『非公式Twitter』

二人でお月見・アニ&JS~番外編から溢れた二人~

2015/09/27 22:32

##IMGU75##

「……おい、山田」

##IMGLU78##

「はい、何でしょう?

冷酒のおかわりですか?」

##IMGU75##

「そうではない。

この状況を説明しろ!」

##IMGLU78##

「この状況、と言われましても……

場所は富士山の裾野にある、とある貸別荘。

和風の庭園が見事で、特に、僕たちのいる座敷から見える濡れ縁の先にある竹林が雅です。

僕は十二単を着、検察官どのには狩衣をお召し頂いて、さながら平安絵巻の風情で月見酒としゃれこんでいます。

今日は十五夜、藍色の夜空には金色の月。

その光が静かに差し込んで、なんと風流ではありませんか」

##IMGU75##

「俺は風流を解さん」

##IMGLU78##

「おや残念。

あるいは竹取物語の帝の気分を味わって頂けると思いましたのに……。

ちなみに満月は明日です。

しかもスーパームーンで明るさ三割増し。

もしかして、月繋がりなら狼男の方が良かったですか?」

##IMGU75##

「どっちもいらん!

そもそも、何ゆえ貴様と月見酒だ。

こういうのは、恋する男女が差しつ差されつするものではないのか?」

##IMGLU78##

「ぷ」

##IMGU75##

「貴様今笑ったな?!」

##IMGLU78##

「お団子いかがですか」

##IMGU75##

「ごまかすな!」

##IMGLU78##

「失礼しました。

しかし、マルガレーテは今宵、他の公達に引っ張りだこです。

我々の元には来ませんよ。

お寂しい検察官どのには、笛でも吹いて献じましょうか」

##IMGU75##

「この状況で横笛の音を聴いたら泣くぞ」

##IMGLU78##

「では、せっかく着物ですからお代官様ごっこでもなさいますか?

僕十二枚着てますけど。

それとも野球拳にしますか?」

##IMGU75##

「不利過ぎる。

しかも、勝ったところで結果が虚しい」

##IMGLU78##

「弱りましたね。

まあ、そのうちTwitterレディースが来てくれます。

そうしたら、月を愛でながら、10月のトークテーマの募集でも致しましょう」

##IMGU75##

「ふむ。

……ところで山田。

さっきから気になっているのだが、この月見団子は関東風だぞ」

##IMGLU78##

「え、そうでしたか?

すみません、僕とした事が迂闊でした。

しかし、月見団子は東西でどう違うんです?」

##IMGU75##

「まずは形だが……」



 名月の下で団子の講釈を垂れる敏腕メガネ検察官と、それを楽しそうに聞く世界的怪盗。


 不思議な月見はまだまだ続くのであった……(笑)

*****

というわけで、10月のトークテーマを募集します。

思い付いた方も思い付かない方も、手土産持参でアニとJSのお月見にGO!
追記
名前:澪
本文:こんばんは。

JSはまさかの十二単…!綺麗。
小野瀬さんの狩衣姿が見たかったけど、アニさんもお似合いですね。

お土産は関西風月見団子です。
アニさんには懐かしく、JSには新しいでしょ?
月見団子のイメージとしては関東風が強いけど、関西風は餡が甘くて美味しいんですよ(^O^)

10月のトークテーマ…うーん。
体育の日ですから運動会ネタが鉄板でしょうけど、春にもうしましたよね~(´・_・`)
あとはハロウィンくらいかな…
どんな仮装がしたいとか?
彼女にどんな仮装をしてほしいとか?
他の人にどんな仮装をさせるとか?
どっかで見たようなのしか思いつきません(笑)
ごめんなさーい>_<

名前:冬子
本文:
こんばんはー

今日は平安朝お月見ですか。風流ですねー

はい、差し入れのお酒、平安時代にもあったそうですよ、お酒。

後は、アワビと昆布。平安貴族も食べてたらしい。

冬子も子どものころお布団かぶって十二単ごっこしたわあ。

今から考えると、お布団ずるずる引きずって埃だらけにして、お母さんイヤだっただろうなー。

ささ、アニさん、今日は美しい月と、美しい小春日和シスターズを見て、日ごろの憂さをはらしてくださいねー。

(布団を被ってアニさんににじり寄る冬子。本人はもちろん十二単のつもり)


10月のテーマですか。ちょっと今頭にエンジンかかってないんで思いつかないですね。

やっぱりハロウィンとか、食欲の秋とか、芸術の秋とか。

あとは、その日の当番さんがお悩み相談に答えてくれるとか。

お悩み相談なんだけど、当番さんも私たちも中学生とかに戻ってやったら面白いかもー。

いっそ、幼稚園に戻ってやったらかわいいかも。園の制服が子供っぽくてイヤですとかさ。

↑冬子、ちみキャラ好き好きだから。


また、なんか思いついたら書き込みしまーす。

さて、ガソリン(お酒です)入れてきまーす。

名前:アニ&JS
本文:
アニ
「おお、さすが澪。これだこれだ」

JS
「なるほど、こちらが関西風ですか。

餡もかかっているし、かなり違いますね。

この、楕円のような形は……何を表しているんでしょうか」

アニ
「これは里芋の形だと言われるな。

昔、十五夜は豊穣を願う行事でもあったから、農作物を月に捧げた。

やがて捧げ物は団子に変わっていったのだが、里芋の形はその頃の名残だと聞いた事がある」

JS
「関東風のは、丸い団子を月に見立てたのだと菓子屋さんが言っていましたよ」

アニ
「あれにはほとんど味がついていないだろう」

JS
「見映えは関東風の月見団子の方がいいですが、食べるぶんには関西風の方が美味しそうです。

はい、あーん」

アニ
「あーん……って、自然にやるんじゃない!

つい口を開けてしまったではないか!」

名前:アニ&JS
本文:
JS
「冬子さん、来たと思ったらガソリン補給に行ってしまいましたね」

アニ
「寝酒もほどほどにしろよ」

JS
「被ってきた十二単布団、置きっぱなしですけど」

アニ
「女子は変わった遊びをするものだな。

……しかし、布団を見たら眠くなってきた」

JS
「毎日激務でお疲れなんですね。

お望みなら添い寝いたしますが、おやすみになりますか?」

アニ
「捜査室の連中はそれぞれイイオモイをしてるはずだというのに、俺は貴様と雑魚寝か……」

JS
「ある意味僕の方がレアですよ」

アニ
「自慢にはならないがな……」

JS
「では、おやすみなさい」

アニ
「……くそ、睡魔に勝てん。

俺は寝るが、おい泥棒。

悪さを…するなよ……」

JS
「わかりました、お約束します。

今宵は悪戯しませんよ」

アニ
「……zzz……」

JS
「……月が見ていますからね」

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