Tokyo☆アブナイ☆week
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おまけ
※web拍手で「続きが読みたい」と言って下さった方がいらしたのが嬉しくて、蛇足ながらちょこっと書いてみました。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
~ショー終了後。
穂積
「小松原係長までグルだったとは……人が悪いですよ」
小松原
「はは、すまんすまん。だが、お似合いだったぞ」
茉莉花
『やっぱり、本物の恋人には敵わないわね』
翼
「茉莉花さんまで」
私は頬を染めた。
赤くなった頬を、さらに小野瀬さんがつつく。
小野瀬
「花嫁さん、真っ赤だよ?」
ノワール
『あなたとルイの結婚式には、もちろんワタシたちも参列するわよ!』
翼
「本当ですか?嬉しい!」
ブラン
『ブラン・ノワールから、新作のドレスとタキシードを贈らせてもらうよ』
如月
「うっわー。それスゴいな!良かったね!翼ちゃん!」
藤守
「ノワールは、俺ら全員の結婚式にプレゼントする言うてくれてるんやけどな」
小笠原
「いつなの?」
明智
「まずは相手を見つけるところからだな」
自嘲するような明智さんの言葉に、捜査室メンバーが分かりやすく凹む。
翼
「……ええと……」
何と言って励ましたらいいのか。
穂積
「そろそろ行きましょうか?」
翼
「え?」
全員を見渡して、室長が笑顔を見せる。
穂積
「打、ち、上、げ!」
わあっ、と歓声。
穂積
「ただし!支払いは、例のアレで決めるわよ!」
翼
「……アレ、ってもしかして」
穂積
『最強の男決定戦!』
やっぱりー!
室長の発言に興味津々のブランさんやノワールさんには、小野瀬さんが英語で説明している。
小松原係長も止めない。微笑んでいるところを見ると、警備所属だけあって、体力には自信があるのだろう。
穂積
「さー、行くわよ!」
全員
「おー!」
わいわい言いながら、いつもの居酒屋を目指して歩き出す一行。
その中で、私の肩を抱いて耳元に口を寄せた室長が、こっそり囁いた。
穂積
「お前とはその後で……な?」
目が合って微笑まれたら、私はもう逆らえない。
差し出された腕と腕を組んで最後尾を歩き出せば、たとえ普段着でも特別な気分になれる。
穂積
「いい子だ」
室長が、前髪越しにキスしてくれる。
そっと私から指を絡めると、照れたように横顔を向けた。
穂積
「いや……」
絡めた指に力が込められ、室長の熱が伝わって来る。
穂積
「いい女だ」
少しだけ大胆な事も出来そうな気がしてくるのは、私も熱っぽいせいかもしれない。
《Tokyo☆Week》。
たくさんの人たちと過ごした、一週間の長い夢。
夢の続きはきっと、室長が見せてくれる。
~END…~
穂積
「後で、ベッドの上でな」
翼
「えっ///」
~END♪~