『非公式Twitter』

秋といえば……

2015/09/17 08:47

##IMGLU78##

おはようございます。

『読書の秋』担当を仰せつかりました、ジョンスミスでぇーっす。

おや、どうなさいました?

御大もルイルイも、そんな渋いお顔をなさって……

##IMGU61##

アンタがゲーテとかシェイクスピアとか読むと、その後、ろくな事を考えないでしょう。

##IMGU65##

先に言っておくけど、4thの前に『神曲』なんか読んだりしないようにしてほしいな。

##IMGLU78##

『神曲』はもう何年も前から何度も読み返していますよ。

人の心に棲む天使と悪魔に興味がありますからね。

##IMGU61##

風の噂で、JSとかいう悪魔はウチの天使に浄化されて、悪魔としてはだいぶ堕落してしまったらしいけど?

##IMGLU78##

おっしゃる通りです。

しかもそれがまんざらでもないときているんだから、世も末です。

……

せつなさんにも『JS迷走』とか『暗中模索で五里霧中』なんて言われましたしね。

どうやら、僕、捜査室の皆さんと馴れ合いすぎたみたいですねえ。

##IMGU65##

まあ、ここは非公式Twitterだからいいんだけど。

##IMGU61##

小春なんて、Vita3rdはまだ藤守までしかプレイしてないし。

##IMGLU78##

……読書の話に戻しましょうか。

では、僕が日本で読んだ本の中から、悪魔の出てくるお話で覚えているのをひとつ。

有名なSS作家さんの書かれたものですから、ご存知の方も多いかと思いますけどね。


ある男が、氷の張った湖で釣りをしていた。

 そういう釣り、ありますね。

すると、氷に穿った穴に垂らした糸の先から、微かな手応えが竿に伝わってきた。

男が竿をあげると、引っ掛かっていたのは小さな壺。

開けてみると、中から悪魔が現れた。

開けてくれた礼をする、という悪魔に、男は金貨を望む。

『おやすい御用だ』

目の前に積み上げられる金貨。

男はもう一掴み、金貨を所望する。

悪魔は言うなりに出してくれる。

もう一掴み、もう一掴み。

『そろそろやめておいた方がいいんじゃないのか』

悪魔にたしなめられて、男は、これで最後にするから、と、もう一掴み金貨を出してもらう。

するとたちまち金の重みで氷が割れて、男は命からがら助かったものの、山のような金貨も、壺も、悪魔も、高笑いの声だけを残して、全ては湖に沈んで行った……

##IMGU65##

穂積……

##IMGU61##

こっちを見るな!

それに、悪魔は『そろそろやめとけ』って止めただろうが!

##IMGLU78##

人は欲求を止められないんですよ。

僕も同じです。

マルガレーテへの恋心から、ついつい長居をしてしまい……

##IMGU61##

え、今の話、お前、人間側なのか?

##IMGU65##

え、穂積は悪魔側に感情移入してるの?
 

*****

※『悪魔』は星新一氏の短編集「宇宙のあいさつ」に収録されていると思います(うろ覚え)。
 
追記
名前:冬子
本文:
こんにちは

JSは外国語も話せるから、外国の本も読めそうですよね。

それとも話す聞くと、読む書くは別かしら。

何年日本にいても漢字読めない、書けない外国の人もいますからねぇ

そういえばJSもこの間までひらがな、カタカナ練習してたような……

いまでも書けますか?忘れてない?


それにしても本はいいですよねー

気候の良くなった秋なのに、雨ばっかりだし、読書、いいですよ。

かつての日本人は人口当たりの本の購買数が世界で一番と言われていたくらいなのに、最近は読書離れが進んでるみたいですね。

漫画さえ読まない子供が増えたとか。

由々しき事態ですね( ・`ー・´) + キリッ

でも、小春日和シスターズは大丈夫そう。

毎日少しずつTwitter部屋で読んだり書いたりやってますもんねー

名前:ジョンスミス
本文:
JS
「冬子さん、こんにちは。

読書するのはいい事ですよね。

おかげさまでひらがなもカタカナも読み書き出来るようになりましたし。

僕は図書館で本を読む事が多いかな。

日本は蔵書も充実していますよね。

読まないのはもったいない」

穂積
「小野瀬、『神曲』って何だ?読むの面倒臭いから、かいつまんで説明してくれ」

小野瀬
「お前、『ファウスト』の時も同じ事を言ったよね?

それで、俺に翻訳させて、あらすじを説明させてくれたよね?!」
 
JS
「それは大仕事でしたね」

小野瀬
「誰のせいだと思ってるんだ!」

名前:ジュン
本文:
JS、こんにちは。

JSは本を沢山読んでそうだね。

私は最近は全然読んでないなぁ(^^;

本を読んでると色んな言い回しだったり、単語や熟語を覚えられるもんね。

だから私は同じような話しか書けないのかも……(涙)

悪魔のお話は面白いね。

特に室長が悪魔側なのが。

名前:ジョンスミス
本文:
JS
「ジュンさん、こんにちは。

愛する人との逢瀬を文章で描く、素晴らしい事です。

マンネリに悩んでおられます?

ですが、現実のデートでも、恋人たちは同じような会話と行動を繰り返しているものですよ。

ご夫婦になればなおさらです。

その反復の中で、ささやかな変化や、小さな喜びを見出す事が幸せなのではないでしょうか。

僕はそう思いますけど」

穂積
「毎回奇抜なデートを仕掛けてきそうな奴に言われてもなあ」

小野瀬
「穂積もたまには恋愛小説とか読んでみたら?」

JS
「御大を見てる方が勉強になるのでは?」

小野瀬
「いや、穂積を見てる方が面白いよ」

JS
「ああ、確かに」

穂積
「面白いって何だ!!」

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