大きな声では言わないけど
19 なつめの奉仕
「うう……」
「泣くの?俺を煽りたいの?」
「ちが…い、ます……」
はんぱねえ!
メイド服、今までで一番くるかも!おマタにくるかもー!
っしゃあ!
「やあ、かわいいね、なっちゃん」
「もう…僕、お婿に行けないよ…」
「はい敬語でもう一回」
今日はメイド服で敬語を強いているのだ。
「そうだった…」
なんの疑問も持たずに従うなつめ。
「僕、もうおムコさんに行けません」
「だねーだねー無理だろうね、こんな格好しやがって」
「……創樹くんがもらってくれるんじゃないんですか…」
「それはまだわかんねえよ」
え、と固まったなつめの目が、羞恥からかショックからか少し潤んだ。いつもより弱気になってるし。
ああ。くっそ萌える。
「僕をもらって下さいって頼んでみれば?」
「う、」
「ひざまずいて」
「ううっ」
俺が選んだメイド服は、スカート丈が膝よりちょい下で、中にふわふわのパニエがついている。
メイド服は絶対短すぎない方がエロい。
黒地に白のエプロンがついてるけど、それもあんまりフリフリじゃなくて、地味め。
それとベッドドレスもつけた。フリルがついたやつ。なつめの茶色っぽくて長めの髪と、すげえ合ってる。
俺は天才だ。どこに出しても恥ずかしくない女装男子だ。
「ここ座れよ」
「はい…」
ベッドに座った俺の足元に、なつめがゆっくり座る。スカートがふわっと広がってて、いい。
明日から俺と会うときの制服にしたい。
なつめは不安そうに俺を見上げた。
「なっちゃんどうしたの?」
猫撫で声で言って頭を撫でてやると、なつめは少し笑った。
「僕を、もらってください、ご主人さま」
「ぷっ」
「笑われた…僕笑われました……」
「あまりに変態すぎて」
「ひどい、いつもだけど…」
「勃ってるくせに」
「スカートふわってしてるのになんでバレた…」
「は?勘に決まってんだろ」
足でなつめのスカートの上からさわさわしたら、足の裏になんか固いのが当たって、なつめが体をびくつかせた。
「あと、『ご主人さま』はなんか違う」
「じゃあ、創樹さま?」
「それはそれでいいけどーなんか違う」
「えぇと、お兄さま?」
「それは違う格好の時に言わせてやる」
「う、…じゃあ、旦那さま?」
「それだな」
俺は足を伸ばしてスカートの中を探り、膝や太ももをつま先でゆっくり撫でた。
「あ……はぁ、だんなさま…」
なつめは蕩けたような顔で熱い息を吐いた。
「おい下僕。主人に奉仕しろ」
「……はい」
俺のデニムのボタンを外してゆっくりジッパーを下げ、ものを出してアイスを舐めるみたいにゆっくり舌を使い出したなつめのスカートの中を、足でまさぐる。
「…っ、ん」
「んんっ、だんな、さま」
頭をぐしゃぐしゃと撫でると、なつめは目を細めた。俺はその顔を見ながら、つま先でなつめのものを探り当てた。
「ぅう」
俺のメイドは前髪に隠れた眉を潜めて唸る。
「ふ、つかガチガチじゃね」
上から睨み付けながら、つーっと優しく擦りあげてやる。
「っん、うう」
ふにゃふにゃした顔で一生懸命俺のをくわえてるなつめに、俺は思わず手を伸ばした。
柔らかい髪から耳、耳から首筋をゆっくり撫でる。
耳を隠す髪の毛をそっと耳にかけてやると、ほんのりピンクに染まった耳たぶが覗いた。
「お前は色が白いな」
言いながら耳を摘まんだり撫でたりすると、なつめが一度口を離した。
「だんなさま、もっと、もっとヒドいことして、ください」
ぽけっとした顔で言うので、足の先に力を入れてぎゅーっと押しつけてやる。
「んぅ」
「ほらほらなっちゃんご奉仕はどうした」
「あ、すみません…」
なつめは俺のをまた口に含んで、今度は手も使い始める。
「はぁ、きもちい」
言いながら足の指先で強めにこねくりまわす。なつめの呼吸が荒くなっていくのを見ていたら、なんかもっと痛くしてやりたくなってきた。
爪をたててガガガッと擦りあげると、なつめはまた俺のを口から出してしまう。
「っうぅ、いたい…」
「ドMが。俺の許可なく喋ってんじゃねえよ」
「あ゛っ」
「ほらー、興奮すんだろ?下僕の分際で。どうしようもねえなお前は」
「ご、めんなさ、っあぁ、もっとして、」
「はぁ?ごめんなさいってお前全然反省してねえじゃん」
もう片方の足もスカートの中に突っ込む。両足でなつめのものを挟んで上下させたり軽く蹴ったりしてみる。
「あっ、あ、だんなさま、だめ、もう、っ、」
「俺の許可なくイったら思いっきり踏み潰す」
「ひいっ、いや、」
「ふふ、本当は踏み潰されたかったりして…?」
なつめの耳に髪をかけ、俺はそこに唇を寄せる。
「痛くて痛くてイきっぱなしになっちゃうかもね…?変態なっちゃん…?」
少し息を吹きかけてなつめが体をびくつかせたところで、耳たぶをかじる。
「いっ!」
「いたい?いたいの?」
「きもちいい、です」
「きもちいの?なっちゃんはぁ、痛いのが好きなのぉ?」
首をこてんと傾げてニコっと笑ってやると、なつめは俺の顔を見て少し頬を染める。
その口が小さな声で何か言ったので、なに、と顔を近づけると、なつめは俺の手を取って、その甲にキスをして言った。
「創樹くん、かわいい。大好きだよ…」
だから、んふ、と笑って期待に応えてやる。
「バカなの?だんなさま、だろ?」
足に力を入れてぐにぐにと擦る。濡れてるから滑る。
「あふっ、い゛、ぃあ゛ぁっ」
「かわいいのが好きなら広樹の方がいいんじゃねえの」
「なに、言って、」
焦ったように目を見開くなつめがおもしろくて、更に責めたくなった。
「お前ほんとは広樹の方が好き?まぁ似てるしな、顔は。でもあいつ言葉責めとか痛いこととかできないと、」
なつめはがばっと立ち上がると俺を無理矢理ベッドに押し倒した。
真剣な顔をしたなつめを俺は見上げる。
「何」
「そんなことあるわけないでしょ。僕は、」
「お前は?」
聞きながら、俺に跨がったなつめのスカートの中に手を入れる。
「ちょっと待って、」
「なんだよほら言えよ」
「僕は創樹くんが、」
「だんなさまって呼んで。なつ」
少し萎えたなつめのものを優しく握って上下に動かす。
「……ぼくは、っ」
「なつ、感じる?」
「…はい……っん、」
なつめは体の力を抜いて俺に覆い被さり、俺の頬にキスをした。
「…僕にはだんなさましかいません…」
「知ってる」
腰を緩く動かし始めた従順ななつめに、俺は充たされる。
「そんなに俺が好き?」
「はぁっ、大好きです」
「くちゅくちゅいってる」
「っ、あぁっ、それ」
「これ?」
「あっ」
「なつめ、イってもいいよ」
追いつめるために両手を使って握り、あとは何も言わずになつめの顔を見ていた。
だんだん息が上がり、小さく呻いてなつめがイった。
目を細めて俺の首筋に顔を埋める。
俺はなぜかその顔を見て満足してしまった。
なつめの体を横に下ろして、そのまま抱き込む。
「あの、だんなさまは、」
「俺はいいわ」
「え!どうしたの創樹くん!」
ぱっと顔を上げたなつめの頭を抱き直す。
「別に。そんな気分なだけ」
「いいの?大丈夫?僕、ダメだった?」
「いや?なつめはすっげえかわいかった」
「……創樹くんがおかしくなった…」
「うるせえな」
「本当に平気?」
「しつこい。ちょっと寝る」
「うん、わかったよ。おやすみ」
抱きしめてくる腕に、なんだか知らないけど眠気が増した。
メイド服、また着せよう。
-end-
「うう……」
「泣くの?俺を煽りたいの?」
「ちが…い、ます……」
はんぱねえ!
メイド服、今までで一番くるかも!おマタにくるかもー!
っしゃあ!
「やあ、かわいいね、なっちゃん」
「もう…僕、お婿に行けないよ…」
「はい敬語でもう一回」
今日はメイド服で敬語を強いているのだ。
「そうだった…」
なんの疑問も持たずに従うなつめ。
「僕、もうおムコさんに行けません」
「だねーだねー無理だろうね、こんな格好しやがって」
「……創樹くんがもらってくれるんじゃないんですか…」
「それはまだわかんねえよ」
え、と固まったなつめの目が、羞恥からかショックからか少し潤んだ。いつもより弱気になってるし。
ああ。くっそ萌える。
「僕をもらって下さいって頼んでみれば?」
「う、」
「ひざまずいて」
「ううっ」
俺が選んだメイド服は、スカート丈が膝よりちょい下で、中にふわふわのパニエがついている。
メイド服は絶対短すぎない方がエロい。
黒地に白のエプロンがついてるけど、それもあんまりフリフリじゃなくて、地味め。
それとベッドドレスもつけた。フリルがついたやつ。なつめの茶色っぽくて長めの髪と、すげえ合ってる。
俺は天才だ。どこに出しても恥ずかしくない女装男子だ。
「ここ座れよ」
「はい…」
ベッドに座った俺の足元に、なつめがゆっくり座る。スカートがふわっと広がってて、いい。
明日から俺と会うときの制服にしたい。
なつめは不安そうに俺を見上げた。
「なっちゃんどうしたの?」
猫撫で声で言って頭を撫でてやると、なつめは少し笑った。
「僕を、もらってください、ご主人さま」
「ぷっ」
「笑われた…僕笑われました……」
「あまりに変態すぎて」
「ひどい、いつもだけど…」
「勃ってるくせに」
「スカートふわってしてるのになんでバレた…」
「は?勘に決まってんだろ」
足でなつめのスカートの上からさわさわしたら、足の裏になんか固いのが当たって、なつめが体をびくつかせた。
「あと、『ご主人さま』はなんか違う」
「じゃあ、創樹さま?」
「それはそれでいいけどーなんか違う」
「えぇと、お兄さま?」
「それは違う格好の時に言わせてやる」
「う、…じゃあ、旦那さま?」
「それだな」
俺は足を伸ばしてスカートの中を探り、膝や太ももをつま先でゆっくり撫でた。
「あ……はぁ、だんなさま…」
なつめは蕩けたような顔で熱い息を吐いた。
「おい下僕。主人に奉仕しろ」
「……はい」
俺のデニムのボタンを外してゆっくりジッパーを下げ、ものを出してアイスを舐めるみたいにゆっくり舌を使い出したなつめのスカートの中を、足でまさぐる。
「…っ、ん」
「んんっ、だんな、さま」
頭をぐしゃぐしゃと撫でると、なつめは目を細めた。俺はその顔を見ながら、つま先でなつめのものを探り当てた。
「ぅう」
俺のメイドは前髪に隠れた眉を潜めて唸る。
「ふ、つかガチガチじゃね」
上から睨み付けながら、つーっと優しく擦りあげてやる。
「っん、うう」
ふにゃふにゃした顔で一生懸命俺のをくわえてるなつめに、俺は思わず手を伸ばした。
柔らかい髪から耳、耳から首筋をゆっくり撫でる。
耳を隠す髪の毛をそっと耳にかけてやると、ほんのりピンクに染まった耳たぶが覗いた。
「お前は色が白いな」
言いながら耳を摘まんだり撫でたりすると、なつめが一度口を離した。
「だんなさま、もっと、もっとヒドいことして、ください」
ぽけっとした顔で言うので、足の先に力を入れてぎゅーっと押しつけてやる。
「んぅ」
「ほらほらなっちゃんご奉仕はどうした」
「あ、すみません…」
なつめは俺のをまた口に含んで、今度は手も使い始める。
「はぁ、きもちい」
言いながら足の指先で強めにこねくりまわす。なつめの呼吸が荒くなっていくのを見ていたら、なんかもっと痛くしてやりたくなってきた。
爪をたててガガガッと擦りあげると、なつめはまた俺のを口から出してしまう。
「っうぅ、いたい…」
「ドMが。俺の許可なく喋ってんじゃねえよ」
「あ゛っ」
「ほらー、興奮すんだろ?下僕の分際で。どうしようもねえなお前は」
「ご、めんなさ、っあぁ、もっとして、」
「はぁ?ごめんなさいってお前全然反省してねえじゃん」
もう片方の足もスカートの中に突っ込む。両足でなつめのものを挟んで上下させたり軽く蹴ったりしてみる。
「あっ、あ、だんなさま、だめ、もう、っ、」
「俺の許可なくイったら思いっきり踏み潰す」
「ひいっ、いや、」
「ふふ、本当は踏み潰されたかったりして…?」
なつめの耳に髪をかけ、俺はそこに唇を寄せる。
「痛くて痛くてイきっぱなしになっちゃうかもね…?変態なっちゃん…?」
少し息を吹きかけてなつめが体をびくつかせたところで、耳たぶをかじる。
「いっ!」
「いたい?いたいの?」
「きもちいい、です」
「きもちいの?なっちゃんはぁ、痛いのが好きなのぉ?」
首をこてんと傾げてニコっと笑ってやると、なつめは俺の顔を見て少し頬を染める。
その口が小さな声で何か言ったので、なに、と顔を近づけると、なつめは俺の手を取って、その甲にキスをして言った。
「創樹くん、かわいい。大好きだよ…」
だから、んふ、と笑って期待に応えてやる。
「バカなの?だんなさま、だろ?」
足に力を入れてぐにぐにと擦る。濡れてるから滑る。
「あふっ、い゛、ぃあ゛ぁっ」
「かわいいのが好きなら広樹の方がいいんじゃねえの」
「なに、言って、」
焦ったように目を見開くなつめがおもしろくて、更に責めたくなった。
「お前ほんとは広樹の方が好き?まぁ似てるしな、顔は。でもあいつ言葉責めとか痛いこととかできないと、」
なつめはがばっと立ち上がると俺を無理矢理ベッドに押し倒した。
真剣な顔をしたなつめを俺は見上げる。
「何」
「そんなことあるわけないでしょ。僕は、」
「お前は?」
聞きながら、俺に跨がったなつめのスカートの中に手を入れる。
「ちょっと待って、」
「なんだよほら言えよ」
「僕は創樹くんが、」
「だんなさまって呼んで。なつ」
少し萎えたなつめのものを優しく握って上下に動かす。
「……ぼくは、っ」
「なつ、感じる?」
「…はい……っん、」
なつめは体の力を抜いて俺に覆い被さり、俺の頬にキスをした。
「…僕にはだんなさましかいません…」
「知ってる」
腰を緩く動かし始めた従順ななつめに、俺は充たされる。
「そんなに俺が好き?」
「はぁっ、大好きです」
「くちゅくちゅいってる」
「っ、あぁっ、それ」
「これ?」
「あっ」
「なつめ、イってもいいよ」
追いつめるために両手を使って握り、あとは何も言わずになつめの顔を見ていた。
だんだん息が上がり、小さく呻いてなつめがイった。
目を細めて俺の首筋に顔を埋める。
俺はなぜかその顔を見て満足してしまった。
なつめの体を横に下ろして、そのまま抱き込む。
「あの、だんなさまは、」
「俺はいいわ」
「え!どうしたの創樹くん!」
ぱっと顔を上げたなつめの頭を抱き直す。
「別に。そんな気分なだけ」
「いいの?大丈夫?僕、ダメだった?」
「いや?なつめはすっげえかわいかった」
「……創樹くんがおかしくなった…」
「うるせえな」
「本当に平気?」
「しつこい。ちょっと寝る」
「うん、わかったよ。おやすみ」
抱きしめてくる腕に、なんだか知らないけど眠気が増した。
メイド服、また着せよう。
-end-