IFストーリー:龍が如く7(メインストーリー)
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
さて、皆の決意が固まりこれからどうするかを話している
「横浜流氓のシマは飯店小路にあるからそこに向かえばいいと思うよ」
「サンキュー美月ちゃん、、、、んー」
「うん?どうしたの春日さん?」
「、、、、、ミッちゃんだな」
「え?」
「サッちゃんだから、美月ちゃんはミッちゃんだな」
「ふふ、ミッちゃんいいわね。ワタシもこれからそう呼ぶわねミッちゃん」
「もう、なら私もサッちゃんて呼ぶことにする」
「いいわよ♪」
「気をつけて行ってきてくださいね」
「あれミッちゃん来ないの?」
「ちょっと調べたいことがあって、、、分かり次第連絡します。春日さんメッセージアプリ入ってますか?」
「メッセージアプリ?」
「スマホお借りてもいいですか?」
「おお、いいぜ」
「ありがとうございます。ちょっと借りますねよしできた」
「コレは?」
「コレがメッセージアプリです。簡単に設定したので後で気に入らなければ変えてくださいね。私のは登録しておいたので後で皆んなの登録してくださいね」
メッセージアプリ《春日さん》
「なるほど便利だな」
「ナンバさんはスマホありますか?」
「いや、持ってねえ」
「なるほどまだ時間あるな。調べ物の前にそっち行こうかな」
「?」
「ああ、気にしなくていいですよ。何かわかったら連絡ください」
「おう」
みんなと別れ伊勢佐木ロードに向かった。
ナンバさんのスマホを手に入れるため携帯ショップに急いだ。
なんとか営業時間内にショップについた
「本日はどうされましたか?」
「スマホの新規契約お願いします」
「かしこまりました」
「よろしくおねがします」
「ありがとうございました」
無事契約が終わり
ナンバさんに渡すことができる
メッセージアプリ入れて私のも登録して
コレでよし!
「おう、美月帰ってきたか」
「マスターただいま」
「で、どうだった」
「まだ、わからない。今春日さん達が横浜流氓のシマで調べてる。私もちょっと調べたいことがあるから2階行くけど大丈夫?」
「ああ、忙しくなったら呼ぶからそれまでは調べ物のしていろ」
「ありがとうマスター」
2階に上がり
ナンバさん用のスマホを充電してから机の前に座りメッセージアプリを開き馬淵さんのページをタップする。いつも通りに演れば大丈夫
さて、演りますか
メッセージアプリ《馬淵さん》
いつも通りの馬淵さんだった本当に馬淵さんがやったのだろうか?いつも私に見せているのはマフィアの馬淵さんじゃないから判断基準がわからない。一応揺さぶりはしたから何か動きがあるかもしれない。ああ、サッちゃんに危険が及ぶかも、でも春日さんが守るっていてくれたし信じてみよう
このやり取り一応趙さんに送っておこう
趙さんなら違いがわかるかな?
メッセージアプリ《趙さん》
趙さんとやりとりをしてから
少ししてサッちゃんがホステスとして中華パブに潜入したと聞いた
なんでそうなるの?と思った
メッセージアプリ《イチさん》
中華パブ凛凛・・・
あーサッちゃんごめん!
私が行けばすんなり入れた
イチさん達、多分装備だけ揃えて他揃えてない気がするから
マスターにランチボックス作ってもらおう。材料はあったはずだから
後私は、金花薬局に行って買い物してこよう
階段を降りカウンター越しにマスターにランチボックスを頼むと、すっとカウンターの上に置かれた
「さすがマスター準備がいい」
「当たり前だ」
「ありがとうございます」
「どこか行くのか?」
「金花薬局に行ってきます」
私はサバイバーを出て薬局に向かって歩き出した
私の頭の中は今回の出来事がなぜ起こったのか?ということで一杯だった
馬淵が犯人だとして何故野々宮さんだった?
もしかして野々宮さんじゃなくてもよかった?
となると、星龍会のシマでの殺しに意味がる?
異人三の均衡を壊そうとしている?
外からは壊れないから中から
で、馬淵に矢が立ったのか?
いや馬淵でなくともよかったのかもしれない
一番取り込みやすそうな人を選んだ
内側から崩壊させた時誰が利益を得て、誰が損をする?
「いらっしゃいませ」
「すいません。一通り5個づつください」
「かしこまりました。少々お待ちください」
商品を袋に入れてもらい支払いを済ませ私はまたサバイバーに戻った
誰が利益を得て、誰が損をする
損をするのは決まっている
荻久保幹事長だ
となると幹事長の座を欲している人物
と考えているところでサバイバーにつき
扉を開けて中に入った
そこにはもう、イチさん達が待っていた
「お待たせしちゃいましたか?」
「いや、んなことねえよ」
「これ、薬局で買ってきたから必要な時に使って、あと」
「マスターからランチボックスもらった。ありがとな」
「あと、ちょっと待ってて」
「慌てなくて大丈夫だ。まだサッちゃんから連絡ないからよ」
「分かった」と言って私は2階に上がっていった
「ありがとうな春日」
「何言ってんだマスター?」
「あいつがあんなに楽しそうなのは見たことがない」
「楽しそうって・・・」
「ああ、違うな安心してるって言った方がいいか」
「あいつがここに流れ着いてから」
「流れ着いた?」
「ああ、あいつは17歳の時にこの異人町に流れてきた。家出したと言っていたな」
「17で家出、そりゃ」
「色々理由があるんだがなそれは本人に聞け。美月はそれからここにいる」
「どこか不安そうな顔をいつもしてな。ただ今日は決心をした顔をしていた。今までの不安がなくなったようにな」
「俺たちは何もしてないぜマスター。ミッちゃん自身が踏ん切りをつけたんだろうぜ」
「そうだとしてもあいつがそう決心をしたのはお前たちのおかげだ。だから礼を言う」
と言ったところで階段をリズム良く降りてくる音が聞こえてきた
「ふっ階段を降りる音すら機嫌がいい」
「お待たせしました。・・・どうかした?」
「いや、なんでもねえ。で」
「はい、ナンバさんどうぞ」ナンバにスマホを手渡した
「はぁあ!これ!おま!」
「ないと困るでしょ」
「だけどよ」
「基本プランだから使いすぎないようにね」
「ああ、ありがとうよ」
「兎に角持っていてね」
「ミッちゃんの用事はこれだったんだな」
「うん、これも用事の一つ」
「そっか、ありがとな。ミッちゃんどうする?一緒に行くか?」
「うーん、調べ物も、考えも纏まらないし行こうかな?マスター行ってきてもいい?」
「構わないが怪我はするなよ」
「はーい、それでは皆さんよろしくお願いします」
美月が仲間に加わりました