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~小野瀬vision~
俺の名前は小野瀬葵。
残業明けの時間が捜査室と重なったから、久し振りに悪友の穂積と飲みに行こうかと誘いに来たんだけど……
タイミングが良すぎて、うっかり恋人どうしの会話を立ち聞きする羽目になっちゃったみたい。
俺がドアの外に居る事、穂積はもしかしたら気付いてるかも。
だけどきっと櫻井さんは気付いてないから、中に入ることも、今さら聞かなかった事にして立ち去る事も出来ずにいる。
仕方無いから、他の誰かが二人の時間の邪魔をしないように、しばらく見張っていてあげようか。
ドアに耳をつけるほどには野暮じゃないよ。
もちろん、穂積が暴走しそうになったら止めに入るつもりだけど。
それにしても、櫻井さんの誘惑は可愛いね。
まだまだ初心者で、自分で自覚していないみたいだけど、あの穂積を翻弄してるんだから。
穂積
「早く、帰ろう。俺はもうここでもいいけど」
翼
「さすがにここではダメ!」
おっと、そろそろ出番かな?
きみたちも、人の恋路を覗くのはほどほどに。
俺はこれから、馬に……じゃなくて、穂積に蹴られに行ってくる。
~END~