##IMGLU83##翼

こんにちは……葵、何をしてるの？

##IMGU65##小野瀬

やあ、いらっしゃい。

はは、きみが来る前にと急いだんだけど、見つかっちゃったな。

俺の部屋、殺風景だろう？

だから、レースやリボンでたくさん飾って、お姫様を迎えるのに相応しくしてあげようと思ったんだ。

##IMGLU83##翼

ありがとう、葵……

まるでお城の中にいるみたい。

あれも、これも、華やかなレースだけど、とっても上品で、素敵だよ。

やっぱりセンスがいいんだね。

##IMGU65##小野瀬

気に入ってくれた？

##IMGLU83##翼

もちろん。

##IMGU65##小野瀬

良かった。

……実は、寝室に一番凝ってみたんだけど。

##IMGLU83##翼

そうなの？

見たい、見たい。

##IMGU65##小野瀬

ちょっと照れ臭いけど、どうぞ。

##IMGLU83##翼

……

……わあ！

凄い、ベッドが、レースの天蓋付きになってる！

それに、寝具も……これ、シルク？

##IMGU65##小野瀬

ちょっと奮発しちゃった。

##IMGLU83##翼

こんな豪華なベッドで眠るなんて、贅沢だね。

でも、素敵な夢を見られそう。

##IMGU65##小野瀬

じゃあシャワーを浴びて、早速眠ろうか？

##IMGLU83##翼

まだ、昼間だけど？

##IMGU65##小野瀬

久しぶりのお休みだからね。

きみというお姫様を抱いて眠ったら、王様の気分になれそうだ。

もちろん、シルクのネグリジェも用意したよ。

##IMGLU83##翼

ありがとう。

##IMGU65##小野瀬

先にシャワーを浴びておいで、待ってるから。

##IMGLU83##翼

うん。


##IMGLU83##翼

お待たせ……って、ふふ、やっぱり寝ちゃってる。

……おやすみなさい、葵。

頑張ってくれてありがとう。

今日はゆっくり休んでね。