『アブナイ☆恋の捜査室feat.小春日和』
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11/10(Mon) 14:20
アニはどうでる?
ジュン
ジュン
「わ……たし……?」
藤守に名前を呼ばれたジュンは頬を真っ赤に染める。
藤守
「ジュンやないとアカンのや。」
藤守は真剣な瞳でジュンを見つめた。
二人が見つめ合い沈黙が続くのを全員が見守っていた。
藤守兄
「待て待て待て~い!」
藤守
「な!?なんやねん?兄貴。」
沈黙を破ったのは藤守兄だった。
藤守兄
「こいつはただの事務官だ!こんな危険なことには巻き込めない!」
穂積
「何よ、今さら。もう充分巻き込んでるわよ。」
如月
「そうですよ。それに藤守さんにとっての『愛の蜜』がジュンちゃんである限りジュンちゃんの協力がないと成り立ちませんよ。」
藤守兄
「今までの何倍もアブナイだろう!青の媚薬を飲んだ愚弟がケダモノのようにこいつを襲ったらどうするんだ!」
確かに青の媚薬を飲んだ場合、藤守がどんな行動に出るかは予想ができない。全員が藤守兄の言葉に黙ってしまった。
ジュン
「私、やります!」
藤守兄
「な!何を言っているんだ!」
驚いた藤守兄はジュンの両肩を掴む。
藤守兄
「自分が言っていることがわかっているのか!?解毒剤を飲ませると言うことは愚弟ときっ、きっ、キス!……すると言うことだぞ!」
ジュン
「わかっています。でも、私はエミさんを取り逃がしてしまいましたし、少しでも皆さんのお役にたちたいんです。そ、それに……賢史くんとなら……」
そこまで言ってジュンは再び頬を真っ赤に染める。
穂積
「よく言ってくれたわ。」
穂積はパチパチと手を叩き、藤守は真っ赤になっている。
藤守兄
「待て~い!」
穂積
「何よ、アニ?まだ何かあるの?」
藤守兄
「ジュンの気持ちはわかった。検証に協力してもらおう。だが!愚弟には俺が解毒剤を飲ませる!」
「…………」
小笠原
「アンタ、何言ってんの?メガネ……」
藤守兄
「俺かて愚弟だが、愚弟なりに愚弟を愛しとる!」
藤守
「兄貴、関西弁出てるで。」
如月
「今、突っ込むのはそこじゃありませんよ。」
JS
「あっはっはっはー。確かに兄弟愛や家族愛というのが『愛の蜜』になりうるのかは検証してみたいところだね。」
とも
「確かに検証は必要かもしれんけど、今は解毒剤の効き目を確実に試したいからジュンさんの方が適任やわ。」
穂積
「ともの言う通りね。アニ、そんなわけだから藤守に解毒剤を飲ませるのはジュンにお願いするわ。いいわね?」
ジュン
「はい。」
藤守兄
「くっ、愚弟に先を越されるとは……」
ガクリと膝をついた藤守兄の独り言に気づいたのはJS。
JS
「青の媚薬が効く時点で弟さんには先を越されていますよ、検察官どの。」
そう静かに藤守兄に囁いたのだった。
これでいいかな?紅花さんと小笠原さんの検証はよろしくお願いします←タリッキー
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
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11/10(Mon) 23:01
少しだけ
澪
うふふ。皆さんありがとうございます!
私の目論んだ通りにお話が進んでにやにやしております(笑)
さ~、イイオモイ期待してますよ♪
感謝を込めて、少しだけ繋ぎを。小刻みでごめんなさい^^;
△▽△
別室にカメラを設置し終えた小笠原が、捜査室に戻ってきた。
捜査室のモニターには、無人の別室の様子が映されている。
穂積
「それじゃあ……始めましょうか」
穂積の声に、全員が動き出した。
小笠原と紅花は、揃ってカメラの設置された別室へ向かう。
二人の検証後、同じ部屋で検証するために──そして、もしもの時にはすぐ応援に駆けつけられるように。藤守とジュンもその隣室へと移動していった。
捜査室ではモニターを置いたソファセットに穂積、JS、ともを残し、残る全員がミーティングテーブルで待機している。
3人の見つめるモニターに、何か会話しながら入室した小笠原と紅花が映る。
いよいよ、検証が始まろうとしていた。
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11/11(Tue) 11:55
刻む刻む(笑)
小春
気になって少し読み返してきましたが、最初に解毒剤の話をした時に紅花ちゃんを諫めたのは室長でした。
んもー、紅花ちゃんたら忘れんぼさんね←オイ
紅花ちゃんを守ったのはともさんじゃなくて、リアルともさんだったよ!
Σ(´□`;)しっかりしろ私!
別室の入口で、アニと小春が待ち構えていた。
小春
「小笠原さん、ジュンさん、これが解毒剤です」
小春が二人に差し出したのは、指先でつまめるような小さな透明なカップに、半分ほど満たされた透明な液体。
小笠原、紅花
「……」
アニ
「こっちが、媚薬だ」
一方、アニは紅花と藤守の前で、発泡スチロールで出来た小さな箱を開けた。
ドライアイスの煙の中には、効かなかった時のためにそれぞれ3個ずつ用意された、淡い赤色と青色の氷の結晶が埋もれている。
紅花
「……」
藤守
「この氷の中に入ってるんか」
アニ
「1個にほんの1mlで、残りは普通の水だ。口の中の温度で氷が溶けた瞬間から効くらしいからな、気を付けろよ。お前もだが、特に、ジュンに怪我をさせるな」
藤守
「そんなケダモノちゃうわ!」
アニ
「お前は、小野瀬と穂積の、あの熱烈なキスを見てないからそんな事が言えるのだ」
穂積
『アニー、嫌な事を思い出させないでー』
別室の一角に置かれたパソコンから、穂積の声でクレームが入る。
穂積
『それより、不用意にその氷を溶かすんじゃないわよ。忘れてるかもしれないけど、このリレー、夏の話なんだから』
アニ
「分かってる」
JS
『溶かしたらシャレになりませんよ。たとえそれだけの量でも、外で気化させたら、この辺り一帯大変な事になりますからね』
アニ
「分かってると言うのに!関西人を刺激するな!『やるなやるなはやれ』かと思ってしまうではないか!」
せつなさんや野崎巡査部長もどこかで出したいんだけどなあ……
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/14(Fri) 07:01
みんなも「やるなやるなはやれ」?
小春
小笠原
「木崎さん、おいで」
紅花
「は、はい」
アニが穂積たちと言い合うのを尻目に、スチロールから赤い氷をひとつピンセットで取り出した小笠原が、紅花を手招きして先に部屋に入った。
小笠原は氷を乗せた皿を、紅花に差し出す。
小笠原
「あの人たちの事は放っといて、さっさと済ませよう。さ、媚薬を飲んで」
解毒剤を手に向かい合った小笠原に言われて、皿を手にした紅花は頷く。
紅花
「はい。……でも」
小笠原
「あ、ごめん。不安だよね。もう急かさないから」
小柄な紅花が俯くのを、膝を曲げて覗き込むようにしながら、小笠原が謝った。
紅花
「そうじゃなくて……その」
小笠原
「?」
首をかしげる小笠原に、紅花は、真っ赤な顔で、思いきったように言った。
紅花
「……私、小笠原さんが好きなんです。だから、こんな形だけど、小笠原さんと触れ合えるの、嬉しいし、光栄だと思ってます」
小笠原
「……」
紅花
「小笠原さんは私の事なんか何とも思ってないの、分かってます。でも、せめて、今ぐらいは」
後半は、堪えきれず涙声になってしまった。
紅花
「今だけは……」
懸命に言葉を繋ぐ紅花の肩に、小笠原は、解毒剤を持っていない方の手を置いた。
小笠原
「分かった。ごめん。僕にデリカシーが足りなかった」
紅花
「小笠原さん……「僕」って」
小笠原
「木崎さんの言う通り、きみに対して特別な感情は無かったよ。でも、僕だって」
小笠原は指先で氷を摘まむと、口を開けた紅花の舌の上に、それを乗せた。
小笠原
「嫌いな子が相手だったら、こんな役引き受けないよ」
紅花
「小笠原さん……」
一分と経たず、紅花の目がとろんとしてきた。
紅花は小笠原にすり寄り、胸に頬を押し付けてくる。
JS
「……判断に苦しみますね」
別室での会話が聞こえている三人のうち、JSが穂積に呟いた。
穂積
「純粋に薬の効果を試すなら、相手の事を嫌いな者どうしの組み合わせの方が分かりやすいんだけどね」
しかし、たちまち紅花の態度は急変した。
呼吸が荒くなり、小笠原のネクタイを緩め、シャツのボタンを外し始める。
小笠原は我慢して好きにさせていたが、助けを求めるようにモニターカメラに視線を送ってきた。
穂積
「小笠原の困った顔、もうしばらく見ていたいわね」
JS
「同感です」
とも
「助けてあげてくださいよ……」
穂積がマイクを手にした。
穂積
「小笠原、いいわよ」
穂積の声を合図に、小笠原が解毒剤を口に含んだ。
シャツの前を開き、あらわになった胸を撫でていた紅花の手を掴んで、引き寄せる。
唇が重なり、身長に勝る小笠原から口移しに飲まされた薬が紅花の喉を鳴らすのが見てとれた。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/14(Fri) 16:22
「やるなやるなはやれ」ですよね?
ジュン
紅花
「んっ、ん……」
チュッというリップ音とともに二人の唇が離れた。
濃厚なキスのせいか紅花はトロンとした顔をし、流石の小笠原も赤い顔をしていた。
穂積
「小笠原、木崎の様子は?」
室長に促され小笠原は紅花の顔を覗き込む。
小笠原
「木崎さん?」
小笠原が声をかけるとトロンとしていた紅花の瞳が大きく見開き、顔は真っ赤に染まっていく。
小笠原
「木崎さん?」
紅花
「ごめんなさい!」
もう一度声をかけたところで紅花は勢いよく頭を下げた。
JS
「解毒剤、効いたみたいだね。」
穂積
「そのようね。」
ふぅと別室にいた穂積たちは安堵の溜め息をもらした。
小笠原
「木崎さん、何を謝ってるの?」
小笠原はシャツのボタンを留めながら紅花に尋ねる。
紅花
「小笠原さんをそんな格好にさせてしまうなんて、わ、私……」
耳まで真っ赤にし、頭を下げ続ける紅花に小笠原はポンポンと頭を叩く。
小笠原
「気にしないで。媚薬のせいなんだから。」
紅花
「でも……」
頭をあげない紅花の耳元で小笠原が囁いた。
小笠原
「キミって可愛いね。今度は二人きりの時に……ね。」
驚いて顔をあげた紅花は口をパクパクさせるのだった。
最後の小笠原さんが小野瀬さんみたいになっちゃった(^^;
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
11/14(Fri) 16:32
ジュンさん(´∇`)ノシ
小春
「ちょっと小野瀬化するクスリ」に声を出して笑ってしまいました(≧∇≦)
ナイス小笠原さん(T▽T)b
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11/16(Sun) 19:46
すごいなぁ
冬子
リレーすごい進んでますね。
すっかり楽しく読ませてもらってます。
そして、私が思うに小笠原さんって意外に情熱的な人じゃないかと。
(^m^ )クスッ
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11/18(Tue) 13:02
藤守&ジュンさん、プラスα……?
小春
媚薬と解毒剤を手にして別室に入った藤守・ジュンと入れ代わりに、同じ部屋から小笠原・紅花が出てきた。
小春
「お二人とも、お疲れ様でした。ご無事で何よりです」
小笠原
「ありがとう、小春さん。まあ……収穫はあったかな」
小笠原が向けた視線の先で、紅花がまだ真っ赤な顔をしている。
小春
「良かったですね、紅花さん」
紅花の小笠原への思いを知っている小春が小声で囁くと、紅花ははにかんだ様子で小笠原を見上げた。
小笠原に微笑まれて、紅花はもう顔を両手で覆ってしまう。
それでもその手の隙間から、「……うん」という返事が聞こえた。
一方。
三人から少し離れたところで、アニは別室の窓に張り付いていた。
小さい窓には曇りガラスが入っていて、中の様子を見る事は出来ない。
アニ
「くそう、愚弟め……」
アニの足元には、媚薬を凍らせた赤と青の氷が入ったスチロールがある。
アニ
「リア充爆発してしまえ!」
忌々しげに呟いて、窓から離れようとした時。
アニは、誤ってそのスチロール箱を蹴飛ばしてしまった。
ガツッ、と音を立ててひっくり返ったスチロール箱から、氷とドライアイスが散乱して廊下に転がる。
全員
「あっ!」
さらに、騒ぎに驚いて、室内にいた藤守とジュンまで飛び出して来た。
「どないしたんや?」
「あっ!」
六人の見ている前で、赤と青の氷は文字通りあっという間に溶け、その原形をなくそうとしていた。
とも
「大変や!」
モニターを見ていたともが、真っ先に叫んだ。
こんな所でタリッキーにパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/19(Wed) 13:04
どうする!?
ジュン
氷が溶けきった瞬間、ジュンは藤守に抱きつきキスをした。
「んっ、ん……んぅ」
呆然とする藤守兄の目の前で二人の濃厚なキスシーンが繰り広げられる。
「はぁ……」
息が上がったのか二人の唇が離れる。
藤守兄
「ふ、ふたりとも落ち着け!離れろ!」
やっと正気に戻った藤守兄が二人を引き離す。
この状況で正気を保っているのは3人。
藤守兄と小春、そして……
「あ、兄貴?」
赤い顔をした藤守だった。
藤守兄
「愚弟、お前正気なのか?!」
藤守
「ああ、なんともあらへん。」
青の媚薬が効かないことが不思議でたまらない藤守にアニが勝ち誇ったようにいい放った。
藤守兄
「貴様、さては見栄を張っていたのだな。」
藤守
「はあ?そんなん見栄はってどないすんねん!?」
藤守兄
「隠さなくてもいいぞ。媚薬が効かないのが確固たる証だ!」
藤守
「ちゃうっちゅーねん!俺はホンマに経験済みや!」
JS
「ジュンさんのおかげですよ。」
藤守兄弟の言い合いにJSの声が混じった。
藤守兄弟
「ジュンの?」
JS
「ジュンさんは解毒剤を持っていましたからね。媚薬が効く前に口に含んでいたのでしょう。それを弟さんに飲ませた。」
藤守
「それで俺には青の媚薬が効かんかったんか。」
藤守兄
「チッ!」
しかし、藤守兄弟は大切なことを忘れていた。
小春
「あ、あの、藤守さん……」
小春の声が聞こえ振り向くとそこには小笠原と紅花のキスシーンが繰り広げられていた。
そして、ジュンもトロンとした目付きをしていた。
藤守
「ど、どないしたらいいんや!?」
こんだけしか思い付きませんでした。
というわけでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
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11/19(Wed) 13:43
ノープランのまま進みます←オイ!
小春
アニ
「と、とにかく解毒剤を…」
藤守
「……アカン、また変な気分になってきた……」
アニ
「なんだと?」
穂積の声
『媚薬が充満してるのよ。今、御上と、澪に、熱湯を持ってそちらに向かってもらったわ。着いたら媚薬のこぼれた辺りに撒いてちょうだい。応急処置よ』
アニ
「わ、わかった、が、愚弟がまたおかしくなってきたんだ!!」
JS
『それは、解毒剤と兄弟愛で解決してください。僕も行きます。それまで、小春さんに触れたらただでは済ませませんよ!!』
アニ
「小春?」
小春
「きゃー!!」
言ってるそばから、藤守が小春を追いかけ始めた。
アニ
「こら、やめんか愚弟!」
止めようと振り返ったアニの肩に、ふと、温かいものが触れた。
アニ
「な、なんだ?!」
ジュン
「……」
それは、熱い眼差しで自分を見つめる、ジュンの柔らかい手だった。
どうするんだコレ。
ここでパース(-_-;)/○
11/20(Thu) 08:50
おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
とも
ジュン
「慶史さん…」
ジュンが一歩アニに近づくと、アニも一歩後ずさる。それを繰り返しているうちにアニの背が部屋の壁についてしまった。
アニ
「じ、ジュン、落ち着け! お前はそんなことをする女じゃないだろう⁉︎」
必死でジュンに呼びかけるアニだったが、ジュンの耳には届いていなかった。
手を伸ばせば触れられる距離まで近づくと、ジュンは迷うことなくアニのネクタイをほどき、床にハラリと落とした。
アニ
「ダメだ、ジュン! お前には愚弟がいるだろうが!」
ジュン
「…イヤです、…私は、…慶史さんがいいの…」
自分よりも背が低く、必然的に上目遣いで見上げてくるジュンから発せられた言葉に、アニの身体はゾクリ、と震えた。
いつの間にか、ジュンは自身のブラウスのボタンを三つ程はずし、普段の服装ではわからない、豊満な胸元を露わにしていた。
ジュン
「慶史さん…」
今度はアニのシャツのボタンをはずしにかかるジュン。
アニ
「な、な、何をして…、っ!」
なんとかしてやめさせようとするアニだったが、こういうことに慣れているはずもなく、ジュンにされるがままのうちに意識を飛ばしてその場に倒れこんだ。
アニ、ジュンさんに襲われる(笑)
でも免疫ないからぶっ倒れちゃった、というオチにしましたがいかがでしょうか?
でもって続きをパース( ´ ▽ ` )ノ⌒◯
[削除]
11/20(Thu) 13:00
アニ……(笑)
小春
通路の隅で追いついた藤守の手が、小春の手首を掴んだ。
小春
「きゃああ!」
藤守
「小春、そない暴れるなや。……優しくするから、なっ」
小春
「いやです!やだやだやだ!」
藤守
「小春」
小春
「ごめんなさい、だってだって『初めて』なんだもん!こんなふうになんてやだぁっ!」
JS
「小春さん!」
揉み合う二人の間に、駆けつけて来たJSが割り込んだ。
小春の唇に迫った藤守の顔を、JSの手が素早く引き離す。
振り向いて目が合った瞬間、藤守はJSの目に惹き付けられていた。
JS
「次に指を鳴らすまで目が覚めない」
パチン、という音と同時に、藤守がくずぐずと崩れ落ちてゆく。
JS
「小春さん……!」
小春
「は、はおちゅんさ、ん、ぅ、えええん……」
藤守が離れて安心したのか、泣き出しかけた小春を、JSが抱き寄せた。
JS
「無事、で……」
JSの息が、荒い。
JSの腕の中で、小春が、異変に気付いた。
小春
「……好春さん?」
JS
「……すみません……実は……僕も……」
腰を撫でるJSの指の動きに、小春の身体が跳ねた。
小春
「え、だっ、き、効かない、って……」
JS
「そう、自己暗示をかけてある、のは、本当です。が、……すみません」
小春
「どどどど、どういう」
首筋にJSの唇が触れて、小春が震え上がる。
JS
「暗示よりも、媚薬の方が強ければ、効いてしまうんです……だからこそ、エミさんと組んだ。捜査室を利用した。出来るだけ危険をおかさず、両方を手に入れたいと」
息荒く、早口で囁くその唇が、小春の耳元で、すまなそうに真実を告げていた。
JS
「それに……赤と青の媚薬、どちらが効くかで、警察に僕の性別を知られてしまうのが嫌だった」
小春
「……!」
そう言われてみれば、今、JSには赤と青、どちらの媚薬が効いているか分からない。
JS
「そんな身勝手のために、危険な目に遭わせてしまった。……僕に、あなたに解毒してもらうだけの価値は無い」
突然、JSが声を張り上げた。
JS
「ルイルイ、僕を撃ってくれ!」
小春
「えっ?!」
穂積
『何だって?』
穂積の声が、PCから返ってくる。
JS
「このまま小春さんを汚してしまうぐらいなら、撃ち殺してもらう方がいい!」
小春
「ま」
慌てたのは小春だ。
小春
「ま、ま、ま」
言葉にならず、小春はぶんぶんと首を横に振った。
小春
「待ってください!命を粗末にしちゃだめです!」
JS
「小春さ……」
小春
「それに、好春さんが死んじゃったら、藤守さんが目を覚まさないじゃないですか。しっかりしてください!」
言うが早いか、小春は、小春を抱いたまま心身が相反していて動けないらしいJSの身体を、小さい身体でうんうん言いながら、解毒剤の置かれたテーブルまで引きずってきた。
小春
「好春さん、はっ、私を、芝浦からも、藤守さん、からも、守ってくれ、ました。だからっ」
その間に、澪が到着して、媚薬が溶けた辺りの床にバスタオルを被せ、ヤカンで熱湯をかけていく。
泉
「ジュンさんも、アニさんも、目を覚まして!」
泉は悶えるジュンを羽交い締めにして押さえつけながら、足でアニを揺り起こす。
小春
「だからっ、私で、解毒出来るなら、好春さんに、薬を、飲ませてみます。だから……、お願いですから、効いてください!」
立ち上る湯気の中で、小春は小さなコップに入っていた解毒剤を口に含むと、目を固く閉じて、唇を、不器用にJSに押し当てた。
ごめんなさい藤守さん。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/20(Thu) 17:30
かわいそうな藤守兄弟(涙)
ジュン
たどたどしい小春のキスが続く。
「コクン」
JSの喉が鳴る。
小春
「好春さん……?」
唇を離し、小春は真っ赤な顔をしてJSを見つめる。
JSは何も言わず小春を抱き締めた。
小春
「は、好春さん!?」
解毒剤が効かなかったのかと小春は焦った。
JS
「小春さん、ありがとう。」
JSは小春から体を離し、珍しく赤く照れたような表情を見せた。
小春
「好春さん、よかった。」
小春のニコニコした顔をJSは眩しそうに見つめた。
JS
「あなたには敵わないな。」
首を傾げる小春にニコリと笑いかけかけJSは辺りを見回した。
JS
「何でもありませんよ。さて、皆さんにも解毒剤を飲んでもらわないと……」
抱き合って濃厚なキスを続けている小笠原と紅花。
泉に押さえつけられているジュン。
気を失っている藤守兄弟。
穂積
「どうしたものかしらね。」
穂積はPCに向かってふぅっと溜め息をついた。
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11/20(Thu) 21:20
いやんもう
小春
ジュンさんありがとうございます。小春ったらもうじゅうぶんイイオモイさせてもらっちゃいましたわよ
JS
「どうしたものかな」
穂積に続いて、JSも呟いていた。
正気に戻って、ジュン、小笠原、そして紅花にも藤守同様の催眠術をかけ、ひとまず眠らせたまではいいのだが……。
JSの傍らでは、万が一に備えて解毒剤を手に待機している小春が、不安そうに彼を見上げている。
媚薬の効かない澪と泉も、媚薬の零れた床に熱湯をかける応急措置を終えて、眠る四人を見比べている。
小春
「起こす順番を考えないと……」
澪
「媚薬が効いている状態で催眠術を解くんですもんね。だとすると、まずは紅花さんの目を覚まさせて、小笠原さんに解毒剤を飲ませてもらうのがいいでしょうか」
泉
「抵抗を考えると、先に女性を起こす方が無難ですね。それから、小笠原さんに紅花さんへの解毒剤を飲ませてもらう」
JS
「いいでしょう。問題はジュンさんですね。元々、彼女は藤守弟さんに解毒剤を飲ませる役だったんですが……」
小春
「媚薬の効果で、ジュンさんはお兄さんの方に迫ってましたよね」
澪
「アニさんが気を失ってるのは媚薬と関係無いから、そのまま起こしていいんですよね?」
泉
「えーと。じゃあ、まず、アニさんを起こして、藤守さんに解毒剤を飲ませてもらいます。で、次は、藤守さんがジュンさんに解毒剤を飲ませる」
JS
「……それが一番円満かな?」
兄弟愛発動なるか?(笑)
ジュンさんいかがでしょう。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/21(Fri) 08:21
一方その頃。
小春
同じ頃、穂積はこめかみを押さえていた。
彼の席の向かい側には、警視庁捜査一課第四強行犯捜査-殺人犯捜査第7係の主任を務める空間セツナ警部補3●歳が、後ろに野崎巡査部長を従えて仁王立ちしている。
セツナ
「どういう事か説明してくださらないかしら、穂積警視?!」
彼女は、殺人事件の捜査中にも関わらず、小野瀬ラボに小野瀬が居ないという報告を受け、事実を確かめに来たのであった。
そして、本当に小野瀬の姿がどこにも見えない事と、その事に穂積の特命捜査室と、例の媚薬が関わっているらしいという事実を突き止めた。
そうして、今、こうして穂積に直談判に来たというわけなのだ。
セツナ
「小野瀬分析官がいらっしゃらないと、殺人及び殺人未遂事件の捜査が捗りません!さらに、こうしている間にも、次から次へと新たな事件が起きているのですよ!」
もちろん、穂積警視もそんな事は百も承知でしょうけどね、と嫌味っぽく付け加える事も、セツナは忘れない。
室内では、ともと、野崎巡査部長、そして明智、如月、翼の三人が、ひやひやしながら成り行きを見守っている。
穂積
「この忙しい時に……」
セツナ
「何かおっしゃって?!」
ぼそりと呟いた穂積に、セツナが噛みつく。
言い返そうとして、ふと、穂積に閃くものがあった。
穂積は立ち上がると、セツナだけを、誰もいないソファーセットの方に手招きした。
セツナ
「……?」
訝しく思いながらも、階級が上の穂積には逆らえず、従うセツナ。
穂積は壁際までセツナを連れて行くと、顔を寄せ、低い声で囁いた。
穂積
「……小野瀬とキスしてみたくない……?」
セツナ
「ひっ?……な、何ですかそれ?せ、セクハラですかっ?!」
大声を出しそうになるのを、しっ、と制する。
穂積
「小野瀬は事情が分かってるから、アンタがキスしても小野瀬に責められる事はない。セクハラどころか、むしろ感謝されるわ」
セツナ
「そ、そそそんなうまい話があるはずが」
穂積
「アイツの事だからにっこり微笑んで、『俺とした事が、姫君にキスしてもらって目を覚ますなんて』……かなんか言ったりして」
カチリ、と音を立ててセツナの妄想のスイッチが入る。
穂積
「『空間さん、きみは俺の恩人だよ。それに、きみの唇、とっても……』」
セツナが見上げる先にいる穂積は、その外見通りの天使に見える。
これは嘘ではない。
……すると、不意に、その美貌が意地悪なものに変わった。
穂積
「……ま、無理にとは言わないわ。放っておいても、明日には目を覚ますんだから」
穂積はセツナから離れ、踵を返した。
穂積
「ただ、この機会を逃したら、小野瀬とイイオモイをするチャンスなんて、二度と無いんじゃないかと思ったから……お節介で、ごめんなさいねえ」
セツナ
「……ま」
セツナが、穂積の背中に声をかけた。
セツナ
「待ってください。そのお話……もっと詳しくお聞きしたいわ」
セツナに背を向けたまま、穂積の唇が「よっしゃ」と動くのを、ともたちは見逃さなかった。
どうするセツナ?!
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
11/21(Fri) 11:14
キターーーー*\(^o^)/*
澪
小春さんナイスです*\(^o^)/*
わーい!イイオモイラッシュ♪
ここ数日ちょっと参加できてませんがしっかり読ませてもらってます。仕事早く終わったらまた参加しに来ますね。
小野瀬さんを目覚めさせてくれるのは悔しいけどあの方しかいない!!と信じてます。さすが!
せつなさん、お忙しいみたいですが来てくれたらいいですね(((o(*゚▽゚*)o)))
せつなさーん、ここに小野瀬さんアンドせつなさんファンが待ってますよー( ̄▽ ̄)イイオモイイイオモイ♪
興奮して待ち時間にこれだけ書き込み(笑)とうっ!
[削除]
11/21(Fri) 11:23
澪さん(´∇`)ノシ
小春
澪さんがアオイストなのはもちろん承知してます。
しかし澪さんには先におのほづを生で見られるというイイオモイをしていただいてますからね(勝手に)。
万が一、セツナさんがお越しにならなかったらその時は、澪さんにお願いするつもり( ̄▽ ̄)b
だから今は補欠という事でお願いしますねm(__)m(笑)
セツナさん、みんなで登場をお待ちしておりますよ。
[削除]
11/21(Fri) 18:05
紅花ちゃんの愛の力!
ジュン
JSがパチンと指をならすと紅花が目を覚ました。
まだトロンとした目をしている。
紅花
「小笠原さん……」
紅花の目が隣で眠る小笠原を見つけた。
紅花が小笠原に近づこうとした瞬間に泉が紅花を押さえ込んだ。
小春
「紅花さん、これを小笠原さんに飲ませてください。」
小春は泉に押さえられている紅花の口に解毒剤を含ませた。その間にJSは小笠原を起こす。
泉が手を離すと紅花は小笠原に近づきキスをした。そして胸元にすり寄った。
「……」
皆が固唾を飲んで二人を見守る中、沈黙を破ったのは小笠原だった。
小笠原
「これは一体どういう状態?」
胸元に紅花をくっつけたまま、小笠原が体を起こす。
小春
「小笠原さん!大丈夫ですか?よかった。」
小笠原
「ああ、そうか。俺たち媚薬を吸っちゃって……よく解毒できたね?」
小春とJSは今までの成り行きを簡単に説明する。
小笠原
「そっか。木崎さんのおかげだね。」
小笠原は胸にすり寄る紅花の頭を優しく撫でた。
小笠原
「小春さん、解毒剤を貸して。今度は俺が木崎さんを治してあげないとね。」
解毒剤を受け取り口に含むと小笠原は優しく紅花に口づけた。
JS
「これであとは藤守兄弟とジュンさんですね。」
泉
「藤守検察官が飲ませて本当に効果があるでしょうか?」
JS
「こればかりはやってみないと……ね。」
JSは藤守兄を揺り起こした。
媚薬が効いてるとどこまで周りのことがわかってるのかな?
とにかく紅花ちゃんの愛の力が媚薬に勝ったということで。
とりあえずパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
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11/21(Fri) 18:12
ごめんなさい!
澪
わ~、被っちゃったので削除しましたすみません!
小春さん、私アオイストですがセツナスト(?)でもありますし全然大丈夫ですよ♪
気を遣わせてしまったかしら、、すみません(´・_・`)
いえ、もしお越しにならなくても愛の蜜はせつなさんでしょう!(←勝手に)
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11/21(Fri) 18:29
澪さん、削除速すぎ(笑)
小春
ジュンさんと被ったの読みたかったなー。
とりあえず、小野瀬さんに関しては澪さんとせつなさんにお任せしますわ(←タリッキー(´∇`)ゞ)
11/23(Sun) 12:49
いきなり感想文ブッコミwww
せつな
アニの足元には、媚薬を凍らせた赤と青の氷が入ったスチロールがある。
アニ
「リア充爆発してしまえ!」
忌々しげに呟いて、窓から離れようとした時。
アニは、誤ってそのスチロール箱を蹴飛ばしてしまった。
ガツッ、と音を立ててひっくり返ったスチロール箱から、氷とドライアイスが散乱して廊下に転がる。
全員
「あっ!」
ここで、モニター画面に向かって一人「あっっ!!」っと、声を上げてしまった、旧土日の女せつなです。(;´Д`)=3コホン
最近、帰宅すると、まず遅い夕食をとってバッタリ寝る!という、主婦・母とは思えない毎日が続いていたので、昨日澪さんに連絡頂くまで、マイPCに触ってなかったことを思いだし、取り急ぎリレーを読んだところです~;つД`)
(この冒頭で、どこからPCを開いていないかバレバレ;)
藤守
「小春、そない暴れるなや。……優しくするから、なっ」
小春
「いやです!やだやだやだ!」
藤守
「小春」
小春
「ごめんなさい、だってだって『初めて』なんだもん!こんなふうになんてやだぁっ!」
JS
「小春さん!」
・・・アラアラ、凄い展開になってますがΣ(゚Д゚)
藤守さん!!!って思ったら、JS~~~うぅ????
小春さんに、媚薬が効いてしまう日も近いですね( *´艸`)ウフフ
穂積
「……小野瀬とキスしてみたくない……?」
おや?
・・・なんですって??
なんですって~~~~~~????Σ(゚Д゚)
やるなやるはやれ!!!!
やるしかない!!!!
ていうか、やらずにはいられない!!!!!!!!
しばし、妄想のお時間をいただけたら嬉しいです(ノД`)・゜・。
明後日は明後日の風が吹くはずだ!
妄想の誘惑には逆らえないデスよね( *´艸`)←12時間睡眠をとったら復活したらしいwww
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11/23(Sun) 15:34
きゃーーーーー!
澪
せつなさ~~~ん!!!
お待ちしてました(((o(*゚▽゚*)o)))
厚かましいかなとは思ったんですが、お知らせさせてもらってよかったです。ホッとしました~!
お忙しい中お呼びたてしてしまいましたが、セツナ主任のイイオモイを楽しみにのんびり待っております*\(^o^)/*
どうぞ心ゆくまで妄想して、私たちに披露してください(はあと)
11/23(Sun) 16:47
澪さん、ありがとうございます(´∇`)ノシ
小春
せつなさんにご相談してくださったんですね、ありがとうございます。
せつなさんも快諾して頂き、ありがとうございます(小躍り)。
やるなやるなはやれ。
ワタクシの室長に挑発され、せつなチルドレン(←古い)の澪さんに頼まれたらそれはやるしかないですわよね。
もちろん、澪さんとワタクシを筆頭に、セツナファン一同でお待ちしておりますとも。
ねーっ。
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11/26(Wed) 04:48
とにかくブッ込みます;つД`)
せつな
その日も、仏滅と三隣亡が同時にやって来たのではと思えるほど、空間セツナは不機嫌だった。
急に呼び出された先はさくら庵。
訳はあとから説明があるからと、外で待機するように係長から言い渡された。
不審に思いながら捜査員を配備させていたら、いきなり穂積警視から芝浦の身柄を引き渡されたのだ。
例の、『渋谷婦女誘拐目的殺人及び殺人未遂事件』と銘打たれた、青年Aの事件は、特捜との合同捜査となり、
捜査方針として、媚薬関係の捜査を特捜が行うこと、殺人事件に関してはこちら側が主体で行うということが決定した。
小野瀬ラボも加わっての会議の席では、同じ会議室で同じ空気を吸っているのだと思うだけで空間の心は満たされ・・・、
いやいや、捜査へよりいっそう励む意欲に満たされた。
なのに、理由も聞かされないまま、どうしていきなり殺人犯を特捜から内緒で引き渡されねばならないのか?!
おまけに、昨日の朝の会議以降、愛しい王子様・・・小野瀬分析官の姿までがぷっつりと見えなくなってしまった。
そもそも、媚薬などという胡散臭いものが絡んだ事件だ。
特捜側には参考人からの接触があった模様だが、詳細の報告はまだ聞いていない。
が、ブツを分析・鑑定するのは、小野瀬分析官の仕事である。
小野瀬分析官の所在が不明になったということは、特捜が絡んでいるのは明白だ。
こういう時、空間の勘は的中する。
・・・何かがおかしい。
穂積警視に反論なんかさせないんだから!!
野崎
「本当に乗り込む気ですか?」
セツナ
「何よ、嫌ならついてこないで。ただでさえ、蚊帳の外に置かれている間に、犯人まで逮捕させられちゃって。絶対、小野瀬分析官の不在に関わっているはずよ。問い詰めて理由を聞きださないと気が済まないわ!!」
空間がこうなったら誰にも止められないのは、過去の教訓で十分承知していた。
野崎は、こっそりため息をつきながら後をついて捜査室へ向かった。
しかし────
空間
「どういう事か説明してくださらないかしら、穂積警視?!」
と、鼻息も荒く乗り込んできた空間だが、
穂積
「小野瀬と、キスしたくない?」
「この薬を口移しで飲ませて欲しいのよ。お願いできるのは、小野瀬の回復を心から願う魔法使い・・・じゃなかった、清廉な人物である、空間警部補しかいないと思うの」
「どうかしら?」
金髪碧眼の天使は、尻尾を隠し悪魔のささやきで誘惑してきた。
魔法使い妖精(あんまりな表現(笑))空間に抵抗できるはずがなかった。
そんなわけで、あっけなく穂積に懐柔され、実験台の片割れとして利用されてしまうセツナだった・・・。
続きを待て!←待たせすぎだろう(-_-メ)
11/26(Wed) 05:02
ありがとうございます
小春
そーですよねー、一課蚊帳の外でしたもんね。
大丈夫ですせつなさん。
みんなニコニコしながらお待ちしてますよ(∩ ̄▽ ̄)b
少なくとも私は。
11/26(Wed) 07:30
おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
とも
せつなさんの登場、今か今かと待ってました1人です(*≧▽≦)ノシ))
続きもイイコで待ってまーす(人゚∀゚*)
アニはどうでる?
ジュン
ジュン
「わ……たし……?」
藤守に名前を呼ばれたジュンは頬を真っ赤に染める。
藤守
「ジュンやないとアカンのや。」
藤守は真剣な瞳でジュンを見つめた。
二人が見つめ合い沈黙が続くのを全員が見守っていた。
藤守兄
「待て待て待て~い!」
藤守
「な!?なんやねん?兄貴。」
沈黙を破ったのは藤守兄だった。
藤守兄
「こいつはただの事務官だ!こんな危険なことには巻き込めない!」
穂積
「何よ、今さら。もう充分巻き込んでるわよ。」
如月
「そうですよ。それに藤守さんにとっての『愛の蜜』がジュンちゃんである限りジュンちゃんの協力がないと成り立ちませんよ。」
藤守兄
「今までの何倍もアブナイだろう!青の媚薬を飲んだ愚弟がケダモノのようにこいつを襲ったらどうするんだ!」
確かに青の媚薬を飲んだ場合、藤守がどんな行動に出るかは予想ができない。全員が藤守兄の言葉に黙ってしまった。
ジュン
「私、やります!」
藤守兄
「な!何を言っているんだ!」
驚いた藤守兄はジュンの両肩を掴む。
藤守兄
「自分が言っていることがわかっているのか!?解毒剤を飲ませると言うことは愚弟ときっ、きっ、キス!……すると言うことだぞ!」
ジュン
「わかっています。でも、私はエミさんを取り逃がしてしまいましたし、少しでも皆さんのお役にたちたいんです。そ、それに……賢史くんとなら……」
そこまで言ってジュンは再び頬を真っ赤に染める。
穂積
「よく言ってくれたわ。」
穂積はパチパチと手を叩き、藤守は真っ赤になっている。
藤守兄
「待て~い!」
穂積
「何よ、アニ?まだ何かあるの?」
藤守兄
「ジュンの気持ちはわかった。検証に協力してもらおう。だが!愚弟には俺が解毒剤を飲ませる!」
「…………」
小笠原
「アンタ、何言ってんの?メガネ……」
藤守兄
「俺かて愚弟だが、愚弟なりに愚弟を愛しとる!」
藤守
「兄貴、関西弁出てるで。」
如月
「今、突っ込むのはそこじゃありませんよ。」
JS
「あっはっはっはー。確かに兄弟愛や家族愛というのが『愛の蜜』になりうるのかは検証してみたいところだね。」
とも
「確かに検証は必要かもしれんけど、今は解毒剤の効き目を確実に試したいからジュンさんの方が適任やわ。」
穂積
「ともの言う通りね。アニ、そんなわけだから藤守に解毒剤を飲ませるのはジュンにお願いするわ。いいわね?」
ジュン
「はい。」
藤守兄
「くっ、愚弟に先を越されるとは……」
ガクリと膝をついた藤守兄の独り言に気づいたのはJS。
JS
「青の媚薬が効く時点で弟さんには先を越されていますよ、検察官どの。」
そう静かに藤守兄に囁いたのだった。
これでいいかな?紅花さんと小笠原さんの検証はよろしくお願いします←タリッキー
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
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11/10(Mon) 23:01
少しだけ
澪
うふふ。皆さんありがとうございます!
私の目論んだ通りにお話が進んでにやにやしております(笑)
さ~、イイオモイ期待してますよ♪
感謝を込めて、少しだけ繋ぎを。小刻みでごめんなさい^^;
△▽△
別室にカメラを設置し終えた小笠原が、捜査室に戻ってきた。
捜査室のモニターには、無人の別室の様子が映されている。
穂積
「それじゃあ……始めましょうか」
穂積の声に、全員が動き出した。
小笠原と紅花は、揃ってカメラの設置された別室へ向かう。
二人の検証後、同じ部屋で検証するために──そして、もしもの時にはすぐ応援に駆けつけられるように。藤守とジュンもその隣室へと移動していった。
捜査室ではモニターを置いたソファセットに穂積、JS、ともを残し、残る全員がミーティングテーブルで待機している。
3人の見つめるモニターに、何か会話しながら入室した小笠原と紅花が映る。
いよいよ、検証が始まろうとしていた。
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11/11(Tue) 11:55
刻む刻む(笑)
小春
気になって少し読み返してきましたが、最初に解毒剤の話をした時に紅花ちゃんを諫めたのは室長でした。
んもー、紅花ちゃんたら忘れんぼさんね←オイ
紅花ちゃんを守ったのはともさんじゃなくて、リアルともさんだったよ!
Σ(´□`;)しっかりしろ私!
別室の入口で、アニと小春が待ち構えていた。
小春
「小笠原さん、ジュンさん、これが解毒剤です」
小春が二人に差し出したのは、指先でつまめるような小さな透明なカップに、半分ほど満たされた透明な液体。
小笠原、紅花
「……」
アニ
「こっちが、媚薬だ」
一方、アニは紅花と藤守の前で、発泡スチロールで出来た小さな箱を開けた。
ドライアイスの煙の中には、効かなかった時のためにそれぞれ3個ずつ用意された、淡い赤色と青色の氷の結晶が埋もれている。
紅花
「……」
藤守
「この氷の中に入ってるんか」
アニ
「1個にほんの1mlで、残りは普通の水だ。口の中の温度で氷が溶けた瞬間から効くらしいからな、気を付けろよ。お前もだが、特に、ジュンに怪我をさせるな」
藤守
「そんなケダモノちゃうわ!」
アニ
「お前は、小野瀬と穂積の、あの熱烈なキスを見てないからそんな事が言えるのだ」
穂積
『アニー、嫌な事を思い出させないでー』
別室の一角に置かれたパソコンから、穂積の声でクレームが入る。
穂積
『それより、不用意にその氷を溶かすんじゃないわよ。忘れてるかもしれないけど、このリレー、夏の話なんだから』
アニ
「分かってる」
JS
『溶かしたらシャレになりませんよ。たとえそれだけの量でも、外で気化させたら、この辺り一帯大変な事になりますからね』
アニ
「分かってると言うのに!関西人を刺激するな!『やるなやるなはやれ』かと思ってしまうではないか!」
せつなさんや野崎巡査部長もどこかで出したいんだけどなあ……
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
[削除]
11/14(Fri) 07:01
みんなも「やるなやるなはやれ」?
小春
小笠原
「木崎さん、おいで」
紅花
「は、はい」
アニが穂積たちと言い合うのを尻目に、スチロールから赤い氷をひとつピンセットで取り出した小笠原が、紅花を手招きして先に部屋に入った。
小笠原は氷を乗せた皿を、紅花に差し出す。
小笠原
「あの人たちの事は放っといて、さっさと済ませよう。さ、媚薬を飲んで」
解毒剤を手に向かい合った小笠原に言われて、皿を手にした紅花は頷く。
紅花
「はい。……でも」
小笠原
「あ、ごめん。不安だよね。もう急かさないから」
小柄な紅花が俯くのを、膝を曲げて覗き込むようにしながら、小笠原が謝った。
紅花
「そうじゃなくて……その」
小笠原
「?」
首をかしげる小笠原に、紅花は、真っ赤な顔で、思いきったように言った。
紅花
「……私、小笠原さんが好きなんです。だから、こんな形だけど、小笠原さんと触れ合えるの、嬉しいし、光栄だと思ってます」
小笠原
「……」
紅花
「小笠原さんは私の事なんか何とも思ってないの、分かってます。でも、せめて、今ぐらいは」
後半は、堪えきれず涙声になってしまった。
紅花
「今だけは……」
懸命に言葉を繋ぐ紅花の肩に、小笠原は、解毒剤を持っていない方の手を置いた。
小笠原
「分かった。ごめん。僕にデリカシーが足りなかった」
紅花
「小笠原さん……「僕」って」
小笠原
「木崎さんの言う通り、きみに対して特別な感情は無かったよ。でも、僕だって」
小笠原は指先で氷を摘まむと、口を開けた紅花の舌の上に、それを乗せた。
小笠原
「嫌いな子が相手だったら、こんな役引き受けないよ」
紅花
「小笠原さん……」
一分と経たず、紅花の目がとろんとしてきた。
紅花は小笠原にすり寄り、胸に頬を押し付けてくる。
JS
「……判断に苦しみますね」
別室での会話が聞こえている三人のうち、JSが穂積に呟いた。
穂積
「純粋に薬の効果を試すなら、相手の事を嫌いな者どうしの組み合わせの方が分かりやすいんだけどね」
しかし、たちまち紅花の態度は急変した。
呼吸が荒くなり、小笠原のネクタイを緩め、シャツのボタンを外し始める。
小笠原は我慢して好きにさせていたが、助けを求めるようにモニターカメラに視線を送ってきた。
穂積
「小笠原の困った顔、もうしばらく見ていたいわね」
JS
「同感です」
とも
「助けてあげてくださいよ……」
穂積がマイクを手にした。
穂積
「小笠原、いいわよ」
穂積の声を合図に、小笠原が解毒剤を口に含んだ。
シャツの前を開き、あらわになった胸を撫でていた紅花の手を掴んで、引き寄せる。
唇が重なり、身長に勝る小笠原から口移しに飲まされた薬が紅花の喉を鳴らすのが見てとれた。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
[削除]
11/14(Fri) 16:22
「やるなやるなはやれ」ですよね?
ジュン
紅花
「んっ、ん……」
チュッというリップ音とともに二人の唇が離れた。
濃厚なキスのせいか紅花はトロンとした顔をし、流石の小笠原も赤い顔をしていた。
穂積
「小笠原、木崎の様子は?」
室長に促され小笠原は紅花の顔を覗き込む。
小笠原
「木崎さん?」
小笠原が声をかけるとトロンとしていた紅花の瞳が大きく見開き、顔は真っ赤に染まっていく。
小笠原
「木崎さん?」
紅花
「ごめんなさい!」
もう一度声をかけたところで紅花は勢いよく頭を下げた。
JS
「解毒剤、効いたみたいだね。」
穂積
「そのようね。」
ふぅと別室にいた穂積たちは安堵の溜め息をもらした。
小笠原
「木崎さん、何を謝ってるの?」
小笠原はシャツのボタンを留めながら紅花に尋ねる。
紅花
「小笠原さんをそんな格好にさせてしまうなんて、わ、私……」
耳まで真っ赤にし、頭を下げ続ける紅花に小笠原はポンポンと頭を叩く。
小笠原
「気にしないで。媚薬のせいなんだから。」
紅花
「でも……」
頭をあげない紅花の耳元で小笠原が囁いた。
小笠原
「キミって可愛いね。今度は二人きりの時に……ね。」
驚いて顔をあげた紅花は口をパクパクさせるのだった。
最後の小笠原さんが小野瀬さんみたいになっちゃった(^^;
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
11/14(Fri) 16:32
ジュンさん(´∇`)ノシ
小春
「ちょっと小野瀬化するクスリ」に声を出して笑ってしまいました(≧∇≦)
ナイス小笠原さん(T▽T)b
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11/16(Sun) 19:46
すごいなぁ
冬子
リレーすごい進んでますね。
すっかり楽しく読ませてもらってます。
そして、私が思うに小笠原さんって意外に情熱的な人じゃないかと。
(^m^ )クスッ
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11/18(Tue) 13:02
藤守&ジュンさん、プラスα……?
小春
媚薬と解毒剤を手にして別室に入った藤守・ジュンと入れ代わりに、同じ部屋から小笠原・紅花が出てきた。
小春
「お二人とも、お疲れ様でした。ご無事で何よりです」
小笠原
「ありがとう、小春さん。まあ……収穫はあったかな」
小笠原が向けた視線の先で、紅花がまだ真っ赤な顔をしている。
小春
「良かったですね、紅花さん」
紅花の小笠原への思いを知っている小春が小声で囁くと、紅花ははにかんだ様子で小笠原を見上げた。
小笠原に微笑まれて、紅花はもう顔を両手で覆ってしまう。
それでもその手の隙間から、「……うん」という返事が聞こえた。
一方。
三人から少し離れたところで、アニは別室の窓に張り付いていた。
小さい窓には曇りガラスが入っていて、中の様子を見る事は出来ない。
アニ
「くそう、愚弟め……」
アニの足元には、媚薬を凍らせた赤と青の氷が入ったスチロールがある。
アニ
「リア充爆発してしまえ!」
忌々しげに呟いて、窓から離れようとした時。
アニは、誤ってそのスチロール箱を蹴飛ばしてしまった。
ガツッ、と音を立ててひっくり返ったスチロール箱から、氷とドライアイスが散乱して廊下に転がる。
全員
「あっ!」
さらに、騒ぎに驚いて、室内にいた藤守とジュンまで飛び出して来た。
「どないしたんや?」
「あっ!」
六人の見ている前で、赤と青の氷は文字通りあっという間に溶け、その原形をなくそうとしていた。
とも
「大変や!」
モニターを見ていたともが、真っ先に叫んだ。
こんな所でタリッキーにパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/19(Wed) 13:04
どうする!?
ジュン
氷が溶けきった瞬間、ジュンは藤守に抱きつきキスをした。
「んっ、ん……んぅ」
呆然とする藤守兄の目の前で二人の濃厚なキスシーンが繰り広げられる。
「はぁ……」
息が上がったのか二人の唇が離れる。
藤守兄
「ふ、ふたりとも落ち着け!離れろ!」
やっと正気に戻った藤守兄が二人を引き離す。
この状況で正気を保っているのは3人。
藤守兄と小春、そして……
「あ、兄貴?」
赤い顔をした藤守だった。
藤守兄
「愚弟、お前正気なのか?!」
藤守
「ああ、なんともあらへん。」
青の媚薬が効かないことが不思議でたまらない藤守にアニが勝ち誇ったようにいい放った。
藤守兄
「貴様、さては見栄を張っていたのだな。」
藤守
「はあ?そんなん見栄はってどないすんねん!?」
藤守兄
「隠さなくてもいいぞ。媚薬が効かないのが確固たる証だ!」
藤守
「ちゃうっちゅーねん!俺はホンマに経験済みや!」
JS
「ジュンさんのおかげですよ。」
藤守兄弟の言い合いにJSの声が混じった。
藤守兄弟
「ジュンの?」
JS
「ジュンさんは解毒剤を持っていましたからね。媚薬が効く前に口に含んでいたのでしょう。それを弟さんに飲ませた。」
藤守
「それで俺には青の媚薬が効かんかったんか。」
藤守兄
「チッ!」
しかし、藤守兄弟は大切なことを忘れていた。
小春
「あ、あの、藤守さん……」
小春の声が聞こえ振り向くとそこには小笠原と紅花のキスシーンが繰り広げられていた。
そして、ジュンもトロンとした目付きをしていた。
藤守
「ど、どないしたらいいんや!?」
こんだけしか思い付きませんでした。
というわけでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
[削除]
11/19(Wed) 13:43
ノープランのまま進みます←オイ!
小春
アニ
「と、とにかく解毒剤を…」
藤守
「……アカン、また変な気分になってきた……」
アニ
「なんだと?」
穂積の声
『媚薬が充満してるのよ。今、御上と、澪に、熱湯を持ってそちらに向かってもらったわ。着いたら媚薬のこぼれた辺りに撒いてちょうだい。応急処置よ』
アニ
「わ、わかった、が、愚弟がまたおかしくなってきたんだ!!」
JS
『それは、解毒剤と兄弟愛で解決してください。僕も行きます。それまで、小春さんに触れたらただでは済ませませんよ!!』
アニ
「小春?」
小春
「きゃー!!」
言ってるそばから、藤守が小春を追いかけ始めた。
アニ
「こら、やめんか愚弟!」
止めようと振り返ったアニの肩に、ふと、温かいものが触れた。
アニ
「な、なんだ?!」
ジュン
「……」
それは、熱い眼差しで自分を見つめる、ジュンの柔らかい手だった。
どうするんだコレ。
ここでパース(-_-;)/○
11/20(Thu) 08:50
おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
とも
ジュン
「慶史さん…」
ジュンが一歩アニに近づくと、アニも一歩後ずさる。それを繰り返しているうちにアニの背が部屋の壁についてしまった。
アニ
「じ、ジュン、落ち着け! お前はそんなことをする女じゃないだろう⁉︎」
必死でジュンに呼びかけるアニだったが、ジュンの耳には届いていなかった。
手を伸ばせば触れられる距離まで近づくと、ジュンは迷うことなくアニのネクタイをほどき、床にハラリと落とした。
アニ
「ダメだ、ジュン! お前には愚弟がいるだろうが!」
ジュン
「…イヤです、…私は、…慶史さんがいいの…」
自分よりも背が低く、必然的に上目遣いで見上げてくるジュンから発せられた言葉に、アニの身体はゾクリ、と震えた。
いつの間にか、ジュンは自身のブラウスのボタンを三つ程はずし、普段の服装ではわからない、豊満な胸元を露わにしていた。
ジュン
「慶史さん…」
今度はアニのシャツのボタンをはずしにかかるジュン。
アニ
「な、な、何をして…、っ!」
なんとかしてやめさせようとするアニだったが、こういうことに慣れているはずもなく、ジュンにされるがままのうちに意識を飛ばしてその場に倒れこんだ。
アニ、ジュンさんに襲われる(笑)
でも免疫ないからぶっ倒れちゃった、というオチにしましたがいかがでしょうか?
でもって続きをパース( ´ ▽ ` )ノ⌒◯
[削除]
11/20(Thu) 13:00
アニ……(笑)
小春
通路の隅で追いついた藤守の手が、小春の手首を掴んだ。
小春
「きゃああ!」
藤守
「小春、そない暴れるなや。……優しくするから、なっ」
小春
「いやです!やだやだやだ!」
藤守
「小春」
小春
「ごめんなさい、だってだって『初めて』なんだもん!こんなふうになんてやだぁっ!」
JS
「小春さん!」
揉み合う二人の間に、駆けつけて来たJSが割り込んだ。
小春の唇に迫った藤守の顔を、JSの手が素早く引き離す。
振り向いて目が合った瞬間、藤守はJSの目に惹き付けられていた。
JS
「次に指を鳴らすまで目が覚めない」
パチン、という音と同時に、藤守がくずぐずと崩れ落ちてゆく。
JS
「小春さん……!」
小春
「は、はおちゅんさ、ん、ぅ、えええん……」
藤守が離れて安心したのか、泣き出しかけた小春を、JSが抱き寄せた。
JS
「無事、で……」
JSの息が、荒い。
JSの腕の中で、小春が、異変に気付いた。
小春
「……好春さん?」
JS
「……すみません……実は……僕も……」
腰を撫でるJSの指の動きに、小春の身体が跳ねた。
小春
「え、だっ、き、効かない、って……」
JS
「そう、自己暗示をかけてある、のは、本当です。が、……すみません」
小春
「どどどど、どういう」
首筋にJSの唇が触れて、小春が震え上がる。
JS
「暗示よりも、媚薬の方が強ければ、効いてしまうんです……だからこそ、エミさんと組んだ。捜査室を利用した。出来るだけ危険をおかさず、両方を手に入れたいと」
息荒く、早口で囁くその唇が、小春の耳元で、すまなそうに真実を告げていた。
JS
「それに……赤と青の媚薬、どちらが効くかで、警察に僕の性別を知られてしまうのが嫌だった」
小春
「……!」
そう言われてみれば、今、JSには赤と青、どちらの媚薬が効いているか分からない。
JS
「そんな身勝手のために、危険な目に遭わせてしまった。……僕に、あなたに解毒してもらうだけの価値は無い」
突然、JSが声を張り上げた。
JS
「ルイルイ、僕を撃ってくれ!」
小春
「えっ?!」
穂積
『何だって?』
穂積の声が、PCから返ってくる。
JS
「このまま小春さんを汚してしまうぐらいなら、撃ち殺してもらう方がいい!」
小春
「ま」
慌てたのは小春だ。
小春
「ま、ま、ま」
言葉にならず、小春はぶんぶんと首を横に振った。
小春
「待ってください!命を粗末にしちゃだめです!」
JS
「小春さ……」
小春
「それに、好春さんが死んじゃったら、藤守さんが目を覚まさないじゃないですか。しっかりしてください!」
言うが早いか、小春は、小春を抱いたまま心身が相反していて動けないらしいJSの身体を、小さい身体でうんうん言いながら、解毒剤の置かれたテーブルまで引きずってきた。
小春
「好春さん、はっ、私を、芝浦からも、藤守さん、からも、守ってくれ、ました。だからっ」
その間に、澪が到着して、媚薬が溶けた辺りの床にバスタオルを被せ、ヤカンで熱湯をかけていく。
泉
「ジュンさんも、アニさんも、目を覚まして!」
泉は悶えるジュンを羽交い締めにして押さえつけながら、足でアニを揺り起こす。
小春
「だからっ、私で、解毒出来るなら、好春さんに、薬を、飲ませてみます。だから……、お願いですから、効いてください!」
立ち上る湯気の中で、小春は小さなコップに入っていた解毒剤を口に含むと、目を固く閉じて、唇を、不器用にJSに押し当てた。
ごめんなさい藤守さん。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/20(Thu) 17:30
かわいそうな藤守兄弟(涙)
ジュン
たどたどしい小春のキスが続く。
「コクン」
JSの喉が鳴る。
小春
「好春さん……?」
唇を離し、小春は真っ赤な顔をしてJSを見つめる。
JSは何も言わず小春を抱き締めた。
小春
「は、好春さん!?」
解毒剤が効かなかったのかと小春は焦った。
JS
「小春さん、ありがとう。」
JSは小春から体を離し、珍しく赤く照れたような表情を見せた。
小春
「好春さん、よかった。」
小春のニコニコした顔をJSは眩しそうに見つめた。
JS
「あなたには敵わないな。」
首を傾げる小春にニコリと笑いかけかけJSは辺りを見回した。
JS
「何でもありませんよ。さて、皆さんにも解毒剤を飲んでもらわないと……」
抱き合って濃厚なキスを続けている小笠原と紅花。
泉に押さえつけられているジュン。
気を失っている藤守兄弟。
穂積
「どうしたものかしらね。」
穂積はPCに向かってふぅっと溜め息をついた。
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11/20(Thu) 21:20
いやんもう
小春
ジュンさんありがとうございます。小春ったらもうじゅうぶんイイオモイさせてもらっちゃいましたわよ
JS
「どうしたものかな」
穂積に続いて、JSも呟いていた。
正気に戻って、ジュン、小笠原、そして紅花にも藤守同様の催眠術をかけ、ひとまず眠らせたまではいいのだが……。
JSの傍らでは、万が一に備えて解毒剤を手に待機している小春が、不安そうに彼を見上げている。
媚薬の効かない澪と泉も、媚薬の零れた床に熱湯をかける応急措置を終えて、眠る四人を見比べている。
小春
「起こす順番を考えないと……」
澪
「媚薬が効いている状態で催眠術を解くんですもんね。だとすると、まずは紅花さんの目を覚まさせて、小笠原さんに解毒剤を飲ませてもらうのがいいでしょうか」
泉
「抵抗を考えると、先に女性を起こす方が無難ですね。それから、小笠原さんに紅花さんへの解毒剤を飲ませてもらう」
JS
「いいでしょう。問題はジュンさんですね。元々、彼女は藤守弟さんに解毒剤を飲ませる役だったんですが……」
小春
「媚薬の効果で、ジュンさんはお兄さんの方に迫ってましたよね」
澪
「アニさんが気を失ってるのは媚薬と関係無いから、そのまま起こしていいんですよね?」
泉
「えーと。じゃあ、まず、アニさんを起こして、藤守さんに解毒剤を飲ませてもらいます。で、次は、藤守さんがジュンさんに解毒剤を飲ませる」
JS
「……それが一番円満かな?」
兄弟愛発動なるか?(笑)
ジュンさんいかがでしょう。
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
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11/21(Fri) 08:21
一方その頃。
小春
同じ頃、穂積はこめかみを押さえていた。
彼の席の向かい側には、警視庁捜査一課第四強行犯捜査-殺人犯捜査第7係の主任を務める空間セツナ警部補3●歳が、後ろに野崎巡査部長を従えて仁王立ちしている。
セツナ
「どういう事か説明してくださらないかしら、穂積警視?!」
彼女は、殺人事件の捜査中にも関わらず、小野瀬ラボに小野瀬が居ないという報告を受け、事実を確かめに来たのであった。
そして、本当に小野瀬の姿がどこにも見えない事と、その事に穂積の特命捜査室と、例の媚薬が関わっているらしいという事実を突き止めた。
そうして、今、こうして穂積に直談判に来たというわけなのだ。
セツナ
「小野瀬分析官がいらっしゃらないと、殺人及び殺人未遂事件の捜査が捗りません!さらに、こうしている間にも、次から次へと新たな事件が起きているのですよ!」
もちろん、穂積警視もそんな事は百も承知でしょうけどね、と嫌味っぽく付け加える事も、セツナは忘れない。
室内では、ともと、野崎巡査部長、そして明智、如月、翼の三人が、ひやひやしながら成り行きを見守っている。
穂積
「この忙しい時に……」
セツナ
「何かおっしゃって?!」
ぼそりと呟いた穂積に、セツナが噛みつく。
言い返そうとして、ふと、穂積に閃くものがあった。
穂積は立ち上がると、セツナだけを、誰もいないソファーセットの方に手招きした。
セツナ
「……?」
訝しく思いながらも、階級が上の穂積には逆らえず、従うセツナ。
穂積は壁際までセツナを連れて行くと、顔を寄せ、低い声で囁いた。
穂積
「……小野瀬とキスしてみたくない……?」
セツナ
「ひっ?……な、何ですかそれ?せ、セクハラですかっ?!」
大声を出しそうになるのを、しっ、と制する。
穂積
「小野瀬は事情が分かってるから、アンタがキスしても小野瀬に責められる事はない。セクハラどころか、むしろ感謝されるわ」
セツナ
「そ、そそそんなうまい話があるはずが」
穂積
「アイツの事だからにっこり微笑んで、『俺とした事が、姫君にキスしてもらって目を覚ますなんて』……かなんか言ったりして」
カチリ、と音を立ててセツナの妄想のスイッチが入る。
穂積
「『空間さん、きみは俺の恩人だよ。それに、きみの唇、とっても……』」
セツナが見上げる先にいる穂積は、その外見通りの天使に見える。
これは嘘ではない。
……すると、不意に、その美貌が意地悪なものに変わった。
穂積
「……ま、無理にとは言わないわ。放っておいても、明日には目を覚ますんだから」
穂積はセツナから離れ、踵を返した。
穂積
「ただ、この機会を逃したら、小野瀬とイイオモイをするチャンスなんて、二度と無いんじゃないかと思ったから……お節介で、ごめんなさいねえ」
セツナ
「……ま」
セツナが、穂積の背中に声をかけた。
セツナ
「待ってください。そのお話……もっと詳しくお聞きしたいわ」
セツナに背を向けたまま、穂積の唇が「よっしゃ」と動くのを、ともたちは見逃さなかった。
どうするセツナ?!
ここでパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒◯
11/21(Fri) 11:14
キターーーー*\(^o^)/*
澪
小春さんナイスです*\(^o^)/*
わーい!イイオモイラッシュ♪
ここ数日ちょっと参加できてませんがしっかり読ませてもらってます。仕事早く終わったらまた参加しに来ますね。
小野瀬さんを目覚めさせてくれるのは悔しいけどあの方しかいない!!と信じてます。さすが!
せつなさん、お忙しいみたいですが来てくれたらいいですね(((o(*゚▽゚*)o)))
せつなさーん、ここに小野瀬さんアンドせつなさんファンが待ってますよー( ̄▽ ̄)イイオモイイイオモイ♪
興奮して待ち時間にこれだけ書き込み(笑)とうっ!
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11/21(Fri) 11:23
澪さん(´∇`)ノシ
小春
澪さんがアオイストなのはもちろん承知してます。
しかし澪さんには先におのほづを生で見られるというイイオモイをしていただいてますからね(勝手に)。
万が一、セツナさんがお越しにならなかったらその時は、澪さんにお願いするつもり( ̄▽ ̄)b
だから今は補欠という事でお願いしますねm(__)m(笑)
セツナさん、みんなで登場をお待ちしておりますよ。
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11/21(Fri) 18:05
紅花ちゃんの愛の力!
ジュン
JSがパチンと指をならすと紅花が目を覚ました。
まだトロンとした目をしている。
紅花
「小笠原さん……」
紅花の目が隣で眠る小笠原を見つけた。
紅花が小笠原に近づこうとした瞬間に泉が紅花を押さえ込んだ。
小春
「紅花さん、これを小笠原さんに飲ませてください。」
小春は泉に押さえられている紅花の口に解毒剤を含ませた。その間にJSは小笠原を起こす。
泉が手を離すと紅花は小笠原に近づきキスをした。そして胸元にすり寄った。
「……」
皆が固唾を飲んで二人を見守る中、沈黙を破ったのは小笠原だった。
小笠原
「これは一体どういう状態?」
胸元に紅花をくっつけたまま、小笠原が体を起こす。
小春
「小笠原さん!大丈夫ですか?よかった。」
小笠原
「ああ、そうか。俺たち媚薬を吸っちゃって……よく解毒できたね?」
小春とJSは今までの成り行きを簡単に説明する。
小笠原
「そっか。木崎さんのおかげだね。」
小笠原は胸にすり寄る紅花の頭を優しく撫でた。
小笠原
「小春さん、解毒剤を貸して。今度は俺が木崎さんを治してあげないとね。」
解毒剤を受け取り口に含むと小笠原は優しく紅花に口づけた。
JS
「これであとは藤守兄弟とジュンさんですね。」
泉
「藤守検察官が飲ませて本当に効果があるでしょうか?」
JS
「こればかりはやってみないと……ね。」
JSは藤守兄を揺り起こした。
媚薬が効いてるとどこまで周りのことがわかってるのかな?
とにかく紅花ちゃんの愛の力が媚薬に勝ったということで。
とりあえずパースヽ( ̄▽ ̄)ノ⌒〇
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11/21(Fri) 18:12
ごめんなさい!
澪
わ~、被っちゃったので削除しましたすみません!
小春さん、私アオイストですがセツナスト(?)でもありますし全然大丈夫ですよ♪
気を遣わせてしまったかしら、、すみません(´・_・`)
いえ、もしお越しにならなくても愛の蜜はせつなさんでしょう!(←勝手に)
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11/21(Fri) 18:29
澪さん、削除速すぎ(笑)
小春
ジュンさんと被ったの読みたかったなー。
とりあえず、小野瀬さんに関しては澪さんとせつなさんにお任せしますわ(←タリッキー(´∇`)ゞ)
11/23(Sun) 12:49
いきなり感想文ブッコミwww
せつな
アニの足元には、媚薬を凍らせた赤と青の氷が入ったスチロールがある。
アニ
「リア充爆発してしまえ!」
忌々しげに呟いて、窓から離れようとした時。
アニは、誤ってそのスチロール箱を蹴飛ばしてしまった。
ガツッ、と音を立ててひっくり返ったスチロール箱から、氷とドライアイスが散乱して廊下に転がる。
全員
「あっ!」
ここで、モニター画面に向かって一人「あっっ!!」っと、声を上げてしまった、旧土日の女せつなです。(;´Д`)=3コホン
最近、帰宅すると、まず遅い夕食をとってバッタリ寝る!という、主婦・母とは思えない毎日が続いていたので、昨日澪さんに連絡頂くまで、マイPCに触ってなかったことを思いだし、取り急ぎリレーを読んだところです~;つД`)
(この冒頭で、どこからPCを開いていないかバレバレ;)
藤守
「小春、そない暴れるなや。……優しくするから、なっ」
小春
「いやです!やだやだやだ!」
藤守
「小春」
小春
「ごめんなさい、だってだって『初めて』なんだもん!こんなふうになんてやだぁっ!」
JS
「小春さん!」
・・・アラアラ、凄い展開になってますがΣ(゚Д゚)
藤守さん!!!って思ったら、JS~~~うぅ????
小春さんに、媚薬が効いてしまう日も近いですね( *´艸`)ウフフ
穂積
「……小野瀬とキスしてみたくない……?」
おや?
・・・なんですって??
なんですって~~~~~~????Σ(゚Д゚)
やるなやるはやれ!!!!
やるしかない!!!!
ていうか、やらずにはいられない!!!!!!!!
しばし、妄想のお時間をいただけたら嬉しいです(ノД`)・゜・。
明後日は明後日の風が吹くはずだ!
妄想の誘惑には逆らえないデスよね( *´艸`)←12時間睡眠をとったら復活したらしいwww
[削除]
11/23(Sun) 15:34
きゃーーーーー!
澪
せつなさ~~~ん!!!
お待ちしてました(((o(*゚▽゚*)o)))
厚かましいかなとは思ったんですが、お知らせさせてもらってよかったです。ホッとしました~!
お忙しい中お呼びたてしてしまいましたが、セツナ主任のイイオモイを楽しみにのんびり待っております*\(^o^)/*
どうぞ心ゆくまで妄想して、私たちに披露してください(はあと)
11/23(Sun) 16:47
澪さん、ありがとうございます(´∇`)ノシ
小春
せつなさんにご相談してくださったんですね、ありがとうございます。
せつなさんも快諾して頂き、ありがとうございます(小躍り)。
やるなやるなはやれ。
ワタクシの室長に挑発され、せつなチルドレン(←古い)の澪さんに頼まれたらそれはやるしかないですわよね。
もちろん、澪さんとワタクシを筆頭に、セツナファン一同でお待ちしておりますとも。
ねーっ。
[削除]
11/26(Wed) 04:48
とにかくブッ込みます;つД`)
せつな
その日も、仏滅と三隣亡が同時にやって来たのではと思えるほど、空間セツナは不機嫌だった。
急に呼び出された先はさくら庵。
訳はあとから説明があるからと、外で待機するように係長から言い渡された。
不審に思いながら捜査員を配備させていたら、いきなり穂積警視から芝浦の身柄を引き渡されたのだ。
例の、『渋谷婦女誘拐目的殺人及び殺人未遂事件』と銘打たれた、青年Aの事件は、特捜との合同捜査となり、
捜査方針として、媚薬関係の捜査を特捜が行うこと、殺人事件に関してはこちら側が主体で行うということが決定した。
小野瀬ラボも加わっての会議の席では、同じ会議室で同じ空気を吸っているのだと思うだけで空間の心は満たされ・・・、
いやいや、捜査へよりいっそう励む意欲に満たされた。
なのに、理由も聞かされないまま、どうしていきなり殺人犯を特捜から内緒で引き渡されねばならないのか?!
おまけに、昨日の朝の会議以降、愛しい王子様・・・小野瀬分析官の姿までがぷっつりと見えなくなってしまった。
そもそも、媚薬などという胡散臭いものが絡んだ事件だ。
特捜側には参考人からの接触があった模様だが、詳細の報告はまだ聞いていない。
が、ブツを分析・鑑定するのは、小野瀬分析官の仕事である。
小野瀬分析官の所在が不明になったということは、特捜が絡んでいるのは明白だ。
こういう時、空間の勘は的中する。
・・・何かがおかしい。
穂積警視に反論なんかさせないんだから!!
野崎
「本当に乗り込む気ですか?」
セツナ
「何よ、嫌ならついてこないで。ただでさえ、蚊帳の外に置かれている間に、犯人まで逮捕させられちゃって。絶対、小野瀬分析官の不在に関わっているはずよ。問い詰めて理由を聞きださないと気が済まないわ!!」
空間がこうなったら誰にも止められないのは、過去の教訓で十分承知していた。
野崎は、こっそりため息をつきながら後をついて捜査室へ向かった。
しかし────
空間
「どういう事か説明してくださらないかしら、穂積警視?!」
と、鼻息も荒く乗り込んできた空間だが、
穂積
「小野瀬と、キスしたくない?」
「この薬を口移しで飲ませて欲しいのよ。お願いできるのは、小野瀬の回復を心から願う魔法使い・・・じゃなかった、清廉な人物である、空間警部補しかいないと思うの」
「どうかしら?」
金髪碧眼の天使は、尻尾を隠し悪魔のささやきで誘惑してきた。
魔法使い妖精(あんまりな表現(笑))空間に抵抗できるはずがなかった。
そんなわけで、あっけなく穂積に懐柔され、実験台の片割れとして利用されてしまうセツナだった・・・。
続きを待て!←待たせすぎだろう(-_-メ)
11/26(Wed) 05:02
ありがとうございます
小春
そーですよねー、一課蚊帳の外でしたもんね。
大丈夫ですせつなさん。
みんなニコニコしながらお待ちしてますよ(∩ ̄▽ ̄)b
少なくとも私は。
11/26(Wed) 07:30
おはようございます( ´ ▽ ` )ノ
とも
せつなさんの登場、今か今かと待ってました1人です(*≧▽≦)ノシ))
続きもイイコで待ってまーす(人゚∀゚*)