IFストーリー:龍が如く7(メインストーリー)
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ミッちゃんが仲間になってから少しして
サッちゃんから連絡が来た
「サッちゃんから連絡が来たぜ。行くぞお前ら」
「おう」
「マスター行ってきます」
と言いながら私はマスクをつける
「ミッちゃんなんでマスク?」
「私、結構異人三に顔知られてるので」
「なるほどな」と納得してナンバはイチさんの後についていく。私もその横を歩きナンバの話をする
「ナンバさんはこの間までホームレスだったんですよね」
「ああ、そうだよ」
「ホームレス前は看護師だったと聞いてます」
「はあ、誰から聞いたんだ?一番か足立さんか?」
「うん?誰だと思う?」
「わかんねえ」
「村長だよ」
「はあ!村長って」
「ふふ、驚いてる」
「そりゃなあ」
「異人町は広いけど狭いからね」
「はは、じゃ一番のことも知ってるのか?」
「うーん、荒川組の若衆だったことは知ってるけど」
「じゃ足立さんは?」
「足立さんは本人に聞いてるよ。サバイバーの常連だしね」
「ああ、そういえばそうだったな」
「異人町はちゃんとつてを使えば知りたい情報は手に入るから。必要ない情報も結構あるけど」
「それは本当か?」
「ナンバさん知りたい情報でもあるの?」
「え、えーと。その」
「言いたくないなら聞かないけど」
「あー言いたくないわけではないんだ」
「そうなの?」
「ああ、人を探してるんだ」
「人?」
「ああ、ここ数年で異人町で昔からある噂を追った記者を探している」
「あーそれって秋葉正一さん?」
「っ!知っているのか」と詰め寄ってくるナンバさに苦笑しながら答える
「秋葉さん飲みに来てくれたことあるから。お店で飲んで酔っちゃたみたいでね。今自分が追っている事を話し出したんだよね」
「そうか、その後どうしたか知っているか?」
「詳しくは知らないけど最後コミジュルを気にしていたからコミジュルの誰かが知っているんじゃないかな?」
「気にしていたか、やっぱりそうだよな。コミジュルか」
「ナンバさんの大切な人なの?」
「ああ、弟だ」
「そっか・・・」
「おーい、ナンバ!ミッちゃん!先行っちまうぞ」
「置いてくなよ一番」
「待ってイチさん、足立さん」
「ああ、今の話一番達にはまだ秘密な」
「分かった」とナンバさんと2人に向かって駆け出した
なるほど、なるほどナンバさんの目的はわかった。後で知らせておかないと。
中華パブ凛凛につき店の中に入る
仕事以外でここ聞きた事ないから変な感じ
マスクしているしいつものスーツではないから私が美月だとは気づいていないみたいでよかった。なんだかんだ女の子に鼻の下を伸ばしている足立さんとナンバさんを呆れた目で見ていたら奥の部屋からサッちゃんが飛び出してきた
鄭はなんとも言えない声を出しながらサッちゃんに近づこうとしているのを見てイチさんやみんなが前に出る前に鄭の顎に一発蹴りを入れ脳を揺らした。鄭は軽い脳震盪を起こしふらつき尻餅をついた
「すげえ」
「お前ら、、、、何でここに!!」
鄭との話が終わり明日ハローワークに行くことになった
「じゃまた明日」と言ってみんなと別れようとするとイチさんがサッちゃんを呼び止め飲みに誘う。ミッちゃんはどうする?と聞かれた
「私が行って部屋に入れる?」
「ああ、それはどうだろう」
「行ってみて入れなかったらサバイバー行こうか」
「いいのか?もうじき閉店時間だからゆっくりできるとは思うよ」
と喋りながら先に行く足立さんとナンバさんを追った
そしてやっぱりあの部屋は流石に5人だと狭かったのでサバイバーに向かった
「へーここ?知らなかった」
「あれ?サッちゃんは来たことなかったのか?」
「ええ、キャバクラにマスターとミッちゃんが来てくれたことはあったんだけど。ワタシがここに来たことはないんだよね」
「マスターただいま!」
「大所帯だな。紗栄子さんもいらっしゃい」
「美月俺たちはもう帰るから後はよろしくな」
「ありがとうマスターお疲れ様でした。いろはちゃんもお疲れ様気をつけて帰ってね」
「はーい♡美月も、皆さんもお休みなさい」
「ああそれともし、寝るなら2階使っていいからな」
「本当ありがとうマスター」
マスターといろはちゃんは帰り
5人になったところで扉に鍵をかけ
皆んなにカウンターに座るように促した
お店のお酒を飲むわけにはいかないので各々コンビニで買ってきたつまみとお酒を飲み始めた
ある程度すると皆んなうとうとして眠そうにしてきたのでカウンターから2階に移動した
「へえ、こんな部屋があったんだな」
「まぁね。従業員の休憩室みたいな感じ、雑魚寝でごめんだけどここで寝ていいから。そこの押し入れに掛け布団はあるから好きに使ってね。まだお酒飲みたかったらそこの座卓で飲んでね」
「おう、ありがとなミッちゃん」
「私は下片付けてくるからゆっくりしててね」
私は階段を降りて下に向かった
トントンとリズム良く下に降りる音を聞きながら残りの4人は感心していた
「良い子だねミッちゃん」
「当たり前でしょミッちゃんなんだから」
「こんな飲んだくれ達の世話も焼いてくれて」
「それにミッちゃん強かったな」
「だなあ。鄭を一発でノックダウンさせるとは思わなかったぜ」
「あの蹴りは惚れ惚れしたぜ本当に」
「アンタ達ねミッちゃんのどこをみてるのよ。本当に」
「いや、だってサッちゃんも見ただろあの蹴り」なんて話してる何て知らずに私は片付けを始めた
グラスを洗い、カウンターを拭き、ある程度乾いたグラスを拭き定位置に並べ直し最後に簡単に床を箒ではいてといつもの作業を終わらせた
そして上に行くと皆んな夢の中に旅立っていた
私はお店を出て歩き出した
夜の異人町を歩きながら一度帰路についた
家に着きシャワーを浴び
すり寄ってくる子達にすり寄り
おやつをあげたり
遊んであげたりして構ってから
メッセージアプリを開きメッセージを送る
もう一度サバイバーに戻るため夜の異人町を歩く
シルバーアッシュの髪をした黒い服を着た男が私の横を歩き始め
「こんばんはいい夜ですね。こんな時間に一人で歩くのは危険ですよ美月さん」
「こんばんはハン・ジュンギ」
「それで何かわかりましたか?」
「まあね。知ってるでしょ。それよりお願いの件なんだけど」
「調べて欲しいことですか。ものにもよりますが・・・美月さんにしては珍しいですね」
「そうだね」
「一応聞いておきますが何を調べて欲しいのですか?」
私はハン・ジュンギの耳に口を寄せて彼だけに聞こえる声で話し始めた
「幹事長が失墜して1番得する人」
「それを調べて欲しいと」
「うん、それで全て繋がると思う」
「美月さんのことですからもう目星は付いているのではないですか」
「うーん確証がないからな、ただあえて言うなら」
「敢えて言うなら誰です」
「ブリーチジャパンの創設者。現東京都知事の青木遼、が怪しいかなって」もう一度彼に耳だけに聞こえるように口を寄せ話す
「何故その人何ですか?」
「異人町での活動が他より激しいから」
「わかりました。調べてみます」
「お願いね」と話をして金花橋を渡る手前で別れそのまま私はサバイバーに向かった
サバイバーに着き上を確認したら皆先ほどと変わらず夢の中にいるようだ
私も少しは体を休めるためにサッちゃんの横に横になった
家にいる時のハン・ジュンギとのやりとり
メッセージアプリ《ハン・ジュンギ》