『アブナイ☆恋の共同生活』
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01/20(Wed) 23:41
ほんの少ーーーしですが
澪
それからしばらく──。
其々黒、白、銀のスーツに身を包んだ泪、葵、諏訪野は、採石場に来ていた。
諏訪野の指示のもと目立たない場所に車とバイクを停めると、足早に監視場所へ足を向けた。
泪
「……」
そこは、最初に監視についた賢史と公平にも確認を取った、入り口を見下ろせる高い位置。
やはり、翼も誠臣もいない。
葵が膝をついてざっとその場を確認するが、ごつごつとした岩肌には、何の手掛かりも残されていなかった。
葵
「…となると…」
葵の言葉を継ぐように、諏訪野が眼下を見据える。
その視線は、無数の岩陰や坑道の中から、たったひとつの場所に注がれた。
映像で見た、男たちが出てきた場所だ。
泪
「あそこ、だな」
同じように視線を定めた泪は、静かな怒りを湛えた声で呟く。
泪
「行くぞ」
*
小春さんに任せきりで申し訳ないです&感謝です!
せめて少しくらい繋ぎたいと思ったんですが思いつかなくてこれだけ(⌒-⌒; )
そして私は小春ちゃん太郎くんたち高校生組の恋の行方も気になっていますよ。
翼ちゃんと誠臣さんは無事なのか!?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
01/23(Sat) 21:04
澪さんありがとうございます(´ 3`)ちゅー
小春
時間は少し遡る。
採石場で見張りを続けていた誠臣と翼の元に、意外な人物が訪れていた。
若者
「何してるの?」
名前は知らない。
だが、声をかけてきたその若者は、翼の事を知っていた。
だから誠臣も、近付いてきた若者の動向を、黙って注視していたのだ。
若者
「きみ、諏訪野の彼女だよね。週末のたびに、エミーズのショーを観に来てた」
どうやら、翼は知らぬ間に、その界隈では有名になっていたらしい。
諏訪野の彼女、と言われて、翼の胸はちくりと痛んだ。
確かに、今の翼と諏訪野の関係を客観的に見れば、そういう事になるのだろう。
でも……
若者
「ねえ、一緒においでよ。ここ埃っぽいしさ。あっちに、仲間が集まってるから」
翼は誠臣を見た。
誠臣は武道の達人だ。
誠臣がいれば、たとえ数人が相手でも、なんとかしてくれる。
翼自身も警察官の端くれだ。
それなりに訓練も積んでいるし、それに、自分達の身に何かあれば、必ず、泪が来てくれる。
翼は誠臣と目を合わせ、無言でそれだけのやりとりをすると、頷いた。
そうして二人は、若者の誘いに乗ったふりをして、無数の岩陰や坑道の中にある、ひとつの場所に入って行った……。
***
泪
「あそこ、だな」
採石場に着き、映像で確認した坑道のひとつに視線を定めた泪は、静かな怒りを湛えた声で呟いた。
泪
「行くぞ」
しかし、最初の角を曲がった、その瞬間。
緑色全身タイツ
「eeeee!」
通路に立っていた、緑色の全身タイツを着たアクターが、いきなり、先頭で角を曲がった泪に、人差し指を向けた。
緑色全身タイツ
「誰だ、貴様は!」
泪は反射的に身構えたが、咄嗟に言い返した。
泪
「愛と正義の、特捜、ブラック!」
事前に学習してきた、サクラダモン・ブラックの決め台詞の一つだ。
すると、それを聞いた緑色全身タイツは、あっさりと警戒を解いた。
スマホを取り出してアプリゲームを再開した見張りから離れ、さらに奥に進む。
やがて、広い場所に出た。
そこには、予想通り、カラフルなヒーロースーツを身にまとった、十人近い男たちがたむろしていた。
泪たち三人の姿を認めて、集団の中央から、赤いスーツのサクラダモン・レッドが立ち上がった。
ハーデーだ、と、諏訪野シルバーが、葵と泪にだけ聴こえるように囁いた。
レッド(ハーデー)
「お帰り、同志よ。朗報があるぞ。我々は、ついに、待望のピンクをこの秘密基地に迎える事が出来た!」
泪・ブラック
「(ピンク?)」
その時、奥から聞こえてきた女の悲鳴が、坑道に響き渡った。
「私は警察官よ、やめなさい!!お願い、やめてぇえーっ!」
泪
「翼!」
彼らの真の目的は?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
01/25(Mon) 00:08
久々の書き込みです
ジュン
泪たち三人はすぐに翼の声がした方に走った。
『頼む!間に合ってくれ!』
翼にもしものことがあったらと、一瞬頭によぎり寒気に襲われる。
自分の足がこんなに遅かったのかと思った数秒後、羽交い締めにされている翼を見つけた。
泪
「翼!」
泪が叫ぶと翼が涙目でこちらを振り返った。
翼を羽交い締めにしている者が一人、その前にもう一人立っていた。
制圧するのは簡単だった。
翼を抱き締めて泪はやっと息ができたと思った。
泪
「大丈夫か、翼。何かされたか?」
た抱き締めたまま頭を撫でながら優しく翼に語りかける。
翼
「そ、それが……」
言いにくそうに言葉に詰まる翼。
翼
「ピンクの衣装を着てくれと……断ったんですが土下座までされて……」
泪
「はあ?」
葵
「ピンクの衣装ってこれかな?」
葵が下敷きにしている男の手からサクラダモンピンクの衣装を持ち上げて見せた。
諏訪野
「翼ちゃんが拒否したから力付くで着替えさせようとしたわけか……」
諏訪野のしたにいる男が小さく頷いた。
中途半端ですが、ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
02/21(Sun) 08:36
事件解決
小春
泪
「……やれやれ」
人気の無くなった坑道の中で、まだ腕の中に翼を抱いたまま、泪は溜め息をついた。
中にいたコスプレイヤーたちは、基本的に悪意のない連中ではあった。
さらに言えば、自分たちがヒーロースーツで街に出没したり(楽しかった)、路地で下半身を見せたり(脱いで、コスプレを理解しない相手に着せてその良さを伝えたかった)、女の子に声をかけたり採石場に連れ込もうとした(仲間にしたかった)事が、軽犯罪になるとさえ理解していなかった。
短絡にもほどがあるが、葵や、コスプレ仲間である諏訪野に説得され、全員が自首する事で話がついた。
最後にひとつだけお願いします、と懇願され、遅れて到着した賢史や誠臣たちとともに藤守兄弟フィーチャリング翼でアドリブ「現役警察サクラダモン!」の寸劇をやらされたのには辟易したが。
とにかく、それで彼らは満足して、公平たちの運転する車で、警視庁に送られていった。
元通りの服に着替えた泪と翼が残されたのは、兄弟たちと諏訪野の気配りだろう。
翼
「……」
久しぶりに感じた泪の体温が嬉しくて、翼は、そっと、身体を寄せた。
泪の手が動いて、翼の肩を軽く押す。
翼はハッとした。
翼
「あ、ご、ごめ」
ずきり、と痛んだ胸は、次の瞬間、どくん、と跳ねた。
謝ろうと顔を上げた瞬間に、目が合った泪の思い詰めたような顔が近付いて、あっという間に唇を奪われたからだ。
翼
「…ん…」
泪の指が翼の髪に絡む。
舌と、舌が絡む。
吐息が混ざって、身体の熱が上がってくる。
手を繋ぎ、キスを繰り返しながら、翼と泪は、夢中で相手を求め、伝え、埋めようとしていた。
離れていた間、溢れそうになっていた想いを、触れたかったという気持ちを、擦れ違ってひびが入りかけていた恋の隙間を。
泪
「抱くぞ」
翼
「……えっ?」
泪
「今夜、お前を、抱くからな」
見つめられて、顔に熱が集まる。
その頬に、泪の唇が新しい熱を加えた。
泪
「もう、離さない」
自分を抱き締める泪から、男の香りがする。
でも、怖くない、と翼は思った。
だって、好きなんだもの。
私は生まれた時から、この人が大好きなんだもの。
翼は涙ぐみながら微笑んで、再び、いつ止むともしれない、泪の口づけを受け入れた。
[削除]
02/21(Sun) 09:17
事件解決
小春
数時間後、泪は居酒屋で頭を抱えていた。
泪
「なんでだよ…」
アニ
「どうした泪、せっかくお兄ちゃんが事件解決の祝いの席を設けてやったというのに」
泪
「なんでこんな日に限って、長男らしい事してくれてんだよ!」
アニ
「褒められてるのか貶されてるのかわからんぞ」
葵
「まあまあ二人とも。ハイ、飲んで飲んで」
自分は烏龍茶の葵が、険悪な二人の間に割って入る。
もっとも、アニの方には、泪が不機嫌な理由などわかっていないのだが。
諏訪野
「お兄さん、今日の『現役警察サクラダモン』の寸劇を録画してあるんですが、ご覧になりますか?」
アニ
「お、そんなものがあるのか。うむ、見たいぞ」
諏訪野
「タブレットでお見せしますよ」
さらに、如才ない諏訪野が、二人を引き離す。
葵
「翼ちゃん、危機一髪だったんだってね」
その間に、葵はちゃっかり翼の隣に座った。
翼
「はい。あの時はつい騒いじゃいましたけど、でも、無事に解決して良かったです」
葵
「きみと、泪もね?…ふふ、良かったよ。予定通り、きみが可愛い義妹になってくれそうで」
泪
「…葵」
黙っていた泪が、低い声を出した。
葵
「なあに?」
泪
「…諏訪野と翼の事だが…」
翼は焦った。
実は、翼は泪に、諏訪野が翼に近付いた本当の理由を話していた。
翼が編んでいたセーターが、泪のものである事も。
泪に内緒でプレゼントしようと、背丈の似ている諏訪野に頼んで、寸法をとらせてもらっていた事も。
泪には全部正直に話したつもりだけれど、諏訪野が、変な縁で関係が始まったせいでぎくしゃくしていた葵と、普通に仲良くなりたかったのだという事まで、当の葵に伝えてしまっていいものか。
すると、三人の元に、諏訪野が戻ってきた。
向こうでは誠臣をはじめ弟たちが、諏訪野のタブレットを囲んで、現場にいなかったアニに説明しながら、動画を再生して盛り上がっている。
諏訪野は三人の傍で長身を屈めると、囁いた。
諏訪野
「今日は俺まで誘ってくれてありがとう。悪いけど、そろそろ失礼するよ」
翼
「えっ」
葵
「まだ、いいじゃないか」
葵に引き留められて、諏訪野は微笑んだ。
諏訪野
「そうしたいが、母からメールで、服を買いに行きたいから付き合ってくれと言われて」
泪
「母?」
諏訪野は嬉しそうに、スマホの待受画面を見せてくれた。
そこには諏訪野を黒髪にしたような、とても美しい女性が映っている。
諏訪野
「俺はマザコンなんだ」
葵
「自分で言うかな」
諏訪野は笑って、ケータイをしまった。
[削除]
02/21(Sun) 09:46
事件解決
小春
諏訪野
「とにかくそういうわけだから、お先に失礼するよ。葵、あのタブレットは後日返してくれるかな」
葵
「ああ、分かった」
葵が頷くと、諏訪野は翼と楽しげにアイコンタクトしてから、泪に向かってにこりと笑った。
諏訪野
「紛らわしい真似をして、すまなかったね。翼さんと、お幸せに」
泪
「え…ああ…」
他になんと言えばいいのか。
自分の飲食代を置いて諏訪野が去ると、泪はなんとなく毒気を抜かれたような顔を、葵と翼に向けた。
葵も泪と同じような顔で諏訪野を見送ったのを見て、翼は思わず笑ってしまう。
そんな翼の肩を、隣から、泪が抱き寄せた。
泪
「幸せにするよ」
翼
「はい」
ちゅ、とこめかみにキスされて赤面していると、葵と目が合った。
良かったね、と、その唇が動いて、いつもの葵の微笑みの形になる。
翼は泪に体を預けながら、葵に笑顔を返した。
公平
「ねえ、この『サクラダモン』の影像さ。明日、太郎や小春ちゃんたちの仲間も集めて、上映して見せてあげようか!」
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
[削除]
02/22(Mon) 20:46
賢史とジュン
ジュン
数日後の上演会の日、たまたま休みだったジュンも呼ばれて藤守家に来ていた。
しかし、上演会が始まってすぐに賢史はジュンをこっそりと外に連れ出した。
少し散歩をしながらも二人の間には沈黙が続く。
とある公園のベンチに二人は腰を下ろした。
賢史
「最近、忙しくてデートも出来てなかったな。」
賢史が申し訳なさそうに口にする。
ジュン
「しょうがないよ。仕事だったんだし……」
そうは言うもののジュンの表情は固い。
しばし、二人に沈黙が訪れる。
口火を切ったのはジュンだった。
ジュン
「今日はね、賢史くんに話したいことがあって上演会に来たの。」
その表情はやはり固く賢史は嫌な予感しかしなかった。
ジュン
「私ね、賢史くんの側に少しでもいたくて事務員になったでしょ?だから、毎日顔を合わしていられたけど……それも一言話すだけだったりとか……」
賢史
「そ、そうやな……。最後にデートしたのも大分前になるよな。」
賢史の声もジュンにつられて低くなる。
賢史
「こんな奴、嫌になるよな……。」
賢史はジュンと目を合わすことができなかった。
ジュン
「そうだね。でもね、私は賢史くんのこと嫌いになったりしないよ。」
てっきり別れ話なのかと思っていた賢史はジュンを見る。
ジュン
「賢史くんに、大事な話があるの。聞いてくれる?」
嫌いではない。しかし、大事な話とは何なのか賢史には、わからない。しかし、ジュンの真剣な眼に賢史は覚悟を決めた。
賢史
「ジュンの話ならどんなことでも覚悟して聞く。言いにくいことでも言うてくれ。」
ありがとうと微笑むジュンの顔に本当に覚悟を決めて賢史は耳を済ます。
ジュン
「賢史くん、結婚してください!」
賢史
「……へっ?」
突然のジュンのプロポーズに賢史は驚いた。
さて。賢史くんの返事は?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
02/22(Mon) 23:03
賢史とジュン2
ジュン
ジュン
「賢史くん、結婚してください!」
ジュンの突然のプロポーズに賢史は驚いた。
賢史
(待て待て待て!それは俺が……)
内心あせる賢史に、ジュンはなおも続ける。
ジュン
「賢史くんと、もっと一緒にいたいの。だから……」
賢史
「ま、待ってくれ!その先は言わんといてくれ!」
賢史は慌ててジュンの言葉を遮った。
ジュンの肩を掴み、賢史はゆっくりと深呼吸する。
ジュン
「賢史くん……」
迷惑だと思われたのかとジュンは瞳に涙を溜める。
賢史
「それ以上は言わんといてくれ。……俺から言うから。」
賢史はもう一度深呼吸をしてジュンを見据える。
賢史
「ジュン、寂しい思いさせてすまんかった。これからは寂しい思いはさせん。結婚してくれ。」
賢史の腕に包まれてキスを交わす。
ジュンは何度もうんうんと頷いた。
よし!ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
02/23(Tue) 10:40
大歓迎です
小春
わーい、ジュンさんに続いてつもさんも(´∇`)ノシありがとうございます!
しかも小春&太郎と愉快な仲間たち(←違う)で明るく楽しく繋いで頂き、小春感激!
ありがとうございます!
つもさんもオイシイ想いをしていただけるといいなあ。
皆さんも、読むだけより参加する方が絶対に楽しいですよ。
引き続きよろしくお願いしますパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
あ、そうそうつもさん。
リレーSSの書き込みは基本的に削除しませんのでよろしく(笑)
[削除]
02/23(Tue) 11:17
やっと追い付けました!
つも
初々しかった賢史くんとジュンさんが、結婚…!良かったよ~、おめでとうございます(*^^*)
泪さんと翼ちゃんも、くっついて良かった~(*´∀`*)
さっきの話、繋がりが悪かったので一旦削除しましたm(_ _)m
外でプロポーズなのに、家の中って←お馬鹿
後で、もう一度投稿します!
いい思い、していいんでしょうか?でも、みんないい相手がいるのでそれを見守る傍観者でもいいですよ?(*´∀`*)
[削除]
02/23(Tue) 11:50
再度挑戦!
つも
プロポーズして、キスをして、名残惜しそうに唇を離して、お互いの視線が自然と絡まる。
賢史
「幸せに、するからな」
ジュン
「…うん。私も…賢史くんに相応しい奥さんになるね」
それは楽しみやなと微笑みながら呟いて、また視線が絡みキスをする。
賢史
「もっとしてたいけど、そろそろ戻らなあかんな」
ジュン
「そうだね」
二人はベンチから立ち上がって、手が触れる。指が絡まって、強く握りあった。……幸せ。公園を出た二人の背中は、そう言っているようだった。
賢史
「ただいま~……え、公平?」
公平
「急に二人していなくなるから、びっくりしたんだよ?どこ行ってたの?」
賢史
「あー……こっ、コンビニ?」
公平
「俺に聞いて、どうするの」
玄関に入るなり、公平が玄関で待っていた。泪が、『現役警察サクラダモン』を見ずにいなくなりやがって、明日は賢史だけ徹夜だと笑顔でいい放ったもんだから、公平が携帯に電話するも出ず。仕方なく、公平は玄関で待ち構えていたようだ。
賢史
「せやな、公平に聞いてもしゃーないな…」
賢史は、ジュンの顔を見る。ジュンは、賢史の目をしっかりと見てから頷いた。
賢史
「…公平。みんな、いるんやろ?…話したい事があるんや」
公平
「まあ、みんないるけど…何の話?」
賢史
「大事な…話や」
……どうでしょう?うまく繋がったかな…(^o^;)
でも、話が進んでない(笑)
でも、パスっ!!(*′∇`)ノ○ノ
[削除]
02/23(Tue) 12:12
あらまあつもさんったらありがとうございます(笑)
小春
どうして基本的に削除しないのかというと、多少おかしなところがあっても、次の人がそれなりに続きを書いてくれている事が多いからなんですよ。
今日はつもさんが素早いので大丈夫だと思いますが、次の人は、書いている間に前の人が差し替えた事に気付かないので、せっかく書いたものが無駄になってしまう事があるのです。
次の人はUPの前に必ず最新の書き込みを確認してもらうのは大前提になっていますが、それでも、極力差し替えや削除は避けてくださいね。
どうしてもの時は、差し替えを先にUPしてから元の書き込みを消してくださるようお願いします。
また、小さい訂正の場合は『すみません立ち位置違いました』的な「ご都合主義インフォメーション※過去スレ参照」をご活用くださればオッケーです。
あまり堅く考えず、お気軽にご参加くださいませ(´∇`)
02/23(Tue) 12:15
ほら!
小春
私がぐだぐだ書いてるうちに差し替えで小春ハーレム消えちゃったし!・゜・(つД`)・゜・ ←私利私欲満開
[削除]
02/23(Tue) 12:33
すみませんΣ(ノд<)
つも
なるほど…ありがとうございますm(_ _)m
書き込めるという嬉しさで書いたけど、ちゃんと書かなきゃっていう緊張で読み返したら、かなりちぐはぐで消しちゃいました・゜・(つД`)・゜・
小春ハーレム、必ずどこかで入れます(*^^*ゞ
[削除]
02/23(Tue) 22:14
小春ハーレム1
つも
賢史くんとジュンさんの続きに、小春ハーレムを差し込みます←
―――――――――
賢史とジュンからの、大事な話。リビングに、慶史、泪、葵、誠臣、諒、公平、ともが座り、翼は遅れたが開けてくれていた泪の隣に座った。
泪
「あいつら、納得したか?」
翼
「小春が『何とかするから大丈夫』って言ってくれたから…たぶん大丈夫…?」
泪
「聞いてどうすんだよ。まあ…あいつらも、いつまでも小学生じゃないんだ。大丈夫だろ。…ありがとな」
翼の頭を優しく撫でて微笑む、泪。翼は、照れながらも微笑み返す。
葵
「はいはい、イチャイチャしない。ねえ、泪。小春ちゃんたち、どうしたの?」
泪
「賢史とジュンの話が、良い話なのか悪い話なのか分からないから、最初から聞かせない様に翼に別室へ連れてってもらった。あいつらのいる前で、賢史とジュンの別れ話なんか聞かせられんからな」
葵
「確かに…悪い話は、誰でも聞きたくないからね」
翼
「泪さん…」
泪
「優しいとか、言うんじゃねぇぞ」
指摘されて、翼は驚く。そっぽ向く泪の顔は、ほんのり赤く、それを見た葵は『ふふ、照れてるんだよ』と、翼に耳打ち。そんなやりとりをしていたら、緊張気味の賢史とジュンがリビングに入ってきた。
続きます(;^_^A
[削除]
02/23(Tue) 22:18
小春ハーレム2
つも
長文は、駄目なんですね(^o^;)
―――――――――
こうへい
「何で、俺たち聞けないわけ!?」
太郎
「聞かれたらマズイ内容だからじゃないんですか?」
るい
「いや、だけどさ…。俺たち、もう高校生だぜ?どんな話でも、受け入れられるってのに…」
別室に追いやられた高校生組は、納得いかない顔をしていた。小春からは『お姉ちゃんも、何の話かは分からないけど…とりあえずここで待ってて』と言われた。
あおい
「…賢史さんとジュンさんが、別れる話でも…受け入れられるの?」
この問いに、皆黙ってしまった。
りょう
「じゃあさ、盗み聞きしちゃえば?」
こうへい
「りょう、さすが!」
るい
「よし、善は急げだ!リビングの扉前に足音立てずに向かうぞ」
小春
「ちょっと、皆…!そんな事しちゃ、駄目だよ」
太郎
「小春さんは、気にならないの?」
小春
「そりゃあ……少しは…」
まさおみ
「なら、行くしかないな」
けいじ
「置いてくぞ」
小春
「えっ!? やだ、待って」
抜き足、差し足、忍び足……そろりそろりとリビングの扉前に着き、るいが静かに扉を開ける。
こうへい
「……どう?何の話?」
まさおみ
「しっ…」
るい
「……決めた…?って聞こえた」
りょう
「…後は?」
あおい
「…こうへい、押すな。扉が開くだろ…!」
こうへい
「俺も聞きたいじゃん…!」
小春
「ね、ねえ…皆…もう、戻ろうよ…」
いつ見つかるか分からない状況に小春がハラハラしていたら、中で喋っていた賢史の声が消え、泪の声が一瞬した。そして、数秒。扉が思い切り開き、扉に張り付いていたけいじ・るい・あおい・まさおみ・りょう・こうへいが、リビングの床に雪崩の様に転げた。
小春
「もうっ、だから言ったじゃない!」
小春ちゃんの怒った姿も、可愛いんだろうな~(*´∀`*)
からのパ~ス(●´∀`●)/○~~
[削除]
02/24(Wed) 05:25
小春ハーレム3?(笑)
澪
リビングに雪崩れ込んだ高校生たちを前に、ドアを開けた泪は眉を吊り上げた。
泪
「お~ま~え~ら~」
怒るととんでもなく怖い泪を知っている高校生たちは、慌てて体勢を整える。
口々にすみません、と言いかけた時、開け放たれたドアの向こう側で小春と紅花と立っていた太郎が、素早く前に出た。
太郎
「泪さん、皆さん、すみません。大切なお話を邪魔してしまって…」
そう言って深く頭を下げた太郎の横に、ハッとした様子で小春が並ぶ。
小春
「ごめんなさい!
お姉ちゃんから言われてたのに、何とかするって言ったのに、その、私が、みんなを納得させられなくて…っ」
そう言う小春の目には、うっすらと涙が浮かんでいる。
その様子に太郎が再び口を開きかけると、るいたちが慌てて小春に駆け寄った。
るい
「ち、違う、小春、違うぞ!」
あおい
「そうだよ、きみは説明してくれたのに、俺たちが勝手にしたんだから」
けいじ
「…一人大学生である俺が、高校生のお前たちを諌めなければならなかったのだ。それなのに、俺は、何と愚かなことを」
己の非を主張し合う『そうさしつ』メンバーたちの中、困った表情を浮かべて泪をちらちらと見る小春と、複雑そうな太郎。
しばらく黙って見つめていた泪だったが、ふうっと息を吐いて、手を叩いた。
パン!
音が響き、全員がぴたりを動きを止め、泪に注目する。
泪は腕を組んだまま口を開いた。
泪
「まあ、俺もそんなに行儀のいいガキじゃなかったかもしれないが……
だが、まあ、お前らも高校生だし、けいじにいたっては大学生だ。
お前らを移動させたのに理由があることくらい、わかるな」
はい、と太郎の返事が聞こえると、ほんの少し、泪の表情から厳しさが和らいだ。
泪
「グダグダ説教するつもりもないが、お前らももう体つきは大人とそう変わらない。
でかくなったのは図体だけなんて言われないよう、恥ずかしくない行動を取れよ」
泪の言葉に高校生たちが一斉に頭を下げると、翼がそっと立ち上がった。
翼
「あ、の……泪さん」
振り向いた泪を、翼が見つめる。
翼
「あの、もうどんな話かはわかったし、賢史くんとジュンさんもみんなにも話したいって」
翼の後ろで賢史とジュンが首肯するのを見て、泪もまたそうか、と頷く。
泪
「よし、じゃあ、そこらへんに座れよ」
言葉を受けた高校生たちが腰を下ろすと、再び全員の注目が賢史とジュンに集まる。
先ほど大人たちには一応の報告はしたものの、緊張が取れない表情で、賢史は息を吸った。
賢史
「俺とジュン、結婚するんや」
藤守家のリビングに、改めて歓喜と祝福の声が上がった。
*
つもさん、リレーにもようこそ~!
たくさん繋いでくださって感謝感激です。ジュンさんからのハッピーな流れにうきうきしますね(^O^)
遅筆すぎてつい波に乗り遅れ続けてきましたが、やっと書き込み。
遅筆のため何度かボツとなっていた小春ハーレムをつもさんから受け継ぎました(笑)
そして、諏訪野は葵さんにフフ腐なピュアラブかと思ってたんですが普通に仲良くしたかっただけなのー!?←ちょっとショック
でも瀕死の白鳥を思い出してお母さんと買い物のくだりにウルッと(/ _ ; )
それにしても泪さん翼ちゃんの仲が戻ってよかった…!
ではここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
02/26(Fri) 15:39
藤守リビングの人口密度(笑)
小春
つもさん澪さんありがとうございます。
諏訪野は葵にピュアフフ腐でも良かったんですけど、彼は元々がノーマル&マザコン設定なので(笑)。
瀕死の白鳥では母子対面が実現しませんでしたが、こちらでは少し世間知らずな響子さんと仲睦まじく暮らしています。ご安心ください。
*****
ピンポーン。
賢史とジュンを祝福する声の中に、玄関からのチャイム音が混ざった。
耳聡い太郎がいち早く来客に気付いて、そちらに向かう。
さらにその太郎を追い掛けた小春の視線の先で、扉が開いた。
そこにいたのは、『さくら庵』のこはると……ジョンスミス。
小春
「あれっ?」
太郎
「……」
こはる
「小春ちゃん、太郎くん、こんばんは。お祝いのお料理持って来たのよ」
ジョンスミスが笑顔で佇む傍らで、こはるはそう説明すると、再び玄関から出て、外に停めてある車の荷台から、大きな包みをいくつも運び込み始めた。
次々と玄関先に置かれるケータリングボックスや風呂敷包みからは、たまらなくいい匂いが溢れてくる。
食欲を刺激するその匂いに釣られたのか、奥から藤守兄弟も出てきた。
公平
「なんだなんだ?」
JS
「本日は藤守家でおめでたい出来事があったようですので、僕からささやかな贈り物です」
泪
「確かにめでたい事はあったけど…なんでアンタが」
賢史とジュンをちらりと振り返ってから、泪が怪訝な顔をすると、JSは微笑んだ。
JS
「こちらには、太郎が長いことお世話になりました。そのお礼、というにはあまりにもささやかですが、せめて、親らしい事をさせてください」
全員
「……親?!」
一同が素っ頓狂な声を揃えたのを笑顔で聞き流して、JSは、太郎の前に膝をついた。
JS
「……太郎、すまなかったね。…僕は、今まで、こはるさんのお父さんに、結婚を認めてもらえなかったんだ。そのために、お前に寂しい思いをさせて、藤守さんにも、櫻井さんのご家族にも、すっかりお世話になってしまった」
荷物を運び入れる作業を終えて、こはるもJSの傍らに膝をつく。
JS
「ずっとお前を見守ってはきたけれど、僕も、こはるさんも、身分を明かす事が出来なかった。許してほしい」
[削除]
02/26(Fri) 17:30
全員出したい(´∇`)
小春
小春
「…太郎くん…」
小春が心配そうに覗き込むと、太郎は、いつもなら絶対に小春には見せないような、泣きそうな顔をしていた。
こはる
「太郎くん……」
太郎
「知ってました」
こはる
「えっ」
太郎
「こはるさんは、いつも親切に接してくれました。『さくら庵』の人たちも、いつも笑顔で僕や友達を受け入れてくれました。だから、僕、『秘密基地』に行くのが楽しかった」
こはるの目頭に涙が浮かぶ。
太郎
「ジョンスミスさんは、僕が不安な時、一人でいると、いつの間にか現れて、何時間でも話を聞いてくれました」
それは、誰も聞いた事の無かった、太郎の告白だった。
太郎
「僕、声変わりした時、自分の声が、ジョンスミスさんの声とそっくりだと気付いて、嬉しかったんです」
JS
「……」
太郎
「僕、ずっと、お二人の事を、親だと信じて育ってきました。だから、寂しくなんか」
小春
「うわぁあーん太郎くぅーんっ!」
こはるとJSよりも先に、小春が太郎に抱きついた。
そのままわんわん泣くので、太郎が途方に暮れてしまう。
太郎
「小春さん」
小春
「そしたら太郎くんジョンスミスさんとこはるさんのところに帰っちゃうの?もう一緒に寝られないの?」
全員
「えっ(…あ、『寝る』って言葉通りの意味か、小春だもんな)」
翼が慌てて小春を引き離そうとするけれど、小春は離れない。
小春
「だってお姉ちゃんが泪兄ちゃんのところにお嫁さんにいっちゃって、太郎くんまでいなくなったら、わたし一人になっちゃう」
とも
「えっ、まーくん、それほんまなん?」
アニ
「な、何だと?!泪、どういう事だ?いつの間に?!」
小春の泣く声になだめる翼の声、興味津々な誠臣の恋人ともや、慶史の叫びまで加わって、藤守家の玄関は大騒ぎだ。
泪が、ぱん、と、大きな音で手を叩いた。
泪
「とにかく、全員リビングに戻れ!高校生組とジョンスミス一家はダイニングキッチンだ!」
こはる
「あ、じ、じゃあ、とにかく、みなさんにお料理を……」
誠臣
「ええと、て、手伝います」
わっちゃわちゃのまま、ここでパース(笑)ヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
[削除]
03/14(Mon) 17:20
こんにちは~( ´ ▽ ` )ノ
とも
皆さん、お久しぶりです~(^-^)/
いつの間にか話が進んでて、もっかい読み返してきましたよ!
ちょっと無理矢理感が否めないみたいですが繋いでみまーす(^-^)/
次々と料理や飲み物が運ばれ、全員がそろったところでアニがこほん、とひとつ咳払いをした。
アニ
「えー、それでは僭越ながら、長男の俺が一言挨拶を…」
???
「「ち、ちょっと待ったあぁぁぁぁぁ‼」」
声の発せられた先を見ると、そこには誠臣とともがいた。
とも
「あ、あの、すみません、こんなにおめでたい話がようけ出てきたから…」
誠臣
「おめでたいことなら多い方がいいと思いまして…」
2人はお互いを見て微笑むと、席に向き直って口を開いた。
誠臣
「実は、俺たちも先月に晴れて婚約しまして」
とも
「来年の6月には入籍をする予定してます」
こんなとこで切ってしもたよ~(´Д` ) しかも短い!
でもタリッキー全開で続きをパース(・Д・)ノ⌒◯
[削除]
03/14(Mon) 17:29
ともさんありがとうございます
小春
そしておめでとうございます!
誠臣さんはいいと思いますよ!
お幸せに!
・゜・(つД`)・゜・
[削除]
03/14(Mon) 17:54
途中からいました
小春
アニ
「え、えー、では改めて、それでは僭越ながら、長男の俺が一言挨拶を…」
???
「ちょーっと待ったあ」
突然の声に全員が注目すると、そこには茶髪の小柄な女性がひとり。
アニの隣に座って、右手を挙げてニコニコしている。
「あ?お前はたしか…『ミズイ』の泉?いつからそこに?!」
「私とアニさんも、結婚します!」
アニからの質問をスルーしてそう言い放つと、泉は、横からアニに抱きついた。
全員が「えっ!」と叫んで絶句する。
「いいですよねアニさん」
「いいぞ!」
「こら泪、俺より先に返事をするな!」
「泉さん、よろしくね」
「ふつつかな兄だが…」
「ホンマ?ホンマに?」
「………返品不可だよ」
「うっわおめでとう!」
「愚弟ども、俺より先に返事をするなというのに!」
「嫌ですか?私、アニさんに一目惚れしちゃったんですけど」
「嫌なわけないだろ」
「嫌なわけないよね」
「そうだなよろしく」
「ホンマにええの?」
「この際嫌でもいい」
「あっははだよねえ」
「貴様ら!」
翼、小春
「おめでとうございます!」
という感じでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
03/23(Wed) 11:53
藤守家の人口密度(笑)
澪
慶史
「な、なんだ、正直この展開は予想していなかったのだが…」
藤守家のリビングダイニングには、大勢の人が溢れかえっている。
元々大家族と言われる構成のため、家の中は決して狭くはないが、さすがに窮屈だ。
藤守家の兄弟7人に加え、太郎、櫻井姉妹、JSとこはる、小春が所属する桜高校そうさしつのメンバー紅花たち7人+けいじ、泉、とも、ジュン。
さくら庵からの豪勢な差し入れを前に、慶史は再びゴホン、と咳払いをした。
慶史
「あー、その、なんだ、それぞれ、良い話に恵まれて…」
赤い顔でしどろもどろになる慶史の傍で、にこにこしている泉。
長兄の様子を焦ったそうに見つめる泪と、寄り添う翼。
やはり心配そうな視線を向ける誠臣と賢史の隣には、ともとジュン。
やわらかな眼差しのJSとこはる、そして、太郎と小春。
幸せに満ちた話題の提供者たちの様子に目を細め、葵は立ち上がった。
葵
「それじゃ、JSとこはるさんからいただいた美味しい料理が冷めないうちに、ここは俺から」
慶史
「なっ、こ、ここはやはり長男である俺がだな、」
葵
「うん。でもアニも祝われる立場だからね」
思わず閉口した慶史を見て笑顔を零すと、葵はグラスを手に持つ。
葵
「今日、こうしてたくさんの幸せが集まった奇跡に。
みんなおめでとう──乾杯!」
乾杯、と全員の声が続き、グラスが重なり合う。
一気に賑やかになったリビングダイニングでは、結婚を決めたカップルたちが好奇心旺盛な高校生に囲まれたり、初めての家族としての交流に花を咲かせたり。
部屋の中心部分の華やかな雰囲気もあってか、隅で静かに食事をしている諒と紅花も良い雰囲気だ。
そこに絡もうとする公平も、言葉とは裏腹に表情には嬉しさが溢れている。
その光景を眺める葵の肩を、背後から叩いたのは泪。
泪
「おう」
葵
「おいおい、あの中に翼ちゃんだけ置いてきたのか?」
カップルと高校生たちで賑やかな輪に視線を向けた葵に、泪は苦笑した。
泪
「翼は女同士固まって、何かキャーキャー言ってたよ。そのすぐ隣には居づらい」
葵
「なるほどね。ふふ、結局お前が振り回されそうだな」
泪
「うるせえ。
…いいんだよ、惚れた弱みも悪くない」
ぽつり、そう言って酒を煽った泪の横顔を見て、葵は眩しいものでも見るように目を細めた。
葵
「おめでとう」
泪
「…ありがとう」
葵
「幸せになれよ。…ってもうなってるか」
泪
「悪いかよ」
葵
「いや?」
泪
「…お前も早く幸せになれよ」
葵
「はいはい」
クスクスと笑い合い、小突き合う双子の表情はどこまでも穏やかだ。
賑やかなリビングダイニングの一角にある二人の姿は、これまでになく幸せに満ちていた。
*
まさかの、藤守家結婚ラッシュ(笑)おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
この幸せ満開な中、澪を失恋させて散らかしたエピソード回収まで出来るのか!?自信ない!
ということで、純愛を貫いた幸せな泪さんと泪さんの幸せが何より嬉しいブラコン葵さんに逃げました( ̄∇ ̄*)ゞ
はいっここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
03/23(Wed) 12:18
澪さんありがとうございます。
小春
え、澪さん失恋するの?
私はてっきり葵さんとくっつくものだと。
だってせつなさんには小野瀬先生がいるもんね。
というわけで皆さん続きをよろしくですー(* ̄ー ̄)ニヤリ。
あ、あとこーちゃんにも誰か愛の手を(笑)
[削除]
03/23(Wed) 19:19
求む、こーちゃんに愛の手(笑)
澪
あ、小春さん、澪の失恋相手は泪さんです。
叶わないことはとっくにわかってても、告白してないし、こっそり思い続けてただろうなあって。あーあ純愛(笑)
葵さんに関してはまず好きにならせるタイミングが掴めず( ̄◇ ̄;)
イイオモイへの道は険しい。
結婚ラッシュに乗りそびれた方、そしてこーちゃん、共に頑張りましょう(笑)
03/23(Wed) 20:28
知ってますよぅ(笑)
小春
澪さんこんばんは、澪さんの失恋した相手は泪さん。もちろん知ってますよ。
なにしろ最初から読んでますからね(笑)。
しかし私としては澪さんが泪さんに失恋する展開は予定調和ですので、つい先走った発言をしてしまい失礼しました。
↑「澪さん失恋するの?ああ、泪さんと翼ちゃんがよりを戻すという事はそういうことですよね。でも、私(とせつなさん)の中では澪さんは最初から葵さんと結ばれる事になっているのです」
と書くのが正解でした。(←思惑バラシ)
ですからどうか葵さんとうまいことくっついてくださいお願いします。
ほんの少ーーーしですが
澪
それからしばらく──。
其々黒、白、銀のスーツに身を包んだ泪、葵、諏訪野は、採石場に来ていた。
諏訪野の指示のもと目立たない場所に車とバイクを停めると、足早に監視場所へ足を向けた。
泪
「……」
そこは、最初に監視についた賢史と公平にも確認を取った、入り口を見下ろせる高い位置。
やはり、翼も誠臣もいない。
葵が膝をついてざっとその場を確認するが、ごつごつとした岩肌には、何の手掛かりも残されていなかった。
葵
「…となると…」
葵の言葉を継ぐように、諏訪野が眼下を見据える。
その視線は、無数の岩陰や坑道の中から、たったひとつの場所に注がれた。
映像で見た、男たちが出てきた場所だ。
泪
「あそこ、だな」
同じように視線を定めた泪は、静かな怒りを湛えた声で呟く。
泪
「行くぞ」
*
小春さんに任せきりで申し訳ないです&感謝です!
せめて少しくらい繋ぎたいと思ったんですが思いつかなくてこれだけ(⌒-⌒; )
そして私は小春ちゃん太郎くんたち高校生組の恋の行方も気になっていますよ。
翼ちゃんと誠臣さんは無事なのか!?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
01/23(Sat) 21:04
澪さんありがとうございます(´ 3`)ちゅー
小春
時間は少し遡る。
採石場で見張りを続けていた誠臣と翼の元に、意外な人物が訪れていた。
若者
「何してるの?」
名前は知らない。
だが、声をかけてきたその若者は、翼の事を知っていた。
だから誠臣も、近付いてきた若者の動向を、黙って注視していたのだ。
若者
「きみ、諏訪野の彼女だよね。週末のたびに、エミーズのショーを観に来てた」
どうやら、翼は知らぬ間に、その界隈では有名になっていたらしい。
諏訪野の彼女、と言われて、翼の胸はちくりと痛んだ。
確かに、今の翼と諏訪野の関係を客観的に見れば、そういう事になるのだろう。
でも……
若者
「ねえ、一緒においでよ。ここ埃っぽいしさ。あっちに、仲間が集まってるから」
翼は誠臣を見た。
誠臣は武道の達人だ。
誠臣がいれば、たとえ数人が相手でも、なんとかしてくれる。
翼自身も警察官の端くれだ。
それなりに訓練も積んでいるし、それに、自分達の身に何かあれば、必ず、泪が来てくれる。
翼は誠臣と目を合わせ、無言でそれだけのやりとりをすると、頷いた。
そうして二人は、若者の誘いに乗ったふりをして、無数の岩陰や坑道の中にある、ひとつの場所に入って行った……。
***
泪
「あそこ、だな」
採石場に着き、映像で確認した坑道のひとつに視線を定めた泪は、静かな怒りを湛えた声で呟いた。
泪
「行くぞ」
しかし、最初の角を曲がった、その瞬間。
緑色全身タイツ
「eeeee!」
通路に立っていた、緑色の全身タイツを着たアクターが、いきなり、先頭で角を曲がった泪に、人差し指を向けた。
緑色全身タイツ
「誰だ、貴様は!」
泪は反射的に身構えたが、咄嗟に言い返した。
泪
「愛と正義の、特捜、ブラック!」
事前に学習してきた、サクラダモン・ブラックの決め台詞の一つだ。
すると、それを聞いた緑色全身タイツは、あっさりと警戒を解いた。
スマホを取り出してアプリゲームを再開した見張りから離れ、さらに奥に進む。
やがて、広い場所に出た。
そこには、予想通り、カラフルなヒーロースーツを身にまとった、十人近い男たちがたむろしていた。
泪たち三人の姿を認めて、集団の中央から、赤いスーツのサクラダモン・レッドが立ち上がった。
ハーデーだ、と、諏訪野シルバーが、葵と泪にだけ聴こえるように囁いた。
レッド(ハーデー)
「お帰り、同志よ。朗報があるぞ。我々は、ついに、待望のピンクをこの秘密基地に迎える事が出来た!」
泪・ブラック
「(ピンク?)」
その時、奥から聞こえてきた女の悲鳴が、坑道に響き渡った。
「私は警察官よ、やめなさい!!お願い、やめてぇえーっ!」
泪
「翼!」
彼らの真の目的は?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
01/25(Mon) 00:08
久々の書き込みです
ジュン
泪たち三人はすぐに翼の声がした方に走った。
『頼む!間に合ってくれ!』
翼にもしものことがあったらと、一瞬頭によぎり寒気に襲われる。
自分の足がこんなに遅かったのかと思った数秒後、羽交い締めにされている翼を見つけた。
泪
「翼!」
泪が叫ぶと翼が涙目でこちらを振り返った。
翼を羽交い締めにしている者が一人、その前にもう一人立っていた。
制圧するのは簡単だった。
翼を抱き締めて泪はやっと息ができたと思った。
泪
「大丈夫か、翼。何かされたか?」
た抱き締めたまま頭を撫でながら優しく翼に語りかける。
翼
「そ、それが……」
言いにくそうに言葉に詰まる翼。
翼
「ピンクの衣装を着てくれと……断ったんですが土下座までされて……」
泪
「はあ?」
葵
「ピンクの衣装ってこれかな?」
葵が下敷きにしている男の手からサクラダモンピンクの衣装を持ち上げて見せた。
諏訪野
「翼ちゃんが拒否したから力付くで着替えさせようとしたわけか……」
諏訪野のしたにいる男が小さく頷いた。
中途半端ですが、ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
02/21(Sun) 08:36
事件解決
小春
泪
「……やれやれ」
人気の無くなった坑道の中で、まだ腕の中に翼を抱いたまま、泪は溜め息をついた。
中にいたコスプレイヤーたちは、基本的に悪意のない連中ではあった。
さらに言えば、自分たちがヒーロースーツで街に出没したり(楽しかった)、路地で下半身を見せたり(脱いで、コスプレを理解しない相手に着せてその良さを伝えたかった)、女の子に声をかけたり採石場に連れ込もうとした(仲間にしたかった)事が、軽犯罪になるとさえ理解していなかった。
短絡にもほどがあるが、葵や、コスプレ仲間である諏訪野に説得され、全員が自首する事で話がついた。
最後にひとつだけお願いします、と懇願され、遅れて到着した賢史や誠臣たちとともに藤守兄弟フィーチャリング翼でアドリブ「現役警察サクラダモン!」の寸劇をやらされたのには辟易したが。
とにかく、それで彼らは満足して、公平たちの運転する車で、警視庁に送られていった。
元通りの服に着替えた泪と翼が残されたのは、兄弟たちと諏訪野の気配りだろう。
翼
「……」
久しぶりに感じた泪の体温が嬉しくて、翼は、そっと、身体を寄せた。
泪の手が動いて、翼の肩を軽く押す。
翼はハッとした。
翼
「あ、ご、ごめ」
ずきり、と痛んだ胸は、次の瞬間、どくん、と跳ねた。
謝ろうと顔を上げた瞬間に、目が合った泪の思い詰めたような顔が近付いて、あっという間に唇を奪われたからだ。
翼
「…ん…」
泪の指が翼の髪に絡む。
舌と、舌が絡む。
吐息が混ざって、身体の熱が上がってくる。
手を繋ぎ、キスを繰り返しながら、翼と泪は、夢中で相手を求め、伝え、埋めようとしていた。
離れていた間、溢れそうになっていた想いを、触れたかったという気持ちを、擦れ違ってひびが入りかけていた恋の隙間を。
泪
「抱くぞ」
翼
「……えっ?」
泪
「今夜、お前を、抱くからな」
見つめられて、顔に熱が集まる。
その頬に、泪の唇が新しい熱を加えた。
泪
「もう、離さない」
自分を抱き締める泪から、男の香りがする。
でも、怖くない、と翼は思った。
だって、好きなんだもの。
私は生まれた時から、この人が大好きなんだもの。
翼は涙ぐみながら微笑んで、再び、いつ止むともしれない、泪の口づけを受け入れた。
[削除]
02/21(Sun) 09:17
事件解決
小春
数時間後、泪は居酒屋で頭を抱えていた。
泪
「なんでだよ…」
アニ
「どうした泪、せっかくお兄ちゃんが事件解決の祝いの席を設けてやったというのに」
泪
「なんでこんな日に限って、長男らしい事してくれてんだよ!」
アニ
「褒められてるのか貶されてるのかわからんぞ」
葵
「まあまあ二人とも。ハイ、飲んで飲んで」
自分は烏龍茶の葵が、険悪な二人の間に割って入る。
もっとも、アニの方には、泪が不機嫌な理由などわかっていないのだが。
諏訪野
「お兄さん、今日の『現役警察サクラダモン』の寸劇を録画してあるんですが、ご覧になりますか?」
アニ
「お、そんなものがあるのか。うむ、見たいぞ」
諏訪野
「タブレットでお見せしますよ」
さらに、如才ない諏訪野が、二人を引き離す。
葵
「翼ちゃん、危機一髪だったんだってね」
その間に、葵はちゃっかり翼の隣に座った。
翼
「はい。あの時はつい騒いじゃいましたけど、でも、無事に解決して良かったです」
葵
「きみと、泪もね?…ふふ、良かったよ。予定通り、きみが可愛い義妹になってくれそうで」
泪
「…葵」
黙っていた泪が、低い声を出した。
葵
「なあに?」
泪
「…諏訪野と翼の事だが…」
翼は焦った。
実は、翼は泪に、諏訪野が翼に近付いた本当の理由を話していた。
翼が編んでいたセーターが、泪のものである事も。
泪に内緒でプレゼントしようと、背丈の似ている諏訪野に頼んで、寸法をとらせてもらっていた事も。
泪には全部正直に話したつもりだけれど、諏訪野が、変な縁で関係が始まったせいでぎくしゃくしていた葵と、普通に仲良くなりたかったのだという事まで、当の葵に伝えてしまっていいものか。
すると、三人の元に、諏訪野が戻ってきた。
向こうでは誠臣をはじめ弟たちが、諏訪野のタブレットを囲んで、現場にいなかったアニに説明しながら、動画を再生して盛り上がっている。
諏訪野は三人の傍で長身を屈めると、囁いた。
諏訪野
「今日は俺まで誘ってくれてありがとう。悪いけど、そろそろ失礼するよ」
翼
「えっ」
葵
「まだ、いいじゃないか」
葵に引き留められて、諏訪野は微笑んだ。
諏訪野
「そうしたいが、母からメールで、服を買いに行きたいから付き合ってくれと言われて」
泪
「母?」
諏訪野は嬉しそうに、スマホの待受画面を見せてくれた。
そこには諏訪野を黒髪にしたような、とても美しい女性が映っている。
諏訪野
「俺はマザコンなんだ」
葵
「自分で言うかな」
諏訪野は笑って、ケータイをしまった。
[削除]
02/21(Sun) 09:46
事件解決
小春
諏訪野
「とにかくそういうわけだから、お先に失礼するよ。葵、あのタブレットは後日返してくれるかな」
葵
「ああ、分かった」
葵が頷くと、諏訪野は翼と楽しげにアイコンタクトしてから、泪に向かってにこりと笑った。
諏訪野
「紛らわしい真似をして、すまなかったね。翼さんと、お幸せに」
泪
「え…ああ…」
他になんと言えばいいのか。
自分の飲食代を置いて諏訪野が去ると、泪はなんとなく毒気を抜かれたような顔を、葵と翼に向けた。
葵も泪と同じような顔で諏訪野を見送ったのを見て、翼は思わず笑ってしまう。
そんな翼の肩を、隣から、泪が抱き寄せた。
泪
「幸せにするよ」
翼
「はい」
ちゅ、とこめかみにキスされて赤面していると、葵と目が合った。
良かったね、と、その唇が動いて、いつもの葵の微笑みの形になる。
翼は泪に体を預けながら、葵に笑顔を返した。
公平
「ねえ、この『サクラダモン』の影像さ。明日、太郎や小春ちゃんたちの仲間も集めて、上映して見せてあげようか!」
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
[削除]
02/22(Mon) 20:46
賢史とジュン
ジュン
数日後の上演会の日、たまたま休みだったジュンも呼ばれて藤守家に来ていた。
しかし、上演会が始まってすぐに賢史はジュンをこっそりと外に連れ出した。
少し散歩をしながらも二人の間には沈黙が続く。
とある公園のベンチに二人は腰を下ろした。
賢史
「最近、忙しくてデートも出来てなかったな。」
賢史が申し訳なさそうに口にする。
ジュン
「しょうがないよ。仕事だったんだし……」
そうは言うもののジュンの表情は固い。
しばし、二人に沈黙が訪れる。
口火を切ったのはジュンだった。
ジュン
「今日はね、賢史くんに話したいことがあって上演会に来たの。」
その表情はやはり固く賢史は嫌な予感しかしなかった。
ジュン
「私ね、賢史くんの側に少しでもいたくて事務員になったでしょ?だから、毎日顔を合わしていられたけど……それも一言話すだけだったりとか……」
賢史
「そ、そうやな……。最後にデートしたのも大分前になるよな。」
賢史の声もジュンにつられて低くなる。
賢史
「こんな奴、嫌になるよな……。」
賢史はジュンと目を合わすことができなかった。
ジュン
「そうだね。でもね、私は賢史くんのこと嫌いになったりしないよ。」
てっきり別れ話なのかと思っていた賢史はジュンを見る。
ジュン
「賢史くんに、大事な話があるの。聞いてくれる?」
嫌いではない。しかし、大事な話とは何なのか賢史には、わからない。しかし、ジュンの真剣な眼に賢史は覚悟を決めた。
賢史
「ジュンの話ならどんなことでも覚悟して聞く。言いにくいことでも言うてくれ。」
ありがとうと微笑むジュンの顔に本当に覚悟を決めて賢史は耳を済ます。
ジュン
「賢史くん、結婚してください!」
賢史
「……へっ?」
突然のジュンのプロポーズに賢史は驚いた。
さて。賢史くんの返事は?
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
02/22(Mon) 23:03
賢史とジュン2
ジュン
ジュン
「賢史くん、結婚してください!」
ジュンの突然のプロポーズに賢史は驚いた。
賢史
(待て待て待て!それは俺が……)
内心あせる賢史に、ジュンはなおも続ける。
ジュン
「賢史くんと、もっと一緒にいたいの。だから……」
賢史
「ま、待ってくれ!その先は言わんといてくれ!」
賢史は慌ててジュンの言葉を遮った。
ジュンの肩を掴み、賢史はゆっくりと深呼吸する。
ジュン
「賢史くん……」
迷惑だと思われたのかとジュンは瞳に涙を溜める。
賢史
「それ以上は言わんといてくれ。……俺から言うから。」
賢史はもう一度深呼吸をしてジュンを見据える。
賢史
「ジュン、寂しい思いさせてすまんかった。これからは寂しい思いはさせん。結婚してくれ。」
賢史の腕に包まれてキスを交わす。
ジュンは何度もうんうんと頷いた。
よし!ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
02/23(Tue) 10:40
大歓迎です
小春
わーい、ジュンさんに続いてつもさんも(´∇`)ノシありがとうございます!
しかも小春&太郎と愉快な仲間たち(←違う)で明るく楽しく繋いで頂き、小春感激!
ありがとうございます!
つもさんもオイシイ想いをしていただけるといいなあ。
皆さんも、読むだけより参加する方が絶対に楽しいですよ。
引き続きよろしくお願いしますパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
あ、そうそうつもさん。
リレーSSの書き込みは基本的に削除しませんのでよろしく(笑)
[削除]
02/23(Tue) 11:17
やっと追い付けました!
つも
初々しかった賢史くんとジュンさんが、結婚…!良かったよ~、おめでとうございます(*^^*)
泪さんと翼ちゃんも、くっついて良かった~(*´∀`*)
さっきの話、繋がりが悪かったので一旦削除しましたm(_ _)m
外でプロポーズなのに、家の中って←お馬鹿
後で、もう一度投稿します!
いい思い、していいんでしょうか?でも、みんないい相手がいるのでそれを見守る傍観者でもいいですよ?(*´∀`*)
[削除]
02/23(Tue) 11:50
再度挑戦!
つも
プロポーズして、キスをして、名残惜しそうに唇を離して、お互いの視線が自然と絡まる。
賢史
「幸せに、するからな」
ジュン
「…うん。私も…賢史くんに相応しい奥さんになるね」
それは楽しみやなと微笑みながら呟いて、また視線が絡みキスをする。
賢史
「もっとしてたいけど、そろそろ戻らなあかんな」
ジュン
「そうだね」
二人はベンチから立ち上がって、手が触れる。指が絡まって、強く握りあった。……幸せ。公園を出た二人の背中は、そう言っているようだった。
賢史
「ただいま~……え、公平?」
公平
「急に二人していなくなるから、びっくりしたんだよ?どこ行ってたの?」
賢史
「あー……こっ、コンビニ?」
公平
「俺に聞いて、どうするの」
玄関に入るなり、公平が玄関で待っていた。泪が、『現役警察サクラダモン』を見ずにいなくなりやがって、明日は賢史だけ徹夜だと笑顔でいい放ったもんだから、公平が携帯に電話するも出ず。仕方なく、公平は玄関で待ち構えていたようだ。
賢史
「せやな、公平に聞いてもしゃーないな…」
賢史は、ジュンの顔を見る。ジュンは、賢史の目をしっかりと見てから頷いた。
賢史
「…公平。みんな、いるんやろ?…話したい事があるんや」
公平
「まあ、みんないるけど…何の話?」
賢史
「大事な…話や」
……どうでしょう?うまく繋がったかな…(^o^;)
でも、話が進んでない(笑)
でも、パスっ!!(*′∇`)ノ○ノ
[削除]
02/23(Tue) 12:12
あらまあつもさんったらありがとうございます(笑)
小春
どうして基本的に削除しないのかというと、多少おかしなところがあっても、次の人がそれなりに続きを書いてくれている事が多いからなんですよ。
今日はつもさんが素早いので大丈夫だと思いますが、次の人は、書いている間に前の人が差し替えた事に気付かないので、せっかく書いたものが無駄になってしまう事があるのです。
次の人はUPの前に必ず最新の書き込みを確認してもらうのは大前提になっていますが、それでも、極力差し替えや削除は避けてくださいね。
どうしてもの時は、差し替えを先にUPしてから元の書き込みを消してくださるようお願いします。
また、小さい訂正の場合は『すみません立ち位置違いました』的な「ご都合主義インフォメーション※過去スレ参照」をご活用くださればオッケーです。
あまり堅く考えず、お気軽にご参加くださいませ(´∇`)
02/23(Tue) 12:15
ほら!
小春
私がぐだぐだ書いてるうちに差し替えで小春ハーレム消えちゃったし!・゜・(つД`)・゜・ ←私利私欲満開
[削除]
02/23(Tue) 12:33
すみませんΣ(ノд<)
つも
なるほど…ありがとうございますm(_ _)m
書き込めるという嬉しさで書いたけど、ちゃんと書かなきゃっていう緊張で読み返したら、かなりちぐはぐで消しちゃいました・゜・(つД`)・゜・
小春ハーレム、必ずどこかで入れます(*^^*ゞ
[削除]
02/23(Tue) 22:14
小春ハーレム1
つも
賢史くんとジュンさんの続きに、小春ハーレムを差し込みます←
―――――――――
賢史とジュンからの、大事な話。リビングに、慶史、泪、葵、誠臣、諒、公平、ともが座り、翼は遅れたが開けてくれていた泪の隣に座った。
泪
「あいつら、納得したか?」
翼
「小春が『何とかするから大丈夫』って言ってくれたから…たぶん大丈夫…?」
泪
「聞いてどうすんだよ。まあ…あいつらも、いつまでも小学生じゃないんだ。大丈夫だろ。…ありがとな」
翼の頭を優しく撫でて微笑む、泪。翼は、照れながらも微笑み返す。
葵
「はいはい、イチャイチャしない。ねえ、泪。小春ちゃんたち、どうしたの?」
泪
「賢史とジュンの話が、良い話なのか悪い話なのか分からないから、最初から聞かせない様に翼に別室へ連れてってもらった。あいつらのいる前で、賢史とジュンの別れ話なんか聞かせられんからな」
葵
「確かに…悪い話は、誰でも聞きたくないからね」
翼
「泪さん…」
泪
「優しいとか、言うんじゃねぇぞ」
指摘されて、翼は驚く。そっぽ向く泪の顔は、ほんのり赤く、それを見た葵は『ふふ、照れてるんだよ』と、翼に耳打ち。そんなやりとりをしていたら、緊張気味の賢史とジュンがリビングに入ってきた。
続きます(;^_^A
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02/23(Tue) 22:18
小春ハーレム2
つも
長文は、駄目なんですね(^o^;)
―――――――――
こうへい
「何で、俺たち聞けないわけ!?」
太郎
「聞かれたらマズイ内容だからじゃないんですか?」
るい
「いや、だけどさ…。俺たち、もう高校生だぜ?どんな話でも、受け入れられるってのに…」
別室に追いやられた高校生組は、納得いかない顔をしていた。小春からは『お姉ちゃんも、何の話かは分からないけど…とりあえずここで待ってて』と言われた。
あおい
「…賢史さんとジュンさんが、別れる話でも…受け入れられるの?」
この問いに、皆黙ってしまった。
りょう
「じゃあさ、盗み聞きしちゃえば?」
こうへい
「りょう、さすが!」
るい
「よし、善は急げだ!リビングの扉前に足音立てずに向かうぞ」
小春
「ちょっと、皆…!そんな事しちゃ、駄目だよ」
太郎
「小春さんは、気にならないの?」
小春
「そりゃあ……少しは…」
まさおみ
「なら、行くしかないな」
けいじ
「置いてくぞ」
小春
「えっ!? やだ、待って」
抜き足、差し足、忍び足……そろりそろりとリビングの扉前に着き、るいが静かに扉を開ける。
こうへい
「……どう?何の話?」
まさおみ
「しっ…」
るい
「……決めた…?って聞こえた」
りょう
「…後は?」
あおい
「…こうへい、押すな。扉が開くだろ…!」
こうへい
「俺も聞きたいじゃん…!」
小春
「ね、ねえ…皆…もう、戻ろうよ…」
いつ見つかるか分からない状況に小春がハラハラしていたら、中で喋っていた賢史の声が消え、泪の声が一瞬した。そして、数秒。扉が思い切り開き、扉に張り付いていたけいじ・るい・あおい・まさおみ・りょう・こうへいが、リビングの床に雪崩の様に転げた。
小春
「もうっ、だから言ったじゃない!」
小春ちゃんの怒った姿も、可愛いんだろうな~(*´∀`*)
からのパ~ス(●´∀`●)/○~~
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02/24(Wed) 05:25
小春ハーレム3?(笑)
澪
リビングに雪崩れ込んだ高校生たちを前に、ドアを開けた泪は眉を吊り上げた。
泪
「お~ま~え~ら~」
怒るととんでもなく怖い泪を知っている高校生たちは、慌てて体勢を整える。
口々にすみません、と言いかけた時、開け放たれたドアの向こう側で小春と紅花と立っていた太郎が、素早く前に出た。
太郎
「泪さん、皆さん、すみません。大切なお話を邪魔してしまって…」
そう言って深く頭を下げた太郎の横に、ハッとした様子で小春が並ぶ。
小春
「ごめんなさい!
お姉ちゃんから言われてたのに、何とかするって言ったのに、その、私が、みんなを納得させられなくて…っ」
そう言う小春の目には、うっすらと涙が浮かんでいる。
その様子に太郎が再び口を開きかけると、るいたちが慌てて小春に駆け寄った。
るい
「ち、違う、小春、違うぞ!」
あおい
「そうだよ、きみは説明してくれたのに、俺たちが勝手にしたんだから」
けいじ
「…一人大学生である俺が、高校生のお前たちを諌めなければならなかったのだ。それなのに、俺は、何と愚かなことを」
己の非を主張し合う『そうさしつ』メンバーたちの中、困った表情を浮かべて泪をちらちらと見る小春と、複雑そうな太郎。
しばらく黙って見つめていた泪だったが、ふうっと息を吐いて、手を叩いた。
パン!
音が響き、全員がぴたりを動きを止め、泪に注目する。
泪は腕を組んだまま口を開いた。
泪
「まあ、俺もそんなに行儀のいいガキじゃなかったかもしれないが……
だが、まあ、お前らも高校生だし、けいじにいたっては大学生だ。
お前らを移動させたのに理由があることくらい、わかるな」
はい、と太郎の返事が聞こえると、ほんの少し、泪の表情から厳しさが和らいだ。
泪
「グダグダ説教するつもりもないが、お前らももう体つきは大人とそう変わらない。
でかくなったのは図体だけなんて言われないよう、恥ずかしくない行動を取れよ」
泪の言葉に高校生たちが一斉に頭を下げると、翼がそっと立ち上がった。
翼
「あ、の……泪さん」
振り向いた泪を、翼が見つめる。
翼
「あの、もうどんな話かはわかったし、賢史くんとジュンさんもみんなにも話したいって」
翼の後ろで賢史とジュンが首肯するのを見て、泪もまたそうか、と頷く。
泪
「よし、じゃあ、そこらへんに座れよ」
言葉を受けた高校生たちが腰を下ろすと、再び全員の注目が賢史とジュンに集まる。
先ほど大人たちには一応の報告はしたものの、緊張が取れない表情で、賢史は息を吸った。
賢史
「俺とジュン、結婚するんや」
藤守家のリビングに、改めて歓喜と祝福の声が上がった。
*
つもさん、リレーにもようこそ~!
たくさん繋いでくださって感謝感激です。ジュンさんからのハッピーな流れにうきうきしますね(^O^)
遅筆すぎてつい波に乗り遅れ続けてきましたが、やっと書き込み。
遅筆のため何度かボツとなっていた小春ハーレムをつもさんから受け継ぎました(笑)
そして、諏訪野は葵さんにフフ腐なピュアラブかと思ってたんですが普通に仲良くしたかっただけなのー!?←ちょっとショック
でも瀕死の白鳥を思い出してお母さんと買い物のくだりにウルッと(/ _ ; )
それにしても泪さん翼ちゃんの仲が戻ってよかった…!
ではここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
02/26(Fri) 15:39
藤守リビングの人口密度(笑)
小春
つもさん澪さんありがとうございます。
諏訪野は葵にピュアフフ腐でも良かったんですけど、彼は元々がノーマル&マザコン設定なので(笑)。
瀕死の白鳥では母子対面が実現しませんでしたが、こちらでは少し世間知らずな響子さんと仲睦まじく暮らしています。ご安心ください。
*****
ピンポーン。
賢史とジュンを祝福する声の中に、玄関からのチャイム音が混ざった。
耳聡い太郎がいち早く来客に気付いて、そちらに向かう。
さらにその太郎を追い掛けた小春の視線の先で、扉が開いた。
そこにいたのは、『さくら庵』のこはると……ジョンスミス。
小春
「あれっ?」
太郎
「……」
こはる
「小春ちゃん、太郎くん、こんばんは。お祝いのお料理持って来たのよ」
ジョンスミスが笑顔で佇む傍らで、こはるはそう説明すると、再び玄関から出て、外に停めてある車の荷台から、大きな包みをいくつも運び込み始めた。
次々と玄関先に置かれるケータリングボックスや風呂敷包みからは、たまらなくいい匂いが溢れてくる。
食欲を刺激するその匂いに釣られたのか、奥から藤守兄弟も出てきた。
公平
「なんだなんだ?」
JS
「本日は藤守家でおめでたい出来事があったようですので、僕からささやかな贈り物です」
泪
「確かにめでたい事はあったけど…なんでアンタが」
賢史とジュンをちらりと振り返ってから、泪が怪訝な顔をすると、JSは微笑んだ。
JS
「こちらには、太郎が長いことお世話になりました。そのお礼、というにはあまりにもささやかですが、せめて、親らしい事をさせてください」
全員
「……親?!」
一同が素っ頓狂な声を揃えたのを笑顔で聞き流して、JSは、太郎の前に膝をついた。
JS
「……太郎、すまなかったね。…僕は、今まで、こはるさんのお父さんに、結婚を認めてもらえなかったんだ。そのために、お前に寂しい思いをさせて、藤守さんにも、櫻井さんのご家族にも、すっかりお世話になってしまった」
荷物を運び入れる作業を終えて、こはるもJSの傍らに膝をつく。
JS
「ずっとお前を見守ってはきたけれど、僕も、こはるさんも、身分を明かす事が出来なかった。許してほしい」
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02/26(Fri) 17:30
全員出したい(´∇`)
小春
小春
「…太郎くん…」
小春が心配そうに覗き込むと、太郎は、いつもなら絶対に小春には見せないような、泣きそうな顔をしていた。
こはる
「太郎くん……」
太郎
「知ってました」
こはる
「えっ」
太郎
「こはるさんは、いつも親切に接してくれました。『さくら庵』の人たちも、いつも笑顔で僕や友達を受け入れてくれました。だから、僕、『秘密基地』に行くのが楽しかった」
こはるの目頭に涙が浮かぶ。
太郎
「ジョンスミスさんは、僕が不安な時、一人でいると、いつの間にか現れて、何時間でも話を聞いてくれました」
それは、誰も聞いた事の無かった、太郎の告白だった。
太郎
「僕、声変わりした時、自分の声が、ジョンスミスさんの声とそっくりだと気付いて、嬉しかったんです」
JS
「……」
太郎
「僕、ずっと、お二人の事を、親だと信じて育ってきました。だから、寂しくなんか」
小春
「うわぁあーん太郎くぅーんっ!」
こはるとJSよりも先に、小春が太郎に抱きついた。
そのままわんわん泣くので、太郎が途方に暮れてしまう。
太郎
「小春さん」
小春
「そしたら太郎くんジョンスミスさんとこはるさんのところに帰っちゃうの?もう一緒に寝られないの?」
全員
「えっ(…あ、『寝る』って言葉通りの意味か、小春だもんな)」
翼が慌てて小春を引き離そうとするけれど、小春は離れない。
小春
「だってお姉ちゃんが泪兄ちゃんのところにお嫁さんにいっちゃって、太郎くんまでいなくなったら、わたし一人になっちゃう」
とも
「えっ、まーくん、それほんまなん?」
アニ
「な、何だと?!泪、どういう事だ?いつの間に?!」
小春の泣く声になだめる翼の声、興味津々な誠臣の恋人ともや、慶史の叫びまで加わって、藤守家の玄関は大騒ぎだ。
泪が、ぱん、と、大きな音で手を叩いた。
泪
「とにかく、全員リビングに戻れ!高校生組とジョンスミス一家はダイニングキッチンだ!」
こはる
「あ、じ、じゃあ、とにかく、みなさんにお料理を……」
誠臣
「ええと、て、手伝います」
わっちゃわちゃのまま、ここでパース(笑)ヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
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03/14(Mon) 17:20
こんにちは~( ´ ▽ ` )ノ
とも
皆さん、お久しぶりです~(^-^)/
いつの間にか話が進んでて、もっかい読み返してきましたよ!
ちょっと無理矢理感が否めないみたいですが繋いでみまーす(^-^)/
次々と料理や飲み物が運ばれ、全員がそろったところでアニがこほん、とひとつ咳払いをした。
アニ
「えー、それでは僭越ながら、長男の俺が一言挨拶を…」
???
「「ち、ちょっと待ったあぁぁぁぁぁ‼」」
声の発せられた先を見ると、そこには誠臣とともがいた。
とも
「あ、あの、すみません、こんなにおめでたい話がようけ出てきたから…」
誠臣
「おめでたいことなら多い方がいいと思いまして…」
2人はお互いを見て微笑むと、席に向き直って口を開いた。
誠臣
「実は、俺たちも先月に晴れて婚約しまして」
とも
「来年の6月には入籍をする予定してます」
こんなとこで切ってしもたよ~(´Д` ) しかも短い!
でもタリッキー全開で続きをパース(・Д・)ノ⌒◯
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03/14(Mon) 17:29
ともさんありがとうございます
小春
そしておめでとうございます!
誠臣さんはいいと思いますよ!
お幸せに!
・゜・(つД`)・゜・
[削除]
03/14(Mon) 17:54
途中からいました
小春
アニ
「え、えー、では改めて、それでは僭越ながら、長男の俺が一言挨拶を…」
???
「ちょーっと待ったあ」
突然の声に全員が注目すると、そこには茶髪の小柄な女性がひとり。
アニの隣に座って、右手を挙げてニコニコしている。
「あ?お前はたしか…『ミズイ』の泉?いつからそこに?!」
「私とアニさんも、結婚します!」
アニからの質問をスルーしてそう言い放つと、泉は、横からアニに抱きついた。
全員が「えっ!」と叫んで絶句する。
「いいですよねアニさん」
「いいぞ!」
「こら泪、俺より先に返事をするな!」
「泉さん、よろしくね」
「ふつつかな兄だが…」
「ホンマ?ホンマに?」
「………返品不可だよ」
「うっわおめでとう!」
「愚弟ども、俺より先に返事をするなというのに!」
「嫌ですか?私、アニさんに一目惚れしちゃったんですけど」
「嫌なわけないだろ」
「嫌なわけないよね」
「そうだなよろしく」
「ホンマにええの?」
「この際嫌でもいい」
「あっははだよねえ」
「貴様ら!」
翼、小春
「おめでとうございます!」
という感じでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
03/23(Wed) 11:53
藤守家の人口密度(笑)
澪
慶史
「な、なんだ、正直この展開は予想していなかったのだが…」
藤守家のリビングダイニングには、大勢の人が溢れかえっている。
元々大家族と言われる構成のため、家の中は決して狭くはないが、さすがに窮屈だ。
藤守家の兄弟7人に加え、太郎、櫻井姉妹、JSとこはる、小春が所属する桜高校そうさしつのメンバー紅花たち7人+けいじ、泉、とも、ジュン。
さくら庵からの豪勢な差し入れを前に、慶史は再びゴホン、と咳払いをした。
慶史
「あー、その、なんだ、それぞれ、良い話に恵まれて…」
赤い顔でしどろもどろになる慶史の傍で、にこにこしている泉。
長兄の様子を焦ったそうに見つめる泪と、寄り添う翼。
やはり心配そうな視線を向ける誠臣と賢史の隣には、ともとジュン。
やわらかな眼差しのJSとこはる、そして、太郎と小春。
幸せに満ちた話題の提供者たちの様子に目を細め、葵は立ち上がった。
葵
「それじゃ、JSとこはるさんからいただいた美味しい料理が冷めないうちに、ここは俺から」
慶史
「なっ、こ、ここはやはり長男である俺がだな、」
葵
「うん。でもアニも祝われる立場だからね」
思わず閉口した慶史を見て笑顔を零すと、葵はグラスを手に持つ。
葵
「今日、こうしてたくさんの幸せが集まった奇跡に。
みんなおめでとう──乾杯!」
乾杯、と全員の声が続き、グラスが重なり合う。
一気に賑やかになったリビングダイニングでは、結婚を決めたカップルたちが好奇心旺盛な高校生に囲まれたり、初めての家族としての交流に花を咲かせたり。
部屋の中心部分の華やかな雰囲気もあってか、隅で静かに食事をしている諒と紅花も良い雰囲気だ。
そこに絡もうとする公平も、言葉とは裏腹に表情には嬉しさが溢れている。
その光景を眺める葵の肩を、背後から叩いたのは泪。
泪
「おう」
葵
「おいおい、あの中に翼ちゃんだけ置いてきたのか?」
カップルと高校生たちで賑やかな輪に視線を向けた葵に、泪は苦笑した。
泪
「翼は女同士固まって、何かキャーキャー言ってたよ。そのすぐ隣には居づらい」
葵
「なるほどね。ふふ、結局お前が振り回されそうだな」
泪
「うるせえ。
…いいんだよ、惚れた弱みも悪くない」
ぽつり、そう言って酒を煽った泪の横顔を見て、葵は眩しいものでも見るように目を細めた。
葵
「おめでとう」
泪
「…ありがとう」
葵
「幸せになれよ。…ってもうなってるか」
泪
「悪いかよ」
葵
「いや?」
泪
「…お前も早く幸せになれよ」
葵
「はいはい」
クスクスと笑い合い、小突き合う双子の表情はどこまでも穏やかだ。
賑やかなリビングダイニングの一角にある二人の姿は、これまでになく幸せに満ちていた。
*
まさかの、藤守家結婚ラッシュ(笑)おめでとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
この幸せ満開な中、澪を失恋させて散らかしたエピソード回収まで出来るのか!?自信ない!
ということで、純愛を貫いた幸せな泪さんと泪さんの幸せが何より嬉しいブラコン葵さんに逃げました( ̄∇ ̄*)ゞ
はいっここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒○
03/23(Wed) 12:18
澪さんありがとうございます。
小春
え、澪さん失恋するの?
私はてっきり葵さんとくっつくものだと。
だってせつなさんには小野瀬先生がいるもんね。
というわけで皆さん続きをよろしくですー(* ̄ー ̄)ニヤリ。
あ、あとこーちゃんにも誰か愛の手を(笑)
[削除]
03/23(Wed) 19:19
求む、こーちゃんに愛の手(笑)
澪
あ、小春さん、澪の失恋相手は泪さんです。
叶わないことはとっくにわかってても、告白してないし、こっそり思い続けてただろうなあって。あーあ純愛(笑)
葵さんに関してはまず好きにならせるタイミングが掴めず( ̄◇ ̄;)
イイオモイへの道は険しい。
結婚ラッシュに乗りそびれた方、そしてこーちゃん、共に頑張りましょう(笑)
03/23(Wed) 20:28
知ってますよぅ(笑)
小春
澪さんこんばんは、澪さんの失恋した相手は泪さん。もちろん知ってますよ。
なにしろ最初から読んでますからね(笑)。
しかし私としては澪さんが泪さんに失恋する展開は予定調和ですので、つい先走った発言をしてしまい失礼しました。
↑「澪さん失恋するの?ああ、泪さんと翼ちゃんがよりを戻すという事はそういうことですよね。でも、私(とせつなさん)の中では澪さんは最初から葵さんと結ばれる事になっているのです」
と書くのが正解でした。(←思惑バラシ)
ですからどうか葵さんとうまいことくっついてくださいお願いします。