7. 貴方の懐で愛を囁く理由
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「あの、ドラコ?良かったら私がいいって言うまで間、目を閉じていてくれない……?」
ドラコはどうしたのだろうと思ったが、言われるがまま素直に瞼 を完全に下ろした。その無防備な姿を目の当たりにしたフォーラは胸の動悸をグッと強めた。そして彼の首に回した自身の手同士をぎゅっと握り、ゆっくりと彼の唇を迎えにいったのだった。
そうしてフォーラが自身の唇の隙間から舌先を僅かに出し、そのまま思い切ってドラコの柔らかい部分にちょんと触れると、彼女の腰に回っているドラコの腕がピクリと動いた。フォーラは気恥ずかしさから来る抵抗感に抗いながらも、何とか再び同じように触れた。その際、彼女は自身の舌が緊張で随分強張っていることに気付き、今度は幾らか力を抜いて舌先をもう少し広く使いつつ、ふにふにと押すようにした。そうしてそのまま恐る恐る唇も一緒に触れ合わせてみると、これまで何度か行ってきた唇同士だけのキスよりも密着感や質感が増す気がした。
(何だか、伝わってくる柔らかさが増した気がして……気持ちいいかもしれない……)
するとその時、突如としてドラコの片手がフォーラの肩甲骨 の方まで上がり、ぐっと抑え込むように力が入った。それとほぼ同じタイミングでフォーラの舌先に生暖かく湿ったものが触れてきたものだから、彼女は驚いて上体を後ろに幾らか倒そうとした。
「んっ」
しかし先に背中を抑え込まれて逃げることを阻止されたフォーラは、ドラコと唇や舌を合わせたまま動けずにいた。先程ドラコの上下の唇の隙間から現れた舌先は、彼女の舌先に向かって慎重に押すように柔らかく触れていた。幾らそれがまだ控え目な触れ合いだとはいえ、二人ともこれまでのキスとは異なる粘膜同士の接触に、戸惑いや好奇心、そしてこの未知の気持ちよさを共有したいといった想いが沸々とせり上がっていった。
すると不意にドラコが薄く瞳を開けた。それに気付いたフォーラは『いいと言うまで閉じていてと言ったのに!』と心の中で抗議の声を上げ、羞恥心が掻き立てられる思いだった。きっと今の自分は情けない顔をしている筈で、しかもこんなにも恥ずかしい行為を自ら行っている姿を見られるのは避けたかったのだ。しかしそんな感情もドラコの瞳に宿る艶めかしい熱に浮かされてしまえば、すぐに溶けてなくなってしまった。
二人は初めてするこの手のキスに、何が正解か分からないまま、唇を合わせた状態で舌先同士を触れては離してを何度か繰り返した。その度にチラチラと互いの視線がかち合っては身体が火照り、秋の柔らかい夜風がその熱をさらった。
そうしてようやく次第に羞恥心や緊張がほぐれてきた時、ドラコが欲に任せて自身の舌をフォーラの口内に滑り込ませ、もう少し深く彼女のものを舐めとったではないか。その想像以上にゾクゾクする感覚は、刺激を与えられた彼女だけでなくドラコ自身ですらも身悶えしそうな程だった。
それを受けてフォーラがドラコの真似をするようにし返してみると、そこからは二人とも探り探りながらもゆっくりと味わうように、顔の角度を変えてはぬるぬるとした快楽の応酬を繰り返した。その度にお互いから制御できない吐息や粘膜の音が漏れ聞こえ、口内だけでなく耳からもクラクラするような刺激を享受した。
そこにいつもの唇をついばむような柔らかいキスが自然と追加されれば、今の二人はもう最初にしていたような口付けには戻れそうもなかった。その際、ドラコが唇を食むのと同じようにフォーラの舌先を軽く加えてみると、彼女の口からは吐息以外の甘い喘ぎが追加で発された。
「ふあっ、んん……んむ」
口元からの刺激がフォーラの背中や腰に甘く伝わって、ドラコの太ももの上で悶えるようにお尻が無意識にびくびく、ゆるゆると僅かに揺れた。その自然な反応をはしたなく思った彼女は、何とか抑え込むように自身の内ももをキュッと締め、ドラコの脚や腰を外側から軽く締め付けるようにして一層密着させた。
その一連の反応や仕草の全てがドラコの全身を通じてダイレクトに伝わっていて、彼は身体の内側から焼き焦がされるのではと思う程にありとあらゆるところをゾクゾクさせた。そして彼女の特別な姿を堪能しようと、彼はベンチの背もたれに預けていた自身の身体をグイと起こして彼女をきつく抱き留め直し、更に深く口付けた。そして喘ぎ喘ぎに思いの丈を伝えた。
「んん、フォーラ、はあ、ん……好きだ……ん……っ!」
「あっ、ふあ、んっ!……わ、わたしも、ん、ドラコがすきよ……とっても……!」
二人は自分が快楽を堪能するだけでなく、相手の気持ちよさそうな反応を引き出そうとしてはキスを繰り返した。そしてその度に自分の方もその刺激に溺れていった。それからもうどれだけの時間が経ったか分からなくなった頃、二人は相手の身体に腕を絡めたままようやく口元を離した。その際、互いの舌を繋ぐように唾液の細い糸が一本引き、音もなく垂れ落ちた。どちらも若干息が上がっていたし、相手を見つめたまま目が据わっており、城からの窓明かりだけで唇のてらてらとしたぬめりや、顔の火照りすらも視認できた。
「はあっ……ドラコ、もう、そろそろ……寮に戻らないと。きっと消灯が近いわ。」
「あ、ああ……確かにそうだな……」
ドラコが随分名残惜しそうにフォーラを見つめながら渋々頷いた。今日が終わって明日が来れば、『あの人』の使命のために多くの時間を割くことになる。フォーラはその背中を押して英気を養わせるためにこうして甘やかしてくれたというのに、彼としてはまだまだ一緒にここで過ごしていたいと思ってしまうのが正直なところだった。
ドラコはどうしたのだろうと思ったが、言われるがまま素直に
そうしてフォーラが自身の唇の隙間から舌先を僅かに出し、そのまま思い切ってドラコの柔らかい部分にちょんと触れると、彼女の腰に回っているドラコの腕がピクリと動いた。フォーラは気恥ずかしさから来る抵抗感に抗いながらも、何とか再び同じように触れた。その際、彼女は自身の舌が緊張で随分強張っていることに気付き、今度は幾らか力を抜いて舌先をもう少し広く使いつつ、ふにふにと押すようにした。そうしてそのまま恐る恐る唇も一緒に触れ合わせてみると、これまで何度か行ってきた唇同士だけのキスよりも密着感や質感が増す気がした。
(何だか、伝わってくる柔らかさが増した気がして……気持ちいいかもしれない……)
するとその時、突如としてドラコの片手がフォーラの
「んっ」
しかし先に背中を抑え込まれて逃げることを阻止されたフォーラは、ドラコと唇や舌を合わせたまま動けずにいた。先程ドラコの上下の唇の隙間から現れた舌先は、彼女の舌先に向かって慎重に押すように柔らかく触れていた。幾らそれがまだ控え目な触れ合いだとはいえ、二人ともこれまでのキスとは異なる粘膜同士の接触に、戸惑いや好奇心、そしてこの未知の気持ちよさを共有したいといった想いが沸々とせり上がっていった。
すると不意にドラコが薄く瞳を開けた。それに気付いたフォーラは『いいと言うまで閉じていてと言ったのに!』と心の中で抗議の声を上げ、羞恥心が掻き立てられる思いだった。きっと今の自分は情けない顔をしている筈で、しかもこんなにも恥ずかしい行為を自ら行っている姿を見られるのは避けたかったのだ。しかしそんな感情もドラコの瞳に宿る艶めかしい熱に浮かされてしまえば、すぐに溶けてなくなってしまった。
二人は初めてするこの手のキスに、何が正解か分からないまま、唇を合わせた状態で舌先同士を触れては離してを何度か繰り返した。その度にチラチラと互いの視線がかち合っては身体が火照り、秋の柔らかい夜風がその熱をさらった。
そうしてようやく次第に羞恥心や緊張がほぐれてきた時、ドラコが欲に任せて自身の舌をフォーラの口内に滑り込ませ、もう少し深く彼女のものを舐めとったではないか。その想像以上にゾクゾクする感覚は、刺激を与えられた彼女だけでなくドラコ自身ですらも身悶えしそうな程だった。
それを受けてフォーラがドラコの真似をするようにし返してみると、そこからは二人とも探り探りながらもゆっくりと味わうように、顔の角度を変えてはぬるぬるとした快楽の応酬を繰り返した。その度にお互いから制御できない吐息や粘膜の音が漏れ聞こえ、口内だけでなく耳からもクラクラするような刺激を享受した。
そこにいつもの唇をついばむような柔らかいキスが自然と追加されれば、今の二人はもう最初にしていたような口付けには戻れそうもなかった。その際、ドラコが唇を食むのと同じようにフォーラの舌先を軽く加えてみると、彼女の口からは吐息以外の甘い喘ぎが追加で発された。
「ふあっ、んん……んむ」
口元からの刺激がフォーラの背中や腰に甘く伝わって、ドラコの太ももの上で悶えるようにお尻が無意識にびくびく、ゆるゆると僅かに揺れた。その自然な反応をはしたなく思った彼女は、何とか抑え込むように自身の内ももをキュッと締め、ドラコの脚や腰を外側から軽く締め付けるようにして一層密着させた。
その一連の反応や仕草の全てがドラコの全身を通じてダイレクトに伝わっていて、彼は身体の内側から焼き焦がされるのではと思う程にありとあらゆるところをゾクゾクさせた。そして彼女の特別な姿を堪能しようと、彼はベンチの背もたれに預けていた自身の身体をグイと起こして彼女をきつく抱き留め直し、更に深く口付けた。そして喘ぎ喘ぎに思いの丈を伝えた。
「んん、フォーラ、はあ、ん……好きだ……ん……っ!」
「あっ、ふあ、んっ!……わ、わたしも、ん、ドラコがすきよ……とっても……!」
二人は自分が快楽を堪能するだけでなく、相手の気持ちよさそうな反応を引き出そうとしてはキスを繰り返した。そしてその度に自分の方もその刺激に溺れていった。それからもうどれだけの時間が経ったか分からなくなった頃、二人は相手の身体に腕を絡めたままようやく口元を離した。その際、互いの舌を繋ぐように唾液の細い糸が一本引き、音もなく垂れ落ちた。どちらも若干息が上がっていたし、相手を見つめたまま目が据わっており、城からの窓明かりだけで唇のてらてらとしたぬめりや、顔の火照りすらも視認できた。
「はあっ……ドラコ、もう、そろそろ……寮に戻らないと。きっと消灯が近いわ。」
「あ、ああ……確かにそうだな……」
ドラコが随分名残惜しそうにフォーラを見つめながら渋々頷いた。今日が終わって明日が来れば、『あの人』の使命のために多くの時間を割くことになる。フォーラはその背中を押して英気を養わせるためにこうして甘やかしてくれたというのに、彼としてはまだまだ一緒にここで過ごしていたいと思ってしまうのが正直なところだった。