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よく眠れなかった……

2014/09/15 16:41
##IMGU60##

みんな、おはよう。

よく眠れたか?

俺はどこで何を間違えたのか、バスの運転手と相部屋になってしまってよく眠れなかった。

運転手の方は、隣のベッドですやすや寝てたがな。

秋の旅行も三日目、今日はとうとう帰り道だ。

今日は葡萄狩りをして、道の駅で買い物をして、という予定だったが、ビール工場へも寄る事になったぞ。

まだまだ平和は遠そうだ。


ところで、先日の飼いたいペットの話だが、俺は番犬変わりに忠実な怪獣を飼いたい。

強さは室長ぐらいでいい。

俺が部屋で静かに過ごしたい時とか、キッチンで料理している時とかに、入り口に置くんだ。

あの三人の姉たちから俺の安息を守って欲しい。


切実過ぎて泣けてくるな。


さて、そろそろ起きて朝食だ。

朝起きて食事を作らなくていいなんて、旅行って素晴らしい。

ゴーゴンたちはこの二泊三日、ちゃんと飯を食っているかな。

言い付けを守っておとなしく外食してくれてればいいんだが。

サービスエリアででもいいから、すぐに食べられる、おかずになるようなものをお土産に買って帰らないとな。

ああ、帰る事を考えたら、また思考が主婦になってきた。

いかんいかん。


みんな、食べた後はロビーに集合だぞ。
追記
名前:ジュン
本文:明智さん、おはようございます。

私はよく眠れましたよ。

賢史くんは寝不足みたいでしたけど。

帰ったときにお家が無事だといいですね(笑)

名前:泉
本文:おはようございます、明智さん。

私と香奈子さんはぐっすり眠れましたよ!
アニはよく眠れなかったみたいです。なんでだろ。

怪獣飼いたいなんて、理由はともかく明智さん可愛い。

名前:明智誠臣
本文:ジュンといい泉といい香奈子といい、お前ら絶対分かっててやってるだろ。

お前らに気のある男にとってはとんだ小悪魔だな。

小春みたいなのもどうかと思うが。

あと泉、俺は「室長ぐらいの強さの怪獣を飼いたい」と言ったが、よく考えたら、万が一そいつが姉側に寝返ったら大変だという事にさっき気付いた。

それなら、いっそ本物の室長を飼うのはどうだろうか。

…………同じか。

いかん、こっち向いた。

名前:小春
本文:運転手さん、よく眠れました?

そうですか、良かった。

私はエミさんと楽しくお話しながら寝ましたよ。

あれ?

サクラダモンごっこやライダーHOZUMIごっこしたの、どうして知ってるんですか?

静かにやってたつもりなのに。

カマかけただけ?

私、引っ掛かったんですか?

あれ?

名前:ジュン
本文:某ビール工場

ジュン
「室長、ビールおいしいですね。」

穂積
「本当ね。最高だわ。」

名前:小春
本文:ビール工場の試飲コーナーでの下戸あるある

小春
「小野瀬さん、缶ジュースおいしいですね」

小野瀬
「本当だね。でもこの缶ジュース、きみの店でも売ってるでしょ。刑事部の自販機でも売ってるけどね」

小春
「よく考えたらこのビールとこのジュースは同じメーカーなんですもんね」

名前:葡萄狩りとワイナリーでの下戸あるある
本文:小野瀬
「ワインをお土産に買って帰りたいけど、どれがいいのか分からないね」

運転手
「グラスにワインを入れて、こう、回してみるんですね。その時、こんなふうに内側に涙模様が残る。これで濃さが分かります」

小春
「ふぅーん、なるほど」

運転手
「香りを嗅ぐ時にはこうします」

小野瀬
「ワインの香りは好きなんだよね。飲めないけど」

運転手
「ワイン好きな方へのお土産なら、僕のおすすめはこれかな」

小野瀬
「じゃあ、それ買おうかな」

小春
「私も」

名前:ビール工場&ワイナリーあるあるエミの場合
本文:穂積
「アンタ、お土産買いすぎじゃない?しかもビールやワインより食べ物ばっかり」

エミ
「うっ…。だって、チョリソーとかチーズとか種類が豊富で美味しそうなんですもん」

名前:明智誠臣
本文:穂積
「はーい、到着。みんな、二泊三日の旅行はどうだった?

明日からはまた通常業務が始まるけど、リフレッシュできたかしら?

バスから降りる時は車内を綺麗に掃除して、忘れ物の無いようにね。

家に無事帰り着くまでが楽しい旅行よ!

気を付けて帰ってね!

では、解散!」

全員
「お疲れ様でした!」

明智
「……あれ、小春、バスから降りないのか?」

小春
「私、静岡県ですもん。運転手さんがこのまま送ってくれるそうなので、海老名SAでメロンパン買って帰りまーす。関東の皆さん、お疲れ様でしたー!」

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