『非公式Twitter』

おはよう

2014/08/30 06:39
##IMGU60##

……………なんだこの部屋は。

昨日何があったんだ?!

前回もひどかったが、今回のこの散らかり方は異常だぞ。

しかも、変な言い方だが、綺麗に散らかってる。

床にハードカバーの本や文庫本が散乱してるが、この部屋に本なんか無かっただろう。

壁には謎の文字を書いた紙がピン留めされているし、

あ、落ちてる缶にも文字が貼られている。

しかも缶は未開封だったり、明らかに洗って乾かされていたり。

……窓枠も、棚の上も、埃ひとつ無い。

ガラスも綺麗に磨かれてる。

床にも髪の毛1本落ちてない。

それなのに足の踏み場がない。

とりあえず、落ちてる本や缶や紙屑を整理して……これにも文字か。

……

今回のトークテーマは、ともからのリクエストで「捜査室メンバーに言われたい言葉」。

それから、桐子からのリクエストの「お休みコール又はメールで言われたい言葉(眠る直前)」だ。

みんな、よろしく頼む。

……さて、こんなところか。

しかし、片付けていたら、あちこちからたくさん文字が出てきたな。

前にもこんな字を見た事があるが、今度はさらに難解だな……

「め」、「け」、「さ」……

さっぱり分からない。

ん、よく見たら番号が振ってある。

「め」「け」「さ」「ち」「ん」、「た」「ん」「し゚」「よ」「う」「ぴ」、「む」「ぬ」「て゚」「と」「う」……

やっぱり分からない。

*****

名前:冬子
本文:
[壁]‥) チラッ


明智さんおはようございます。

お掃除がんばってるんですか?ちょっとこっちへ来て下さい。

よっこいしょういち(椅子にのる冬子)

あ、これで手が届きますね。

はい、明智さんはいいこ、いいこ~ 頭なでなで~

あら? ????って顔してますね。

明智さんに言われたい言葉ですか?色々ありますけど、ちょっとワタクシ昨日より寝不足で頭まわってないので、また後で来ていいですか?

あ、別に構わない?

いーえ、特別何かあったわけじゃーありませんのよ。いつもの不眠症です。眠れないし、すぐ目が覚めちゃうんです。いつものことなんでお気になさらず、おほほ。

名前:穂積&小野瀬
本文:穂積
「明智様、おはようございます」

明智
「あ、室長、…………はいっ?!」

穂積
「おはようございます」

明智
「(ガタタッ)お、おはようございます!」

穂積
「突然お呼びしたせいで驚かせてしまいまして、申し訳ございません。ただいま椅子の角に思い切り向こう脛をぶつけたようにお見受けしましたが、お怪我はございませんでしたか?」

明智
「ど、どうしたんですか室長?黒のフォーマルスーツじゃないですか!」

穂積
「本日はわたくし穂積、明智様の執事を務めさせて頂きます」

明智
「……「執事」?「明智様」?!」

穂積
「ささ、本日はTwitter部屋ではなく、捜査室へどうぞ。どうぞどうぞ、ずずいと奥へ」

明智
「室長席じゃないですか!!やめて下さい!」

Σ((((;゜Д゜)))

明智
「しかも、何ですかこの部屋は?!いつの間に、こんなムーディーな演出の部屋に?!」

小野瀬
「明智様、お飲物をどうぞ」

明智
「小野瀬さんまで……」

小野瀬
「本日ホストを務めさせて頂きます、小野瀬でございます。何なりとお申し付け下さい」

明智
「……耳元で、無駄にいい声で囁かないで下さい……」

小野瀬
「葵、と呼、ん、で……ふっ」

明智
「息が!み、耳に息がー!鳥肌がー!」

名前:ジュン
本文:明智さん、こんにちはー。

「はーい、ベッキーでーす。」

「……」

小笠原さん……もっと笑顔笑顔。

さあ、明智さんをお席に案内して。

「明智さーん、こちらにどうぞー」

「……飲み物どうぞ」

二人ともミニスカ、ハイソに猫耳、しっぽが似合ってますね。

えっ?明智さんに言ってほしいセリフですか?うーん……「お前は俺が守る」ですかね。
悪者から救出されて抱き締めながら言われてみたいです。

今日はどんなTwitterになるのかドキドキしてます(*≧∀≦*)楽しみだなぁ

名前:冬子
本文:
バーン!! 扉が開く音

「まーくん!お姉ちゃんが来ましたよん」

次女が入ってくる(中身は冬子)

ガ━━(゚Д゚;)━━ン!顎が外れそうなほど驚く明智さん。

しばらく呆然としていたが、

「ぉおおおい、ここで何やってんだ!」やっと立ち直って怒鳴る明智さん。

「あれ、まーくん、ひどーい。お姉ちゃん、まーくんに」

「夢だ、夢だ、これは悪い夢だ……」うわごとのように呟く明智さん。

頭をふりながら、机の上のペンたてからボールペンをとり、左手を机の上に広げる。

「そうだ、これは夢だ、指しても痛くないんだ。これで目が覚める!」

右手に持ったボールペンを振り上げる明智さん。目が据わっている。

ボールペンが手に突き刺さろうとする刹那、穂積室長の手が明智の腕をとめる。

「危のうございます。明智様」

「室長………」

「夢ではございませんよ、明智様。その証拠に」

━━(= ̄□ ̄=)━━みにょーんと明智の両頬をひっぱる穂積室長。

「いたたい。痛いです。室長!」

「ご理解いただけましたか?」

小野瀬さんが明智さんによりそい、頬を冷やしたタオルで押さえてあげる。

「これは、現実?アレも本物か?」

明智さんが次女(中身冬子)を指差す。

「本物だよぉ。証拠を言おうか?まーくんはね、おうちのカレンダーに赤丸をつけていてね。それは彼女と××……」

「わーわー!!!もういい、わかった。みなまで言うな!!」

がっくりと床に膝をつく明智さん。

「あらら、お姉ちゃんはまーくんに、ありがとうって言われたくて頑張ったのに」

ぶーっと口を膨らませてすねる次女(中身は冬子)




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お姉ちゃんの名前がわかんない、困ったぞ。

こんな感じで大丈夫でしょうか?ドキドキ

さて、何を頑張ったのか、考えないと。

憧れのリレー小説のまねっこをしてみたいから、ここでパースとか言ってみたりして( ´艸`)ムププ
追記

名前:桐子
本文:
明智さん、こんにちは~(*´ω`*)

明智さんに言われたい言葉はやっぱり「何があってもお前は俺が守る」ですね♪

明智さんのbd話を考えていたのですが、ネタが出てこずに熱が出ました(^_^;)
知恵熱かなぁ…(´・ω・`)

明智さんむずいです💦

誰かネタ下さい←

名前:エミ
本文:⌒○⊂(^∀^*)←パス受け取った(笑)



エミ
「明智様、お届けものをお持ちしました」

なぜかメイド姿のエミが、赤いリボンで上部を縛ってある、大きな布に包まれた何かを抱えて来た。

明智
「お、お届けもの……?」

ホスト小野瀬に頬を冷やしてもらいながら首を傾げる明智。

エミ
「よっこいしょういち、っと」

明智の近くにお届けものを運んだエミが、恭しく赤いリボンをシュルッと解いた。


イチゴ
「明智さーーーん!」

布の中から登場したイチゴが明智に抱きつく。

明智
「おわっ!!」

いつもなら反射的に投げ飛ばすのに、今日はそれが出来ない。

明智
「くっ!お、小野瀬さんっ…離せ!」

ホスト小野瀬が明智の体の自由を奪っていたのだ。

小野瀬
「明智様、据え膳食わぬは男の恥、でございますよ」

イチゴ
「明智さん久しぶり♪会いたかったよー」

明智
「き、今日は、なんなんだ?し、室長!」

助けを求めて穂積に目を向けたが、穂積執事は一仕事終えたエミを労って、頭を撫でているのであった。



**********

あれー?JSのメッセージ、わからなかったですか?
私?簡単に読めましたよ?
念のために番号つけておいたんだけどなぁ…
(;゚ー゚)

名前:冬子
本文:
リレーになってる!嬉しい\(^ ^)/ バンザーイ


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弟が羽交い絞めにされているというのに全く気にする様子がない次女(中身は冬子)

鼻歌まじりに四角い箱を持ってくる。

「これは?」

小野瀬ホストに押さえつけられ、腰にイチゴをぶらさげたまま明智さんが心配気に尋ねる。

「ふふーん、じゃーん」

次女(中身冬子)がご機嫌に箱を開けると中にはバースデーケーキが。

しかし、全くバースデーケーキに見えない。なぜならば


『めけさちん、たんしようぴむぬて゚とう!!』


と大きく表面を覆うようにかいてあったからだ。

「これはね、お姉ちゃんが手作りしたのよ~」

ご機嫌でYou're Under Arrestを歌う次女(中身冬子)

そこで歌うべき歌は違うだろう………と心の中でつっこむ一同。

「お前のすべて取り調べたい~っと、私取調室が見てみたいかも!」

You're Under Arrestって逮捕しちゃうってことよね!とかルンルンで捜査室を出て行く次女(中身は冬子)

「これを作った?あのゴーゴンが?一応人間の食べ物に見えてはいるが、大丈夫なのか?家は…無事か…?」

呆気にとられている明智さん。未だ今日という日がなんなのか、わかっていない様子だ。


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またまたここで、パース

名前:とも
本文:⌒◯(゚O゚) あっ、ボールがキタ!

いやーん、水着を選んでたら遅くなっちゃった(o_o)

とも
「明智さーん、お誕生日おめでとうございまぁーす♪(´ε` )」

明智
「なっ、と、とも⁈ 何故ともだけ水着で、し、しかもビキニなんだっ⁈」

とも
「室長が、私は水着でビキニってご指名やったから」

穂積
「すべては明智様の為にご用意させていただいております」

明智
「室長はいつまで執事をやるんだ…」

とも
「明智さん、プレゼントのかわりにリクエストしてもいいですか?」

明智
「何?リクエスト? あぁ、ともが提案したあのトークテーマのことだな。本来は俺がTwitter当番だし」

とも
「『これからもずっと、お前は俺の女だ』って囁いてください♪」

明智
「い、いや囁くのはいいが、その格好で腕を絡めてくるな!」

とも
「えー、何で? これはお誕生日のサービスやから気にせんとってくださいよー」

名前:小春
本文:はいキャッチ⌒◯ヽ(´∇`\ )


とにもかくにもケーキにはロウソク。

年の数だけ並べるのは三十路過ぎにはタブー。

というわけで、ケーキの中央に鎮座まします三本のロウソクに、執事穂積がライターで火を灯す。

同時に照明が落とされて、捜査室の中はロウソクの灯りだけ。

小野瀬
「みんな準備はいい?じゃあ、1、2の3、はい」

♪happy birthday to you、

  happy birthday to you ……

みんなが声を揃えて歌い出すと捜査室の扉が開いて、料理をふんだんに乗せた大きなトレイをそれぞれ両手に捧げ持った藤守兄弟と、飲み物やフルーツを抱えた明智家の姉二人(小春と翼)が登場したところで、ようやく、明智にも事情が分かってきたようだ。

「夏休みの宿題が終わらないから」と言われ、誕生日パーティーに誰も来てくれない少年時代を送った、8月30日生まれの明智。

その切なく悲しい想い出が、今、賑やかに上書きされてゆく。

料理がテーブルに盛られ、歌と拍手の輪に四人が加わる。

さらに、いくつものプレゼントの箱を抱えた水着姿の泉や桐子やたんぽぽたちといったTwitter部屋の常連が加わり、最後に現れたJSがカメラを構えた。

♪happy birthday dear まーくん……

穂積
「明智様、歌が終わったらロウソクを吹き消してくださいませ」

♪happy birthday to you……

執事穂積に囁かれた通り、歌が終わると同時に、明智はロウソクを一息に吹き消した。

暗闇が訪れ、拍手とともに再び明かりが灯される……

はずが。

明智
「ん?」

小野瀬
「ん?」

穂積
「ん」


「ん?!」

藤守
「んっ?」

アニ
「ん!」

小笠原
「……」

如月
「んー!」

明智
「んんー?!」

パシャパシャ、と連続するフラッシュ音に、数人の怪訝な声が混ざって聞こえた。

直後に、穂積の手にあったライターが灯り、JSが笑いながら照明のスイッチを入れた。

ジュンやエミ、ともやイチゴ、冬子らの顔も見え隠れする人垣の中央で、ケーキを前にした明智が真っ赤な顔をしている。

明智
「だ、誰かにキスされた……」

小野瀬
「俺も(天井裏を見上げている)」

藤守
「俺も」

アニ
「お、俺も……」

小笠原
「……」

如月
「え、小笠原さんもですか?」

穂積
「さあ、そんな事より明智様、ケーキをどうぞ」

隣に真っ赤な顔の明智家三女(中身は翼)を従え、上機嫌な執事穂積が、明智にナイフを手渡す。

周りの常連女子たちもご機嫌だ。

もちろん、天井裏に潜むもう一人も……。


穂積
「明智誠臣様、お誕生日おめでとうございます」

全員
「おめでとうございます!」

名前:冬子
本文:
明智さんがケーキを切り分ける。さすがに切り方が上手い。全員に等分にわたるよう、穂積執事とホスト小野瀬が配っていく。

和やかに歓談が始まりかけたころ、普段の姿にもどった冬子がそっと明智さんの側に進みでる。

「あの、明智さん。私預かり物があるんです」

「え?何だろう」

そこに居た全員の目が、明智さんと自分に注がれていることに気付いた冬子。恥ずかしがって、猫耳の如月ベッキーと猫耳小笠原さんの後ろに隠れようとするが、ベッキーがそれを許さない。

明智さんの手にチケットが入る程度の箱が渡される。白い箱に明智さんの瞳の色に良く似たブルーのリボンがかけてある。

「明智さんのご家族からです」

「は?姉貴から?」

まさか、爆弾?とか呟きながら明智さんがなんとなく箱を揺らさないように開けていく。

「………家事お手伝い券…だと?」

目を見開く明智さん。そこには三枚のお手伝い券が入っており、裏にお姉様がたの署名がそれぞれ入っている。

明智さんが呆然とそれをみているから、箱の中から最後に残った折りたたんだ小さな紙がヒラリと落ちてしまう。

「明智さん、お手紙も入っているみたいですよ」

拾い上げ、明智さんに手渡す冬子。

女性らしい趣味のいい便箋に、やわらかく、流れるような美しい文字で何か書いてあるのが見えた。

「母からの手紙だ」

「お母様からですか?」

そんなに長い手紙ではない。それはここからでもはっきりわかる。しかし、明智さんは何も言わず、便箋を見つめたまま、ただただ押し黙っている。

「あの、お母様、なんて?」

思わず声をかけた冬子の肩に小笠原さんがそっと手を置く。ベッキーも大きな目を少し細めて、唇に自分の人差し指を押し当てる。はっと黙り込む冬子。

みんなの注目にも気付いていない様子の明智さんは三枚のお手伝い券と、母からの手紙を、そっと左の胸ポケットに収める。

右手をポケットの上に置く明智さん。そう、まるで心臓を捧げるように。

いつも深い海の色のような色の明智さんの瞳の色が、今は少し違って見える。

そこにいる誰もがわかっていた。それは照明の加減などではなく、明智さんの目にたまる涙の色だと。

全員がその美しい瞳をみられたことに喜びと幸せを感じる、そんな素敵な誕生日の夜だった。





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明智さんを幸せにしてあげたくて、頑張ってしまいました。

それにしても、誰がチューしたのか?気になる~

そして、バドガールの格好を忘れた。ま、いいか

名前:明智誠臣
本文:やられた……何だか凄まじい誕生日だったな。

だが、嬉しかった。

みんな、ありがとう。

特に、お前に。

キスしてくれたのはお前だろう?

これからもずっと、お前は俺の大切な女だ。

何があろうと、お前の事は俺が守る。

……だから、来年の誕生日も、俺のそばにいてくれよな。

……あー、そろそろ交代の時間だ。

行こうか。

そこまで手を繋ごう。


離すなよ。

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