『非公式Twitter』
番外編紹介「お見合い大作戦」藤守編
2017/10/24 13:54翌日、メールで指定されたカフェで待っていると、約束の時間を5分ほど過ぎた頃、走って来たらしい藤守さんが、肩で息をしながら入ってきた。
##IMGU62##藤守
「遅れてごめんな!」
私の向かいの席につく早々、藤守さんは頭を下げた。
##IMGLU83##翼
「ううん。でも、どうしたの?忙しそうだけど、大丈夫?」
「ホンマごめん。ほら、非行防止教室があるやん?せやから、少年事件課の連中に資料を借りようと思ったら、急にガサ入れの応援を頼まれて。さっきまでメイドキャバクラの摘発や」
「…賢史くんって、そのパターン、多いね」
話の最中に、注文を取りに来た店員さんがお水をくれて、喉が渇いていたらしい藤守さんは、それをごくごくと飲んだ。
「それで、翼の話って何?」
私は無意識にうつむきながら呟いた。
「実は…昨日、交通課の課長から、知り合いの方の息子さんとの……あの……お見合いを……」
ゴトッ。
妙な音に顔を上げると、空っぽになったグラスがテーブルの上に落ちていた。
こぼれた氷が、テーブルの上を滑ってゆく。
「ちょ……手が滑ってもうた……あ、すいません……お姉さん、ふきん……」
藤守さんは店員さんに謝りながら、散らばった氷を拾おうとするけれど、慌てているせいか、余計にツルツルと手から逃げていく。
「あの……」
「あ、だ……だいじょぶや。続けて続けて」
(全然大丈夫なように見えないけど……)
あまりの狼狽ぶりに心配になったけれど、私は事情を説明した。
「へ…へえ、そうなん。ほな、あれやろ?お義理ってやつやろ?」
「はい」
「お…俺は翼のこと信じてるし、行ってきたらええやん?ノープロブレムやで」
何の問題もないと言いながら、藤守さんの声は裏返りっぱなしだった。
(本当に大丈夫なのかな……)
その後、何度尋ねても藤守さんは平気だと言い張るばかり。
私はそんな藤守さんを怪訝に思いながら、その日の昼食を終えたのだった。
非行防止教室の日。
(どうしよう……やっぱり気が重いな)
非行防止教室の後には、問題のお見合いが控えている。
ただでさえ口数の少ない小笠原さんとふたり、会場へ向かう車の中はお葬式のように重苦しい空気だった。
(はあ…)
小笠原
「いい加減、ため息つくのやめろ」
ハンドルを握った小笠原さんが不愉快そうに顔をしかめる。
「すみません…。あのう、例えば、の話なんですけど。もし小笠原さんに彼女がいたとして、その相手がお見合いするって言ったらどうしますか」
「…いないことが前提、みたいな聞き方だけど。俺の彼女は、後部座席にいるから」
振り向くと、小笠原さん愛用のノートパソコン、ナナコちゃんが居た。
「……」
「……」
車内に気まずい沈黙が広がる。
すると、不機嫌な顔は崩さないまま、小笠原さんが言った。
「……俺なら、たとえ義理やしがらみでのお見合いでも、行かせないよ。
彼女が見合いするって言われて、どうぞ、なんて平気で言う男はまずいない。
いるとしたら、その相手のことなんかどうでもいいって思ってるか、もしくは、格好つけてやせ我慢しているか」
(…賢史くんは絶対に後者だわ…)
お見合いの話をしてからの数日間、藤守さんは明らかに挙動不審だった。
ぼーっと座っていたり、急にストレッチを始めたり、歩いていて電柱にぶつかったり。
(悩ませちゃったかな…)
罪悪感に苛まれつつ、私と小笠原さんは、教室の開かれる集会所に着いた…。
~非行防止教室~
集会所に集まってきたのは、商店街のおじさんやおばさんといった様子の父兄たちだった。
顔見知りばかりらしく、くだけた雰囲気だ。
ところが、準備の途中で、私は、小笠原さんがいない事に気付いた。
もしやと思って男性用トイレを入り口から覗いてみれば、案の定、個室のひとつがロックされていて、中からカチカチと音が聞こえている。
「小笠原さん、出てきてください!」
「嫌だ。俺が作ったカンペ読むだけでいいから、櫻井が講習やれよ。さっき相談に乗ってやっただろ」
開始時間が迫り、私が途方にくれていると、参加者の一人らしいおじさんが来た。
「どうした?」と聞かれ、咄嗟に「あの個室のドアが壊れたらしいんです」と言うと、「待ってろ、建具屋のおやじを呼んできて、こじ開けてやる」という頼もしい答え。
後を任せて壇上に上がり、カンペ通りに講習を始めると、やがて、おじさんたちに連れられて渋々といった様子で、小笠原さんが現れた…
無事に講習が終わり、質疑応答も済むと、とたんに集会所は和やかな雰囲気に包まれた。
元気のない小笠原さんは、元気なおじさんたちと、これまた元気いっぱいのおばさんたちに囲まれた。
「そんな細っこい体して。ちゃんとご飯食べてんの?」
「帰りにうちの店寄ってけ。メシ食わしてやっから」
「うちの団子も持ってけ」
「うちの漬物も」
「櫻井ー!」
善意の人々に壁際に追いつめられた小笠原さんが、悲鳴のような声を上げるのを横目に、私は片付けを終えた。
「すみません小笠原さん、では、お先に!」
その後、私は品川にあるホテルのロビーに向かった。
見合い相手は官公庁に勤める将来有望な高級官僚候補だという人で、写真どおりの真面目そうな印象。
誘われるまま一緒にお茶を飲み、会話を始めると、背中に刺さるような視線を感じた。
さりげなく振り向いてみると、ロビーにはたくさんの人がいる。
が、その中で、深くキャップをかぶったサングラスの男が、あわてて柱の陰に隠れるのが見えた。
(あれってもしかして……)
「どうかなさいましたか?」
「いえ、別に」
心配してくれる見合い相手に愛想笑いを返しつつ、怪しい人影を背に会話に戻る。
彼がどうしてここにいるのか、何となく予想はついたけれど、平静を装って適当にお見合いを続ける。
けれど、よく見たら正面のガラスにもばっちり藤守さんの姿が映っていて、隠れているつもりのくせに、柱の陰からちらちらこちらを見ているのが分かるから、余計気になる。
(刑事のくせに尾行ヘタ過ぎだよ~~~!)
結局、見え隠れする人影が気になって気になって、相手との会話が頭に入ってこないまま、私はお見合い相手に、結婚の意志がないことを告げた。
すると相手は驚いた様子もなくうなずいたのだ。
「ええ、判っていました。何となく、上の空な様子でしたから」
苦笑いで帰ってゆく彼の車を見送ってから、私はロビーに引き返した。
「……藤守さん、こんなところで何してるんですか?」
後ろからいきなり声を掛けると、振り向いた藤守さんは慌てた様子で帽子を押さえた。
「…いつから知ってた?」
「最初から」
じっと見つめると、藤守さんは、ヤケを起こしたように叫んだ。
「…あかんのかい!そんなん来るっちゅうねん!自分の彼女が見合いするゆーてんねんで?」
そう言ってから、今度は赤くなってうつむいた。
「…あの時、俺めちゃくちゃ動揺して氷までこぼしてたし、ダメだって言ったら翼のこと信じてないみたいやん。カッコ悪いやん。だから……」
「……」
藤守さんの本音を聞いて、心の底がじんわりと温かくなった。
「お見合いするな、って言ってくれたら良かったのに。こんな、ベタな変装なんかして」
「…そうか。ほな、ベタなついでに、今夜はこのホテルで食事して、泊まって帰ろか?」
顔を見合わせて、笑いながらエレベーターに乗り込んだ。
背中でゆっくりと扉が閉まる。
次の瞬間、私の体はしっかりと抱きしめられていた。
「……よかった。本当はものすごく心配やってん。もう二度とこんなん嫌やで」
私は、藤守さんの胸の中で何度もうなずいた。
「今夜は翼のこと離さへん」
私のあごに指をかけ、藤守さんはそっと上を向かせた。
ゆっくりと唇がふさがれる。優しくて熱いキスだった。
もう少し……このままで。途中で誰も乗って来ませんように――――。
息が止まるほどのくちづけを交わしながら、私たちは星が瞬きはじめた空へと吸い込まれて行った。
~終わり~
##IMGU62##藤守
「遅れてごめんな!」
私の向かいの席につく早々、藤守さんは頭を下げた。
##IMGLU83##翼
「ううん。でも、どうしたの?忙しそうだけど、大丈夫?」
「ホンマごめん。ほら、非行防止教室があるやん?せやから、少年事件課の連中に資料を借りようと思ったら、急にガサ入れの応援を頼まれて。さっきまでメイドキャバクラの摘発や」
「…賢史くんって、そのパターン、多いね」
話の最中に、注文を取りに来た店員さんがお水をくれて、喉が渇いていたらしい藤守さんは、それをごくごくと飲んだ。
「それで、翼の話って何?」
私は無意識にうつむきながら呟いた。
「実は…昨日、交通課の課長から、知り合いの方の息子さんとの……あの……お見合いを……」
ゴトッ。
妙な音に顔を上げると、空っぽになったグラスがテーブルの上に落ちていた。
こぼれた氷が、テーブルの上を滑ってゆく。
「ちょ……手が滑ってもうた……あ、すいません……お姉さん、ふきん……」
藤守さんは店員さんに謝りながら、散らばった氷を拾おうとするけれど、慌てているせいか、余計にツルツルと手から逃げていく。
「あの……」
「あ、だ……だいじょぶや。続けて続けて」
(全然大丈夫なように見えないけど……)
あまりの狼狽ぶりに心配になったけれど、私は事情を説明した。
「へ…へえ、そうなん。ほな、あれやろ?お義理ってやつやろ?」
「はい」
「お…俺は翼のこと信じてるし、行ってきたらええやん?ノープロブレムやで」
何の問題もないと言いながら、藤守さんの声は裏返りっぱなしだった。
(本当に大丈夫なのかな……)
その後、何度尋ねても藤守さんは平気だと言い張るばかり。
私はそんな藤守さんを怪訝に思いながら、その日の昼食を終えたのだった。
非行防止教室の日。
(どうしよう……やっぱり気が重いな)
非行防止教室の後には、問題のお見合いが控えている。
ただでさえ口数の少ない小笠原さんとふたり、会場へ向かう車の中はお葬式のように重苦しい空気だった。
(はあ…)
小笠原
「いい加減、ため息つくのやめろ」
ハンドルを握った小笠原さんが不愉快そうに顔をしかめる。
「すみません…。あのう、例えば、の話なんですけど。もし小笠原さんに彼女がいたとして、その相手がお見合いするって言ったらどうしますか」
「…いないことが前提、みたいな聞き方だけど。俺の彼女は、後部座席にいるから」
振り向くと、小笠原さん愛用のノートパソコン、ナナコちゃんが居た。
「……」
「……」
車内に気まずい沈黙が広がる。
すると、不機嫌な顔は崩さないまま、小笠原さんが言った。
「……俺なら、たとえ義理やしがらみでのお見合いでも、行かせないよ。
彼女が見合いするって言われて、どうぞ、なんて平気で言う男はまずいない。
いるとしたら、その相手のことなんかどうでもいいって思ってるか、もしくは、格好つけてやせ我慢しているか」
(…賢史くんは絶対に後者だわ…)
お見合いの話をしてからの数日間、藤守さんは明らかに挙動不審だった。
ぼーっと座っていたり、急にストレッチを始めたり、歩いていて電柱にぶつかったり。
(悩ませちゃったかな…)
罪悪感に苛まれつつ、私と小笠原さんは、教室の開かれる集会所に着いた…。
~非行防止教室~
集会所に集まってきたのは、商店街のおじさんやおばさんといった様子の父兄たちだった。
顔見知りばかりらしく、くだけた雰囲気だ。
ところが、準備の途中で、私は、小笠原さんがいない事に気付いた。
もしやと思って男性用トイレを入り口から覗いてみれば、案の定、個室のひとつがロックされていて、中からカチカチと音が聞こえている。
「小笠原さん、出てきてください!」
「嫌だ。俺が作ったカンペ読むだけでいいから、櫻井が講習やれよ。さっき相談に乗ってやっただろ」
開始時間が迫り、私が途方にくれていると、参加者の一人らしいおじさんが来た。
「どうした?」と聞かれ、咄嗟に「あの個室のドアが壊れたらしいんです」と言うと、「待ってろ、建具屋のおやじを呼んできて、こじ開けてやる」という頼もしい答え。
後を任せて壇上に上がり、カンペ通りに講習を始めると、やがて、おじさんたちに連れられて渋々といった様子で、小笠原さんが現れた…
無事に講習が終わり、質疑応答も済むと、とたんに集会所は和やかな雰囲気に包まれた。
元気のない小笠原さんは、元気なおじさんたちと、これまた元気いっぱいのおばさんたちに囲まれた。
「そんな細っこい体して。ちゃんとご飯食べてんの?」
「帰りにうちの店寄ってけ。メシ食わしてやっから」
「うちの団子も持ってけ」
「うちの漬物も」
「櫻井ー!」
善意の人々に壁際に追いつめられた小笠原さんが、悲鳴のような声を上げるのを横目に、私は片付けを終えた。
「すみません小笠原さん、では、お先に!」
その後、私は品川にあるホテルのロビーに向かった。
見合い相手は官公庁に勤める将来有望な高級官僚候補だという人で、写真どおりの真面目そうな印象。
誘われるまま一緒にお茶を飲み、会話を始めると、背中に刺さるような視線を感じた。
さりげなく振り向いてみると、ロビーにはたくさんの人がいる。
が、その中で、深くキャップをかぶったサングラスの男が、あわてて柱の陰に隠れるのが見えた。
(あれってもしかして……)
「どうかなさいましたか?」
「いえ、別に」
心配してくれる見合い相手に愛想笑いを返しつつ、怪しい人影を背に会話に戻る。
彼がどうしてここにいるのか、何となく予想はついたけれど、平静を装って適当にお見合いを続ける。
けれど、よく見たら正面のガラスにもばっちり藤守さんの姿が映っていて、隠れているつもりのくせに、柱の陰からちらちらこちらを見ているのが分かるから、余計気になる。
(刑事のくせに尾行ヘタ過ぎだよ~~~!)
結局、見え隠れする人影が気になって気になって、相手との会話が頭に入ってこないまま、私はお見合い相手に、結婚の意志がないことを告げた。
すると相手は驚いた様子もなくうなずいたのだ。
「ええ、判っていました。何となく、上の空な様子でしたから」
苦笑いで帰ってゆく彼の車を見送ってから、私はロビーに引き返した。
「……藤守さん、こんなところで何してるんですか?」
後ろからいきなり声を掛けると、振り向いた藤守さんは慌てた様子で帽子を押さえた。
「…いつから知ってた?」
「最初から」
じっと見つめると、藤守さんは、ヤケを起こしたように叫んだ。
「…あかんのかい!そんなん来るっちゅうねん!自分の彼女が見合いするゆーてんねんで?」
そう言ってから、今度は赤くなってうつむいた。
「…あの時、俺めちゃくちゃ動揺して氷までこぼしてたし、ダメだって言ったら翼のこと信じてないみたいやん。カッコ悪いやん。だから……」
「……」
藤守さんの本音を聞いて、心の底がじんわりと温かくなった。
「お見合いするな、って言ってくれたら良かったのに。こんな、ベタな変装なんかして」
「…そうか。ほな、ベタなついでに、今夜はこのホテルで食事して、泊まって帰ろか?」
顔を見合わせて、笑いながらエレベーターに乗り込んだ。
背中でゆっくりと扉が閉まる。
次の瞬間、私の体はしっかりと抱きしめられていた。
「……よかった。本当はものすごく心配やってん。もう二度とこんなん嫌やで」
私は、藤守さんの胸の中で何度もうなずいた。
「今夜は翼のこと離さへん」
私のあごに指をかけ、藤守さんはそっと上を向かせた。
ゆっくりと唇がふさがれる。優しくて熱いキスだった。
もう少し……このままで。途中で誰も乗って来ませんように――――。
息が止まるほどのくちづけを交わしながら、私たちは星が瞬きはじめた空へと吸い込まれて行った。
~終わり~
追記
名前:ジュン
本文:
賢史くん、賢史くん、賢史くーん。ぎゅっ←抱きついた
賢史くん、可愛い。
明智さんや小笠原さんと違って動揺がすごい。
尾行までしてきちゃうし(笑)
そしてちゃっかりそのホテルに宿泊って(^_^;)
さすがはケダモノ、チャンスは逃しませんね。
今回は小笠原さんが置き去りですか…可哀想に。
名前:小春
本文:小春
「藤守さんは可愛いですよね。翼ちゃんも言ってましたよ」
翼
(氷をこぼしちゃったりしたくせに、ついカッコつけちゃうのも……。カッコつけた手前、本当のことが言えなくなっちゃうのも……。尾行するつもりで、そのセオリーを忘れてすぐにバレちゃったりするのも……。不器用で照れ屋な藤守さんらしくて……好き、ですよ)
小春
「…って」
ジュン
「わかるー♥」
藤守
「俺どんな顔したらええねん!!それ口に出していうたらあかんヤツーーー//////!!」
名前:冬子
本文:
藤守さん、ちゃっかりお泊りするところが素敵☆
それにしても現役刑事でその尾行スキルは……
いやいや、仕事ならちゃんとできる子なんだと信じてますよ。
そして、おがさーらさんを取り囲むおばちゃんの気持ち、よくわかります。
なんか可愛くて、ほっとけない感じ
逃げきれずに商店街でご飯食べさせられているおがさーらさんを是非見たい~~
名前:櫻井翼
本文:
翼
「このお話は、藤守さんもかわいいですけど小笠原さんもかわいいですよね」
小笠原
「かわいいとか言うな」
名前:冬子
本文:
おがさーらさんは可愛いですよねー
冬子、また妄想しちゃった
映画の予告編風にお読みください
↓↓↓↓↓
ここはなんの変哲もない街の商店街。
刑事、小笠原は非行防止教室の帰り、商店街に連れ込まれていた。
おばちゃんその1
「にーちゃん、交番のお巡りさん?刑事さんけ?男前やねー」
おばちゃんその2
「おばちゃん、良い子知ってるよー にいちゃん、見合いしてみんか?」
小笠原に紹介されたのは藤原冬子。
一見商店街のただのスーパーの娘に見える冬子には裏の顔が!
彼女の裏側に気付き、苦悩する小笠原。
内定調査に動く緊急特命捜査室。
暗躍する山田太郎。
明智
「このスーパー、何かおかしい…」
商店街もグルなのか?そもそも非行防止教室は仕組まれたことなのか?
一体誰を信じればいいのか?
そしてハロウィーンの夜、事態が大きく動く!
穂積
「誰にでも秘密はあるわ。そして刑事はそれを暴かねばならない時もある。
小笠原、アンタはどうするの?」
小笠原
「俺は……」
小笠原がした決断とは?
2017年冬、豪華キャストでおくる期待の大型映画。
乞うご期待!
↑↑↑
あら?今日は藤守さんの日だっけ???
本文:
賢史くん、賢史くん、賢史くーん。ぎゅっ←抱きついた
賢史くん、可愛い。
明智さんや小笠原さんと違って動揺がすごい。
尾行までしてきちゃうし(笑)
そしてちゃっかりそのホテルに宿泊って(^_^;)
さすがはケダモノ、チャンスは逃しませんね。
今回は小笠原さんが置き去りですか…可哀想に。
名前:小春
本文:小春
「藤守さんは可愛いですよね。翼ちゃんも言ってましたよ」
翼
(氷をこぼしちゃったりしたくせに、ついカッコつけちゃうのも……。カッコつけた手前、本当のことが言えなくなっちゃうのも……。尾行するつもりで、そのセオリーを忘れてすぐにバレちゃったりするのも……。不器用で照れ屋な藤守さんらしくて……好き、ですよ)
小春
「…って」
ジュン
「わかるー♥」
藤守
「俺どんな顔したらええねん!!それ口に出していうたらあかんヤツーーー//////!!」
名前:冬子
本文:
藤守さん、ちゃっかりお泊りするところが素敵☆
それにしても現役刑事でその尾行スキルは……
いやいや、仕事ならちゃんとできる子なんだと信じてますよ。
そして、おがさーらさんを取り囲むおばちゃんの気持ち、よくわかります。
なんか可愛くて、ほっとけない感じ
逃げきれずに商店街でご飯食べさせられているおがさーらさんを是非見たい~~
名前:櫻井翼
本文:
翼
「このお話は、藤守さんもかわいいですけど小笠原さんもかわいいですよね」
小笠原
「かわいいとか言うな」
名前:冬子
本文:
おがさーらさんは可愛いですよねー
冬子、また妄想しちゃった
映画の予告編風にお読みください
↓↓↓↓↓
ここはなんの変哲もない街の商店街。
刑事、小笠原は非行防止教室の帰り、商店街に連れ込まれていた。
おばちゃんその1
「にーちゃん、交番のお巡りさん?刑事さんけ?男前やねー」
おばちゃんその2
「おばちゃん、良い子知ってるよー にいちゃん、見合いしてみんか?」
小笠原に紹介されたのは藤原冬子。
一見商店街のただのスーパーの娘に見える冬子には裏の顔が!
彼女の裏側に気付き、苦悩する小笠原。
内定調査に動く緊急特命捜査室。
暗躍する山田太郎。
明智
「このスーパー、何かおかしい…」
商店街もグルなのか?そもそも非行防止教室は仕組まれたことなのか?
一体誰を信じればいいのか?
そしてハロウィーンの夜、事態が大きく動く!
穂積
「誰にでも秘密はあるわ。そして刑事はそれを暴かねばならない時もある。
小笠原、アンタはどうするの?」
小笠原
「俺は……」
小笠原がした決断とは?
2017年冬、豪華キャストでおくる期待の大型映画。
乞うご期待!
↑↑↑
あら?今日は藤守さんの日だっけ???