『非公式Twitter』

診断メーカー・お題SS~ジョンスミス編~

2015/06/25 15:08
あなたはジョンスミスの「絶対来ないと思ってたのに」という台詞を使った1コマ漫画を描きます。
http://shindanmaker.com/524501

##IMGLU89##
JSはどんな約束もきちんと守りそうですよね。

##IMGLU78##JS
もちろんです。


*****


JS
「絶対来ないと思ってたのに」

ここは羽田空港、今の時刻は00時ちょうど。

JSは正規の手続きを既に全て終えていた。

行き先はフランクフルト・マイン国際空港だと言う。


「……あなたって、いつも突然に現れて、突然に消えてしまうでしょう。だから、立ち去る背中を見てみたかったの」

JSは、ふ、と笑った。

JS
「背中を見ると追いたくならない?」

どうやら彼は、一般論として訊いたようだった。

けれど、私の脳裏には、まだ見たことが無い、遠ざかってゆく黒いジャケットの背中が浮かび上がって、言葉に詰まった。

その背中を、私は、追いたくならないだろうか……

分からない。

JS
「今日は『逮捕します』なんて野暮な事は言わないんだね」

JSの指先が、私の顎に触れた。


「……どうせ、捕まえられないんでしょう」

私を見つめたその表情は、いつもの、あの、感情の読めない笑顔ではなかった。

彼の、本当の、顔。

そう思った途端に、涙が出そうになった。

顎に添えられていた指先に少しだけ力が込もって、上向きになった顔に、彼の綺麗な顔が近付いた。

JS
「……今は、何の魔法も使ってないよ。いいの?」

頷く前に、唇が重なる。

伝わってくる熱に、抱き締めてくる腕の力に、いつも幻のようだった「彼」の存在を実感する。

深いくちづけに、溺れてしまいたくなる。

自分の指が彼の背中に爪を立てた事にはっとして、私は怖くなって彼を押し返してしまった。

私の肩に手を添えたJSの唇が、もう一度、名残を惜しむように甘く押し付けられて、今度は、身体ごと、離れた。

微笑みだけを残して。

JS
「再見」

まばたきをしても、二人の間を人が横切っても、彼の背中は消えなかった。

初めての事だった。


「再見」

私の声に、振り向いた。

それも、初めての事だった。

JS
「再見、翼。我愛イ尓」

また会おう。

きっと、また会える。

私は彼が、初めて出会った時からずっと、そう言ってくれていた事を思い出していた。


~END~
追記
名前:やっと戻りましたせつな
本文:これよコレ!(ノД`)・゜・。感涙


これぞ、ワタクシの求めていたラストシーン\(^o^)/です!


もしかして、小春さん、EHのJS√攻略終わりました?

まだだったとしたら、素晴らしい!!!!



え???? お題は診断メーカー??

・・・orz(公式、診断メーカーに負ry)

名前:小春
本文:
あっ、せつなさんだ!(≧∇≦)ノシ

ワタクシ、EHはいまだに明智さんの初日のちゅー顔から一歩も先に進めずにいますよ。

なのでこのJSは完全にお題の為に今朝書き下ろしたんですが、お気に召して頂けたなら何よりです(∩´∇`)

名前:エミ
本文:
んもー、なんですかこの素敵ストーリー!

小春さん版でJSのEHを読みたいです。

名前:小春
本文:
エミさーん(´∇`)ノシ

身に余るお言葉ありがとうございます。

褒めて伸ばしてくださーい♪

というか私早くEHやるべき。

名前:ジュン
本文:JS、小春さん、こんにちは。

私、きのうJS√を全クリしたのです。

そして、JSがただの賢史くんの敵だけじゃないと認識を改めまして……

そのイメージを崩さないストーリー……小春さんには脱帽です(*≧∀≦*)

JSもちょっと、ちょーっと見直したよ?

イタズラ大好きなJSもいいけど、EHのJSも素敵だった。

名前:JS&小春
本文:
JS
「聞いてくれましたか小春さん。あのジュンさんが、僕を、僕の事を、ちょっとだけでも見直して下さっただなんて」

小春
「おめでとうございます!EHで攻略対象になった甲斐がありましたねえ(もらい泣き)」

JS
「小春さんも早く僕を攻略してください」

小春
「ですよねすみません。今日のSS、たまたま本編のイメージ崩れなかっただけみたいですもんねアブナイですよね(;´д`)」

名前:せつな
本文:
『たまたま本編のイメージ崩れなかっただけみたい』ではありませんドンピシャです(≧▽≦)ノシ


未攻略だなんて驚きました!
そのくらいステキなお話(エンディング)です(*ノωノ)ウットリ

是非是非是非!!
なんとしても、一刻も早く、小春さんにJS√攻略して頂き、

EH JS√ 「小春編」を書いて欲しい~~~( *´艸`)←萌え爆発中

名前:小春&JS
本文:
小春
「聞いてくれましたかJSさん!あのせつなさんが、私に、この私に、『EH JS√ 「小春編」を書いて欲しい~~~』だなんて」

JS
「聞きましたとも。おめでとうございます!毎日コツコツ妄想してきた甲斐がありましたねえ(もらい泣き)」

小春
「ああでもどうしよう。実は私、非攻略のアニさんをネタにアニ3rdを書こうかとぼんやり企んでたんですが」

JS
「小春さん、慌てなくても大丈夫。この調子だと4thが形になるまで何年かかるか分かりません。時間はたっぷりありますよ。僕の話も検察官どのの話もきっと書けます」

小春
「説得力ある……」

JS
「いずれにしても、まずはEHプレイからです」

小春
「ですよね……」

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