バッドエンドから始まる物語~穂積編~
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
~翼vision~
翼
「……このままじゃ、駄目ですか?」
穂積
「このまま?」
穂積さんは、僅かに眉をひそめた。
私は頷いた。
翼
「穂積さんとお話をするのは楽しいし、もう少し、お付き合いを続けてみたいです……」
私が言い終えると、穂積さんは頷き、それから、深々と溜め息をついた。
穂積
「……そうか……」
穂積さんは前傾になり、テーブルの上で腕組みをした。
穂積
「そういう事なら、もう、終わりにしようか」
私はビックリした。
翼
「えっ?」
穂積さんは腕組みを解き、伏し目がちに頭を下げた。
穂積
「未練がましく誘ったりして、悪かった」
言葉が出てこない。
穂積
「お前が断れないのをいい事に、卑怯だったな」
会計のレシートを手に、穂積さんが立ち上がる。
穂積
「二度と誘わない」
立ち上がった穂積さんは、もう一度、丁寧に頭を下げた。
穂積
「許してくれ」
背を向けた穂積さんが遠ざかる。
行ってしまう。
☆選択です。
待って!……8へ
どうして?……9へ
直前の分岐へ戻る → 2