あれから数日経ち少しづつ横浜貿易公司の実態がわかってきた所で証拠を持って帰ってくるぜと言って皆んな仕事に行った




みんながいつも帰ってくる時間になっても帰ってこないと言うことは潜入失敗したかな？なんて思っていたらメッセージが届いた

メッセージアプリ《趙さん》


私は直ぐに趙さんのメッセージを閉じ
慌てる心を落ち着かせながら
星龍会のグループにメッセージを入れる

メッセージアプリ《星龍会》

まずはこれで、何も起きなければいいんだけど。まぁそう、うまくいかないか
イチさん達はハン・ジュンギに任せたから
助かってはいるはずだけど心配だ

メッセージアプリ《ハン・ジュンギ》

ハン・ジュンギからメッセージが来て1時間ほどが経ったがまだ、イチさん達から音沙汰はない
そろそろ馬淵が行動を起こす早くと思っていたらメッセージの通知があった
星野会長からのメッセージに嫌な予感がした

メッセージアプリ《星野会長》

嫌な予感は当たってしまった
さてどうしたものか
趙さんに連絡いれて高部さんが向かってることを伝え考えをまとめる
イチさんを待たずに私だけで飯店小路に高部さんを止めに行くか、それとも待つか
私一人じゃ止められないイチさん達の協力が必要だ。そろそろ脱出してきても良い頃だと思うんだけど早くお願いイチさん！と願った時スマホからメッセージが届いた

メッセージアプリ《サッちゃん》


すぐにマスターに出ることを伝え
私は急いでサバイバーから出た
船着場に着くとイチさん達が真剣な話をしていた

「ごめなんなさい遅くなりました。みなさん無事でよかった」

「ミッちゃん、大変な事が起こったんだ」

「星龍会の若いのが馬淵に銃撃された」

「今から俺らは高部のカシラを止めに行く。ミッちゃんも手伝ってくれるか？」

「もちろんだよイチさん！」

「じゃ、行くぞ」

イチさんを先頭に飯店小路に向かった
飯店小路は傷ついた人が至る所にいて高部さんの心境を表しているようだ
早く行かないと取り返しがつかなくなる
内心慌てているのを隠し私はイチさん達を追った。

慶錦飯店が見えてきたところで
「いたぞ高部たちだ・・・」
イチさん達のが色々と説明している
それは前もって私が説明していることだった
今の高部さんはその説明で止まれない
若衆が2人も殺されたんだ。だから止めれない

「もうそういう問題じゃねえんだ！！それにそんな話はお前らに言われる前にわかっている。だが、テツとコウジはまだ二十歳そこそこの見習いに毛が生えたくらいの若いモンだ」と高部さんは声を上げ冷静さを無くすぐらいテツさんとコウジさんの死を嘆いている。先頭に立ち高部さんと相まみるイチさんの後方から私は声を出していた

「高部さん」

「美月！俺は」

「・・・会長はそれを望んでいませんよ高部さん」

「そうだとしても止められねえ。俺は横浜流氓のボスに釈明してもらいてんだよ・・・」

「釈明も何も出来ませんよ。趙さんは。馬淵の独断ですからね」

「そうだとしてもだ」私に銃口を向けいう高部さんに私は「はぁ、なら好きにすれば良いじゃにですか。私は知りませんよどうなっても」

「お前がもっと早く連絡をくれれば！」

「貴方らしくもないたらればの話なんて。私は私にできる事をして、予想できる事を事前にお伝えした。それをどうするかは貴方達次第だった」

「・・・そうだとしても、俺は退けねえ！」
「バカね本当に」

「ミッちゃん？」

「私がなぜここにいるか分かる？高部さん。会長に高部を止めてくれって言われたからよ。でも貴方は引かないでしょ。ならやる事は一つね」

「ミッちゃん後で話してもらうからな。高部のカシラ。力尽くで止めさせてもらいます」