夏のイベント大作戦
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~翼vision~
9月。
出勤した私は、廊下の壁に張り出された、警視庁管内のイベントスケジュールを眺めていた。
毎年この時期には、都内の各警察署で、様々なイベントが行われる。
去年、交通課にいた時には、小学校の児童の交通安全教室に派遣された。
最近の子供は生意気だとか言われているけど、私が担当したのは低学年で、みんな素直で可愛かった。
一緒に行ってくれたのがベテランの先輩だった事もあり、子供たちも保護者も喜んでくれた、有意義な教室だったと思う。
ああいうイベントなら、また出張してみたいな。
穂積
「はーい、集合!ミーティング始めるわよ」
捜査室の全員が出勤したのを見計らったように現れた室長が、パンパンと手を叩いた。
みんな足早に、ミーティングテーブルの周りへと集まる。
穂積
「管内の各警察署から、イベントへの応援要請が来たわ。捜査室からは、それぞれ二名ずつの派遣になるわね」
すると、それを聞いたみんなが、口々に何か言い始めた。
藤守
「俺、バイクがええなあ」
如月
「俺は遺失物かな。翼ちゃん、一緒に行こうよ」
明智
「櫻井は交通安全がいいんだろ?」
小笠原
「行きたくない……」
翼
「……えっ?えっ?」
様々な反応にうろたえていると、室長が苦笑した。
穂積
「明智が交通安全で良ければ、それで決めちゃおうかしら」
明智
「俺は何でも構いません」
穂積
「そう?ありがとう助かるわ」
室長は頷くと、にっこり笑って私を見た。
穂積
「櫻井、誰と組みたい?」
《分岐です》
小笠原さんと街宣……2ページ
如月さんと赤坂署……3ページ
明智さんと池上署……4ページ
藤守さんと渋谷署……5ページ
小野瀬さんと原宿署…6ページ
穂積室長と大井署……7ページ