眩しい光が差しキラキラと輝いている海が目の前に広がっている。


私、楓はまた転生したらしい。と気づいたのは幼い頃。夢に出てくる出来事を私は知っていたから。ジムリーダーとしての生を。

起きた時私は混乱しながら鏡に向かった。
どっちなんだろうと？
楓なのかオニオンなのか？
答えはオニオンだった。
ただ、女になっていた。

気づいてから早かった。
今まで見えなかった者が見えるようになった。
中身は楓だが
外見、性格、能力はオニオンに準じている
故に、かなり内気になり
その日から人目を恐れ顔を仮面をするようになった。
その日から両親はばけでもでも見る目で私を見るようになり数ヶ月後私を捨てた。


それから数年、フーシャ村で生活している。
この世界にポケモンはいない。そのためトレーナーもいなければジムもない。生活するため酒場の手伝いをしながら居候させてもらっている。今日は休みをもらったので落ち着ける場所に向かおうと酒場から出たところだった。

遠くから私を呼ぶ声が聞こえる。
最近話しかけてくる兄弟だ。
「「オニオーン！！」」
キラキラの笑顔が眩しい2人はルフィとエースだ