『非公式Twitter』

診断メーカー・お題SS~小笠原編~

2015/06/24 15:11
あなたは小笠原諒の「そんなの断れるわけないじゃないか」という台詞を使った1コマ漫画を描きます。
http://shindanmaker.com/524501

*****

##IMGU63##
小春ちゃん、俺の話書けるの?

##IMGLU89##
言われてみればメインに1本しかないですよね……。

小笠原さんは脇で輝くタイプなんですよ、私の中で。

##IMGU63##
真顔で詭弁はやめて。

*****

如月
「ねえねえ小笠原さん、聞きました?翼ちゃんの話」

小笠原
「……知らない。何?」

席は離れているけれど、同じ室内には本人がいる。

如月が、パソコンを打つ俺の頬に自分の頬をくっつけるようにして囁いていた声を、さらに低くした。

如月
「お見合いするらしいんですよ」

小笠原
「また?!」

思わず声が出てしまった。

室長と話をしていた彼女がこちらを振り返る。

慌てた如月に引っ張られて、俺は捜査室を出た。

二人して廊下の隅まで小走りに逃げたところで、如月が、もー、と唇を尖らせる。

小笠原
「ごめん」

如月
「今夜、一緒に食事をするらしいです。動揺するのも分かりますけどね。小笠原さん、最近、翼ちゃんを意識してるでしょ」

意識してるどころか、俺たち付き合ってるよ。結婚したいと思ってるよ。

如月
「かなり上の人からの縁談らしくて。断れないし緊張する、って、彼女悩んでて」

……

俺の方が緊張してきた。

でも、とりあえず、真実を確かめないと。



小笠原
「……櫻井さん、あのさ、今夜」


「小笠原さん、相談が……」

終業間近、給湯室にいた彼女に声を掛けると、彼女も同時に、俺に話し掛けてきた。

ぎくり、と、悪い予感が脳裏を掠める。

また倒れそうになる前に、思いきって言ってみた。

小笠原
「……今夜の食事の件、なんだけど」


「やっぱり、ご存知でしたよね?……私も、気になってたんです。小笠原さんと、その事、まだ、ちゃんとお話出来なかったから……」

本当なんだ。

どくん、どくん、どくん。

悪い胸騒ぎが加速する。


「もちろん、一緒に行ってくれますよね?」

……

……は?

…………一緒に?


「だって、緊張します!せっかくのお母様からのお誘いですけど、小笠原さんのご両親とお食事だなんて!」

は?

小笠原
「お母様って、俺の?」


「はい」

当たり前でしょう?という顔の、彼女。


「一緒に行ってくれますよね?」

小笠原
「……」

……ほっとしたら、笑いが込み上げてきた。

…………そんなの。

小笠原
「そんなの、断れるわけないじゃないか」
 

~END~
追記
名前:小春
本文:
~おまけ(というより補足)~


前にも似たような事があった。

あの時は、彼女本人から、元上司のさらにさらに上司から頼まれて、見合いする羽目になったという話を聞かされて。

俺は平静を装っていたものの、心労で、熱を出して倒れてしまって……結局、彼女は見合いには友達を代役を立ててすっぽかし、俺の元に来てくれた。

あの時、二度と見合いなんてしないって約束してくれたのに……。
 

昼休み。

交通課の頃の職場仲間とご飯を食べに行った彼女を除く全員が、捜査室で揃って、昼食の出前料理を食べている。

当然、話題は彼女の事で。

明智
「見合いか……、櫻井も年頃の女の子だからな。そんな話も来るだろう」

藤守
「親御さんにしたら、ええ縁談やったら、刑事なんか続けさせるより、嫁に行かせる方がよっぽど安心ですよ、たぶん」

如月
「櫻井判事なら、特にそうかもしれませんね」

藤守兄
「俺は断固反対だぞ」

小野瀬
「ここで俺たちが反対してもねえ」

穂積
「ワタシが行って、かっさらって来てやりましょうか?」

全員
「「「「待て待て待て待て待て待て待って」」」」

室長ならやりかねない。

……というか、もしも相手が室長みたいなタイプだったら、見合いの場から彼女をかっさらうなんて俺には無理だ。

穂積
「まあ、それはアホの子の気持ちしだいね。さあ、食べ終わったら仕事するわよ!」

全員
「はーい」

彼女の気持ちしだい……

確かにそうだ。

今回は相談もしてこないという事は、彼女は前回同様、見合いに乗り気じゃなくて、最初から断る気なのかも。

いや、逆に、俺がまた倒れると困るから言い出せないのか……。

……とりあえず、後で、彼女に直接聞いてみよう……。
 
****

小春
「というやりとりが間にあったんですよ。前のお見合いというのは、本家番外編の事で」

小笠原
「小春ちゃん、1コマ漫画って言葉の意味知ってる?」

小春
「ううう」

名前:ジュン
本文:
こんなのはどうでしょう?


穂積
「小笠原~、外回りしてきて~」

小笠原
「嫌です。」

穂積
「行かなきゃデンプシーロールおみまいするわよお。」

小笠原
「そんなの避けれるわけないじゃないか!それより、本当に出来るの?」

穂積
「じゃあ、ジャーマンスープレックスね。」

小笠原
「わかったよ。行けばいいんだろう!行けば!そんなの断れるわけないじゃないか!?」



如何でしょう?
ちょっと、賢史くんぽいかな?

名前:小春&小笠原
本文:
小笠原
「暴力上司」

ジュン
「言葉の暴力、のうちに外回り行く方がいいよね」

藤守
「小春が室長のデンプシーロールを妄想して歓喜してるで」

穂積
「出来るわよ。小春、実演してあげましょうかぁ?」

小春
「本当ですか?!はいぜ」小笠原 「やめておいてあげて」

名前:冬子
本文:
「小笠原さん、お腹のぽよぽよがとれる薬を作ってくださーい」

「そんなの断れるわけないよ」

私、切実です

それに結構売れると思います

名前:小笠原諒
本文:
冬子ちゃん、俺そっちの専門じゃないよ。

だから、
「そんなの作れるわけないよ」

ごめんね。

一緒にダイエットしよう。

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