彩雲国×十二国記
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「・・・」目の前にいるのはナンダ!
「李彩、秀麗」とだらしない顔で私たちの名を呼んでいるのは、キリとした顔をすれば格好良いだろう男は顔の筋肉を全力で緩ませたよな顔をして「可愛らしい頬、紅葉のような手、なんてかわいいんだ」とデレデレ顔で言う青年
「よく見ろ玖琅、いやダメだ!見るな」と続けていうデレデレ青年に呆れ顔で受け答える青年
「どっちなんです」と本当に呆れ顔だ
どちらにしろ赤子の私が呆れえしまう
薔薇姫を母に生まれてきた私は紅李彩としてこの彩雲国の世界に転生した。天帝のお願いで・・・天帝からも生まれたら好きに生きて構いませんと言われたので好きに生きるつもりだ
「あー、うー」という音しかでない。また赤子からやり直しか・・・これで何回目か・・・気が遠くなるから思い出すのはよそう
現状を確認しよう。そうしよう
私の隣には現在可愛らしい赤子が一人寝ている。この子が紅秀麗か・・・。私の初めての妹。それも双子の。この世界で私はこの子のために生きようかな?それも面白いかもしれない。まだ時間はあるからゆっくり考えようかな
「玖琅見てみろ、李彩が起きたぞ。やっぱり見るな李彩が減る」
「・・・」と私は呆れてしまい苦笑した。それだけで「李彩が私に笑いかけてくれた」と言いながらまた顔を崩した