『アブナイ☆恋の学園物語』
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12/27(Fri) 04:36
しばらくお待ちください((φ( ̄ー ̄ )
小春
ダンスパーティー指名、次はついに二位の空間センパイですね。
なんとリアルせつなさんが書いてくださるとご連絡頂きましたo(^-^o)(o^-^)oので、ジュンさん、ともさん、翼ちゃんはしばらくお待ちを♪
書き込みは夜になるそうなので、自分のお相手を誰にするか、楽しく考えながらのんびりお待ちくださいませね。
あ、ジュンさんには、MVP藤守くんからのご指名が入る事を信じて、別のお相手を指名していただけたら嬉しいです。
よろしくですm(__)m
もちろん、流れに関係ないところでのキャラたちについて書いて下さっててもいいですよん。
12/27(Fri) 22:00
遅くなってスミマセン~~
せつなです(≧▽≦)
☆ステージ上で☆
ぐらり
突然足元が崩れて無くなってしまうような感覚に襲われた。
小野瀬先生は今、何て言ったの?
「小春さん」・・・それは誰?
ああ・・・そうだ。あの子の名前だ。
小野瀬先生は、私では無い、別の子を選んだんだ・・・。
私ではない子がいいの?
どうして私じゃないの?
せっかく如月君から(取引で無理やり)もらったチャンスなのに、
小野瀬先生が別の子を選んでしまったら・・・もう、意味がなくなってしまう。
私・・・選んでもらいたかったんだ。
皆の小野瀬先生を守ると言いながら、本当は、私だけの小野瀬先生でいて欲しかった・・・。
いつの間に、こんなに欲張りになってしまっていたんだろう。
湧き上がってきそうになるものを堪えるため、私は拳をぎゅっと握りしめて前を向いた。
舞台の上から見下ろしていると、ヒソヒソ話をする嫌な顔の女子の塊が目につく。
そこにも、あそこにも・・・。
・・・今は分かる。あなた達の気持ち。
小野瀬先生が、どんな想いで小春さんを望んだのか、理解したい。
小野瀬先生の気持ちが一番大切なんだって分かってる。
でも、・・・嫌なんだよね。
我慢できないほどの愛しさと悔しさでいっぱいになって、
・・・その辛さを持て余してしまったら・・・?
中には、穂積先生の親派もいるはずだ。
おそらく一部の女子は黙っていないだろう。
数人のアオイストたちに囲まれていたあの子の姿が脳裏をかすめた。
同時に、心を痛めた小野瀬先生の悲しそうな表情も・・・。
小野瀬先生・・・。私の大好きな優しい笑顔。
それを傷つけることだけは、やっぱり許せない!
だったら。
紅花
「では、続いて2位の空間セツナ先輩、ダンスのパートナーのご指名をお願いします!」
私のとるべき道は決まっている。
『小野瀬先生を最後まで守り通す』・・・それだけだ。
紅花
「空間先輩?」
大きく深呼吸をひとつ。
紅花さんからマイクを奪い取るように手に握りしめて、ニッコリと微笑んだ。
空間
「わたくし、指名権を放棄いたします」
ええーーっっ
という声で、辺りがざわめく。
空間
「でも、その代りリクエストさせていただきますわ」
紅花
「な、何でしょう?」
空間
「小野瀬先生と穂積先生お二人で、是非踊っていただきたいんです。お願いできますかしら?」
男教師二人で、ダンス?
一瞬、会場がシーンと静まり返った後。
きゃーーーーーー!!!っという女子生徒の悲鳴のような歓声で、大騒ぎになった。飛び上がって喜ぶ女子と、やったーーーーーーっっと叫びガッツポーズをとる男子たち。
何しろ、2次指名、3次指名も、次々に女子が先生方を指名してはたまらない。
ただでさえ少ない機会なのに、自分たちに相手役が回って来るチャンスが激減するからだ。
人気No1,2の先生同志で踊れば、その時間は男子生徒と踊るという選択肢しかなくなる。
更に、先生を取り合いたくてもできなくなる上、ホズミストとアオイストの憤怒の矛先を躱すことも可能だ。
穂積
「・・・やられたな」
あっけにとられる小野瀬先生の横で、穂積先生は一足早く立ち直ったようだ。
穂積
「うーるーさーいーわよーー!!あんたたち!!!」
マイクを使ってもいないのに、どなり声が会場に響き渡る。
穂積
「そんなにワタシたちの不毛なダンスが見たいのかしら?」
ねぇ?と、顔を見合わせる穂積先生のアイコンタクトで、小野瀬先生も話に乗ることに決めたようだ。
小野瀬
「え~~~っ、俺は嫌だけど・・・空間さんのリクエストじゃ答えるしかないよね?」
会場に向かっていたずらっぽく、ウィンクして見せる。
キャー!見たいです~~~っっ!! いいぞ~~っ!! やれやれ!!!
生徒たちの面白がる声に、会場は大きく盛り上がった。
穂積
「全く!それなら、今日は最後までワタシたちの美技に酔うがいいわ!!」
良かった・・・。
この騒ぎで、きっと小春さんも櫻井さんも、その存在を忘れてもらえるはず。
誰よりも、小野瀬先生を守ることができる。
私の使命は果たせた。
これで良かったんだ・・・。
空間は舞台裏を眺めるふりで、そっと目元を拭った。
あ!!!
そうだわ・・・龍鬼さんに、忘れずに写真を頼んでおかなくっちゃ。←
[削除]
12/27(Fri) 22:13
フフフフフ
空間セツナ
☆独語☆
お嬢様方、ワタクシのアイデアはいかがだったかしら?
櫻井さん、和音さん、篠崎先生、(悔しいけど)小春さん、ジュンさん、ともさん、たっぷりダンスを楽しんでくださいね!
そして、その後は、
フフフフフ
な、お二人のダンスをご一緒に堪能させていただきましょw
きっと、清香師匠や小春師匠がうつくしく描写してくださるはずですもの!
ワタクシ、いつもの木陰で愛でさせていただくわ。
龍鬼さん!シャッターチャンスはよろしくて?
後ほど、お会いしましょう。
リアルせつなには、遅筆をなんとかしろと、喝を入れておきますから、どうぞ許してやってくださいね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
[削除]
12/27(Fri) 22:22
せつなさん、さすがです(笑)
小春
空間センパイの行動は常にワタクシの予想の上を行きます(笑)
愛が深すぎ(つд;*)
アブナイ☆ダンスパーティーは指名が終わってからが本番です。( ̄ー ̄)
皆様、最後まで油断せずお付き合いのほどをよろしくお願いしますね♪
[削除]
12/27(Fri) 23:10
賢史くんを信じて(;>_<;)
ジュン
藤守に手を引かれ壇上に上がったジュンは暫く恥ずかしさから冷静ではいられなかった。
しかし、気持ちが落ち着いてくると
(賢史くんを指名してもいいのかな?)
と考え込んでしまった。
もちろん、藤守と踊りたい。
それはずっと憧れてきたことだった。去年は結局恥ずかしくて言い出せなかった。
(やっぱり自分から誘うのは恥ずかしい……)
それに、自分が先に藤守を指名してしまったら藤守は他の人を指名しなければいけなくなるのではないだろうか?
文化祭の間は藤守が他の人に声をかけているのも笑って見ていられたが、気持ちの通じた今は他の人を指名してほしくないという気持ちが生まれていた。
(どうしよう……)
頭の中で悩んでしまって俯いてしまった。そんなジュンの背中を回りから見えないように藤守がポンポンと叩いた。それだけで、気持ちが落ち着き藤守を指名しようと決意することができた。
空間のお陰で自分と藤守に注目する人間も減っただろう。
紅花
「では、次は藤守さんに指名していただきましょう。誰と踊りますか?」
紅花の問いに答えようとしたとき、藤守のクラスの男子からまた冷やかすような声が上がった。
その瞬間、ジュンは顔を真っ赤にし頭は冷静さを欠いてしまった。
そして咄嗟に
ジュン
「あ、あの……藤守……先生お願いします。」
紅花
「えっ?」
藤守
「へっ?」
アニ
「はぁ?」
ジュンの言葉に全員がキョトンとする。そして、からうように藤守に向けて「フラれたな」などと声が飛んだ。
その空気にジュンは更に真っ赤になった。
紅花
「え、え~っと、では藤守先生は壇上にお願いします。」
なんとか紅花が進行を再開してくれてアニがジュンの隣まで来る。
アニ
「俺でいいのか?」
ジュン
「うん……慶史兄さん、よろしくね……」
結局、決意も何のそのジュンは恥ずかしさのあまり藤守を指名することはできなかった。
ということで、ジュンはアニ先生を指名させて頂きました(((^^;)
[削除]
12/28(Sat) 06:04
年末は忙しいですね。
清香
お久しぶりです。全然書き込めずほとんど小春さん任せになってしまい、始めた者として申し訳無いです(土下座)
そしてセツナさん、穂積先生に跡部様が憑依している気がするのは私の気のせいでしょうか!?
☆後夜祭・ダンスパーティー~アニ~☆
今年のダンスパーティーも例年通り出入り口で見張りをし、抜け出すカップルを取り締まる係になる決意をしていた。
なんだかんだと構ってくれたロバートとポールが、ともの父親に『踊ろう』と言われた時に見せた楽しそうな笑顔に、最後の望みも砕かれた気がしたからだ。
アニ
「今更、何を期待してたんだか…。」
呟いた言葉はミス桜祭のパートナー指名の声にかき消されていく。
これから指名する面々に自分は呼ばれない自信がある。
もう、これ以上発表を見る必要はないだろうと、早めに持ち場へ向かおうと背中を向けると。
ジュン
『……藤守……先生、お願いします。』
いきなり呼ばれた自分の名前に眼鏡が吹っ飛びそうになる勢いで振り向くと、壇上で真っ赤な顔をして俯くジュンの姿があった。
アニ
「はぁ?」
何で俺なんだ?
賢史じゃないのか?
今朝の様子では賢史はジュンを誘うはずだったのに…?
良く分からないが紅花に『壇上にお願いします』と促され、言われるがままにジュンの横へと立つと小さなジュンの頭越しに困惑した様子の賢史と目が合う。
藤守
『なんでなん?なぁ、兄貴、なんで?俺ちゃうの?』
そう言いたげな賢史の縋るような困惑した視線に、いつもの癖か弟を心配する兄心が湧く。
アニ
「俺でいいのか?」
否定しても良いんだぞ?
『やっぱり藤守先輩にします!』って言ったら、ちゃんとに『なんでやねん!』ってツッコミを入れてやるぞ?
で、『やってられんわ!』って壇上から降りればいいんだから、な?
俺は大丈夫だぞ?
……何度もこういう目には遭ってるんだから、もう一回遭ったって心は折れないぞ?
そう思っているのに。
ジュン
「うん……慶史兄さん、よろしくね………」
微かに聞こえるくらいの小さな声で呟かれたのは確かに自分の名前だった。
小さなジュンを挟んで兄弟に訪れた明と暗は間違いではなかったのだ。
何を思って自分を指名したのかは分かりかねるが、間違いでないのならば可愛い妹分の望みに応えてやりたい。
アニ
「…分かった。よろしくな。」
そう微笑んで返事をすると、心なしかジュンの口元にも笑みが浮かんだ気がする。
ジュンが喜んでくれるなら細かい事はどうあれ、精一杯やるだけだ。
……でも、待てよ?
俺、踊った事あったか?
いや、無い。
断言してもいい、無い。
……これは…まずいぞ。できるのか?
学生時代に授業の中で踊った経験はあるが、もう何年も昔の話だ。
結局本番で踊ることがないまま卒業し、教員として着任してからも状況に変わりがある筈もなく。
アニ
「………まいったな。」
賢史と反対側、先に壇上に上がっていた人々に目をやると、小野瀬と瞳が重なった。
『なぁに?』と視線だけで問われ『なんでもない』と咄嗟に曖昧な笑顔で答えるが、盗み見るように目だけで小野瀬の姿を追いながら過去の記憶を脳内から引きずり出す。
……確か小野瀬は最初に右手で相手の腰を抱き寄せていたか。反対の左手は繋いで、かなり密着しながらいつも笑顔で何かしら話をしていたから、相手が変われど真っ赤な顔でいなかったのは篠崎くらいで………。
呆れ半分、羨ましさ半分で遠くから見つめていた小野瀬の姿に自分を重ねることなんて、一度もなかった。
それをジュンと…するのか。
アニ
「……。」
手を繋いで、腰に手を回してステップを踏む。あぁ、だが慣れない二人はきっと足を踏んだりしてしまうだろう。バランスを崩してふらついてしまうかもしれない!だが、多くの人たちが踊る中で転んだりしては危ないだろうと、俺はジュンをきつく抱き寄せてしまうだろう!!
ジュン
『あっ、慶史にぃさぁ、ッん!』
ふいに上がったジュンの甘い声に抱き寄せる腕の力が強くなる。と、同時に身体に当たる柔らかい双丘の感触に神経が集中してしまう。
こ、この柔らかさはッ!!!!!
まさかとは思うが念のために確かめてみようと視線を下にずらすと、ブラウスの隙間から見えるのは間違いなく…ッ!!!
体内の熱が一気にある一か所に集中する。
このままでは俺の核ミサイルが発射してしまう、それはマズイと脳内の天使が危険信号を発し始めた。
アニ
『うぁっ、ス、スマン!!』
何をしてるんだと我に返り、身体を離そうとするのだが。
ジュン
『は、離さない…で、慶史兄ちゃ…、ッん…』
アニ
『ジュ、ジュン…?』
ジュンは小さな手で俺のジャケットを握り締めていた。震えるその手は指先が白くなるくらい固く閉じられていて、ジュンの不安な気持ちを強く代弁している。
それが、何より嬉しくて……愛おしい。
アニ
『大丈夫だから心配するな。俺がジュンを守ってやるから、な。』
ジュン
『おにい……ちゃ…ん』
ぎゅっと抱きついてくる小さな身体を離さないまま、他の生徒達とぶつからないようゆっくりと移動しながら俺はジュンと共にこっそりと体育館を後にしたのだった………。
アニ
「………俺にも春がキタ!」
ジュン
「どうしたの?慶史兄さん、大丈夫?」
アニ
「い、いや、何でもない!気にするな!!」
いきなり話しだしたアニに、ジュンは不思議そうな顔で見つめた。
その声につられて、穂積と小野瀬もアニを見やる。
穂積
「……おい、アニが鼻血出してるぞ。」
小野瀬
「心なしか下半身も元気だね。」
穂積
「…馬鹿か、一旦退場させとけ。」
小野瀬
「はいはい。明智君、ちょっと。」
明智
「……分かりました。篠崎先生、下は見ないで下さいね。目が穢れます。」
篠崎
「…はい。」
生徒達に聞こえないようぼそぼそと交わされた大人たちのやり取りに生徒たちは首を傾げるが、ポケットからティッシュを出してそっとアニに渡した篠崎と舞台袖へ引っ張って行く明智に穂積がフォローを入れた。
穂積
「照明に当たって暑かったのかしらね。藤守先生にはちょっと袖で休んで貰いますね。続けて、紅花。」
紅花
「は、はい…?」
→
なんかアニばっかり書いてる(笑)
12/28(Sat) 06:24
清香さん(爆笑)
小春
朝から笑わせていただきました。
ジュンさんの可愛い書き込みの裏で清香さんのアニときたら相変わらずね(笑)
本番踊れるのかしら。(´□`;)
そして、清香さんのおかげで、読者の方々がダンスの間の男性陣の下ばかり気になってしまったらどうしましょう。
読んで下さる皆様も書いて下さる皆様も、毎日お忙しいのにご協力下さいまして感謝しております。
[削除]
12/28(Sat) 06:54
面白すぎ!
ジュン
清香さん、さすがです!
アニが面白すぎます(*≧∀≦*)
まだ家族が寝てるので声を殺して笑ってしまいました。おかげでお腹が痛い。
ジュンはアニと踊って大丈夫なんでしょうか?(;>_<;)
[削除]
12/28(Sat) 06:57
おはようございます(^-^)
とも
空間センパイは小野瀬先生と踊るもんだとばかり思ってましたが、予想外の展開にちょっと期待しちゃうじゃないですか←
ジュンさんはアニをご指名されたんですね。
清香さんのアニが中2に見えます(笑)
☆後夜祭・とも☆
紅花
『えっと、続いてはミス桜祭第4位のともさん、パートナーの指名をお願いします』
ともにマイクが向けられると、観客席の男子生徒らから熱烈なアピールをされるが、ともはそんな男子たちに目もくれず、舞台袖の如月の方へ向き、ニコニコしながら言った。
とも
『如月先輩、お願いします!』
やっぱり、と悔しがる生徒もいれ ば、おぉー、と納得する生徒もいるなか、紅花が理由を聞いた。
紅花
『如月先輩を指名した理由をお伺いします』
とも
『…えーっと、如月先輩が好きやからです///』
如月
「…っ、ゲホッ、ゲホッ。と、ともちゃん⁈」
指名されてともの近くまで来ていた如月は、とものストレートすぎる言葉に思いっきりむせた。
ヒューヒュー、と冷やかされていると、紅花が如月に追い討ちをかけるようにマイクを向けた。
紅花
『如月先輩、ともさんからははっきり「好き」と言われていますが、先輩はどうなんですか?』
チラリと隣のともを見ると、頬を少し赤くしながらもニコニコして如月を見つめている。穂積や小野瀬はニヤニヤし、他のメンバーも見守っている。
如月
(…まいったな~。本人にはさっき言ったのに、皆の前でも言わなきゃダメなの? っていうかお父さんいるし!)
観客たちの視線が(早く言っちゃえ!)と急かしている気がして仕方ないが、如月も、そんなに簡単に告白など公衆の面前でできるはずもない。しかし、意を決してともの方を向いた。
如月
『…さっきも言ったけど、オレもともちゃんの事が好きだよ。だから、ずっと仲良くしようね?』
言い終わった途端、体中の血液が一気に顔に集まったのがわかるくらい、如月の顔は真っ赤になった。
ともと二人で照れていると、後ろでとも父が拍手した。
とも父
「如月くんよう言うた!ともの事は頼んだで!」
そんな父親心を汲み取った穂積と小野瀬が同時に拍手をし始めると、観客からも拍手が送られた。
ともとの交際が父親公認となりホッとしている如月の耳元でとも父はこっそり囁いた。
とも父
「如月くん、ともとパンツの見せ合いはしてもええけど、その中の見せ合いはまだしたらアカンで?」
最後にしっかり釘をさされた如月は背中にゾクリとしたものを感じたのだった。
[削除]
12/28(Sat) 07:02
ともさん(笑)
小春
あ、パンツ見せあった仲だ。
ヤバい、ツボに入りました。
んもう、今朝はどうなってるんだか(爆笑)
[削除]
12/28(Sat) 07:31
あ。
小春
次は翼ちゃんですね。
私のターンかな。
すみませんしばしお待ちを。
あー、みんな面白過ぎて困っちゃうわ・゜・(つД`)・゜・。
12/28(Sat) 10:47
☆後夜祭~ダンスパーティー、翼~☆
小春
翼
「……」
翼は密かに困っていた。
てっきり、パートナーに選ばれたら最後まで同じ人と踊るのかと思っていたのに、どうやら違うようだ。
穂積は2曲目は和音と、そして、3曲目はなんと小野瀬と。
という事は、やっぱり、自分も誰かを指名しなければならないわけで……。
そうこう思いを巡らせているうちに、とうとう、その時はやって来た。
紅花のマイクが向けられる。
紅花
『お待たせしました。では、5位の、櫻井翼さん!最初のダンスパートナーは決まっていますが、2曲目はどなたと踊りたいですか?どうぞ、意中の方を指名して下さい!』
意中の方をと言われても。
翼は途方に暮れる。
自分に気を遣っていると思ったのか、穂積がそっと囁いてきた。
穂積
「誰とでも踊って来なさい。でも、最後は必ず、ワタシの所に戻って来るのよ」
混乱した頭の中で頷いたものの、翼の悩みは消えない。
誰とでも、と言われても……
翼が視線を巡らせれば、広い体育館のあちこちから、野太い声援が上がった。
「櫻井さーん、俺はここだよー?」
「最初から決めてましたー」
「俺と踊ってー」
誰かも分からない声に求められて、翼は身体を震わせた。
紅花
『櫻井さんと踊りたい男性はたくさんいるようですね。……さあ、櫻井さんは、果たして誰を選ぶのでしょうか?』
紅花の声が遠く聞こえる。
よく考えてみれば、探そうにも、そもそも翼には知り合いが少ない。
そして、その知り合いのほとんどは、すでにこの壇上にいて、それぞれのパートナーと並んでいる。
溜め息をつきかけた時、翼の目に希望が見えた。
それは、穂積を挟んですぐ隣にいた。
さらに隣の小野瀬と仲良く手を繋いではいるものの、いつものようにニコニコして、こちらに手を振っている。
翼
『……小春ちゃん』
思わず声が漏れた。
小春が小野瀬を見上げて何か言い、小野瀬も何か答えた。
たちまち、小春が、翼の元に走って来る。
紅花
『あ、あれ?櫻井さん、小春ちゃ……小春さんでいいんですか?』
翼
『はい。小春ちゃんは、この学校での、私の初めてのお友達なんです』
翼にぎゅうっと抱きつき、柔らかい頬をくっつけてくる小春を、同じように抱きかえしながら、翼は微笑んだ。
翼
『小春ちゃん、一緒に踊ろうね』
小春
「はーい!」
ジョー
『……ファンタスティック……』
黒柳
『ジョーさん、翼さんと小春さんのハグを熱い目で見すぎです。そして、なぜうちの男子生徒の制服を……?』
小春と翼がくっつき、小野瀬と肩を並べる羽目になって、穂積は小野瀬を肘で軽く小突いた。
穂積
「(小声)小春だから油断するな、って言ったろ」
小野瀬
「(小声)お前だって取られたくせに」
誰にも聞こえない声でぶつぶつ言い合いながらも、二人はどこか楽しそうに目を細めた。
紅花
『さあ、10人のパートナーもめでたく決まったところで、ダンスパーティーの開幕です!会場の皆様も、どうぞお好きな方を選んでください!』
紅花の明るい声が響くと、会場の列は一気に崩れた。
壇上の入賞者たちも解散となり、舞台である体育館のフロアへと降りてゆく。
紅花
『今、かかっているこのBGMが途切れたところから、ダンスミュージックが始まります。皆様、それまでに、パートナーをお選びになって……』
「空間さん」
紅花のアナウンスが響くなか、舞台の袖に隠れた場所で、空間は後ろから呼び止められた。
振り返れば、そこには、長い人指し指を唇にあてた、小野瀬がいる。
空間
「おのっ……」
小野瀬は、しー、と小声で空間を制し、幕の陰に連れていった。
小野瀬
「……また、きみに助けてもらったかな」
他の誰にも見られないよう、聞こえないよう。
顔を寄せて囁く小野瀬からの柑橘系の香りに、空間はもうくらくらしている。
空間
「た、助けたただなんて」
小野瀬
「空間さん、ひとつ教えて?」
空間
「え、はい?」
小野瀬
「きみ、ラストダンスの相手は決まっている?」
ラストどころか、ダンスなんか誰とも踊るつもりはございませんが。
が、
が、これは、
が、これは、もしかして。
小野瀬
「もし、誰とも約束していないなら、俺と踊ってくれないかな?」
キターーーーーーー!
小野瀬
「今度は俺が、きみを守るよ」
髪!
髪が!息が!
小野瀬先生の前髪が、吐息が!私の頬に触れています!
耳に届いているはずの小野瀬の言葉は、けれど、空間の脳までまだ達しない。
じゃあ、また後でね。約束。
そう言って、小野瀬が離れてゆく。
キャパシティを超えたフェロモンを浴びて、空間は薔薇色の世界の中で気を失った。
物陰で倒れた彼女が、龍鬼に揺り起こされて再び目を覚ますのは数分後、小野瀬と小春のダンスが終わった後のことだ……
[削除]
12/28(Sat) 11:12
ガーン( ̄▽ ̄;)
ジュン
MVPの賢史くんからの指名があると思っていたのに……なかったよ(;つД`)
まぁ、後でうまいことするか(〃∇〃)
[削除]
12/28(Sat) 12:04
ジュンさん、賢史くん、本当にすみませんm(__)m
小春
こんなんでどうでしょうかm(__)m
紅花
『さあ、10人のパートナーもめでたく決まったところで、ダンスパーティーの開幕です!会場の皆様も、どうぞお好きな方を選んでください!』
紅花の明るい声が響くと、会場の列は一気に崩れた。
壇上の入賞者たちも解散となり、舞台である体育館のフロアへと降りてゆく。
紅花
『今、かかっているこのBGMが途切れたところから、ダンスミュージックが始まります。皆様、それまでに、パートナーをお選びになって……』
藤守
「待てーーーーい!」
紅花
『はい?』
藤守
「『はい?』やあらへん!M、V、Pの、俺が!俺の指名が残ってるやろ!」
紅花
『あ』
藤守
「お前、マジで、俺のMVPをついでに発表したんかい!」
何だ何だ、と会場がざわめく。
小笠原
「会長はどうせ藤守さんを指名するんでしょ」
紅花の隣から、小笠原がしれっとした顔で言う。
藤守
「……そうやけど!あるでしょう、こう、雰囲気というか順序というか!」
小笠原
「じゃあ、今からみんな整列し直してもらって、会長が、隣に立ってる藤守さんを指名するとこからやり直す?」
藤守
「あからさまに『面倒臭い』って顔すんなや!」
噛みつく藤守と、噛み合わない小笠原。
藤守
「そら、そやけど!みんなにはもうバレバレかもしれへんけど!けど、ジュンにしたら……」
ジュン
「け、賢史くん、私なら、もう、いいから」
傍らから、ジュンに制服の袖を引かれて、藤守がようやく視線を下げる。
藤守
「ジュン……」
ジュン
「恥ずかしいから。それより、もう、踊ろう?」
ジュンのいじらしさに、藤守の怒りもたちまちしぼんでゆく。
藤守
「……お前が、ええなら……」
藤守は、つかみかけていた小笠原の制服の襟首を離すと、ジュンに向き直った。
藤守
「……ジュン。俺、お前の為にMVP獲ったんやで。俺と、踊ってくれるか?」
ジュンが、頬を染めて頷く。
ジュン
「うん」
騒然とする体育館の中で、他の誰も聞いていなくて。
そう思っていた藤守とジュンの周りで、けれど、生徒会のいつものメンバーたちは聞いていた。
そして、照れまくる二人を囲んで、拍手を送るのだった。
[削除]
12/28(Sat) 12:12
ナイスです!
ジュン
小春さん、グーです(^o^)=b
ジュンも賢史くんに誘って貰えて幸せ者です(*≧∀≦*)
ピュアな感じが賢史くんらしいですよね。
[削除]
12/28(Sat) 13:10
良かったです。
小春
☆後夜祭~ダンスパーティー、小笠原~☆
小笠原
「……やれやれ」
藤守とジュン、それにパートナーの決まったメンバーたちがステージ上から去っていったところで、小笠原が溜め息をついた。
紅花
「小笠原先輩、すみません。私のミスをフォローして頂いて」
マイクのスイッチをOFFにして、紅花が頭を下げる。
小笠原
「きみのせいじゃないし。フォローなんかしてないし」
小笠原は至ってクールだ。
小笠原
「……それより、きみも踊りに行っていいよ。音楽はもうPCに全部セッティングしてあるから」
紅花
「私、ハンディタイプのカメラで、会場のカップルに突撃インタビューしてみようかな、なんて考えてるんですけど……」
小笠原
「……広報の鑑だね」
小笠原はちょっとだけ笑って、自分の作業に戻った。
小笠原先輩って、笑うとやっぱり可愛いな。
紅花は、小笠原の横顔を見つめた。
紅花
「小笠原先輩こそ、踊らないんですか?」
小笠原
「俺はパーティーをスタートさせたら、終了まで、体育館の放送室にでも避難する」
紅花
「一曲ぐらいなら、どうですか?」
小笠原は眉をひそめた。
小笠原
「……誰と?」
紅花
「私と!」
紅花は笑顔で、自分を指差した。
紅花ちゃんは押せ押せ(笑)
12/28(Sat) 14:12
わぁい(笑)
くちびる
皆様ありがとうございます(笑)
なかなか書き込み出来ないのに(ToT)(泣)
紅花を登場させて頂いて....感謝しますm(__)m
さぁて紅花は小笠原先輩と踊りますよ♪
押せ押せ(笑)ですね♪
今日が年末最後の休みです(ToT)(泣)
皆様もお忙しいでしょうが、乗り越えましょうね♪
[削除]
12/28(Sat) 14:15
わーい*\(^o^)/*
とも
みんなパートナー決まってよかったね!
紅花ちゃんが積極的でカワイイ♪
ダンスの途中にハプニングはあるのか?←
[削除]
12/28(Sat) 17:15
くそう。
清香
小笠原×紅花を仕上げてコピペしようとしたら小春さんに先を越されてた_(:3」∠)_
でも、押せ押せなのは同じだというw
勿体無いからちょっと改変して繋げていいかな?→答えは聞いてない!@リュウタロス
[削除]
12/28(Sat) 17:25
うへへ。
清香
☆後夜祭・ダンスパーティー始まるよ☆
舞台袖に行っていた明智と小野瀬が戻り、壇上から降りたのを見計らうかのように体育館内に軽やかなリズムが流れる。
紅花
「では、皆さん!桜祭の最後を思う存分にお楽しみ下さい!」
そのアナウンスを最後に紅花もマイクを置いた。
ハンディカムのビデオカメラを壇上の端に置くと傍らにいた小笠原の手を取り、壇上から降りて行く。
小笠原
「ちょ、ちょっと!何するのさっ!」
紅花
「…何って、踊るんですよ。ほら、始まっちゃいますから早く、小笠原先輩。」
しれっと言ってのけた紅花に小笠原は真っ赤な顔でなおも抵抗をする。
小笠原
「な、何言ってんのさ!本当に俺と踊るの?君、バカじゃないの?ねぇ、バカじゃないの?」
紅花
「いいじゃないですか、ね?それとも、私のこと嫌いですか?」
少し悲しげに首を傾げる紅花に『嫌い』だなんて言えるわけがない。
あちらこちらと走り回りながらレポートをしたりアナウンスをしたり、頑張っている姿は好感すら与えていたからだ。
でも、彼女なら自分と同じように好感を持った人からの誘いがあるだろうに。
なぜ自分なんかをダンスの相手に選んでるのか、選考の基準すら分からない。
でも、唯一ハッキリしてるのは。
小笠原
「そ、そんな…嫌いだなんて無いけど…。」
自分は決して彼女を嫌っていないという事実だ。
紅花
「じゃあ、私と踊ってくれませんか?まーく…明智先生も小春ちゃんも取られちゃったし。」
少し寂しそうに、でも笑顔を崩さないで呟いた紅花の言葉が小笠原の胸に突き刺さる。
仲良くしていた友人が幸せになるのは嬉しいことだ。
でも、どこか自分だけ取り残されてしまう物悲しさが付き纏うのも本当で。
紅花
「…やっぱりダメ…ですか?」
そう言った紅花の隣を如月が通り過ぎていく。
いつもなら『小笠原さんも踊るんですかー?』などと、からかい半分で声をかけてくるはずなのに。
小笠原
「……。」
如月の視線の先には笑顔を見せるともがいた。
同じように藤守や小野瀬、穂積に明智もパートナーに選んだ女性と笑顔を浮かべながら手を繋いでいる。
何となくそれを見ていると、頑なに拒否をするのが幼稚な気がして仕方ない。
小笠原
「……一曲だけだからね?」
膨れた頬を隠すほど大人になりきれてはいないけれど、紅花の手を引いて人々の話の中に入る小笠原の足は力強い。
手を引かれた紅花は、小笠原から見えない位置で嬉しいそうに笑っていたのだった。
→
はぁ、スッキリ。
[削除]
12/28(Sat) 17:34
答えを聞かないうちに(笑)
小春
おお、一気に小笠原&紅花に爽やかな青春の風が。
清香さん、膨らませて下さって有難うございます♪
12/28(Sat) 19:32
イヤン(^_^ゞ
くちびる
紅花&小笠原(笑)青春ですね♪
見事カップル成立だぁ\(^o^)/
皆様ご協力ありがとうございます(笑)
これで安心してリアルも乗りきれそうです!
あっ、勿論紅花もラストまで頑張りますよ♪
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12/29(Sun) 14:13
壁|・д・) こんにちは
エミ
ごぶさたしております。
年末ですね。
買い出しやら何やら、おおかた終わったところで風邪引いてダウン中。
(-ω-;)ハァ…
アニがおもしろすぎて笑った拍子に、それはそれは見事な鼻ちょうちんが出来ました(爆)
お見せできなくて残念!
そんな報告はいらないからリレー参加しろ!と言われそうですが、これにて御免!
壁|ω・)ノシ
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12/29(Sun) 20:12
親離れ、子離れ
とも
☆後夜祭・ダンスパーティー☆
紅花のアナウンスを合図にダンスパーティーがスタートした。
如月
「ともちゃん、いこ!」
とも
「はい!」
ともの手をとり、舞台から降りると、向かいあって踊り始めた。音楽に乗って体を動かしているが、思わず足を踏みそうになる。
如月
「…オレ、実はダンス初めてなんだよね…。下手でゴメンね?」
とも
「私もなんで、気にせんといてください。こういうのは雰囲気を楽しまないと、ね?」
頬が少し赤いともは、如月に顔が見えないように肩に頭を乗せた。
如月
(わわっ、ともちゃんカワイイっ!このままぎゅうってしたくなっちゃうじゃん!…ハッ、ダメダメ、ここはまだ学校だった!)
ロバート
『コウヘイとともはいい感じね、ダディ?』
ポール
『ダディはやっぱり父親として気になる?』
3人で踊りながら、視線はずっとともの方を向いているとも父にNYベアーズが話しかけた。
とも父
『…まぁ、気にならんわけないわなぁ』
ロバート
『もう、ダディったらいじらしいわ♪』
ポール
『そんなダディも好きだけど♪』
とも父
『…ほっとけ』
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12/29(Sun) 22:59
アニとジュン
ジュン
清香さんのお話からこんなの書いてみましたm(__)m
アニ
「……本当にいいのか?」
ジュン
「うん。よろしくね。」
ジュンは一曲目はアニと踊ることにしたのだ。
当のアニは穂積たちの心配り(?)により、なんとか平静を取り戻しているように見える。
アニ
「じゃあ、お、踊るか……」
ぎこちない動きでジュンの手を取り、腰に手を回す。しかし、そのまま固まってしまい動かない。先程の妄想を思い出してしまい顔と下半身に血が集中してしまう。
アニ
「…………」
ジュン
「慶史兄さん?どうしたの?」
固まって動かないアニをジュンが心配そうに下から覗きこむ。
何度も言うようだがジュンはロリ巨乳である!
覗き混んだ拍子にほんの少しジュンの胸がアニの体に触れた。
アニ
「………………」
ジュン
「慶史兄さん!大丈夫?ティッシュ、ティッシュ!」
結局、アニはジュンと踊ることなく保健室に直行することとなった。
アニ
「む、無念……」
といって倒れたとか倒れないとか……
藤守
「兄貴のやつ、大丈夫か?」
ジュン
「そんなに照明暑いかな?」
こんなんになってしまいましたm(__)m
[削除]
12/30(Mon) 04:40
おはようございますm(__)m
小春
お忙しいなか皆様ありがとうございます。
うんうん、紅花ちゃんも幸せになってくれて嬉しいわ。
理事長お久し振りですみません。
理事長も書きたいんですが、神出鬼没でキャラを動かしきれずにいるうちに後夜祭まで来てしまいました。
ひとまずは風邪お大事に……
ともちゃんととも父も大活躍でしたからね、後夜祭楽しんでくれたら嬉しいです。
そしてああ藤守アニ。
幸せなんだか不幸なんだか。
合掌。
12/31(Tue) 06:47
おはようございます。
小春
《Tokyo☆アブナイ☆Week》はどうにか完結まで漕ぎ着けましたが、どうやらリレーは年越しですね。
連日書き込みしてくださる皆様も読者の皆様もありがとうございます。
お正月休みにでものんびり読み返して、引き続きお楽しみいただければ幸いです。
年末年始、どうぞお身体大切に。
[削除]
01/02(Thu) 23:23
明けました(*^^*)
とも
小春さん、こちらのサイトに遊びにいらっしゃるお嬢様方、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします*\(^o^)/*
年末年始はいろいろと忙しくしてますが、思いついたので、少しだけお話を進めちゃいますよ~(^-^) ←リレーを始めからずっと読み返してた人
☆後夜祭・ダンスパーティー☆
~穂積・翼~
穂積
「…じゃあ櫻井、ワタシたちも行きましょうか?」
翼
「はい、よろしくお願いします」
ステージからそれぞれが降りて行くのを待って、穂積が翼の手をとり歩き出した。
一曲目が始まると、誰もがパートナーと踊るのに夢中で、二人に注目する人はいなかった。
恥ずかしそうに俯く翼をそっと抱き寄せ、穂積がゆっくりと踊り始めたが、翼は緊張のあまり上手くステップができず、穂積の足を踏んでしまった。
翼
「あっ、すみません!」
穂積
「大丈夫だ。練習の時を思い出して。…そうだ、いいぞ」
オカマ言葉を忘れている穂積に驚いた翼だったが、言われた通り練習の時を思い出して踊るうちに、あっと言う間に一曲目が終わってしまった。
翼
「穂積先生、ありがとうございました」
翼
(穂積先生…。これから踊らなくちゃいけない人がまだいるんだもんね…)
名残り惜しそうな顔をしていたのだろうか、離れる間際、穂積は翼に微笑んで言った。
穂積
「こちらこそ、いきなりパートナーに指名して悪かったわね。まだまだパーティーはこれからよ、思いっきり楽しんできなさい。…最後はもう一度、ワタシのところに戻ってきて一緒に踊ってね?」
翼
「…え?」
周りが騒いでいたため、最後の言葉が聞き取れずにもう一度尋ねようとした翼だったが、スッと離れて行った穂積の後ろ姿には聞くことはできなかったのだった。
01/02(Thu) 23:29
ともさんありがとうございますm(__)m
小春
翼ちゃん!
「最後はワタシと」って穂積先生が言うの2回目!
フラグなんだから!
アナタもともさんを見習って読み返して来て下さい!
……はっ。失礼しました。
掲示板からお越しの皆様にも新春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
01/03(Fri) 16:24
おめでとうございますm(__)m
ジュン
皆さま、あけましておめでとうございますm(__)m
今年も何卒よろしくよろしく!おねがいいたしますm(__)m
お正月の間、リレーがなくて凄く寂しかったです(涙)
また皆さんのお話が読めると思うと楽しみですo(^o^)o←読者モード
しばらくお待ちください((φ( ̄ー ̄ )
小春
ダンスパーティー指名、次はついに二位の空間センパイですね。
なんとリアルせつなさんが書いてくださるとご連絡頂きましたo(^-^o)(o^-^)oので、ジュンさん、ともさん、翼ちゃんはしばらくお待ちを♪
書き込みは夜になるそうなので、自分のお相手を誰にするか、楽しく考えながらのんびりお待ちくださいませね。
あ、ジュンさんには、MVP藤守くんからのご指名が入る事を信じて、別のお相手を指名していただけたら嬉しいです。
よろしくですm(__)m
もちろん、流れに関係ないところでのキャラたちについて書いて下さっててもいいですよん。
12/27(Fri) 22:00
遅くなってスミマセン~~
せつなです(≧▽≦)
☆ステージ上で☆
ぐらり
突然足元が崩れて無くなってしまうような感覚に襲われた。
小野瀬先生は今、何て言ったの?
「小春さん」・・・それは誰?
ああ・・・そうだ。あの子の名前だ。
小野瀬先生は、私では無い、別の子を選んだんだ・・・。
私ではない子がいいの?
どうして私じゃないの?
せっかく如月君から(取引で無理やり)もらったチャンスなのに、
小野瀬先生が別の子を選んでしまったら・・・もう、意味がなくなってしまう。
私・・・選んでもらいたかったんだ。
皆の小野瀬先生を守ると言いながら、本当は、私だけの小野瀬先生でいて欲しかった・・・。
いつの間に、こんなに欲張りになってしまっていたんだろう。
湧き上がってきそうになるものを堪えるため、私は拳をぎゅっと握りしめて前を向いた。
舞台の上から見下ろしていると、ヒソヒソ話をする嫌な顔の女子の塊が目につく。
そこにも、あそこにも・・・。
・・・今は分かる。あなた達の気持ち。
小野瀬先生が、どんな想いで小春さんを望んだのか、理解したい。
小野瀬先生の気持ちが一番大切なんだって分かってる。
でも、・・・嫌なんだよね。
我慢できないほどの愛しさと悔しさでいっぱいになって、
・・・その辛さを持て余してしまったら・・・?
中には、穂積先生の親派もいるはずだ。
おそらく一部の女子は黙っていないだろう。
数人のアオイストたちに囲まれていたあの子の姿が脳裏をかすめた。
同時に、心を痛めた小野瀬先生の悲しそうな表情も・・・。
小野瀬先生・・・。私の大好きな優しい笑顔。
それを傷つけることだけは、やっぱり許せない!
だったら。
紅花
「では、続いて2位の空間セツナ先輩、ダンスのパートナーのご指名をお願いします!」
私のとるべき道は決まっている。
『小野瀬先生を最後まで守り通す』・・・それだけだ。
紅花
「空間先輩?」
大きく深呼吸をひとつ。
紅花さんからマイクを奪い取るように手に握りしめて、ニッコリと微笑んだ。
空間
「わたくし、指名権を放棄いたします」
ええーーっっ
という声で、辺りがざわめく。
空間
「でも、その代りリクエストさせていただきますわ」
紅花
「な、何でしょう?」
空間
「小野瀬先生と穂積先生お二人で、是非踊っていただきたいんです。お願いできますかしら?」
男教師二人で、ダンス?
一瞬、会場がシーンと静まり返った後。
きゃーーーーーー!!!っという女子生徒の悲鳴のような歓声で、大騒ぎになった。飛び上がって喜ぶ女子と、やったーーーーーーっっと叫びガッツポーズをとる男子たち。
何しろ、2次指名、3次指名も、次々に女子が先生方を指名してはたまらない。
ただでさえ少ない機会なのに、自分たちに相手役が回って来るチャンスが激減するからだ。
人気No1,2の先生同志で踊れば、その時間は男子生徒と踊るという選択肢しかなくなる。
更に、先生を取り合いたくてもできなくなる上、ホズミストとアオイストの憤怒の矛先を躱すことも可能だ。
穂積
「・・・やられたな」
あっけにとられる小野瀬先生の横で、穂積先生は一足早く立ち直ったようだ。
穂積
「うーるーさーいーわよーー!!あんたたち!!!」
マイクを使ってもいないのに、どなり声が会場に響き渡る。
穂積
「そんなにワタシたちの不毛なダンスが見たいのかしら?」
ねぇ?と、顔を見合わせる穂積先生のアイコンタクトで、小野瀬先生も話に乗ることに決めたようだ。
小野瀬
「え~~~っ、俺は嫌だけど・・・空間さんのリクエストじゃ答えるしかないよね?」
会場に向かっていたずらっぽく、ウィンクして見せる。
キャー!見たいです~~~っっ!! いいぞ~~っ!! やれやれ!!!
生徒たちの面白がる声に、会場は大きく盛り上がった。
穂積
「全く!それなら、今日は最後までワタシたちの美技に酔うがいいわ!!」
良かった・・・。
この騒ぎで、きっと小春さんも櫻井さんも、その存在を忘れてもらえるはず。
誰よりも、小野瀬先生を守ることができる。
私の使命は果たせた。
これで良かったんだ・・・。
空間は舞台裏を眺めるふりで、そっと目元を拭った。
あ!!!
そうだわ・・・龍鬼さんに、忘れずに写真を頼んでおかなくっちゃ。←
[削除]
12/27(Fri) 22:13
フフフフフ
空間セツナ
☆独語☆
お嬢様方、ワタクシのアイデアはいかがだったかしら?
櫻井さん、和音さん、篠崎先生、(悔しいけど)小春さん、ジュンさん、ともさん、たっぷりダンスを楽しんでくださいね!
そして、その後は、
フフフフフ
な、お二人のダンスをご一緒に堪能させていただきましょw
きっと、清香師匠や小春師匠がうつくしく描写してくださるはずですもの!
ワタクシ、いつもの木陰で愛でさせていただくわ。
龍鬼さん!シャッターチャンスはよろしくて?
後ほど、お会いしましょう。
リアルせつなには、遅筆をなんとかしろと、喝を入れておきますから、どうぞ許してやってくださいね(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
[削除]
12/27(Fri) 22:22
せつなさん、さすがです(笑)
小春
空間センパイの行動は常にワタクシの予想の上を行きます(笑)
愛が深すぎ(つд;*)
アブナイ☆ダンスパーティーは指名が終わってからが本番です。( ̄ー ̄)
皆様、最後まで油断せずお付き合いのほどをよろしくお願いしますね♪
[削除]
12/27(Fri) 23:10
賢史くんを信じて(;>_<;)
ジュン
藤守に手を引かれ壇上に上がったジュンは暫く恥ずかしさから冷静ではいられなかった。
しかし、気持ちが落ち着いてくると
(賢史くんを指名してもいいのかな?)
と考え込んでしまった。
もちろん、藤守と踊りたい。
それはずっと憧れてきたことだった。去年は結局恥ずかしくて言い出せなかった。
(やっぱり自分から誘うのは恥ずかしい……)
それに、自分が先に藤守を指名してしまったら藤守は他の人を指名しなければいけなくなるのではないだろうか?
文化祭の間は藤守が他の人に声をかけているのも笑って見ていられたが、気持ちの通じた今は他の人を指名してほしくないという気持ちが生まれていた。
(どうしよう……)
頭の中で悩んでしまって俯いてしまった。そんなジュンの背中を回りから見えないように藤守がポンポンと叩いた。それだけで、気持ちが落ち着き藤守を指名しようと決意することができた。
空間のお陰で自分と藤守に注目する人間も減っただろう。
紅花
「では、次は藤守さんに指名していただきましょう。誰と踊りますか?」
紅花の問いに答えようとしたとき、藤守のクラスの男子からまた冷やかすような声が上がった。
その瞬間、ジュンは顔を真っ赤にし頭は冷静さを欠いてしまった。
そして咄嗟に
ジュン
「あ、あの……藤守……先生お願いします。」
紅花
「えっ?」
藤守
「へっ?」
アニ
「はぁ?」
ジュンの言葉に全員がキョトンとする。そして、からうように藤守に向けて「フラれたな」などと声が飛んだ。
その空気にジュンは更に真っ赤になった。
紅花
「え、え~っと、では藤守先生は壇上にお願いします。」
なんとか紅花が進行を再開してくれてアニがジュンの隣まで来る。
アニ
「俺でいいのか?」
ジュン
「うん……慶史兄さん、よろしくね……」
結局、決意も何のそのジュンは恥ずかしさのあまり藤守を指名することはできなかった。
ということで、ジュンはアニ先生を指名させて頂きました(((^^;)
[削除]
12/28(Sat) 06:04
年末は忙しいですね。
清香
お久しぶりです。全然書き込めずほとんど小春さん任せになってしまい、始めた者として申し訳無いです(土下座)
そしてセツナさん、穂積先生に跡部様が憑依している気がするのは私の気のせいでしょうか!?
☆後夜祭・ダンスパーティー~アニ~☆
今年のダンスパーティーも例年通り出入り口で見張りをし、抜け出すカップルを取り締まる係になる決意をしていた。
なんだかんだと構ってくれたロバートとポールが、ともの父親に『踊ろう』と言われた時に見せた楽しそうな笑顔に、最後の望みも砕かれた気がしたからだ。
アニ
「今更、何を期待してたんだか…。」
呟いた言葉はミス桜祭のパートナー指名の声にかき消されていく。
これから指名する面々に自分は呼ばれない自信がある。
もう、これ以上発表を見る必要はないだろうと、早めに持ち場へ向かおうと背中を向けると。
ジュン
『……藤守……先生、お願いします。』
いきなり呼ばれた自分の名前に眼鏡が吹っ飛びそうになる勢いで振り向くと、壇上で真っ赤な顔をして俯くジュンの姿があった。
アニ
「はぁ?」
何で俺なんだ?
賢史じゃないのか?
今朝の様子では賢史はジュンを誘うはずだったのに…?
良く分からないが紅花に『壇上にお願いします』と促され、言われるがままにジュンの横へと立つと小さなジュンの頭越しに困惑した様子の賢史と目が合う。
藤守
『なんでなん?なぁ、兄貴、なんで?俺ちゃうの?』
そう言いたげな賢史の縋るような困惑した視線に、いつもの癖か弟を心配する兄心が湧く。
アニ
「俺でいいのか?」
否定しても良いんだぞ?
『やっぱり藤守先輩にします!』って言ったら、ちゃんとに『なんでやねん!』ってツッコミを入れてやるぞ?
で、『やってられんわ!』って壇上から降りればいいんだから、な?
俺は大丈夫だぞ?
……何度もこういう目には遭ってるんだから、もう一回遭ったって心は折れないぞ?
そう思っているのに。
ジュン
「うん……慶史兄さん、よろしくね………」
微かに聞こえるくらいの小さな声で呟かれたのは確かに自分の名前だった。
小さなジュンを挟んで兄弟に訪れた明と暗は間違いではなかったのだ。
何を思って自分を指名したのかは分かりかねるが、間違いでないのならば可愛い妹分の望みに応えてやりたい。
アニ
「…分かった。よろしくな。」
そう微笑んで返事をすると、心なしかジュンの口元にも笑みが浮かんだ気がする。
ジュンが喜んでくれるなら細かい事はどうあれ、精一杯やるだけだ。
……でも、待てよ?
俺、踊った事あったか?
いや、無い。
断言してもいい、無い。
……これは…まずいぞ。できるのか?
学生時代に授業の中で踊った経験はあるが、もう何年も昔の話だ。
結局本番で踊ることがないまま卒業し、教員として着任してからも状況に変わりがある筈もなく。
アニ
「………まいったな。」
賢史と反対側、先に壇上に上がっていた人々に目をやると、小野瀬と瞳が重なった。
『なぁに?』と視線だけで問われ『なんでもない』と咄嗟に曖昧な笑顔で答えるが、盗み見るように目だけで小野瀬の姿を追いながら過去の記憶を脳内から引きずり出す。
……確か小野瀬は最初に右手で相手の腰を抱き寄せていたか。反対の左手は繋いで、かなり密着しながらいつも笑顔で何かしら話をしていたから、相手が変われど真っ赤な顔でいなかったのは篠崎くらいで………。
呆れ半分、羨ましさ半分で遠くから見つめていた小野瀬の姿に自分を重ねることなんて、一度もなかった。
それをジュンと…するのか。
アニ
「……。」
手を繋いで、腰に手を回してステップを踏む。あぁ、だが慣れない二人はきっと足を踏んだりしてしまうだろう。バランスを崩してふらついてしまうかもしれない!だが、多くの人たちが踊る中で転んだりしては危ないだろうと、俺はジュンをきつく抱き寄せてしまうだろう!!
ジュン
『あっ、慶史にぃさぁ、ッん!』
ふいに上がったジュンの甘い声に抱き寄せる腕の力が強くなる。と、同時に身体に当たる柔らかい双丘の感触に神経が集中してしまう。
こ、この柔らかさはッ!!!!!
まさかとは思うが念のために確かめてみようと視線を下にずらすと、ブラウスの隙間から見えるのは間違いなく…ッ!!!
体内の熱が一気にある一か所に集中する。
このままでは俺の核ミサイルが発射してしまう、それはマズイと脳内の天使が危険信号を発し始めた。
アニ
『うぁっ、ス、スマン!!』
何をしてるんだと我に返り、身体を離そうとするのだが。
ジュン
『は、離さない…で、慶史兄ちゃ…、ッん…』
アニ
『ジュ、ジュン…?』
ジュンは小さな手で俺のジャケットを握り締めていた。震えるその手は指先が白くなるくらい固く閉じられていて、ジュンの不安な気持ちを強く代弁している。
それが、何より嬉しくて……愛おしい。
アニ
『大丈夫だから心配するな。俺がジュンを守ってやるから、な。』
ジュン
『おにい……ちゃ…ん』
ぎゅっと抱きついてくる小さな身体を離さないまま、他の生徒達とぶつからないようゆっくりと移動しながら俺はジュンと共にこっそりと体育館を後にしたのだった………。
アニ
「………俺にも春がキタ!」
ジュン
「どうしたの?慶史兄さん、大丈夫?」
アニ
「い、いや、何でもない!気にするな!!」
いきなり話しだしたアニに、ジュンは不思議そうな顔で見つめた。
その声につられて、穂積と小野瀬もアニを見やる。
穂積
「……おい、アニが鼻血出してるぞ。」
小野瀬
「心なしか下半身も元気だね。」
穂積
「…馬鹿か、一旦退場させとけ。」
小野瀬
「はいはい。明智君、ちょっと。」
明智
「……分かりました。篠崎先生、下は見ないで下さいね。目が穢れます。」
篠崎
「…はい。」
生徒達に聞こえないようぼそぼそと交わされた大人たちのやり取りに生徒たちは首を傾げるが、ポケットからティッシュを出してそっとアニに渡した篠崎と舞台袖へ引っ張って行く明智に穂積がフォローを入れた。
穂積
「照明に当たって暑かったのかしらね。藤守先生にはちょっと袖で休んで貰いますね。続けて、紅花。」
紅花
「は、はい…?」
→
なんかアニばっかり書いてる(笑)
12/28(Sat) 06:24
清香さん(爆笑)
小春
朝から笑わせていただきました。
ジュンさんの可愛い書き込みの裏で清香さんのアニときたら相変わらずね(笑)
本番踊れるのかしら。(´□`;)
そして、清香さんのおかげで、読者の方々がダンスの間の男性陣の下ばかり気になってしまったらどうしましょう。
読んで下さる皆様も書いて下さる皆様も、毎日お忙しいのにご協力下さいまして感謝しております。
[削除]
12/28(Sat) 06:54
面白すぎ!
ジュン
清香さん、さすがです!
アニが面白すぎます(*≧∀≦*)
まだ家族が寝てるので声を殺して笑ってしまいました。おかげでお腹が痛い。
ジュンはアニと踊って大丈夫なんでしょうか?(;>_<;)
[削除]
12/28(Sat) 06:57
おはようございます(^-^)
とも
空間センパイは小野瀬先生と踊るもんだとばかり思ってましたが、予想外の展開にちょっと期待しちゃうじゃないですか←
ジュンさんはアニをご指名されたんですね。
清香さんのアニが中2に見えます(笑)
☆後夜祭・とも☆
紅花
『えっと、続いてはミス桜祭第4位のともさん、パートナーの指名をお願いします』
ともにマイクが向けられると、観客席の男子生徒らから熱烈なアピールをされるが、ともはそんな男子たちに目もくれず、舞台袖の如月の方へ向き、ニコニコしながら言った。
とも
『如月先輩、お願いします!』
やっぱり、と悔しがる生徒もいれ ば、おぉー、と納得する生徒もいるなか、紅花が理由を聞いた。
紅花
『如月先輩を指名した理由をお伺いします』
とも
『…えーっと、如月先輩が好きやからです///』
如月
「…っ、ゲホッ、ゲホッ。と、ともちゃん⁈」
指名されてともの近くまで来ていた如月は、とものストレートすぎる言葉に思いっきりむせた。
ヒューヒュー、と冷やかされていると、紅花が如月に追い討ちをかけるようにマイクを向けた。
紅花
『如月先輩、ともさんからははっきり「好き」と言われていますが、先輩はどうなんですか?』
チラリと隣のともを見ると、頬を少し赤くしながらもニコニコして如月を見つめている。穂積や小野瀬はニヤニヤし、他のメンバーも見守っている。
如月
(…まいったな~。本人にはさっき言ったのに、皆の前でも言わなきゃダメなの? っていうかお父さんいるし!)
観客たちの視線が(早く言っちゃえ!)と急かしている気がして仕方ないが、如月も、そんなに簡単に告白など公衆の面前でできるはずもない。しかし、意を決してともの方を向いた。
如月
『…さっきも言ったけど、オレもともちゃんの事が好きだよ。だから、ずっと仲良くしようね?』
言い終わった途端、体中の血液が一気に顔に集まったのがわかるくらい、如月の顔は真っ赤になった。
ともと二人で照れていると、後ろでとも父が拍手した。
とも父
「如月くんよう言うた!ともの事は頼んだで!」
そんな父親心を汲み取った穂積と小野瀬が同時に拍手をし始めると、観客からも拍手が送られた。
ともとの交際が父親公認となりホッとしている如月の耳元でとも父はこっそり囁いた。
とも父
「如月くん、ともとパンツの見せ合いはしてもええけど、その中の見せ合いはまだしたらアカンで?」
最後にしっかり釘をさされた如月は背中にゾクリとしたものを感じたのだった。
[削除]
12/28(Sat) 07:02
ともさん(笑)
小春
あ、パンツ見せあった仲だ。
ヤバい、ツボに入りました。
んもう、今朝はどうなってるんだか(爆笑)
[削除]
12/28(Sat) 07:31
あ。
小春
次は翼ちゃんですね。
私のターンかな。
すみませんしばしお待ちを。
あー、みんな面白過ぎて困っちゃうわ・゜・(つД`)・゜・。
12/28(Sat) 10:47
☆後夜祭~ダンスパーティー、翼~☆
小春
翼
「……」
翼は密かに困っていた。
てっきり、パートナーに選ばれたら最後まで同じ人と踊るのかと思っていたのに、どうやら違うようだ。
穂積は2曲目は和音と、そして、3曲目はなんと小野瀬と。
という事は、やっぱり、自分も誰かを指名しなければならないわけで……。
そうこう思いを巡らせているうちに、とうとう、その時はやって来た。
紅花のマイクが向けられる。
紅花
『お待たせしました。では、5位の、櫻井翼さん!最初のダンスパートナーは決まっていますが、2曲目はどなたと踊りたいですか?どうぞ、意中の方を指名して下さい!』
意中の方をと言われても。
翼は途方に暮れる。
自分に気を遣っていると思ったのか、穂積がそっと囁いてきた。
穂積
「誰とでも踊って来なさい。でも、最後は必ず、ワタシの所に戻って来るのよ」
混乱した頭の中で頷いたものの、翼の悩みは消えない。
誰とでも、と言われても……
翼が視線を巡らせれば、広い体育館のあちこちから、野太い声援が上がった。
「櫻井さーん、俺はここだよー?」
「最初から決めてましたー」
「俺と踊ってー」
誰かも分からない声に求められて、翼は身体を震わせた。
紅花
『櫻井さんと踊りたい男性はたくさんいるようですね。……さあ、櫻井さんは、果たして誰を選ぶのでしょうか?』
紅花の声が遠く聞こえる。
よく考えてみれば、探そうにも、そもそも翼には知り合いが少ない。
そして、その知り合いのほとんどは、すでにこの壇上にいて、それぞれのパートナーと並んでいる。
溜め息をつきかけた時、翼の目に希望が見えた。
それは、穂積を挟んですぐ隣にいた。
さらに隣の小野瀬と仲良く手を繋いではいるものの、いつものようにニコニコして、こちらに手を振っている。
翼
『……小春ちゃん』
思わず声が漏れた。
小春が小野瀬を見上げて何か言い、小野瀬も何か答えた。
たちまち、小春が、翼の元に走って来る。
紅花
『あ、あれ?櫻井さん、小春ちゃ……小春さんでいいんですか?』
翼
『はい。小春ちゃんは、この学校での、私の初めてのお友達なんです』
翼にぎゅうっと抱きつき、柔らかい頬をくっつけてくる小春を、同じように抱きかえしながら、翼は微笑んだ。
翼
『小春ちゃん、一緒に踊ろうね』
小春
「はーい!」
ジョー
『……ファンタスティック……』
黒柳
『ジョーさん、翼さんと小春さんのハグを熱い目で見すぎです。そして、なぜうちの男子生徒の制服を……?』
小春と翼がくっつき、小野瀬と肩を並べる羽目になって、穂積は小野瀬を肘で軽く小突いた。
穂積
「(小声)小春だから油断するな、って言ったろ」
小野瀬
「(小声)お前だって取られたくせに」
誰にも聞こえない声でぶつぶつ言い合いながらも、二人はどこか楽しそうに目を細めた。
紅花
『さあ、10人のパートナーもめでたく決まったところで、ダンスパーティーの開幕です!会場の皆様も、どうぞお好きな方を選んでください!』
紅花の明るい声が響くと、会場の列は一気に崩れた。
壇上の入賞者たちも解散となり、舞台である体育館のフロアへと降りてゆく。
紅花
『今、かかっているこのBGMが途切れたところから、ダンスミュージックが始まります。皆様、それまでに、パートナーをお選びになって……』
「空間さん」
紅花のアナウンスが響くなか、舞台の袖に隠れた場所で、空間は後ろから呼び止められた。
振り返れば、そこには、長い人指し指を唇にあてた、小野瀬がいる。
空間
「おのっ……」
小野瀬は、しー、と小声で空間を制し、幕の陰に連れていった。
小野瀬
「……また、きみに助けてもらったかな」
他の誰にも見られないよう、聞こえないよう。
顔を寄せて囁く小野瀬からの柑橘系の香りに、空間はもうくらくらしている。
空間
「た、助けたただなんて」
小野瀬
「空間さん、ひとつ教えて?」
空間
「え、はい?」
小野瀬
「きみ、ラストダンスの相手は決まっている?」
ラストどころか、ダンスなんか誰とも踊るつもりはございませんが。
が、
が、これは、
が、これは、もしかして。
小野瀬
「もし、誰とも約束していないなら、俺と踊ってくれないかな?」
キターーーーーーー!
小野瀬
「今度は俺が、きみを守るよ」
髪!
髪が!息が!
小野瀬先生の前髪が、吐息が!私の頬に触れています!
耳に届いているはずの小野瀬の言葉は、けれど、空間の脳までまだ達しない。
じゃあ、また後でね。約束。
そう言って、小野瀬が離れてゆく。
キャパシティを超えたフェロモンを浴びて、空間は薔薇色の世界の中で気を失った。
物陰で倒れた彼女が、龍鬼に揺り起こされて再び目を覚ますのは数分後、小野瀬と小春のダンスが終わった後のことだ……
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12/28(Sat) 11:12
ガーン( ̄▽ ̄;)
ジュン
MVPの賢史くんからの指名があると思っていたのに……なかったよ(;つД`)
まぁ、後でうまいことするか(〃∇〃)
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12/28(Sat) 12:04
ジュンさん、賢史くん、本当にすみませんm(__)m
小春
こんなんでどうでしょうかm(__)m
紅花
『さあ、10人のパートナーもめでたく決まったところで、ダンスパーティーの開幕です!会場の皆様も、どうぞお好きな方を選んでください!』
紅花の明るい声が響くと、会場の列は一気に崩れた。
壇上の入賞者たちも解散となり、舞台である体育館のフロアへと降りてゆく。
紅花
『今、かかっているこのBGMが途切れたところから、ダンスミュージックが始まります。皆様、それまでに、パートナーをお選びになって……』
藤守
「待てーーーーい!」
紅花
『はい?』
藤守
「『はい?』やあらへん!M、V、Pの、俺が!俺の指名が残ってるやろ!」
紅花
『あ』
藤守
「お前、マジで、俺のMVPをついでに発表したんかい!」
何だ何だ、と会場がざわめく。
小笠原
「会長はどうせ藤守さんを指名するんでしょ」
紅花の隣から、小笠原がしれっとした顔で言う。
藤守
「……そうやけど!あるでしょう、こう、雰囲気というか順序というか!」
小笠原
「じゃあ、今からみんな整列し直してもらって、会長が、隣に立ってる藤守さんを指名するとこからやり直す?」
藤守
「あからさまに『面倒臭い』って顔すんなや!」
噛みつく藤守と、噛み合わない小笠原。
藤守
「そら、そやけど!みんなにはもうバレバレかもしれへんけど!けど、ジュンにしたら……」
ジュン
「け、賢史くん、私なら、もう、いいから」
傍らから、ジュンに制服の袖を引かれて、藤守がようやく視線を下げる。
藤守
「ジュン……」
ジュン
「恥ずかしいから。それより、もう、踊ろう?」
ジュンのいじらしさに、藤守の怒りもたちまちしぼんでゆく。
藤守
「……お前が、ええなら……」
藤守は、つかみかけていた小笠原の制服の襟首を離すと、ジュンに向き直った。
藤守
「……ジュン。俺、お前の為にMVP獲ったんやで。俺と、踊ってくれるか?」
ジュンが、頬を染めて頷く。
ジュン
「うん」
騒然とする体育館の中で、他の誰も聞いていなくて。
そう思っていた藤守とジュンの周りで、けれど、生徒会のいつものメンバーたちは聞いていた。
そして、照れまくる二人を囲んで、拍手を送るのだった。
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12/28(Sat) 12:12
ナイスです!
ジュン
小春さん、グーです(^o^)=b
ジュンも賢史くんに誘って貰えて幸せ者です(*≧∀≦*)
ピュアな感じが賢史くんらしいですよね。
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12/28(Sat) 13:10
良かったです。
小春
☆後夜祭~ダンスパーティー、小笠原~☆
小笠原
「……やれやれ」
藤守とジュン、それにパートナーの決まったメンバーたちがステージ上から去っていったところで、小笠原が溜め息をついた。
紅花
「小笠原先輩、すみません。私のミスをフォローして頂いて」
マイクのスイッチをOFFにして、紅花が頭を下げる。
小笠原
「きみのせいじゃないし。フォローなんかしてないし」
小笠原は至ってクールだ。
小笠原
「……それより、きみも踊りに行っていいよ。音楽はもうPCに全部セッティングしてあるから」
紅花
「私、ハンディタイプのカメラで、会場のカップルに突撃インタビューしてみようかな、なんて考えてるんですけど……」
小笠原
「……広報の鑑だね」
小笠原はちょっとだけ笑って、自分の作業に戻った。
小笠原先輩って、笑うとやっぱり可愛いな。
紅花は、小笠原の横顔を見つめた。
紅花
「小笠原先輩こそ、踊らないんですか?」
小笠原
「俺はパーティーをスタートさせたら、終了まで、体育館の放送室にでも避難する」
紅花
「一曲ぐらいなら、どうですか?」
小笠原は眉をひそめた。
小笠原
「……誰と?」
紅花
「私と!」
紅花は笑顔で、自分を指差した。
紅花ちゃんは押せ押せ(笑)
12/28(Sat) 14:12
わぁい(笑)
くちびる
皆様ありがとうございます(笑)
なかなか書き込み出来ないのに(ToT)(泣)
紅花を登場させて頂いて....感謝しますm(__)m
さぁて紅花は小笠原先輩と踊りますよ♪
押せ押せ(笑)ですね♪
今日が年末最後の休みです(ToT)(泣)
皆様もお忙しいでしょうが、乗り越えましょうね♪
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12/28(Sat) 14:15
わーい*\(^o^)/*
とも
みんなパートナー決まってよかったね!
紅花ちゃんが積極的でカワイイ♪
ダンスの途中にハプニングはあるのか?←
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12/28(Sat) 17:15
くそう。
清香
小笠原×紅花を仕上げてコピペしようとしたら小春さんに先を越されてた_(:3」∠)_
でも、押せ押せなのは同じだというw
勿体無いからちょっと改変して繋げていいかな?→答えは聞いてない!@リュウタロス
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12/28(Sat) 17:25
うへへ。
清香
☆後夜祭・ダンスパーティー始まるよ☆
舞台袖に行っていた明智と小野瀬が戻り、壇上から降りたのを見計らうかのように体育館内に軽やかなリズムが流れる。
紅花
「では、皆さん!桜祭の最後を思う存分にお楽しみ下さい!」
そのアナウンスを最後に紅花もマイクを置いた。
ハンディカムのビデオカメラを壇上の端に置くと傍らにいた小笠原の手を取り、壇上から降りて行く。
小笠原
「ちょ、ちょっと!何するのさっ!」
紅花
「…何って、踊るんですよ。ほら、始まっちゃいますから早く、小笠原先輩。」
しれっと言ってのけた紅花に小笠原は真っ赤な顔でなおも抵抗をする。
小笠原
「な、何言ってんのさ!本当に俺と踊るの?君、バカじゃないの?ねぇ、バカじゃないの?」
紅花
「いいじゃないですか、ね?それとも、私のこと嫌いですか?」
少し悲しげに首を傾げる紅花に『嫌い』だなんて言えるわけがない。
あちらこちらと走り回りながらレポートをしたりアナウンスをしたり、頑張っている姿は好感すら与えていたからだ。
でも、彼女なら自分と同じように好感を持った人からの誘いがあるだろうに。
なぜ自分なんかをダンスの相手に選んでるのか、選考の基準すら分からない。
でも、唯一ハッキリしてるのは。
小笠原
「そ、そんな…嫌いだなんて無いけど…。」
自分は決して彼女を嫌っていないという事実だ。
紅花
「じゃあ、私と踊ってくれませんか?まーく…明智先生も小春ちゃんも取られちゃったし。」
少し寂しそうに、でも笑顔を崩さないで呟いた紅花の言葉が小笠原の胸に突き刺さる。
仲良くしていた友人が幸せになるのは嬉しいことだ。
でも、どこか自分だけ取り残されてしまう物悲しさが付き纏うのも本当で。
紅花
「…やっぱりダメ…ですか?」
そう言った紅花の隣を如月が通り過ぎていく。
いつもなら『小笠原さんも踊るんですかー?』などと、からかい半分で声をかけてくるはずなのに。
小笠原
「……。」
如月の視線の先には笑顔を見せるともがいた。
同じように藤守や小野瀬、穂積に明智もパートナーに選んだ女性と笑顔を浮かべながら手を繋いでいる。
何となくそれを見ていると、頑なに拒否をするのが幼稚な気がして仕方ない。
小笠原
「……一曲だけだからね?」
膨れた頬を隠すほど大人になりきれてはいないけれど、紅花の手を引いて人々の話の中に入る小笠原の足は力強い。
手を引かれた紅花は、小笠原から見えない位置で嬉しいそうに笑っていたのだった。
→
はぁ、スッキリ。
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12/28(Sat) 17:34
答えを聞かないうちに(笑)
小春
おお、一気に小笠原&紅花に爽やかな青春の風が。
清香さん、膨らませて下さって有難うございます♪
12/28(Sat) 19:32
イヤン(^_^ゞ
くちびる
紅花&小笠原(笑)青春ですね♪
見事カップル成立だぁ\(^o^)/
皆様ご協力ありがとうございます(笑)
これで安心してリアルも乗りきれそうです!
あっ、勿論紅花もラストまで頑張りますよ♪
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12/29(Sun) 14:13
壁|・д・) こんにちは
エミ
ごぶさたしております。
年末ですね。
買い出しやら何やら、おおかた終わったところで風邪引いてダウン中。
(-ω-;)ハァ…
アニがおもしろすぎて笑った拍子に、それはそれは見事な鼻ちょうちんが出来ました(爆)
お見せできなくて残念!
そんな報告はいらないからリレー参加しろ!と言われそうですが、これにて御免!
壁|ω・)ノシ
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12/29(Sun) 20:12
親離れ、子離れ
とも
☆後夜祭・ダンスパーティー☆
紅花のアナウンスを合図にダンスパーティーがスタートした。
如月
「ともちゃん、いこ!」
とも
「はい!」
ともの手をとり、舞台から降りると、向かいあって踊り始めた。音楽に乗って体を動かしているが、思わず足を踏みそうになる。
如月
「…オレ、実はダンス初めてなんだよね…。下手でゴメンね?」
とも
「私もなんで、気にせんといてください。こういうのは雰囲気を楽しまないと、ね?」
頬が少し赤いともは、如月に顔が見えないように肩に頭を乗せた。
如月
(わわっ、ともちゃんカワイイっ!このままぎゅうってしたくなっちゃうじゃん!…ハッ、ダメダメ、ここはまだ学校だった!)
ロバート
『コウヘイとともはいい感じね、ダディ?』
ポール
『ダディはやっぱり父親として気になる?』
3人で踊りながら、視線はずっとともの方を向いているとも父にNYベアーズが話しかけた。
とも父
『…まぁ、気にならんわけないわなぁ』
ロバート
『もう、ダディったらいじらしいわ♪』
ポール
『そんなダディも好きだけど♪』
とも父
『…ほっとけ』
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12/29(Sun) 22:59
アニとジュン
ジュン
清香さんのお話からこんなの書いてみましたm(__)m
アニ
「……本当にいいのか?」
ジュン
「うん。よろしくね。」
ジュンは一曲目はアニと踊ることにしたのだ。
当のアニは穂積たちの心配り(?)により、なんとか平静を取り戻しているように見える。
アニ
「じゃあ、お、踊るか……」
ぎこちない動きでジュンの手を取り、腰に手を回す。しかし、そのまま固まってしまい動かない。先程の妄想を思い出してしまい顔と下半身に血が集中してしまう。
アニ
「…………」
ジュン
「慶史兄さん?どうしたの?」
固まって動かないアニをジュンが心配そうに下から覗きこむ。
何度も言うようだがジュンはロリ巨乳である!
覗き混んだ拍子にほんの少しジュンの胸がアニの体に触れた。
アニ
「………………」
ジュン
「慶史兄さん!大丈夫?ティッシュ、ティッシュ!」
結局、アニはジュンと踊ることなく保健室に直行することとなった。
アニ
「む、無念……」
といって倒れたとか倒れないとか……
藤守
「兄貴のやつ、大丈夫か?」
ジュン
「そんなに照明暑いかな?」
こんなんになってしまいましたm(__)m
[削除]
12/30(Mon) 04:40
おはようございますm(__)m
小春
お忙しいなか皆様ありがとうございます。
うんうん、紅花ちゃんも幸せになってくれて嬉しいわ。
理事長お久し振りですみません。
理事長も書きたいんですが、神出鬼没でキャラを動かしきれずにいるうちに後夜祭まで来てしまいました。
ひとまずは風邪お大事に……
ともちゃんととも父も大活躍でしたからね、後夜祭楽しんでくれたら嬉しいです。
そしてああ藤守アニ。
幸せなんだか不幸なんだか。
合掌。
12/31(Tue) 06:47
おはようございます。
小春
《Tokyo☆アブナイ☆Week》はどうにか完結まで漕ぎ着けましたが、どうやらリレーは年越しですね。
連日書き込みしてくださる皆様も読者の皆様もありがとうございます。
お正月休みにでものんびり読み返して、引き続きお楽しみいただければ幸いです。
年末年始、どうぞお身体大切に。
[削除]
01/02(Thu) 23:23
明けました(*^^*)
とも
小春さん、こちらのサイトに遊びにいらっしゃるお嬢様方、あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします*\(^o^)/*
年末年始はいろいろと忙しくしてますが、思いついたので、少しだけお話を進めちゃいますよ~(^-^) ←リレーを始めからずっと読み返してた人
☆後夜祭・ダンスパーティー☆
~穂積・翼~
穂積
「…じゃあ櫻井、ワタシたちも行きましょうか?」
翼
「はい、よろしくお願いします」
ステージからそれぞれが降りて行くのを待って、穂積が翼の手をとり歩き出した。
一曲目が始まると、誰もがパートナーと踊るのに夢中で、二人に注目する人はいなかった。
恥ずかしそうに俯く翼をそっと抱き寄せ、穂積がゆっくりと踊り始めたが、翼は緊張のあまり上手くステップができず、穂積の足を踏んでしまった。
翼
「あっ、すみません!」
穂積
「大丈夫だ。練習の時を思い出して。…そうだ、いいぞ」
オカマ言葉を忘れている穂積に驚いた翼だったが、言われた通り練習の時を思い出して踊るうちに、あっと言う間に一曲目が終わってしまった。
翼
「穂積先生、ありがとうございました」
翼
(穂積先生…。これから踊らなくちゃいけない人がまだいるんだもんね…)
名残り惜しそうな顔をしていたのだろうか、離れる間際、穂積は翼に微笑んで言った。
穂積
「こちらこそ、いきなりパートナーに指名して悪かったわね。まだまだパーティーはこれからよ、思いっきり楽しんできなさい。…最後はもう一度、ワタシのところに戻ってきて一緒に踊ってね?」
翼
「…え?」
周りが騒いでいたため、最後の言葉が聞き取れずにもう一度尋ねようとした翼だったが、スッと離れて行った穂積の後ろ姿には聞くことはできなかったのだった。
01/02(Thu) 23:29
ともさんありがとうございますm(__)m
小春
翼ちゃん!
「最後はワタシと」って穂積先生が言うの2回目!
フラグなんだから!
アナタもともさんを見習って読み返して来て下さい!
……はっ。失礼しました。
掲示板からお越しの皆様にも新春のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
01/03(Fri) 16:24
おめでとうございますm(__)m
ジュン
皆さま、あけましておめでとうございますm(__)m
今年も何卒よろしくよろしく!おねがいいたしますm(__)m
お正月の間、リレーがなくて凄く寂しかったです(涙)
また皆さんのお話が読めると思うと楽しみですo(^o^)o←読者モード