彩雲国×十二国記
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「薔薇姫」と紅薔君は誰かに呼ばれた
「これは!」と言って直ぐに最上の礼をもって迎えた
「私のことはいい、表をあげよ。そなたに頼みがある」
「何なりと」と言って頭をあげる薔薇姫
「事後承諾だが、そなたに今子が二人身ごもっている。一人は人、一人は神仙だ」
「!神仙!!」と驚きの声を上げる薔薇姫に天帝は苦笑した
「その方を無事に育ててもらいたい」
「分かりました。ですが何故私なのですか?」
「歪みを修復するために、本来ならそなたは一人身籠るはずだったんだがそれがなかった。それが歪み。それを治すために神仙である李彩をそなたに身篭らせた」
「・・・」
「分け隔てなく愛してやって欲しい」
「無論です。貴方の命がなくとも自分から生まれた子の命大切に育てていきますゆえ、安心を」と愛くしむ顔で言う薔薇姫に安心し天帝は「そうか、なら頼む」と言って姿を消した
姿を消す前に一言薔薇姫に伝えた
「そなたの命はあと」
「分かっています。産めば一年も持たないでしょう」
「五年、五年はそなたは紅薔君として生きることができる」
「ありがとうございます」