大きな声では言わないけど
18 広樹の介抱
「ひま……ひまだ!!」
あっくんの部屋であっくんの帰りを待つのにも飽きて声を出してみる。
今日はあっくんが高校の同窓会で飲みに出ている。
超つまんない。
しかも同窓会とか。心配しかない。変な男や女に引っかかったりしてないだろうな。
昔の女とかいるんじゃないの!
そのことを考え出すといつのまにか白目を剥いているので目も疲れてきた。
ついて行くって駄々をこねてみたけど、今回は全然許してもらえなかった。
あっくんはモテるから本当に嫌だ。俺にだけ見えるようになればいいのにな。
ああ。つまんないほんとに。
「ごろごろごろごろごろ」
居間から玄関に転がってみる。
そしたら外を歩く音がした。
「あっくんの足音だ!」
犬並みの聴覚を発揮してばっと起き上ったら、鍵が開く音に続いてあっくんが帰ってきた。
「あっくうん!!遅い!超遅いよもうっ!何してたの!浮気じゃないでしょうね!」
飛びついて抱きついて肺いっぱいにあっくんの匂いを嗅いだ。
うふふ、いい匂い。
「ただいま広樹」
あっくんの声がなんか甘い。ぎゅってされると甘えたくなる。
「んんん。あっくぅん。…楽しかった?俺がいなくても楽しかったの?どうなの?」
「つまんなかった。広樹がいないから全然楽しくなかったよ」
「ほんと?もう!だから言ったじゃん!ついて行けばよかった」
「ん…」
あっくんが全然放してくれないからくんくん嗅いでたら、その場でガッて押し倒されてフローリングに後頭部をぶつけた。
「あたっ!」
「広樹……」
「ちょっ…と…もう…あっくん……やん、玄関だよ、もうっ…」
酔ってる…!あっくんがしこたま酔ってる…!!
同級生たちよ、よくもやってくれたねありがとう!お前たちを許してやる!
「うふん…抱く?このままここで抱く?ふふ…」
「…抱く」
「きゃほぉい」
抱く宣言した途端、あっくんの動きが激しくなって、もう無理矢理がばがばと服を脱がされながらキスされた。服のボタンが一個飛んだっぽい。ぶちっていう音が聞こえた。
「あっん…や、ちょ、激し、…ん」
「広樹」
「犯されるぅ」
「犯す」
「だめぇ、犯さないで、いやだぁ…」
「うるせえ」
「あぁ…!」
形だけ抵抗してみたら、がっつり押さえ付けられた手首が痛くてすっごい睨まれてその目だけでイきそうになったもう危ない危ない。
「だっだめ、あ、むりやりしちゃイヤ、あっくん、んん」
「黙れよ」
「ん、……んぅ…」
「もっと嫌がれ。全力で抵抗してみろよ」
今日のあっくんはそういうプレイがお望みなのか。望むところだ。それにしてもあっくんの酒癖は読めない。
「やめて!こんなところで…いや…!」
あっくんは俺を見下ろしながら、ふん、って鼻で嗤った。きゃー!かっこいい!
頭の上で手首をまとめて押さえられて、胸をはだけられてそのまま乳首を舐められる。
「いや、やだよ…あっくん、ぁ、あぁ」
「嫌なくせに喘いでんじゃねえ」
「んああ!」
強めに噛まれて普通に感じてしまった。だめだ、抵抗しなきゃなのに!
「やだってば!あっくん……あ!だめ!」
「おら、乳首好きだろ」
「痛いの、好きじゃない、優しくしてよ…」
あっくんは俺の言葉を無視してわざと音を立てたり強く噛んだり吸ったりしてちょっと痛い。気持ちよくて、もうプレイを忘れたい。
「痛いよ…やだ…やめてぇ!」
「うるせえっつってんだろ」
「ああ!怖いのに…あっくんのばか…」
「挿入も無理矢理してやろうか」
「だめぇ!だめ、痛いのイヤ!酷いよあっくん」
「ほら、お前のせいで勃ったんだけど。どうしてくれんの?」
「あ…」
下半身に押し付けられたあっくんのものがガン勃ちしてて、俺はぷるっと震えた。
「舐めろ」
あっくんは俺を起こして自分は膝立ちになり、そこを露出させた。
「はぁっ、あっくん…」
「舐めろよ」
「いた…う…ぐ」
頭を掴まれて無理矢理口につっこまれた。
なにこれ。すごい興奮するどうしよう。
「もっと舌動かせ」
「うう……ん…うぷ」
「もっと」
「ん、んく……」
あっくんの荒い呼吸が聞こえて、俺は夢中でしゃぶった。
そしたら頭を両手で固定されて思いっきり腰を動かされた。
「うぐ!う、う、ん、ぐ、」
「は、涎垂れてんだけど」
「う…うう、ん」
「…全部飲め」
「ん、んん!」
口の奥の方にあっくんの精子が注ぎ込まれる。
全部飲み終わったら、片手で頭を押さえたまま口に指を突っ込まれた。くちゅくちゅと中をかき回される。
「まじで飲んだの?きったねえなあ」
半笑いで言ったあっくんは、冷たい目に反して優しく頭を撫でてくれた。
そのまま噛みつくようにキスをされて、濡れた指が俺の中をほぐしにかかる。
その辺からもう抵抗するの忘れてた。
「ん…あっく…ふ……うう…」
「気持ちいいのかよ、変態」
「あっくん、好き、好きぃ」
「ばかじゃねえの。なんでそんなかわいいんだよ」
なんなのー!萌え死ぬ。
「早く挿れさせろ」
「うん、もういいよ、もう挿れて、あっくんのちんちん挿れて!」
「前に手つけ」
「はい…」
四つん這いになってズボンを中途半端なところまで下げられて、なんかそのままちょっと放置されたから振り返ったら、あっくんがすっごい冷たい目で俺を見てきた。
「あっくん…ねえ、挿れてよ…」
「さっきは散々嫌って言ってたくせに」
「あ、あ、ごめんなさい」
「謝れば挿れてもらえると思ってんの?」
「…どうすればいいの?」
「そのまま自分で指入れてみろよ」
「え…だって見えちゃうよ」
「見せろっつってんだよ」
「…恥ずかしいよ…」
「じゃあもう一生挿れねえ」
一生だと!
「やだ…やだよぅ…」
「早くしろ」
「あっくん……あっくん…」
「そんな顔してもだめだ。入れろ」
「うう」
あっくんを見つめたまま指をちゅぷちゅぷってしゃぶってから、躊躇しているように見せかけて全然躊躇なく自分のアナに指を突っ込む。
「あん…あ……あっくん…」
「えろ」
「あふ……んん…」
あっくんが俺に覆いかぶさってきた。
「広樹、気持ちいい?」
耳元で聞くその声がなんかちょっと甘えたみたいな声になってて、きゅんとした。もうだめだもう早急に挿れてもらわなければ…
「ん、少し…あっくんのがいいのに…」
「ほしい?」
「うふ、うん」
「じゃあ挿れてあげる」
どうしたどうした急に甘えモードに切り替わってる。
という俺の疑問は挿入の衝撃でぶっ飛ばされた。
「ああっ!あ、あっくん!」
「はぁ」
「もっと!もっとおくぅ、奥突いて、いっぱいしてぇ」
「ん、…かわいい、広樹」
「でしょ、っああ、かわいいでしょ、だから、いっぱいして」
「いいよ」
俺の腰を掴んで固定して、あっくんはいきなり激しい律動を始めた。
「やっ!ああ!あん、あ、あ、あっ、あ、ああん!」
しばらくそのまま責めてから、あっくんは俺を支えて後ろに座った。その上に俺が下ろされて、さらに深く結合する。
「あ、あーっ、深いよ…!すごい奥までとどいちゃう…」
「気持ち、いいか?」
「いい、ん、すごい…!」
俺のものから先走りが垂れて、あっくんと繋がってる部分がどんどん濡れてイヤらしい音を立てる。
「すごい音だな、広樹、聞こえる?」
「や、やだぁ、聞かないで…恥ずかしぃ…」
「無理だろ。聞こえちゃうだろこれは」
「だってぇ」
突き上げが一層激しさを増していく。俺は目を閉じてあっくんを感じた。
「すごいよぉ、もう…あふ、もうだめ…う、あ、」
「イっていいよ」
「あっくんも…あっく、も、あ、あ、あっ、あっ」
「はっ、広樹」
あっくんは腰を動かしながら俺の首筋に唇を押し付けた。
「あ、あ、ん、イく、イく…!っああぁん!」
「ん…」
呼吸が整ったところで、あっくんが全然動かないことに気付いて後ろを振り向いたら、壁に寄りかかって眠っていた。
相当酔ってたんだと思う。ほんと、あっくんの酒癖は謎。
俺はちょっと楽しくなって、熟睡しているあっくんを必死でベッドに運んであげた。
明日起きたら全部忘れてるんだろうな。
詳細を全て語ってあげよう。うふふ
ふふふふ。
俺とあっくんの間には愛しかない。
-end-
「ひま……ひまだ!!」
あっくんの部屋であっくんの帰りを待つのにも飽きて声を出してみる。
今日はあっくんが高校の同窓会で飲みに出ている。
超つまんない。
しかも同窓会とか。心配しかない。変な男や女に引っかかったりしてないだろうな。
昔の女とかいるんじゃないの!
そのことを考え出すといつのまにか白目を剥いているので目も疲れてきた。
ついて行くって駄々をこねてみたけど、今回は全然許してもらえなかった。
あっくんはモテるから本当に嫌だ。俺にだけ見えるようになればいいのにな。
ああ。つまんないほんとに。
「ごろごろごろごろごろ」
居間から玄関に転がってみる。
そしたら外を歩く音がした。
「あっくんの足音だ!」
犬並みの聴覚を発揮してばっと起き上ったら、鍵が開く音に続いてあっくんが帰ってきた。
「あっくうん!!遅い!超遅いよもうっ!何してたの!浮気じゃないでしょうね!」
飛びついて抱きついて肺いっぱいにあっくんの匂いを嗅いだ。
うふふ、いい匂い。
「ただいま広樹」
あっくんの声がなんか甘い。ぎゅってされると甘えたくなる。
「んんん。あっくぅん。…楽しかった?俺がいなくても楽しかったの?どうなの?」
「つまんなかった。広樹がいないから全然楽しくなかったよ」
「ほんと?もう!だから言ったじゃん!ついて行けばよかった」
「ん…」
あっくんが全然放してくれないからくんくん嗅いでたら、その場でガッて押し倒されてフローリングに後頭部をぶつけた。
「あたっ!」
「広樹……」
「ちょっ…と…もう…あっくん……やん、玄関だよ、もうっ…」
酔ってる…!あっくんがしこたま酔ってる…!!
同級生たちよ、よくもやってくれたねありがとう!お前たちを許してやる!
「うふん…抱く?このままここで抱く?ふふ…」
「…抱く」
「きゃほぉい」
抱く宣言した途端、あっくんの動きが激しくなって、もう無理矢理がばがばと服を脱がされながらキスされた。服のボタンが一個飛んだっぽい。ぶちっていう音が聞こえた。
「あっん…や、ちょ、激し、…ん」
「広樹」
「犯されるぅ」
「犯す」
「だめぇ、犯さないで、いやだぁ…」
「うるせえ」
「あぁ…!」
形だけ抵抗してみたら、がっつり押さえ付けられた手首が痛くてすっごい睨まれてその目だけでイきそうになったもう危ない危ない。
「だっだめ、あ、むりやりしちゃイヤ、あっくん、んん」
「黙れよ」
「ん、……んぅ…」
「もっと嫌がれ。全力で抵抗してみろよ」
今日のあっくんはそういうプレイがお望みなのか。望むところだ。それにしてもあっくんの酒癖は読めない。
「やめて!こんなところで…いや…!」
あっくんは俺を見下ろしながら、ふん、って鼻で嗤った。きゃー!かっこいい!
頭の上で手首をまとめて押さえられて、胸をはだけられてそのまま乳首を舐められる。
「いや、やだよ…あっくん、ぁ、あぁ」
「嫌なくせに喘いでんじゃねえ」
「んああ!」
強めに噛まれて普通に感じてしまった。だめだ、抵抗しなきゃなのに!
「やだってば!あっくん……あ!だめ!」
「おら、乳首好きだろ」
「痛いの、好きじゃない、優しくしてよ…」
あっくんは俺の言葉を無視してわざと音を立てたり強く噛んだり吸ったりしてちょっと痛い。気持ちよくて、もうプレイを忘れたい。
「痛いよ…やだ…やめてぇ!」
「うるせえっつってんだろ」
「ああ!怖いのに…あっくんのばか…」
「挿入も無理矢理してやろうか」
「だめぇ!だめ、痛いのイヤ!酷いよあっくん」
「ほら、お前のせいで勃ったんだけど。どうしてくれんの?」
「あ…」
下半身に押し付けられたあっくんのものがガン勃ちしてて、俺はぷるっと震えた。
「舐めろ」
あっくんは俺を起こして自分は膝立ちになり、そこを露出させた。
「はぁっ、あっくん…」
「舐めろよ」
「いた…う…ぐ」
頭を掴まれて無理矢理口につっこまれた。
なにこれ。すごい興奮するどうしよう。
「もっと舌動かせ」
「うう……ん…うぷ」
「もっと」
「ん、んく……」
あっくんの荒い呼吸が聞こえて、俺は夢中でしゃぶった。
そしたら頭を両手で固定されて思いっきり腰を動かされた。
「うぐ!う、う、ん、ぐ、」
「は、涎垂れてんだけど」
「う…うう、ん」
「…全部飲め」
「ん、んん!」
口の奥の方にあっくんの精子が注ぎ込まれる。
全部飲み終わったら、片手で頭を押さえたまま口に指を突っ込まれた。くちゅくちゅと中をかき回される。
「まじで飲んだの?きったねえなあ」
半笑いで言ったあっくんは、冷たい目に反して優しく頭を撫でてくれた。
そのまま噛みつくようにキスをされて、濡れた指が俺の中をほぐしにかかる。
その辺からもう抵抗するの忘れてた。
「ん…あっく…ふ……うう…」
「気持ちいいのかよ、変態」
「あっくん、好き、好きぃ」
「ばかじゃねえの。なんでそんなかわいいんだよ」
なんなのー!萌え死ぬ。
「早く挿れさせろ」
「うん、もういいよ、もう挿れて、あっくんのちんちん挿れて!」
「前に手つけ」
「はい…」
四つん這いになってズボンを中途半端なところまで下げられて、なんかそのままちょっと放置されたから振り返ったら、あっくんがすっごい冷たい目で俺を見てきた。
「あっくん…ねえ、挿れてよ…」
「さっきは散々嫌って言ってたくせに」
「あ、あ、ごめんなさい」
「謝れば挿れてもらえると思ってんの?」
「…どうすればいいの?」
「そのまま自分で指入れてみろよ」
「え…だって見えちゃうよ」
「見せろっつってんだよ」
「…恥ずかしいよ…」
「じゃあもう一生挿れねえ」
一生だと!
「やだ…やだよぅ…」
「早くしろ」
「あっくん……あっくん…」
「そんな顔してもだめだ。入れろ」
「うう」
あっくんを見つめたまま指をちゅぷちゅぷってしゃぶってから、躊躇しているように見せかけて全然躊躇なく自分のアナに指を突っ込む。
「あん…あ……あっくん…」
「えろ」
「あふ……んん…」
あっくんが俺に覆いかぶさってきた。
「広樹、気持ちいい?」
耳元で聞くその声がなんかちょっと甘えたみたいな声になってて、きゅんとした。もうだめだもう早急に挿れてもらわなければ…
「ん、少し…あっくんのがいいのに…」
「ほしい?」
「うふ、うん」
「じゃあ挿れてあげる」
どうしたどうした急に甘えモードに切り替わってる。
という俺の疑問は挿入の衝撃でぶっ飛ばされた。
「ああっ!あ、あっくん!」
「はぁ」
「もっと!もっとおくぅ、奥突いて、いっぱいしてぇ」
「ん、…かわいい、広樹」
「でしょ、っああ、かわいいでしょ、だから、いっぱいして」
「いいよ」
俺の腰を掴んで固定して、あっくんはいきなり激しい律動を始めた。
「やっ!ああ!あん、あ、あ、あっ、あ、ああん!」
しばらくそのまま責めてから、あっくんは俺を支えて後ろに座った。その上に俺が下ろされて、さらに深く結合する。
「あ、あーっ、深いよ…!すごい奥までとどいちゃう…」
「気持ち、いいか?」
「いい、ん、すごい…!」
俺のものから先走りが垂れて、あっくんと繋がってる部分がどんどん濡れてイヤらしい音を立てる。
「すごい音だな、広樹、聞こえる?」
「や、やだぁ、聞かないで…恥ずかしぃ…」
「無理だろ。聞こえちゃうだろこれは」
「だってぇ」
突き上げが一層激しさを増していく。俺は目を閉じてあっくんを感じた。
「すごいよぉ、もう…あふ、もうだめ…う、あ、」
「イっていいよ」
「あっくんも…あっく、も、あ、あ、あっ、あっ」
「はっ、広樹」
あっくんは腰を動かしながら俺の首筋に唇を押し付けた。
「あ、あ、ん、イく、イく…!っああぁん!」
「ん…」
呼吸が整ったところで、あっくんが全然動かないことに気付いて後ろを振り向いたら、壁に寄りかかって眠っていた。
相当酔ってたんだと思う。ほんと、あっくんの酒癖は謎。
俺はちょっと楽しくなって、熟睡しているあっくんを必死でベッドに運んであげた。
明日起きたら全部忘れてるんだろうな。
詳細を全て語ってあげよう。うふふ
ふふふふ。
俺とあっくんの間には愛しかない。
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