『穂積←→小野瀬』
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06/21(Fri) 03:58
いつも遊んですみません。
清香
アニ
「おいっ、お前ら、何でいつも俺を忘れるんだ!!!」
『バァーーンッ!!』っと大きな音を立てて捜査室のドアを開け放ったのは藤守慶史(アニ)だった。
そのタイミングの悪さ、空気の読め無さに思わず。
桜夜
「…チッ。」
せつな
「……コラ、いい所だったのに(怒)」
清香
「すいません、もうワンテイクお願いします。」←
非難の声が上がる。
アニ
「…えっ、と。」
冷たい視線に晒され、さすがのアニも気まずそうな表情を浮かべた。
藤守
「アニキ…、ホンマにもう…。」
唯一の弟も、フォローのしようがない。
穂積
「…っ、出来た!」
小野瀬
「あーぁ、縄抜けされちゃった。せっかくのチャンスだったのに。」←
皆の視線がアニに向かった瞬間を逃さず、デスクの上のハサミでどうにか縄を切った穂積は、急いで明智の血の海を掃除する翼の元へと走った。
穂積
「櫻井、逃げるぞ!」
翼
「えっ、でもまだ血痕が…。」
穂積
「そんなの小日向にやらせておけ。アイツなら喜ぶから。」←
確かにそこには真っ白な顔で横たわる明智に「もー、明智さんたら。」と文句を言いながらも、嬉しそうに掃除をする小春がいた。
穂積
「今日は分が悪すぎる。とっとと逃げよう。」
今まで様々な凶悪犯と対峙してきた穂積も、自由気ままな二次作家達には敵わないと踏んだのだろう。
敵に後ろを見せるのは信条に反する所もあるのだが、まずは翼を守る事が先決だ。
翼
「でも、この恰好のままじゃ…。」
どこぞの香港映画のヒロインのようないでたちに、穂積も一瞬躊躇する。
しかし。
穂積
「…よく似合ってるから、大丈夫だ。」
掠めるように撫でられた翼の頬が、一気に紅く染まる。
翼
「…室長。」
穂積
「行くぞ!ちゃんと掴まっておけよ!」
骨折していない右側の腕で抱き上げ、肩に担ぐと一直線に向かうは大きく開かれた捜査室のドアだ。
アニ
「お、おい、穂積!これじゃあ、また俺の出番がないじゃないか!」
まるで行く手を阻むよう、アニがドアの前に立ちふさがろうとする。
穂積
「アニ、邪魔だ!どけ!」
アニ
「断るッ!!!」
穂積
「クソッ!」
正に『前門の虎、後門の狼』だ。
追い詰められた穂積が撮った作戦は。
穂積
「翼、許せっ!」
翼
「えっ?」
何の事か分からないままでいると、スゥっと下半身に涼しげな風を感じた。
穂積の肩の上で身を起してみると。
翼
「…なっ!」
ぺろりんっとドレスの裾が捲くられ、脚が大胆にも露わになり、丸みを帯びた可愛らしいお尻がチラリとだけ見えた。
アニ
「………っ、…クッ!!!!」
両手を広げ、進路を塞いでいたアニが、息を詰めながら膝から崩れ落ちた。
その横を穂積が走り去っていく。
とも
「あーあ、行っちゃった。」
くちびる
「残念。」
エミ
「もったいない。」
桜夜
「……アニ。」
せつな
「………お仕置きが必要?」
ピクリとも動かないアニを、皆で見下ろす。
しかしアニはツンっと突いても、微動だにしなかった。
清香
「…完全に逝ったな。」
小野瀬
「明智君以上かな。」
鼻栓を詰めながら小春の膝枕で眠る明智と、いまだ微動だにしないアニを見下ろしながら、反省会は幕を閉じたのだった…。」
~END~
いつも遊んですみません。
清香
アニ
「おいっ、お前ら、何でいつも俺を忘れるんだ!!!」
『バァーーンッ!!』っと大きな音を立てて捜査室のドアを開け放ったのは藤守慶史(アニ)だった。
そのタイミングの悪さ、空気の読め無さに思わず。
桜夜
「…チッ。」
せつな
「……コラ、いい所だったのに(怒)」
清香
「すいません、もうワンテイクお願いします。」←
非難の声が上がる。
アニ
「…えっ、と。」
冷たい視線に晒され、さすがのアニも気まずそうな表情を浮かべた。
藤守
「アニキ…、ホンマにもう…。」
唯一の弟も、フォローのしようがない。
穂積
「…っ、出来た!」
小野瀬
「あーぁ、縄抜けされちゃった。せっかくのチャンスだったのに。」←
皆の視線がアニに向かった瞬間を逃さず、デスクの上のハサミでどうにか縄を切った穂積は、急いで明智の血の海を掃除する翼の元へと走った。
穂積
「櫻井、逃げるぞ!」
翼
「えっ、でもまだ血痕が…。」
穂積
「そんなの小日向にやらせておけ。アイツなら喜ぶから。」←
確かにそこには真っ白な顔で横たわる明智に「もー、明智さんたら。」と文句を言いながらも、嬉しそうに掃除をする小春がいた。
穂積
「今日は分が悪すぎる。とっとと逃げよう。」
今まで様々な凶悪犯と対峙してきた穂積も、自由気ままな二次作家達には敵わないと踏んだのだろう。
敵に後ろを見せるのは信条に反する所もあるのだが、まずは翼を守る事が先決だ。
翼
「でも、この恰好のままじゃ…。」
どこぞの香港映画のヒロインのようないでたちに、穂積も一瞬躊躇する。
しかし。
穂積
「…よく似合ってるから、大丈夫だ。」
掠めるように撫でられた翼の頬が、一気に紅く染まる。
翼
「…室長。」
穂積
「行くぞ!ちゃんと掴まっておけよ!」
骨折していない右側の腕で抱き上げ、肩に担ぐと一直線に向かうは大きく開かれた捜査室のドアだ。
アニ
「お、おい、穂積!これじゃあ、また俺の出番がないじゃないか!」
まるで行く手を阻むよう、アニがドアの前に立ちふさがろうとする。
穂積
「アニ、邪魔だ!どけ!」
アニ
「断るッ!!!」
穂積
「クソッ!」
正に『前門の虎、後門の狼』だ。
追い詰められた穂積が撮った作戦は。
穂積
「翼、許せっ!」
翼
「えっ?」
何の事か分からないままでいると、スゥっと下半身に涼しげな風を感じた。
穂積の肩の上で身を起してみると。
翼
「…なっ!」
ぺろりんっとドレスの裾が捲くられ、脚が大胆にも露わになり、丸みを帯びた可愛らしいお尻がチラリとだけ見えた。
アニ
「………っ、…クッ!!!!」
両手を広げ、進路を塞いでいたアニが、息を詰めながら膝から崩れ落ちた。
その横を穂積が走り去っていく。
とも
「あーあ、行っちゃった。」
くちびる
「残念。」
エミ
「もったいない。」
桜夜
「……アニ。」
せつな
「………お仕置きが必要?」
ピクリとも動かないアニを、皆で見下ろす。
しかしアニはツンっと突いても、微動だにしなかった。
清香
「…完全に逝ったな。」
小野瀬
「明智君以上かな。」
鼻栓を詰めながら小春の膝枕で眠る明智と、いまだ微動だにしないアニを見下ろしながら、反省会は幕を閉じたのだった…。」
~END~