『非公式Twitter』
~番外編「ホワイトバレンタイン」プロローグ~
2016/02/07 10:13##IMGU60##
今日の熱々メニューはカレーです。
##IMGU61##
はい、カツカレー大盛りお願いします!
##IMGU62##
あのー、番外編紹介するんやったら早よせんと日付がかわりますよ!
*****
如月
「こんなに寒いと、雪降りそうだよね」
翼
「どうなんでしょう」
外回りから帰った私が如月さんと話していると、小笠原さんがパソコンの画面から顔を上げた。
小笠原
「近々、降ると思う」
小笠原さんはパソコンのモニターを指で叩き、ここ一週間の気温の変化や天気図をプリントアウトした用紙を見せてくれた。
私には分からないけど、小笠原さんと室長、明智さんは、それを見て
明智
「なるほど、降りそうだな」
穂積
「それも、かなりの大雪ね」
などと話し合っている。
如月さん、藤守さん、明智さん、小野瀬さんは楽しみなようだけど、室長と小笠原さんは、雪が降るのは嫌みたい。
そこへ、捜査室のドアがノックされた。
バレンタインデーに旅行で不在なので、小野瀬さんにチョコレートを届けに来たという女性職員だ。
明智
「相変わらずモテますね、小野瀬さん」
如月
「そういう明智さんこそ。ファンの子多いじゃないですか」
藤守
「モテる男は違うな。ホント、うらやましいよ」
小笠原
「……興味なし」
穂積
「ご苦労なことねぇ。まあ、私には関係ないけど」
藤守
「もうすぐバレンタインかあ……仕事が忙しくて、全然気付かなかった」
明智
「そうか? 製菓コーナーはもうバレンタイン一色だぞ」
如月
「普通の男は、製菓コーナーなんて行きませんよ」
小笠原
「けど……特設会場が出来てる」
翼
「確かに。スーパーに行くと、目立つところにありますよね」
小野瀬
「あそこで女の子が楽しそうに買い物する姿を見ると、可愛いって思うよな」
穂積
「甘ったるい匂いがして、私はパスね」
如月
「年に1回なんですから、良いじゃないですか。オレは歓迎ですよ」
藤守
「でもどうせなら、手作りチョコの方が嬉しいよな」
明智
「確かに。いろいろ考えながら作ってくれたと思うと、感動するよ」
小野瀬
「俺は、気持ちがこもってるなら、何でも良いな」
チョコの話で盛り上がる面々を見つめ、お財布の中を考える。
彼には当然あげるけど……。
翼
(やっぱり同僚として、他のみんなに義理チョコはあげなきゃダメだよね)
考えただけで、身体よりもお財布が寒くなりそう。
翼
(今月は節約しなきゃ)
こういう時の安月給を恨みながら、みんなには気付かれないよう、息を吐き出した。
勤務時間が終わり、外へ出ると暗さと寒さが身にしみる。
もしかすると、本当に雪が降るのかも。
思わず身体を丸めながらいろいろ考えていると、背中越しに私の名前を呼ぶ声がした。
それは、誰のものでもない、愛しい彼の声。私は胸が高鳴るのを感じながら、ゆっくりと振り返った。
そこにいたのは……。
*****
##IMGU61##
小春、編集が雑だぞ。
##IMGLU144##
うう、すみません。この話、ツッコミどころが多くて……
##IMGU62##
やっぱり間に合わんかったか……
今日の熱々メニューはカレーです。
##IMGU61##
はい、カツカレー大盛りお願いします!
##IMGU62##
あのー、番外編紹介するんやったら早よせんと日付がかわりますよ!
*****
如月
「こんなに寒いと、雪降りそうだよね」
翼
「どうなんでしょう」
外回りから帰った私が如月さんと話していると、小笠原さんがパソコンの画面から顔を上げた。
小笠原
「近々、降ると思う」
小笠原さんはパソコンのモニターを指で叩き、ここ一週間の気温の変化や天気図をプリントアウトした用紙を見せてくれた。
私には分からないけど、小笠原さんと室長、明智さんは、それを見て
明智
「なるほど、降りそうだな」
穂積
「それも、かなりの大雪ね」
などと話し合っている。
如月さん、藤守さん、明智さん、小野瀬さんは楽しみなようだけど、室長と小笠原さんは、雪が降るのは嫌みたい。
そこへ、捜査室のドアがノックされた。
バレンタインデーに旅行で不在なので、小野瀬さんにチョコレートを届けに来たという女性職員だ。
明智
「相変わらずモテますね、小野瀬さん」
如月
「そういう明智さんこそ。ファンの子多いじゃないですか」
藤守
「モテる男は違うな。ホント、うらやましいよ」
小笠原
「……興味なし」
穂積
「ご苦労なことねぇ。まあ、私には関係ないけど」
藤守
「もうすぐバレンタインかあ……仕事が忙しくて、全然気付かなかった」
明智
「そうか? 製菓コーナーはもうバレンタイン一色だぞ」
如月
「普通の男は、製菓コーナーなんて行きませんよ」
小笠原
「けど……特設会場が出来てる」
翼
「確かに。スーパーに行くと、目立つところにありますよね」
小野瀬
「あそこで女の子が楽しそうに買い物する姿を見ると、可愛いって思うよな」
穂積
「甘ったるい匂いがして、私はパスね」
如月
「年に1回なんですから、良いじゃないですか。オレは歓迎ですよ」
藤守
「でもどうせなら、手作りチョコの方が嬉しいよな」
明智
「確かに。いろいろ考えながら作ってくれたと思うと、感動するよ」
小野瀬
「俺は、気持ちがこもってるなら、何でも良いな」
チョコの話で盛り上がる面々を見つめ、お財布の中を考える。
彼には当然あげるけど……。
翼
(やっぱり同僚として、他のみんなに義理チョコはあげなきゃダメだよね)
考えただけで、身体よりもお財布が寒くなりそう。
翼
(今月は節約しなきゃ)
こういう時の安月給を恨みながら、みんなには気付かれないよう、息を吐き出した。
勤務時間が終わり、外へ出ると暗さと寒さが身にしみる。
もしかすると、本当に雪が降るのかも。
思わず身体を丸めながらいろいろ考えていると、背中越しに私の名前を呼ぶ声がした。
それは、誰のものでもない、愛しい彼の声。私は胸が高鳴るのを感じながら、ゆっくりと振り返った。
そこにいたのは……。
*****
##IMGU61##
小春、編集が雑だぞ。
##IMGLU144##
うう、すみません。この話、ツッコミどころが多くて……
##IMGU62##
やっぱり間に合わんかったか……
追記
名前:冬子
本文:
カツカレー うんまいーっ
長編ありがとうございます
小笠原さん、特設会場なんて見たことあるの?
あ、つっこみどころそこじゃない?
冬子も美味しいチョコ、探してますからねー
それにしても、カツカレー おいし
(ロマンティックなバレンタインなはずが、冬子は今日も栄養摂取中)
本文:
カツカレー うんまいーっ
長編ありがとうございます
小笠原さん、特設会場なんて見たことあるの?
あ、つっこみどころそこじゃない?
冬子も美味しいチョコ、探してますからねー
それにしても、カツカレー おいし
(ロマンティックなバレンタインなはずが、冬子は今日も栄養摂取中)