フトシの恋 *ともぴ様からの頂き物
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~7日目~
この日の夕方。目黒警察署に秋山芙寿が出頭してきた。
警視庁に秋山芙寿の身柄が移送されてきた。
やっと太田が保釈された。
太田は釈放されて、すぐ捜査室に訪れたのだった。
フトシ「御大ぃ…。捜査室の、みなさん~。
この度は、いろいろご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました。このご恩は、一生忘れません…」
太田は号泣しながら頭を下げて、お礼を言った。
小野瀬「オレからも、お礼を言うよ。みんな、どうもありがとう」
オレは頭を下げた。
藤守「良かったなぁ。フトシぃ」
藤守くんは、太田の背中をバンバン叩きながら泣いていた。
気持ちが少し落ち着いてきた太田は、
フトシ「ミカさんは…」
翼「まだ、意識が戻らないの」
翼も泣きながら知らせる。
フトシ「そうですか…。櫻井さん。もぉ泣かないで下さい」
オレは、太田に河合さんの存在を教える。
フトシ「彼氏…居たんですねぇ。
ミカさん。教えてくれたら良かったのに…」
太田は苦笑しながら、言った。
藤守「フトシ。泣いてしまえッ!涙で流してしまえッ!」
藤守くんの…その言葉を聞いた瞬間。
太田の目から、ぶわっっと涙が溢れてきた。
フトシ「初めて好きになった人だったんですぅ」
小野瀬「でも、彼女も太田に好意は持っていたと思うよ。
河合さんのように愛する気持ちでは無かったかもしれないけど。
そうでなければ、いつも蕃爽麗茶をサービスしてくれない…だろ?」
太田は、オレの話を聞きながら…声を殺して泣いていた。
穂積「フトシぃ、呑みに行くかぁ~ッ!
今夜は、みんなで話、聞いてやるから…」
フトシ「穂積さぁ~~~ん。
今まで悪魔なんて思っててゴメンなさぁ~~い」
オレと穂積の心の会話
小野瀬「(オイオイオイぃ~ッ!
また、オレに酔っぱらったお前の面倒を見させる気かよ)」
穂積「(いいんじゃない?
お前の頼みを聞いてやったんだし、ゴチ位…)」
小野瀬「(お前だけならいいけど…全員はムリ。
挙式間近のオレは、金ナイよ)」
穂積「(分ぁかったよッ!
んじゃあ。お前らの新居に呼べ)」
小野瀬「(えぇぇぇぇぇぇぇ~~~ッ!
ヤダヤダヤダ。絶対にヤダッ!)」
穂積「(お前が何と言ったって、オレは櫻井の上司。
アイツに言えば、呼んでくれるわッ(`△´)Ψ絶対にね)」
小野瀬「(お前、相変わらず…やり方がキタないねぇ。
桜田門の悪魔(`△´)Ψめッ!)」
穂積「さぁさ。今夜は楽しい飲み会よぉ~~~~ッ。
あんた達、サッサと用意しなさいッ!」
オレと翼の結婚式まで、あと3日。