婆娑羅海賊団 学園編
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『生徒会』
SIDE 三成
私は生徒会室に急いだ。
なんといってもこの学園は広いのだ。1年5組の教室からここまで15分かかった。無論廊下を走るなどもってのほかだ。何故なら生徒会会長が秀吉様なのだ私が規律を守らなくてどうするのだ。
そして私は生徒会室の目の前にいる。この扉の向こうに秀吉様、半兵衛様、刑部、姉上がいる。なんと素晴らしいことか!!
「三成何しているの?」と生徒会室の扉を開けて私を中に入れてくださったのは姉上だった
「入って来ないから心配したよ三成君」と言う半兵衛様に申し訳なく
「申し訳ありません。半兵衛様!私に許しを請う許可を」と言うといつも通りにうん許すよと言ってくださった。奥に入っていくと秀吉様が窓からグランドを眺めていらっしゃった
SIDE END
「秀吉様」と言いながら片膝を付いた三成は秀吉からの返事を待つ
「うむ、三成か」
「私に発言する許可を!」
「うむ」
「この三成、秀吉様の祝辞をいただき・・・」
「やれ、三成は変わらぬ」と言いながら温かい目で三成を見るのは大谷吉継
「それが三成くんのいいところじゃないか。ねメイ」と秀吉と三成を温かい目で見る竹中半兵衛
「そうだね竹ちゃん。でもそろそろご飯食べないといけないね」とその二人を温かい目で見るのは三成の姉、石田メイ
「・・・だが姫よ。ヌシにあれが止められるのか?」
「・・・うーん、ま、なんとかなるんじゃないかな?じゃ行って来ます」
「いってらっしゃい」と二人に見送られながら私は秀と三成のもとに向かった
まだ、嬉しそうに話している二人に横槍を入れるのは気が引けるがもう時間がないのは確かなので私は二人に話しかけた。後ろから、やれ頑張れ、メイ君ならできるよとか言われているが気にしないでおこう
「おーいお二人さん。そろそろご飯食べようか」
「む?もうそのような時間かメイ」と私の方に目を向ける二人、少し三成が残念がっているように見えた
「13時から始業式があるからね。後一時間ほどで始まるよ」
「そうか。分かったでは食すとしよう」と言うと秀吉はいつもの席に向かって歩き席に着いた
「三成こっちだよ」と言って私は三成を誘導しながら秀の前に座らせると三成は姉上と少し困ったような声を出したが放置し皆の弁当箱を机の上に置きお茶を汲みに行った。
「姉上私も手伝います」と慌てて私にってきたが特にすることもないので大丈夫だよと言ったら少し寂しそうな顔をして席に戻っていった。
箸は?と思った方もいるだろうが箸は皆持参だ。三成の箸は私が持っている。お茶を持っていき席に着き三成に箸を渡すと皆一斉にいただきますといい食べ始めた。
「久しぶりに食べるけどやっぱり美味しいね」
「うむ」
「美味しいです姉上」
「美味よ。ビミ」とそれぞれお弁当の感想を言ってくれることが凄く嬉しかった
「そう?ありがとう」と笑顔で答えた
「「「「「ごちそうさまでした」」」」」と皆で手を合わせたあと半兵衛が思い出したように三成に言った
「そうだ三成くん。生徒会に入らないかい?今書記が空いているんだけど」
「半兵衛様。無論入らせて頂きます。秀吉様どうか私に生徒会書記になるご許可を!!」
「三成。お前に任せよう」
「この三成、成してみせます。秀吉様」
「うむ、期待している」
「はい」とそれは嬉しそうに言う三成を見て私も嬉しくなった。
「じゃあ、三成君。君は明日から正式に生徒会役員だ。メイ頼むよ」
「うん。分かった。三成もし委員会に入りたかったら入ってもいいからね。生徒会とかけ持ちできるから」
「分かりました。姉上ですが。委員会に入る気はありません」
「そっか分かった。じゃこの書類記入してね」
「はい」と言ってすごいスピードで書き始めた。それでも字は凄くきれいだ
「そういえば姫よ。いつにするか?」
「ふむ、メイ決まったか?」
「メイ君が作るからね君が決めていいよ」
「う~ん!わたし的にいつでもいいんだけど」
「??何の話ですか?」
「一週間のうち2日お弁当を食べるんだけどね。その曜日をいつにしたらいいかなって話し」
「毎日ではないのですか」
「毎日だよほとんどここで一緒に食べてるよ。ただお弁当を食べる日を決めようってこと、皆弁当を作る私を気にしてくれているからね」
「そういうことなら姉上が決めるべきですね」
「・・・じゃ月、金で」
「うむ。月金だな」
「月金だね」
「あい、分かった」
「分かりました」
「月金お箸忘れないようにね。三成はお箸いいからね。私が持ってくるから。さてと書類、書類」と言って私は机から立ち上がり三成に書いてもらった書類をクリアファイルにしまった
「さて、僕たちは始業式に行かないとね」
「うむ、行って参る三成」
「はい、いってらっしゃいませ秀吉様、半兵衛様」
「我も行ってくるゆえ、大人しくしとれよ三成」
「刑部私は子供ではない」
「三成3時にはここに戻ってこれると思うからそれまで、ここにいてもいいし、校内見学してきてもいいからね」
「はい分かりました姉上」
「竹ちゃん、三成に予備渡してもいいかな?」
「予備、ああかまわないよ」
「じゃ、三成ここの鍵の予備だよ。もし見学に行くならこれで鍵閉めて行ってね」と言いながら私は三成の髪の毛を撫でた
「「「「じゃ、行ってくる/よ/ね」」」」
こんな仲のいい生徒会