銀河防衛軍 GDF
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私はベンチでミュラーが来るのを待った
それにしてもここで再開するとは思っていなかった。するとしてもアンネローゼぐらいなものだろうと思っていたんだけどな
それにしてもここオーディンは平和だ
あの惑星が夢だと思えるぐらいには、でもここもGDFが汗水流して取得した惑星の一つだということを忘れてはいけない
もしこのオーディンがフォーリナーによって又お襲われでもしたら対処法がほとんどない、ここはフォーリナーや巨大生物のことなど皆知らないのだから・・・
「フィー?」と考え事をしていたらミュラーが目の前に立っていた。
「ナイトハルト」と呼ぶと彼は私が座っているベンチに腰かけた。
「どうかした?」と心配そうに私に問いかける彼
「・・・考え事を」
「フィー」
「ナイトハルトは、ジークの最後を」
「その場にいたよ」と彼は苦い顔をしていた。
「そう、ジークは彼に何か言っていた?」
「伯爵夫人との約束を守れそうにないと」
「そっか・・・彼らしい」
「フィー、その何と言っていいのか」
「何も言わなくていいよナイトハルト、それが貴方たちの仕事なんだから・・・と割り切れるものではないけどね。両親が何も言わないのに私が泣き叫んでも仕方がない。ただ、彼を一発殴り飛ばしたいとは思うけどね」
「フィー」と少し苦笑をした彼がいたが、その顔はすぐに苦しいものになった。
「と言っても彼は宰相閣下だおいそれとそんなことできる相手でもないし、まず会えないしね。」
「連絡すれば会えるとは思うが」
「会えるかな?」
「ああ、閣下がキルヒアイス提督の親族を蔑にするはずがない」
「そっか、なら会ってみようかな」
「ああ」
「じゃ、この話は終わりにしようかナイトハルト」
「いいのか?」
「うん、せっかくナイトハルトに再会したのに湿っぽいのは嫌だからね。心配してくれてありがとう」
「なら、いいんだ。君が笑っていられるならなんだってかまわない」
その後彼は私を家まで送ってくれた。
「ありがとうナイトハルト送ってくれて」
「当たり前だよ。フィー」
「じゃ、おやすみなさい」
「ああ、お休みフィー」と車の中で会話をし私が車から出ようとした時彼に腕を引かれ彼の方に寄り掛かった。
「愛してるフィー」と言って彼は私にキスをしてから腕を離した。
「私も」と言って私は今度こそ車から出た。
私は幸せな気分で家に帰り眠りに着いた。
明日宰相腑にラインハルトに連絡しようと心に決めて