『非公式Twitter』

ワタシが欲しいの?

2015/04/17 05:34
##IMGU61##

おはよう。

遅くなってごめんなさいね、ミーティング始めるわよ。

あ、ワタシ今日女だけど気にしないで。

##IMGU62##

本職キターー!

##IMGLU83##

すっごい美人……『##B3_1018792##』のオープニング思い出しました……。

##IMGU64##

ハイハーイ、明智さんがもう鼻血で前屈みでーす。

##IMGU60##

……室長……ほとんど半分見えてるじゃないですか……!せめて、第2ボタンまでは留めてください……

##IMGU61##

胸がキツいのよ。

 (ぱちーん!)

あ、ボタンが飛んだ。

##IMGLU83##

ああっ、藤守さんまで倒れた!

##IMGU62##

さ、さすが室長……

ほぼ洋モノ見開きの迫力やんか……

##IMGU60##

……逆効果だった……orz

##IMGU61##

上司をエロい目で見るんじゃない!

早朝会議の狸親父どもにさんざん凝視されたり口説かれたりして、もうウンザリなのよ!


全員
「(その光景は目に浮かぶけど……よく会議出たな……)」

##IMGU61##

明智、ボタンつけて。

##IMGU60##

無理です許してください。

##IMGU61##

泣かないでよ。

じゃあ、櫻井お願い。

##IMGLU83##

はい。

(……彼氏がこんな美女でナイスバディとか、複雑……)

##IMGU64##

はいはーい、室長!質問です!

##IMGU61##

はい、如月くん。(素肌にベスト着てる)

##IMGU64##

今日のテーマはこれですよ!

《一日だけ女性になったら何したい?・してみたいコスプレは何?》

##IMGU61##

もうじゅうぶんコスプレだと思うけど……

女になってしてみたい事と言ったら、アレかしら。


全員
「アレ?」

##IMGU61##

櫻井、ボタンありがと。

で、そこの書類、総務に届けてくれるかしら。

そうそれ。そう今。

##IMGLU83##

(これからミーティングだったはずなのに、変なの……?)

はい、行って来ますね。

 

  ぱたん。

ルイコ
「……行ったか」

藤守
「室長、『アレ』って何ですか?!もしかして、『アレ』ですか?!」

ルイコ
「アノ時って、男も気持ちいいけど、女性の方がさらに気持ちいいらしいじゃないの」

小野瀬
「穂積!ここ『小春日和』ーーー!」

ルイコ
「お前来んなよ」

小野瀬
「水臭いぞ穂積。

俺とお前の仲じゃないか。

お前が女性の悦びを体験してみたいと言うなら、相手は俺しかいないだろ?」

ルイコ
「手を握るな」

明智
「差し出がましいようですが、小野瀬さん。

ここは捜査室です。

室長がお望みであれば、不肖この自分がお相手を努めさせて頂きます」

ルイコ
「気持ちは嬉しいけど、とりあえず鼻血を拭きなさい。

アンタ早くないでしょうね?」

藤守
「それやったら、室長、俺でもええですか?」

ルイコ
「アンタはケダモノでしょ。

まあ嫌いじゃないけど」

小笠原
「俺、室長に抱かれて寝たい」

ルイコ
「……ちょっと母性本能疼くわ」

如月
「俺が一番若くて新鮮で美味しいですよ!」

ルイコ
「アンタ小さいから、何となく背徳感あるわね……」

JS
「僕ならどうです」

ルイコ
「どこから来たのよ」

アニ
「ほ、穂積……俺はダメだぞ!」

ルイコ
「いつから居たのよ。


ま、ワタシの相手になりたいなら、全員、仕事でワタシが満足するような成果を出して見せてからだわね。

満足な仕事も出来ずに、女を満足させられるわけ、ないわ」

藤守
「そんな殺生な!」

ルイコ
「自慢になるけど、ワタシ、そのくらいの価値は、あると思うわよ。

したいの?したくないの?

アンタたちのお望みのコスプレ、してあげるわよ?」




「ただいまですー……って、なんかみんな、殺気立つほど真剣に仕事してる……」

ルイコ
「はい、お帰りなさい」


「室長、どうしたんですかこれ……」

ルイコ
「仕事の為には、ワタシ性転換する方がいいのかしら?」


「ええっ?!嫌ですよ!」

ルイコ
「うふふ」 

名前:冬子
本文:
ルイコちゃん、こんにちは

ルイコちゃんには、ハイヒールと網タイツで鞭をふるって欲しかったけど、それじゃ今と変わりませんね

この部屋には鞭で打たれたい男性が山ほどいるみたいだけど、女性で鞭打たれたい人はいるのかな?

冬子ですか?いくらルイコちゃんでも鞭はイヤです

だから今日はナイチンゲールの格好して部屋のすみで待機してます。

みんな~救急箱用意してますよ(*^^*)

名前:せつな
本文:( ° ¡¡ °)・:∴ブハッ
シマッタ;明智さんとカブっちゃった


やっぱり、この(ピー)ネタ、室長で来ましたね!!
捜査室&小野瀬さんとの、どのバージョンもグッジョブ(((≧▽≦)))ノシ←
小野瀬さんの女装には萌えが無かったワタクシですが、
ルイコ様にはヤられました


女性化した室長による
女性化した室長と小野瀬さんのための←アレ?
女性化した室長と小野瀬さんの絡み愛・・・←テーマから大幅にずれてる

モヤモヤ(^///^)ニヤニヤ(`ω´)グフフ(ΦωΦ)フフフ・・・


ハッッ∑(@ @;
ここは『小春日和』だったわ!!!

ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ[空間移動] .。・:*゚✲   ε≡ズベッ(ノ_ _)ノあっっ着地失敗;(お約束)
追記

名前:エミ
本文:
ルイコ様、こんにちは。

ィヨッ!真打ち登場!!期待を裏切らないルイコ様大好きです(笑)

ルイコ様を満足させられるのは、やっぱり百戦錬磨の小野瀬さんしかいないわよねぇ。ね?せつなさん♪
ムフフ(*´ω`)(`ω´*)グフフ


とりあえず、ルイコ様にはボンデージとピンヒールで女王様の正装を……って、明智さんと小野瀬さん四つん這いになってるし(笑)

名前:穂積ルイコ
本文:
ルイコ
「おほほほほ!(※公式ボイス)

ワタシの可愛いワンちゃんたち、ご褒美欲しさに頑張って、偉いわ。

というわけで、冬子とエミがボンデージな女王様コス持って来たから着替えてみたわよ!

ピンヒール、そして鞭!

巨乳だけど筋肉質でごめんなさいね!

さあ、叩かれたいヤツは前に出なさい!」

明智
「……似合いすぎる」

小野瀬
「ああ、穂積……四つん這いの背中を踏む時にはピンヒール脱いでくれる優しさが好きだよ……」

穂積
「マジで喜ぶんじゃねえ変態!

それからせつな!

女体化ネタ膨らますんじゃねえ!

やるなら自分のとこでやれ!」

名前:ジュン
本文:ルイコさん、こんにち……ブハッ

す、すみません。あまりに刺激が強すぎて鼻血出ちゃいました。ティッシュ詰め詰め。

それにしてもルイコさんの女王さまコスプレは見応えがありますねぇ。

それ以上に似合うコスプレはないでしょうね。

しかし、ご褒美ほしさに真剣に仕事に取り組んでいる賢史くんに怒りが込み上げるのは何故でしょう?(-_-#)

名前:穂積ルイコ
本文:
こんにちは、ジュン。

藤守、燃えているわよ。

あんなに溜まっていた報告書も、ほとんど片付いたようね。

感心感心。

でも、どうやら定時に終わらないわねえ。

失格。

アイツには、本当のケダモノがどういうものか、ワタシが教えてあげようと思っていたのに。

おほほ、

残念だわあ。
 

藤守 
「え、室長そんなあ!5分、あと5分!」

ジュン
「賢史くん……」

藤守
「痛!痛たたたた、ジュン!耳引っ張らんとって!ごめん!ごめんて!」

名前:ジュン
本文:
如月
「室長、定時内に報告書できました!」

明智
「俺もです。」

小笠原
「マッピング全部終わったよ。」

小野瀬
「穂積、今日の仕事終わらせてきたよ。」

アニ
「お、俺はたまたま仕事が早く片付いてだなぁ……」

藤守
「室長、俺も俺も!」

ジュン
「賢史くん……(-_-#)」

藤守
「ジューン!許してぇ~」


ルイコさん、どうする!?

名前:穂積ルイコ
本文:
ルイコ
「あら、まあ、やれば出来るものなのねえ」

差し出された書類やデータを満足げに眺めながら艶然と微笑むルイコ、ボールを拾ってきた犬のような顔をしてルイコの言葉の続きを待つ一同。

ルイコ
「1、2、3……」

如月から順に、頭数を数えるルイコ。

ルイコ
「いきなり7ぴ


「げほんごほんげほん!!」

ルイコ
…… は、さすがに『小春日和』ではNGよねえ。じゃあ、やっぱり、あれで決める?」

小野瀬
「あれって、まさか」

ルイコ
「決まってるでしょ。『最強の男決定戦』!!」

全員
「やっぱりーーーーーー!!」


移動した先は、警視庁内にある道場。

ジャージに着替え、畳の上に正座していた男子6人の目は、カツン、と音を立てて女子更衣室から伸びた、紫のブーツと長い脚に、釘付けになった。

明智
「……!!……」

藤守
「あかん、そっちもあったか……!」

現れたルイコは、胸元が大きく開いた紫のロングレオタードに身を包んでいた。

さっきのボンデージより露出は少ないものの、身体に張り付くレオタードの描き出す、光沢を帯びた女性特有のラインの美しさに、一同ごくりと生唾を飲み込む。

ルイコ
「……どうかしら?某・怪盗三姉妹の、ワタシと同じ名前の長女のコスプレをしてみたわよ」

如月
「藤守さんと明智さんがもうすでにヤバイです」

アニ
「なんなんだその色気は……」

ルイコ
「これからここで、腹筋サバイバルで戦ってもらうわ。ワタシに勝てたら、今夜一晩、その男の言うことを何でもきいてあ・げ・る」

如月
「げっ!室長も参加するの?!」

ルイコ
「当たり前でしょ?ワタシの初めてがかかってんのよ」

明智
「……室長、その……室長がその姿で腹筋するの、録画してもらえませんか」

小笠原
「……後から観るの?」

藤守
「うわ」

如月
「うわ」

小野瀬
「うわ(名案!)」

ルイコ
「うわ」

明智
「……室長までドン引きしないでください」

小笠原
「ムッツリ」

ルイコ
「いいわよ。そんなものでアンタたちのやる気がUPするなら安いものだわ」

アニ
「穂積、もっと自分を大事にしろ!」

ルイコ
「大丈夫よ、アニ。もうオチが見えてるでしょうけど、女の身体になったからって、アンタたちみたいなエロワンコには負けないわ」

藤守
「絶対勝つ!」

ジュン
「賢史くん……後でひどいんだからね……」


「(室長が負けちゃったらどうしよう……)」

ルイコ
「よーい、スタート!!」

名前:冬子
本文:
「もーう、小笠原さんまで何を張り切っているのやら。抱いて寝るくらい冬子がしてあげるのに……」

口ではブツブツいいながら、録画に写真に大忙しな冬子なのでした。

ところで、誰一人女性になったら女湯に入るとか、ヌーディストビーチに行くとか(これは男性でも出来るか)言わないあたりが法の番人らしいですねえ。あ、お一人泥棒さんもいたか。

名前:穂積ルイコ
本文:
ルイコ
「……ふっ、く……、はァッ……はっ、……ぁ、くぅんッ……」

藤守
「~~~……っ……アカン、もうアカン!」

如月
「ハイそこまで!藤守さんも脱落ー!」

顔を真っ赤にし、畳の上を転げ回って悔しがる藤守。

藤守
「くっそー!なんで、あんなエロい声出すねん!反則やろ!」

小笠原
「男の時はいつも平然とやってるくせにね」

同意する小笠原の横で、並んで体育座りしている如月も苦笑い。

如月
「俺と小笠原さんは体力負けでしたけどね。藤守さんは作戦負けです」


アニ
「く、はぁっ!」

如月
「アニさんもそこまで!」

アニ
「くっ……せっかく、穂積に言うことを聞かせる千載一遇のチャンスだったのに……!」

小笠原
「素直に『魔法使い卒業のチャンスだった』って言えない」

藤守
「そういう兄貴やねん」

如月
「合掌」

アニ
「やかましいわ!」

小野瀬
「……あとは、明智くん、と、穂積、だけだね……!」

明智
「……」

ルイコ
「……ちっく、しょう!なんだこの身体、もう疲れてきた!」

小笠原
「300回超えたから、じゅうぶん凄いけどね。やっぱり、女性だからかな」

如月
「小野瀬さん頑張るなあ」

小野瀬
「ねえ、穂積、お前、女の身体でアレを体験してみたい、ってのが発端だろ?このままじゃ、時間切れしちゃうよ。まさか、それが、狙い?」

ルイコ
「そんな、卑怯な真似、するもんか。純粋に、俺に、勝てる相手になら、抱かれてもいい、だけだ。……でも、お前とは、嫌なんだっ」

明智
「……!……」

ルイコ
「明智、頑張ってくれ。頼む、もっと……俺は、もう、もうっ、あっ、ああッ、だめっ、だめだっ、明智、明智ぃっ!」

明智
「~~~~~~!」

ルイコ
「あっ」

如月
「明智さん、アウト!室長、アウト!優勝、小野瀬さん!」

ルイコ
「明智!しっかりしろ!」

明智
「…………」

藤守
「……ま、あの顔とあの声であんな事言われたら、●ってしまうわな……」

ルイコ
「すまん、明智!」

名前:穂積ルイコ
本文:
幸せそうな顔で倒れたままピクリとも動かない明智の頬をぺちぺち叩いて覚醒させようとしていたルイコの腕を、いつのまに近付いたのか、膝立ちになった小野瀬が掴んだ。

ルイコ
「あっ」

小野瀬
「明智くんの看護はみんなに任せて、さ、穂積。いや、ルイコ、……おいで。一緒にシャワー浴びて、俺の部屋に行こう」

ルイコ
「……」

小野瀬
「天国を、見せてあげるよ」

明智を気にしつつも、腕を引かれるまま立ち上がる、ルイコ。

藤守
「室長(泣)」

如月
「室長が小野瀬さんの魔の手に……(泣)」

アニ
「ああ、こいつらが不甲斐ないばかりに」

小笠原
「アンタも五十歩百歩だよ、メガネ」


「(……泪さん、やだぁっ……)」

勝ち誇った顔の小野瀬と、肩を落としたルイコが、道場の一角にあるシャワールームの中に消えて、数分。

シャワーの湯が床を叩く水音に混じって、どちらのものとも分からない荒い息遣いと、微かな声が漏れ聞こえてきた。

翼が耳を塞ぐ。

が、その直後。


  ばたーん。


シャワールームの扉が開いて、タオルで裸の上半身を拭きながら出て来たのは、いつもの濃紺のスラックスを穿いた、穂積だった。


「泪さん!」

思わず恋人を名前で呼んでしまった事にも気付かず、駆け寄って飛びついた翼を、穂積が抱き締める。


「男性に戻ったんですね!」

そう。

さっきまでの妖艶な姿はすでになく、ルイコは、穂積泪に戻っていた。

穂積
「心配かけたわね、櫻井」

ついでに口調も、オカマに戻っている。

それでここが職場だという事を思い出して、翼は、慌てて穂積から離れた。

藤守
「室長、小野瀬さんは?」

穂積
「中で昇天してるわよ」

如月
「……室長、小野瀬さんに、奪われちゃったんですか?」

穂積
「ご想像にお任せするわ……と言いたいところだけど、まさか」

小笠原
「まさか?」

穂積
「返り討ちにしてやったわよ」

シャワールームに視線だけを向けた穂積は、不敵な笑みを浮かべた後、ふん、と鼻を鳴らした。

穂積
「口ほどにも無い」

そう言ってから、改めて、翼の肩を抱く。

穂積
「さあ、イベントは終わりよ。シャワーを浴びて、着替えてらっしゃい。今日はワタシが全員に豪華な夕飯をおごるわ」

ぱんぱん、と手を叩いた穂積に、わあっ、と歓声が上がる。

目を覚ました明智を含む全員がシャワールームに消えると、二人きりになった道場で、穂積は翼を抱き寄せた。

穂積
「今夜は俺の部屋に泊まれ」


「……」

言葉の意味を悟って、頬を染めた翼はこくんと頷く。

穂積
「男に戻った俺の初めてを、お前にやる」

甘いキスを受け入れながら、翼は心の中で頷く。

……泪さんは、やっぱり男の人の方がいい。

  

冬子、ジュン
「……あのー……私たち、ずっとここにいるんですけど……」

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