？？？
「ご心配なく、奥様はこの僕が幸せにして差し上げますよ！」

##IMGU60##明智

お前は……！

##IMGLU83##翼

あっ、いやっ！

助けてまーくん！

慶史兄さーん！


☆☆☆

##IMGU170##ＪＳ

僕の名はジョン・スミス。

あなたの夫、明智誠臣さんが所属する秘密組織の一員です。

残念ながら、明智さんは、スナイパーであることを検察に嗅ぎ付けられてしまった。

僕は組織を守るために、彼を消さなくてはなりません。

##IMGLU83##翼

そんな……！

お願いです、誠臣さんを助けて！

あの人の為なら、私、何でもします！

##IMGU170##ＪＳ

ほう……

今、『何でも』とおっしゃいましたね？

でしたら……

今宵一晩、僕の思いのままになっていただきましょう。

##IMGLU83##翼

あっ、何を？！

##IMGU170##ＪＳ

こういう趣味はないのですが、逃げられるのは面倒ですから。

ベッドに縛りつけさせていただきますよ。

##IMGLU83##翼

いや、やめて、離して、誠臣さん！

##IMGU170##ＪＳ

ここは、人里離れた別荘地。

どんなに助けを呼んでも叫んでも、ご近所は空き別荘ばかりで誰もいません。

ふふ、

僕に弄ばれて、悩ましく痴態をさらすあなたの姿や声を明智さんや藤守家のご兄弟に見聞きさせて差し上げられないのは少々申し訳ない気もしますが……、

あなたの事だ。

録画して、ＤＶＤに焼いて、彼らに送りつけるまでもなく、夫以外の相手に抱かれる恥辱には耐えられないでしょう。

そうしたら、あなたは自責の念に駆られ、二度と明智さんの元には帰れない。

もちろん、僕も、あなたを繋ぎ止める気なんかありません。

これは横恋慕ではなく、制裁に過ぎないのですからね。

さあ、一晩だけの楽しいアバンチュールを始めましょうか……

##IMGLU83##翼

あっ、ああっ、やっ嫌、触らないで！

嫌ーっ！

誰か、誰か助けてぇーっ！