『非公式Twitter』

相合い傘のシチュエーション・JS

2016/06/08 12:50

・今日のお当番さんと相合傘するなら、どんなシチュエーションがいいですか?



##IMGLU83##

「JS、さすがのあなたでも、山頂に追い詰められたらもう逃げられないでしょう。

後ろは高い断崖絶壁、前からは警察の包囲網よ。

おとなしく捕まって!」


 翼の説得に、いつもの食えない笑みを浮かべるJS。

 手錠を手に少しずつ距離を狭めていた翼だったが、突然、JSにぐいと引き寄せられ、抱きかかえられた。


##IMGU170##

「さあ行くよ、しっかり捕まえてて!」

##IMGLU83##

「えっ、まさか!きゃああっ!!」

##IMGU61##

「櫻井!」

 
 崖に向かって走り出したJSは、翼を抱いたまま、ためらいなく地面を蹴った。

 青ざめて崖っ縁に駆け寄り、飛び降りた二人の行方を見下ろした穂積ら捜査室メンバーの視線の先で、勢いよくパラシュートが開く。

##IMGLU83##

「落下傘で相合い傘なんてイヤーーーーーーーー!!!」


 翼の、涙混じりの悲鳴が長く尾を引く。

 見送る一同は静かに、合掌するのであった……


***

##IMGLU83##

もっと普通のでお願いします。

##IMGU170##

普通って何?

***


喫茶店を出ると、いつの間にか雨が降りだしていた。

##IMGLU83##

(困ったなぁ……)

##IMGU170##

「可愛らしいお嬢さん。

もしもお困りでしたら、僕の傘に入りませんか?

祖父の遺言で、美しい女性が一人でいたら、必ず声をかけるようにと……」

##IMGU61##

「ちょっと待った。

この子はうちの子だから、ワタシが傘に入れてくわ」


 JSの常套句は、遅れて店内から出てきた穂積に遮られた。

 しかも、出て来たのは穂積だけではない。

##IMGU60##

「室長の手を煩わせるまでもありません。櫻井との相合い傘でしたら不肖この俺が喜んで」

##IMGU62##

「明智さん、本音が隠しきれてませんよ…。櫻井、賢史お兄ちゃんの傘でもええよな?」

##IMGU75##

「はっはっはっ、安心しろヒヨッコ!こんな事もあろうかと、俺は常に傘を2本持ち歩いている!これを使うがいい!」

##IMGU63##

「アニメガネ、空気読めない奴はちょっと引っ込んでて」

##IMGU65##

「相合い傘と聞いて黙ってはいられないね」

##IMGU64##

「大丈夫だよ翼ちゃん!俺も傘持ってないから!」

##IMGU62##

「如月、兄貴に1本借りろや」


 ずらり、と並ぶ8本の傘と、その下で待ち受ける、揃いも揃って男前な男たち。

 全員から手を差し伸べられて嬉しい半面、翼は溜め息をついた。

##IMGLU83##

(困ったなぁ……)


 雨はまだ止みそうにない。

 
追記
名前:ジュン
本文:
翼はとある地方都市に出張に来ていた。

担当していた事件の被疑者がこちらで捕まったのだ。

被疑者の確認をし、今日は一泊することになった。

「どうしよう……」

道に迷った。

その上ポツポツと雨まで降りだしてきた。

慌てて近くのカフェにでも入ろうとすると傘が差し出された。

「お嬢さん、こんなところで何をしているの?」

傘を差し出してきたのはJSだった。

「あなたこそどうしてここに?」

その問いにJSはいつもの笑顔を浮かべるだけ。

ホテルまで送ってもらい振り向いたときには既にJSの姿はなかった。

(本当に神出鬼没……不思議な人……)


JSはするっと相合い傘をしてサラッと去っていく気がします。

名前:冬子
本文:
落下傘って…その手があったか。

冬子は今回ファンタジー系で妄想してみました。


あと少しで雨が上がりそう…という頃合、冬子は外で雨宿りをしている可愛らしい黒猫を見つけます。

黒猫の寒そうな様子を気の毒に思った冬子は、そうっと自分の傘に入れてあげます。

逃げ出すかと思いきや、黒猫は冬子を見上げ、賢そうな瞳で見つめてきます。

「まあ、綺麗な緑色の瞳!」

冬子は黒猫に色々お話をします。

近所に住んでいること、名前は冬子……

雨が上がると、黒猫はふいっと傘をでていってしまいました。

その晩冬子は夢を見ます。

長い黒髪、緑の瞳の美しい男性が、

「今日は雨宿りさせてくれてありがとうお嬢さん。お礼に…………」




オチを思いつかなかったので、ここまでです。

なんにでも化けれるJSでも黒猫は無理でしょうか。

お礼にお願いを叶えてくれるのでしょうか。

それとも、美しい宝石が届くのでしょうか。

お嬢様方、何がいいと思います?

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