『非公式Twitter』

星に願いを~穂積(おまけにJS)編~

2015/07/07 13:21
##IMGLU83##

室長の短冊……『悪霊退散』ですか?

##IMGU61##

そうよ。

警察署の玄関に飾る短冊なんだから、みんな真面目で無難な事を書いてあるでしょ。

アンタみたいに『みんなが健康でいられますように』とか。

だから、たまにはこういうのが混ざってる方が面白くない?

##IMGLU83##

(室長は、自分が願掛けをするというより、短冊を読む人たちがいるという事を前提に考えてるんだな……)

##IMGU61##

それに、アンタ、幽霊とか嫌いだもんね。

自分で言うのも何だけど、『桜田門の悪魔』が書いたお札だから、効果あると思うわよ。

ま、警視庁の中にウヨウヨしてるのは、悪霊というより、魑魅魍魎や妖怪の類いだけどねー。

##IMGLU83##

し、室長、発言を慎んでください……!

##IMGU61##

あらぁ、ワタシ、それが、雲の上のお偉いさんたちの事だなんて、一言も言ってないわよ。

##IMGLU83##

(今言っちゃってます!!)

##IMGU61##

ところで、翼。

##IMGLU83##

(あ、プライベートモードに切り替わった……)

##IMGU61##

今年も、一緒にほおずき市、行くだろ?

##IMGLU83##

いいんですか?!

はい、行きたいです!

##IMGU61##

もちろんいいけど、お前、いつも賽銭箱の前まで行ってから、何を神頼みするか悩むからな。

今年は何を願うのか、もう決まってるなら連れて行ってやる。

##IMGLU83##

えっと……泪さんはいつも『捜査室の皆が無事で過ごせるように』を祈るから、私は……

『来年も、再来年も、泪さんとほおずき市に来れますように』。

##IMGU61##

そんな願い事なら俺が叶えてやる。

##IMGLU83##

じゃあ……『泪さんとの仲を、お父さんが認めてくれますように』

##IMGU61##

それは切実だよな。

……まあ、お父さんしだいなんだけど。

##IMGLU83##

泪さんは、自分の事はお願いしないの?

##IMGU61##

俺は、自分の願いは自分で叶えていくよ。

他人に頼んだりしない。

##IMGLU83##

じゃあ、泪さんが今、叶えたいと思ってる事って、何?

##IMGU61##

見せてやろうか?

##IMGLU83##

あ、短冊……


『彼女の傍にいて、彼女を守ってやりたい。永遠に。R・H』


##IMGU61##

お前が書きかけて、赤い顔して丸めた『泪さんと一生一緒にいたいです』の短冊と並べて、笹に付けて来いよ。

##IMGLU83##

し、知ってたの?!

##IMGU61##

その願い事も、俺が叶えてやるけどな。

ほら行け……いや、一緒に付けに行くか?

##IMGLU83##

うん!


*****


##IMGU60####IMGU62####IMGU63####IMGU64##

(あのー……俺たち、最初からずっといるんですけど……)
追記
名前:穂積&JS
本文:
JS
「僕が織姫と彦星だったら、ダミーを雇って、天帝に、二人は働いていると見せかけておいて、その隙に駆け落ちしますね」

穂積
「いきなりペテンかよ」

JS
「ルイルイならどうします?」

穂積
「天帝に俺を認めさせる」

JS
「おや、意外にも正統派」

穂積
「当たり前だろ。娘の夫になるんだぞ。信用第一だ」

JS
「ルイルイなら、天の川をばっさばっさ泳いで、愛しの織姫の元まで行くかと思ってましたよ」

穂積
「せつなもそんな事言ってたな……」

JS
「では、僕もペテンはやめて、おとなしく短冊にて天帝に願い事を奏上するとしましょう。えーと、

『あなたの大切なものをお預かりしています。返して欲しければ、今夜七時までに交際の許可を……』」

穂積
「脅迫状じゃねえか!てか、七夕に織姫をさらってくるんじゃねえ!」

名前:ジュン
本文:室長、JS、こんばんは。

室長の「悪霊退散」は笑っちゃいました。

でも、お札じゃなくて短冊ですからね。

もうひとつのお願いの方が可愛くていいですよ。

イニシャルなところが可愛さをアップさせてます!

JSはJSらしいなぁ(笑)

身代わりとか脅迫とか。

でも、実は純粋だから真面目に働いて天帝に認めてもらうんじゃないかな。

名前:穂積&JS
本文:
JS
「ジュンさん、こんにちは。

僕は『ふざけてる』のがウリなんですから、『実は真面目』とか、やめてくださいね」

穂積
「そうだぞ、ジュン。

俺の事を『可愛い』とか言うな」

JS
「僕もルイルイは可愛いと思、痛い痛い痛いなあもう!」

名前:冬子
本文:
こんばんは

『悪霊退散』面白い!

JSは短冊にとんでもないこと書いてますね。

恋人のお父さん向けに書くんだったら、大きな短冊用意して大きな文字で書かないと、老眼……

いえ、なんでもないです。

ロマンチックじゃないですね。

ロマンチックといえば今日は彦星さまが二人なんですね。

どっちの彦星さまを選んでも波乱の日々。退屈しない人生が送れそうですね。

名前:穂積&JS
本文:
穂積
「冬子、ワタシとJSを天秤にかけないで頂戴」

JS
「僕は光栄だなっ♪」

穂積
「だいたい、コイツならともかく、なんでワタシを選んで波乱な人生になるのかしら」

JS
「……ルイルイ、自分の言葉を聞きながら、違和感を感じないんですか?」

コメント

コメントを受け付けていません。