宴から一晩経ち、いつも通り新世界をゆっくり航海している白ひげ海賊団
特に何も事もなくのんびり過ごし
もうじきお昼になるためニューゲートの所へ行こうかと今やっている仕事を止め立ち上がった所で「敵襲、敵襲」と外が騒がしくなった

「敵襲か」と言うと扉からノックと共に「おふくろ敵襲だって！おふくろはオヤジの所に」と言って敵の元に駆けていくハルタに笑みがこぼれた
「さてと、行きますか」とドアから出るとマルコが待っていた
「マルコどうしたの？」
「オヤジの所まで送るよい」
「大丈夫なのに心配性ね」
「本当はハルタに任せたんだがねぃ」
「呼びに来てくれたわよ。久々の敵襲だからか嬉しそうに行ってしまったわ」とクスクス笑いながらマルコに言うとマルコは、はぁ。とため息きをつき。困ったやつだねぃって顔で
「おふくろに何かあってからじゃ遅いだろい。ちゃんとオヤジの所まで届けないとねぃ」と言ってエスコートしてニューゲートの元まで連れて行ってくれた

「来たかメイ、マルコ」と私達を迎え入れてくれたのは白ひげ海賊団船長、私の夫。
「じゃ俺は行くよい。オヤジ、おふくろ」と言って出て行くマルコに
「怪我しないようにねマルコ、皆んなにも言っておいて」
「わかったよい」と甲板に向かって行った

「いつも思うがそんなに心配しなくてもあいつらなら大丈夫ダァ」と言いながら私を膝に乗せ片腕で抱きしめ心配している私を落ち着かせてくれる
「分かってはいるんだけどね。怪我しないか心配なんだよ末っ子も入ったしね。無茶しないといいんだけど」
「グララララ大丈夫ダァあいつらはお前を悲しませたりしねェ。それに男はいつまで経ったってガキだからなぁ。少しぐらいの怪我は多めに見といてやれェ」
「ふふ、そうね。いつまで経っても子供ね。あなたも含めて」



「オヤジ、おふくろ終わったよい。戦利品は回収して敵戦は沈めたよい」
「ああ、分かった」
「皆んな怪我はしてない？」
「大丈夫だよい、おふくろ」
「そ、なら良かった、ニューゲート離して部屋に戻るわ」と言うと白ひげは私を膝から下ろしてくれた
「ありがとう。落ち着いたら昼食にしましょうね。また来るわ」
船長室を出て私の部屋に戻った。
戻る最中に皆んなから怪我はないぜコールを受けながら