つれづれ日記

「江南春」更新しました!

2021/03/04 07:03
もう、朝から何をやってることやら…(笑)

でも、やっと「妓楼」である牡丹楼の本領発揮というか、本舞台というか、佳境に入ってきました。
ここからしばらくは、牡丹楼に暮らす「高位」の娼妓たちの話になる予定です。「高位」というのは、元々の身分の高さではなく、稼ぎが良いゆえにワガママが通るという、牡丹楼内の立場が高いという意味です。

大きな牡丹楼であるのに、二楼(2階)には東西南北に一房ずつ全部で4人の娼妓が占有しています。この1房という単位は、ほぼ庶民の家一軒分くらいあります。

廊下から入るとちょうど四合院のような作りの仕切りがあり、入った中央にお客と飲食をする部屋があり、その右側の部屋は世話係の部屋、左はそれぞれの房の主の好みで使われています。

臥龍であれば、書庫。静雪であれば、楽器倉庫と衣裳部屋。みたいな。
月亮は世話係も置いてないし、左右の部屋をどう使っているのか謎です(笑)

そして、奥には広々とした寝室がありますが、臥龍と静雪は毎晩1人で寝ているので、その広さを持て余していることでしょう(笑)

そして、牡丹楼の三楼(3階)には、小さな居間と寝室だけの部屋が並んでいて、娼婦や男娼たちが暮らしています。多分ここに住むような子たちまでは描き切れないと思います(笑)

妓楼の看板には「牡丹楼」とありますが、この三楼の建物が本来の「牡丹楼」で、厨房や警備などで働いている丁仲琴などは牡丹楼と回廊で繋がっている平屋の建物に住んでいます。もちろん、高貴な張家の皆様は、牡丹楼の北にある張府でお住まいです。

この建物の構想は、北京の故宮や頤和園に行った時のイメージで作りました。行っておくもんですな。(笑)

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