『非公式Twitter』

夏休み☆ツリーハウス捜査室

2017/08/13 12:14

##IMGU65##

あははははっ、やめてやめてくすぐったい!


  ☆ここは海底遺跡の超空間、JS曰く『竜宮城』。

  濡れた服を脱いで干している為に、下着一枚で岩辺に座って海獣たちと戯れている小野瀬の膝から下に、丸々としたコバンザメがまとわりついて離れない。

  ここが警視庁で、コバンザメが人間の女性だったら、羨望と嫉妬で大炎上しているところだ。

  一方で、小学生のように抜かりなく服の下に水着を着込んでいた穂積は、心置きなくシャチやイルカに乗って遊んでいる。

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ジャーンプ!


  ざっばーん。

  大きなシャチがジャンプして海面にダイブすると、巨大な波が岸辺にいる小野瀬とフユコバンザメを飲み込む。

##IMGU65##

 わー!


  比喩通りに水を滴らせた色男は大声で文句を言うが、もう一人の色男はシャチの背でげらげら笑うばかりだ。

  そこへ海の底から、二匹の海ガメが、明智と如月を乗せて浮上してきた。

##IMGU60##

室長!

##IMGU64##

ぷはーっ!あ、小野瀬さんもいた!良かったぁ!

##IMGU61##

ああ、二人とも。

心配して探しに来てくれたのね、悪かったわ。


  穂積の肩に、オガサワラコウモリが停まる。


##IMGU61##

アンタが呼んできてくれたの?

ありがとう。

##IMGU60##

あれ?

そのコウモリ、どうやってここへ?

…それにここ、ずいぶん新鮮な空気がありますね。

##IMGU170##

実は、この遺跡は外からは一見して分からないほど広大で、その一部が、あの洞穴の奥と繋がっているのです。

空気はそこから取り込まれていて、コウモリが飛んで来られるのもそのおかげなのですよ。

##IMGU64##

へー。

##IMGU170##

そのうち全員集まるでしょうから、そうしたら、沈没船にお宝探しに行きましょうか。

##IMGU61##

沈没船のお宝…

小笠原が喜びそうね。

##IMGU170##

ルイルイは海底温泉の方がいいですか?

##IMGU61##

温泉あるの?

櫻井迎えに行ってこようかしら。
 
##IMGU65##

それはいいけど、どうしてこの丸い魚は俺にばかりくっつきたがるの?!
 
追記
名前:ジュン
本文:
竜宮城には乙姫じゃなくてイケメンと海の愉快な仲間たちがいるんですね。

時代は変わったなぁ(笑)

恩ジュゴンに乗ってくる賢史くんとジュンは大丈夫かな?

泳ぐんじゃなくて息を止めてるだけなら大丈夫か。

さて、誰が翼ちゃんと小笠原さんをつれてくるのかな?

全員揃ったら沈没船の探検と夜はタイとヒラメの舞踊りじゃなくて、イケメンの盆踊りかしら?

名前:冬子
本文:
本日の妄想劇場です。今日はちゃっちゃといく予定ですよ~

↓↓↓


小笠原たちが洞窟に向かうと奥からぶつぶつと何事かつぶやく声が聞こえてきた。

「あなたが探しているのは優しい上司?普通の上司?悪魔の上司?」


「なんだか聞き覚えのある声がしますね。行ってみましょう」

奥へ進むと水たまりにうずくまる人影が。

それはなんと大きなリュックを背負った冬子だった。

小笠原
「冬子ちゃん!どこにいたの?心配したんだよ」

冬子
「うそだあ。ちっとも心配しているそぶりはなかった。

 それはともかく、あなたが探しているのは優しい上司?普通の上司?悪魔の上司?」

小笠原
「もちろん優しい上司だよ。悪魔の上司なんていやだよ (←オイ)」

冬子
「正直者っ!!」

言い終わらない内に叫ぶ冬子。そして、正直者のご褒美にこの水たまりに入れと言う。

訳が分からない小笠原。

そこへキュウキュウという涼やかな鳴き声が小さく聞こえてきた。

冬子
「とにかく、冬子はこの海パンとお酒と海で遊ぶセットその他色々を持って竜宮城に行かないと、超怒られるのです。全く人使いのあらいことと言ったら。

ごちゃごちゃ言わずに、私と一緒に来てください」

冬子が訳の分からないことを言っている間に、小笠原の抜け目のない紫の瞳が明智の残したメモを見つけた。

小笠原
「『カメに乗って海底に行く』 これって…」

キューイキューイという高い鳴き声とともに白い美しいイルカが水中から顔を出した。

冬子
「説明を忘れていました。これがあれば大丈夫。水の中も怖くありません」

冬子が懐から取り出したものは……マヨネーズ。

冬子
「この赤い蓋のが空気の素マヨネーズ。これをチュッチュすれば水の中でも息ができます。
 
 こっちの白い蓋のが動物と話ができるマヨネーズ。ただし、これは時々誤作動を起こします」

小笠原
「冬子ちゃん……もしかして酔ってるの?大丈夫?両方こっちに貸して」

小笠原が恐る恐る白い蓋のマヨネーズを口に含む。

そうすると不思議なことに白いイルカが美しい日本語を喋りだした。

スワノイルカ
「驚かせてごめんね」

目をむく小笠原。

冬子
「わかりましたか?私と一緒に竜宮城に行きますよ。はい、手を繋ぎましょう」

ちょっと待ってという小笠原。

有無を言わさず水中に連れ込む冬子。

一人さっさと白いイルカの背にのる翼。

やっぱり翼ちゃんって最強なのであった。


↑↑↑

冬子はフリーダムなのではありませんよ。

空気読めない系情熱型不思議ちゃんわがままボディなのです。リアルでもそうなのです。


スワノイルカのセリフはかの『瀕死の白鳥』からお借りしました。

名作ですよ。未読の方はぜひ読んでくださいね。

メイン小説の小野瀬葵のところをクリック! ←勝手に宣伝ww

本文:
 冬子さんはフリーダムなのではなく空気読めない系情熱型不思議ちゃんわがままボディなのでしたか、大変失礼致しました。

 そして宣伝もありがとうございますm(__)m

 それにしても、毎回、冬子さんが登場すると舞台の文明水準が一気にUPしますね。

 今回は「ドラ●ちゃんみたい」と思ってしまいました。

 いや体型がじゃないですよ。

 ┌┛θ☆ドカッ(ノ □ )ノ ゚ ゚

 あうっ。


*** 


 全員到着して盛り上がる『竜宮城』。

 酒を飲む人飲まない人。

 マヨチュッチュする人しない人。

 イケメンと可愛い乙女たちの来訪に、タイもヒラメも舞い踊る。

どんどんリアリティ無くなっていくけど、夏休みだからいいよね!

名前:冬子
本文:
冬子はサバイバル能力ゼロなので、どんな時でも文明社会にいたいのです。

なになに?ドラ●ちゃん? うまい事言うなあ。

ふふふ

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