『非公式Twitter』

診断メーカー・お題SS~藤守アニ編~

2015/06/27 13:54
あなたは藤守アニの「とっくに気付いてるくせに」という台詞を使った1コマ漫画を描きます。
http://shindanmaker.com/524501

##IMGLU89##

私も気付いてますよ。

##IMGU75##

な、何にだ?!

*****


捜査室の新入りが気になって仕方がない。


スーツに飲み残しの紅茶がかかったから、弁償する代わりにアフロの白井の捜索に協力しろ、だなんて。

我ながら無茶な理屈で強引に自分の都合に引き込んだ。

あの新入りにしたら迷惑な話に違いない。

別の人間が同じ事をして、あの新入りがそいつを訴えたとしたら、俺は確実にそいつを有罪に出来る自信がある。

しかし、あの新入りは、協力すると言ってくれた。

それ以来、俺は、あいつが気になって仕方がないのだ。

理由は分からない。

感謝はしている。

だが、聞き出したばかりのあいつの番号に、電話をかけたくなるのはなぜだ。

あいつを食事に誘いたくなるのはなぜだ。

捜査の話だけなら、警視庁での立ち話でも、検察庁の応接室ででもいいはずだ。

顔が見たい。

声が聞きたい。

俺の話に頷いてほしい。

あいつの話に耳を傾けてみたい。


会いたい。


「アニキ、櫻井の事が好きなんやね」

熱を出して寝込んだ夜、看病してくれていたあいつが帰ったあとで、愚弟が俺にそんな事を言ってきた。

「は?……何を言う。俺はただ、思ったより使えるヤツだと評価しているだけだ」


「とっくに気付いてるくせに」


訳知り顔の愚弟を一発蹴飛ばしてから、俺は寝返りをうった。


だが、白井の事件が解決する頃には、さすがの俺も、愚弟の言葉を否定する事が出来なくなってきていた。

終わってしまえば、こいつに会える口実が無くなってしまう。

それは、辛い。


「俺と交際してください」


一世一代の告白に、あいつは、「こちらこそお願いします」と返事をくれた。

「……念のために訊くが、交際してくれるという事は、その、お前も、俺の事を、少しは」

好きになってくれたのか。

そう訊くと、あいつは、ぽっ、と頬を染めた。


「とっくに気付いてるくせに」



そして、今。

桜の下で、俺たちは初めてのキスを交わした。

こんな時なのに、俺は照れ臭くて、彼女に無意味な質問をしてしまう。

「付き合っているのだから、このぐらい、いいよな」

「慶史さん……好きです」

ああ。

腕の中から微笑んで見上げてくる女というのは、どうしてこんなに愛しいのだろう。

いや、理由は分かっている。

「俺も、お前が、好きだ」


とっくに気付いてたくせに。


「あ、愛して……いる、からな」

はい、と頷いて、彼女は笑顔で俺に抱きついてくれる。

俺は不器用なりに精一杯の思いを込めて、彼女の身体を抱き締めた。


~END~
追記
名前:エミ
本文:
アニ、小春さん、おはよーございます。


2nd.アニのストーリー懐かしいな(笑)

ちょっとアレだけど、レストランで食事取り分けたりコート貸してくれたり花見の場所取りしたり、優しいんですよねー。

あの桜の下の告白スチルは綺麗でした。


*********


エミ
「へぇ~。アニってガ●ヲタだったんですね」
(*・д・)p□q←PSPで2nd振り返っている

アニ
「とっくに気付いてるくせに!」



ちゃんちゃん♪

名前:藤守慶史
本文:
エミ、恥ずかしいから蒸し返すのはやめろ。

そして、世の中の恋人同士というのは、みんなあんな心臓が破裂しそうな過程を経て交際しているのか?

俺はもう二度とごめんだぞ……

名前:ジュン
本文:慶史さん、小春さん、こんにちは。

慶史さんは不器用だけど、優しくて、家族思いなんですよね。

2ndしたくなっちゃったな。

穂積
「アニは会話の大移動っていう魔法が使えるのよお。」

ええ~!慶史さんって魔法使いだったんですかぁ?

藤守アニ
「気付いてたくせに!(涙)」

名前:小春&アニ
本文:
小春
「アニはいいですよー。みんなで2nd再プレイしてアニに惚れ直しましょう」

アニ
「ふ、ようやく俺の魅力に気付いたか。この俺は3rdでは攻略出来ないからな。はっはっは」

名前:夜間に出没失礼せつな
本文:アニ・・・、さほど萌えは無いキャラだったのに・・・。

Twitter部屋に住み込んでしまうと、愛しさがどんどん膨らんでしまってたまりません(≧▽≦)
もう、『3rdアニ√小春さんversion』を、是非!!お願いします!!!


久々に、ソード教の血が騒ぎ出すわ~~( *´艸`)

名前:アニ&小春
本文:
アニ
「ふ、今さらながら俺の魅力に気付いてしまった女がまた一人」

小春
「罪な男ですね。私もぜひアニ3rdを書きたいです」

藤守
「小春、あまり調子に乗せたらアカン……」

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