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恭安楽
やだも~、煜瑾ちゃんって、あんなにカワイイなんて~♡
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羽小敏
でしょ?でしょ?
もうね、高校時代からず~っと、あんな感じなんです。 -
恭安楽
見た目もカワイイでしょ?
性格も可愛いでしょ?
仕草だってカワイイし♡ -
羽小敏
そうなんですよ~♪
そこにいるだけで、煜瑾ってカワイイんですよね~♡ -
恭安楽
私の作ったチョコに「優しい味でした」なんて言うのよ~。もうカワイイったら♡
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羽小敏
どうですか、叔母さま。
あんなカワイイ煜瑾が、文維のパートナーとして叔母さまの家族になるんですよ~。 -
恭安楽
や~ん♡
最近の文維って、全然カワイくないんだもの。
小敏に加えて、煜瑾ちゃんが私の家族になったら嬉しいわ~。 -
羽小敏
しかも、ボクと一緒で煜瑾ってば、叔母さまの手作りお菓子が大好きだし。
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恭安楽
それ、サイコーよね。いくらお菓子を作っても、パパも息子も食べてくれないのよ。
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恭安楽
手作りってね、美味しいって言ってくれる人居てこそ、作り甲斐があるのよ。
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羽小敏
煜瑾はグルメだし、嘘はつけないし、美味しいって言ったら本当に美味しいってことですよ。
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恭安楽
煜瑾ちゃんに褒められたら、本当に美味しいってことなのね。
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恭安楽
わ~、もう♡
カワイイ煜瑾ちゃんに、私の作ったお菓子を、いっぱい食べて欲しいわ~♡ -
包文維
2人とも、煜瑾を小動物のように、カワイイ、カワイイなどと、ふざけないで下さい!
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恭安楽
え~?だって、本当にカワイイじゃない。
あのキラキラした目で見つめられたら、キュンキュンしちゃう♡ -
包文維
お母さま!
何を乙女なことを言っているんですか! -
恭安楽
でも、私のハートはいつまでも乙女なのよ!
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羽小敏
え~ボクだってキュンキュンしちゃうよ~♡
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恭安楽
そうよね~♡
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包文維
いい加減にしなさい。
煜瑾は、私の物なんですからね! -
恭安楽
…。
やだ、文維ってば。
小動物どころか、物扱いなの? -
羽小敏
え~、ひど~い!
煜瑾がかわいそう~。 -
恭安楽
煜瑾ちゃん、文維にはもったいないわよ!
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包文維
2人は誰の味方ですか、全く…。
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恭安楽
煜瑾ちゃんの味方に決まってるじゃない!
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羽小敏
当然、煜瑾の味方だよ!
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包文維
な、何なんですか…2人して
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恭安楽
だって、カワイイは正義だもの♡
ね~、小敏♪ -
羽小敏
ですよね~、叔母さま♪
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包文維
…。
(手に負えない) -
恭安楽
私、煜瑾ちゃん、だ~い好き♡
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羽小敏
ボクも、煜瑾、だ~い好き♡
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包文維
何を言ってるんですか。
煜瑾を一番好きなのは、私だし、煜瑾が大好きなのも私に決まっているじゃないですか。
ふん。 -
恭安楽
……。
(やだ、勝てない…) -
羽小敏
……。
(負けた…)
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