・・・いらっしゃったのですかあそこに!」と驚いた声で言う三成に半兵衛は肯定した
「そうだよ三成君。気になっていただろうなぜ彼女が5組なのかね。ここに居る皆も」と半兵衛が言うと皆頷く者たちばかり
「彼女は、すごく大切な存在だ。戦国の世でも、今ここでもね」
「竹中!どういうことだ!!」と凄みをきかせ聞いてくるのは片倉小十郎
「豊臣の者か?しかし私はメイなど知らないぞ」と忍びであったかすが。それに頷く風魔と猿飛
「いや、メイ君は豊臣ではないよ。ここに居る誰の者でもない。あえて彼女の住んでいた場所を言うなら豊臣であっているけれどね」
「そうなのですか!半兵衛様」
「うむ、メイは大阪城の膝下にあった小さな鍛冶屋の娘だ」
「鍛冶屋の娘ですか」
「そう、刀匠・婆娑羅。その人さ。戦国の世でただ唯一婆娑羅武器を打つことのできた刀鍛冶」と言うと皆がざわめいた
「メイが刀匠・婆娑羅だと、嘘を申すな竹中。あやつは男であったぞ」
「ああ、毛利君は会ったことあるんだね。見た感じ会ったことがある者もいるようだけど、皆が会った彼はメイ君の男装姿だよ」
「男装だと」
「そう、あの時代からの風習で女性は刀鍛冶になれなかったからね」
「!」
「まぁ、これだけの要人を騙せてるなら。僕らの特訓も無駄ではなかったようだね。秀吉」
「そうだな半兵衛。男のなんたるかを聞いてきたときはどうしたものかと頭を捻らせていたからな」
「そうなのですか秀吉様。姉上が」
「メイ君はあの時代では珍しく最後まで結婚しなかったからね」
「うむ」
「そうなのですか?秀吉様、半兵衛様」
「ストップ。秀、竹ちゃんいらないことまで話さなくていいよ」
「そうかい?とても大切なことだよ思うけど?で慶次くんは?」
「うん?ああここにいるけど、ああそうだ竹ちゃん慶次に説教中でいいから説明お願いね」
「メイちゃんそれはないよ。本当に」と説教だけは勘弁というような口調で行っていたが半兵衛の無言の圧力で黙ってしまった
メイの過去、それは男装刀鍛冶です
おまけ
「さてと行きますか」
「どこに行くんだなぁメイ」
「元親、君は驚いてなかったね」
「だってよ、前一緒に作ったじゃねーか。長槍皇炎のレプリカ」
「ああ、そういえば作ったね」
「あれでよ。分かったってわけよ」
「ああなるほど」
「で、どこに行くんだ?」
「あそこに数字が書いてあるでしょ?」
「ああ」
「35番まで行くよ」
「35か」と言って元親は後ろに戻っていった